水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

本物のワルキューレ(戦乙女)

2009-06-29 00:07:10 | Weblog
冬月です。
先週、多摩川の河川敷で会社の同期とバーベキューをしまして、ワインを飲んで羊を焼いて気持ちよく川原の石を枕に日光浴したのは良いのですが、翌朝起きたら顔が日焼けで真っ赤になってしまっていました(汗。

副代表の赤木君にその話をしたら、川原やスキー場は紫外線が反射するから、日焼け止めクリームが必須なんだそうな。用意が悪かったなと反省しました。
何はともあれ楽しかったのでよしとします(笑。

さてこちらに掲載しているのは、お世話になっている相沢事件さんが下さったイラストです。
旧ドイツ軍装のすらっとした銀様も素敵ですね!
ニヒルな笑みにぞくぞくしてしまいます♪

そもそも、水銀燈にドイツ軍服を着せれば、『ワルキューレ』のトム・クルーズなんか目じゃないですからね(笑
相沢事件さん、いつもありがとうございます♪

それでは皆さん、蒸し暑い毎日ですが身体に気をつけて頑張りましょう!

秋葉原

2009-06-10 03:39:42 | Weblog
どうも、冬月です。
秋葉原で起きたあの辛い事件から、一年が経ちました。

何の因果か、身近に不幸があったので、今日はまずその話をしようと思います。

先週末に、私の勤め先でお世話になっていた上司の方が亡くなられました。
研修中から私達の代を可愛がって下さって、何度も飲みに連れていって下さって、仕事の事、人生の事、楽しい事、沢山教えて下さいました。私が働いていたお店にも何度かお客さんでいらして、今度ワインの事を教えてくれと頼まれたのですが、逆にこちらがお酒の事を勉強させて頂いてばかりでした。一緒に飲んでいて、あんなに楽しい方はいませんでした。

笑顔を絶やさない明るい方で面倒見が良く、社内では上からも下からも、また派を越えて皆から慕われていました。
社内で上手くいかない事も、その方のおかげで自然とおさまったといいます。

つい先々週も、飲みにご一緒させて頂いたばかりでした。
次の日に「また飲みましょう」とおっしゃって下さった言葉が、耳から離れません。

最後にお目にかかったのは、木曜日、会社の食堂で食欲が無いとおっしゃって食事を残しておられました。
あの時、おかしいと思ったのにどうして何もして差し上げなかったのだろう、本当に申し訳ないです。

その翌日の夜に、心臓発作で突然にお倒れになったのだそうです。

翌週ニュースが流れると、皆耳を疑いました。
先週まで、一緒にいて笑って元気そうにしておられた人が、まさか亡くなるはずが無いと。
私もショックで、しばらくは何も口がきけませんでした。

お通夜には本当に大勢の人が参列して、駅から会場まで列ができるほどでした。
故人を慕う人ばかりで。
飲み会をやる時は、いつもみんなが集まれる日を見つけるのが大変でした。
それがこれだけ集まったのに、一番いて欲しい人がいません。

みんな泣きました。
ある人は、亡くなる日の帰り際に会社のエレベーターホールで手を振って挨拶をしていたその方の姿が忘れられないと、何度も呟いておられました。

何より、残されたご家族が気の毒で・・・。
お子さんが何人かいらっしゃるのですが、一番上の子がまだ私の弟と同い年ぐらいです。

本当に奥様とお子さん想いの良いお父さんで、会社でもいつもお子さんの話を嬉しそうになさっていたんです。

ご本人も、どんなにか無念だった事でしょう。

まだお若くて、やり残した事が沢山あったはずなのに。


あまりにも唐突で、私は正直今もまだ、受け入れられないでいます。
亡くなったなんて嘘なんじゃないか、明日会社に行けばいつものように会えるんじゃないか、携帯を鳴らせばまた飲みに誘って下さるんじゃないかと思ってしまう。

勿論、死は等しく悲しいものです。
病気の人が時間をかけて弱って亡くなるのも辛いです、別の辛さがありますが、しかし突然亡くなると、心の準備もできていないから、とてもショックだしその死を受け入れ難い。


はっきりいって今、とても辛いです。
私より付き合いの長い先輩方はもっとお辛いでしょうし、ご家族はさらにお辛いでしょう。しかも、辛い日々がこれから続くのです。
誰かを恨めるわけでもない、自然死でも、これだけ受け入れ難いのです。

