水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

人気投票結果が出ました★

2006-04-29 03:06:28 | Weblog

こんにちは、水銀党です。
いつも水銀党の小説を応援して下さってありがとうございます♪
今日は皆さんにちょっとスペシャルなお知らせが。

このたび、『異邦人達の終着駅』で行なわれたキャラクター人気投票で、私が現在同サイトで連載中のSF軍事サスペンス『ELDER SISTER』の登場人物、藤沢詩織が、女性部門で何と2位に入賞しました!

その他同小説の登場人物では、黒田二佐が男性部門で4位だったのを始め、天崎春実と根本総監もそれぞれ票を頂いております。

現在、入賞を記念して神鏡学斗が描いてくれた藤沢詩織の絵が、サイトエントランスの特設展示場に公開されておりますので、是非ご覧下さい。
私の思い描いていた詩織そのものの本当に素敵な絵で、感激して思わず泣いてしまったほどの傑作です。1位と3位の絵もそれぞれ素晴らしい出来映えですよ♪

正直ここまで私の小説に皆さんからご期待を頂いているとは思っていなかったので、びっくりしてしまいました。
嬉しい反面、皆さんの大きなご期待を前に、改めて背筋を正さねばという思いがします。

作者として、これ以上光栄なことはありません。
投票して下さった方、本当にありがとうございました。

皆さんからのこの素晴らしい激励を原動力に、一層努力して参りたいと思いますので、今後も何卒よろしくお願いします。

 

さて、今日は天気が良いので入賞のお祝いに水銀党本部のメンバーと新宿御苑でピクニックをしようと、ここ千駄ヶ谷までやって参りました♪

 薔薇「・・・ちなみにお弁当は私が作りました。『ラプラス(八頭身兎)のパイ包み焼き』と『金糸雀のローザミスティカの唐揚げ』です。いかがですか、めぐさん?(ゴゴゴゴゴ・・・)」

めぐ「わ、私要らないわ、食べ物なんて・・・・・(滝汗)」

銀様「あんた何人様のミーディアムに得体の知れないもの食べさせようとしてるのよ!?保釈されたからっていい気になるんじゃないわよ(怒

薔薇「・・・・・と見せかけて、実はただの兎のパイ包みと鳥の唐揚げですが」

銀様「そんなオチはどうだっていいのよ。私が言いたいのは、ヤクルトソースもかかってない料理なんか邪道だって話よ!(←バルトフェルド隊長もびっくりです)」

・・・まあまあ、2人とも落ち着いて(汗
さあ、着きましたよ。あれ・・・?

めぐ「・・・閉まってるね」

銀様「ちょっと冬月、今日お休みの日なんじゃないの?だからあれほど事前に調べておけって・・・」

いえ、今日は開いているはずなのですが・・・何々、開園100周年記念で今日は一般には開放していません~!!?

薔薇「・・・それはまた。ついてないというか、ついてるというか」

銀様「100年に一度の外れくじに当たっちゃったわけね~。あーあ、せっかく来たのに残念。まあ私はこんな門、飛んでくぐれるから良いんだけど(ばさばさ)

薔薇「ハレー彗星の大接近以上の確率ですよね・・・まあ私はこんな門、壊して入れるから良いんですけど(シャキーン)

2人とも止めろ。

えー、そんなわけでちょっと残念なこともありましたけれど、詩織が入賞してハッピーな水銀党なのでありました♪

最後に神鏡、本当にお疲れ様!