もしも。

理不尽な殺人の犠牲になって、近しい人が突然亡くなったとしたら。
残された遺族や友人の悔しさ、苦しみはどれほどのものか。

経験した事の無い私には、その痛みが想像もできないのです。

だから私は、敢えて話を戻しますと、秋葉原の事件を忘れるわけにはいかないと思っています。

何の咎も無い人達の、ひとつひとつの命にかけがえのない家族や友人や恋人の思いが絡みついていたであろうに、狂人のトラックとダガーナイフがそれらを無残に踏み躙った、あんな事は、もう絶対に繰り返させてはならないのです。



亡くなった私の上司は、飲み会で新入社員にいつもこうおっしゃっていました。


この会社は本当に楽しくて良い会社だよ
だからまずは楽しんでくれ、最初はそれだけで良い
一年経ったら、その楽しい会社のために、自分にどんな事ができるか見つけてくれ


その方は亡くなっても、教えは私達の心の中で生きています。
だから、前に進めます。

私の勤め先が楽しくなるかは、私次第なのですが(笑)、それはそれとして、秋葉原は楽しい街のはずですよね。
今もそのはずです。

死者に敬意を払うというのは、何も喪に服したりとか、歩行者天国を中止のままにしたりとか、そういう事ばかりではありません。
楽しい街にすればいいんです。前よりもっと。
私達は生きているのだから、亡くなった方々の分まで生きているのだから、それができるはずです。

サービス終了に伴うチャットルーム閉鎖について

2009-06-01 00:32:36 | Weblog
ご無沙汰しております、冬月です。

先日、後援会長のうにさんが、『スカイ・クロラ』のDVDをプレゼントして下さいました。
去年から観たい観たいと思っていたのですが、機会が無かったもので、とても嬉しかったです。
素晴らしい作品でした。この場をお借りして心から御礼申し上げます。

早いもので、もう紫陽花が咲く季節になりました。
先日、雨の日に外回りで上司の方と歩いていたら、濡れている紫陽花を見て、その方がしみじみとそうおっしゃっていて、私も毎年同じ感慨を抱くので共感しました。
春の桜が、年度始めの高揚感の象徴であるならば、紫陽花はいつの間にか時間が経ち、これから長い夏が訪れる事を告げる花に思える。
気付かないうちに季節は巡り、時間は経ってしまっている。
その流れの中で自分だけが変わらずに取り残されているのではないか、そんな焦燥を感じずにはいられないのは、私がまだまだ未熟な人間だからでしょう。



今日は、私どもにとって一つ残念なニュースがあります。
水銀党本部に付属するCGIBOYチャットルーム『Old Imperial Bar』を、このたび提供元のサービス終了に伴い、6月30日に閉鎖する事となりました。
(サービス終了のお知らせhttp://www.cgiboy.com/Info/cgiboy200903_pc.html)


いつかはサービス終了があるだろうと覚悟していたので仕方ない事だとは思いつつも、個人的にはとても寂しいです。

CGIBOYチャットは、私がインターネット上で活動を始めた2004年に最初にお世話になったところで、以来友人知人との交流の場として、長い間利用させて頂いておりました。
最盛期には私だけでなく周りの友人もみんな自分のチャットとしてこれを持っていて、他愛の無い世間話、冗談やそれこそしりとりまでやったかな(笑)、そんな事もあるかと思えば、熱い議論をしたり、感情をぶつけるような事もありました。

本当に、学生時代というか青春の、甘酸っぱい思い出が詰まった特別な場所です。

最近ではチャットも世代交代が進んで、アイコンが付けられたり画像などをアップできるものが主流になって、最低限の会話する機能しかないこのタイプはすっかり時代遅れになってしまい、利用する人も減ってしまっておりました。
若い人は新しいチャットの方が何かと便利で喜ばれるので、こちらをどうぞとは中々おすすめできなかったのですが、本当はもっと使いたかった。出来る事なら残して欲しかった。

実は、入社する前の日に幼稚園の卒園記念のオルゴールが寿命で壊れるという悲惨な出来事があったのですが、正直このチャットが無くなる方がこたえます。

チャットやブログなど、サービス終了は日常茶飯事(有料サービスでさえも)です。このブログも、ひょっとしたら水銀党本部のHPさえ遠くない将来に突然消えるかもしれません。
だから、こんな事で悲しんでナイーヴだといわれそうですが。

変われない自分と、変わっていく世界。失われていくもの。
細かい事は積み重なって、少しでも弱気になるとすぐに何もかもが嫌になってしまいそうですが、私達は前に進まないといけない。やるべき事は沢山あります。

さしあたって、新しいチャットルームを探さないといけません。
どなたか、落ち着いた雰囲気のチャットをご存知でしたら教えて下さい(笑)。

ではまた。