金曜日のミッドナイト・スポット

2006-04-28 18:11:19 | Weblog

水銀党です。
今日はオフであったことの話をいくつか。

私が普段働いている職場は、私が通っていた高校の近くにあります。
先日たまたま仕事が予定よりも早く終わって時間が空いたので、久々に懐かしい母校を訪れてみました。
私が高校生だった頃と違って最近は物騒なんですね、校門には警備員が立っていてセキリティチェックをしてましたが、私、高校時代結構有名人だったものですから(苦笑
警備員さんも私の顔を覚えていたようで、不審者扱いされることもなく入れました。
私の母校は幼稚園から高校までありまして、幼稚園から入った私にとっては15年間を過ごした思い出深い場所です。
今はもう私と時間を共有していた同級生や後輩など親しい友人は皆卒業してしまっていて、教員も私の知らない人が増えました。
私ももう、詰襟の制服姿ではありません。
でも唯一、私が昔と変わらずに過ごせる場所があります。
私、中学から高校まで6年間美術部員だったんですよ。
幼稚園の頃から建物の絵を描くのが好きで(逆に言うとそれ以外の絵、例えば神鏡やharuさんが得意な人物画とかはまるで駄目だったんですが)、油彩やエッチングで私が頭の中で想像した架空の都市の絵を描いて、文化祭の時に出展してました。
だからここだけの話、神鏡が仲良くしているセオドアさんの隠れファンだったりします(笑
勿論彼みたいな才能は全然無かったんですけどね、それでも街の絵を描くのが好きでした。
私は人間の絵が描けないですから、代わりに人の営みの集合体としての都市を描いて、後はそこに暮らしている人々のドラマを自分の頭の中で補完していたのかもしれませんね(笑
まあ絵なんて上達しようとさえしなければ一人でも描けるものでして。
美術部が好きだったのは、顧問の美術の先生と、とても仲が良かったからです。
先生と話をしているだけで楽しかったんですね。
だから卒業してからも、機会があれば6階の美術室には昔部活動をしていた時と同じように遊びに行きます。

その日は私が遅くいったせいか、部室にはもう先生しかいらっしゃらなくて、せっかくだからと二人で近くの居酒屋に飲みに行きました。
久しぶりだったので、お互いに色んな話をしましたね。先生は私が卒業した後の学校のこと、私は大学や父の会社のこと、今でも親しくしている高校時代の友達のこと。
話を聞くと、学校も、色々大変みたいで。

先生と私は、15歳差なんです。私は自分の弟と13歳離れていますから、きっと大きくなった弟から見た私というのは、私にとっての先生のように見えるんでしょうね。

 

さて、そんなほんわかした出来事の翌日に、私はとんでもない経験を(←強調)してしまったんです。以下はそのお話を。

 

私の幼稚園からの旧友で外蛯沢(仮名)という男がいるんですが、これが大の車好きでして。
まあただの車好きならまだ格好良かったんですが、彼は車好きであるのと同時に二次元オタクで、この二つが融合した結果変な方向に走り始めちゃったわけです。

突然ですが皆さん、イタ車って何だか知ってます?

私も今年に入ってから知った単語なのですが、少なくともツンデレっていう単語よりは知名度低いですよね(←何故にそれを引き合いにだす

なんだそんなの、どうせイタリア車の略だろとか思ったセレブな貴方は、甘いです。

「ヴェトコンなんかいちころだぜ!YEAH!!」って行きの輸送ヘリの中で言ってるアメリカ兵と同じです。

貴方はまだ、ジャングルに潜む敵の本当の恐ろしさを知らない(BGMはシルヴェスタ・スタローン主演の某映画のを)

いい加減前置きが長くなってきたんで(←ヴェトナムネタのせいだ)一気に説明しちゃいますと、

『イタ車』とは『痛い車』の略で、自分の車を好きなアニメやゲームなどの美少女キャラクターのシールで飾る趣味のことです。

彼は去年の暮れから、自分の愛車を彼の熱いリビドーで(←最近気に入ってる)染め上げ始めたようで、しかもこういう趣味とは一人でやってるものでなく、必ず同志がいるんですな。

どうも彼の話によると、インターネット上に同好者が集まって、自分のイタ車の写真を投稿してそのイタさを「イェッヒー!」と自慢しあうという『螺旋回廊』のEDEN並みにやばいスレがあるらしく。
そこのメンバーが毎週金曜日の深夜、秋葉原の某所でイタ車で集まってオフ会をやっているんです。

私は去年から来てみないかと誘われていたんですが、中々行く機会が無くて。
このたびようやく暇ができたので、彼にメールで集まる時間を聞いてから、大学の友人A(モスト)と二人で秋葉原に向かいました。
渋谷から秋葉原へ向かう行きの電車は、本当に平和そのもので。
「私イタ車見るの初めてだよ~」とか、「どんな車なんだろうな、楽しみだな~」ってぬるめの会話をまったりしながら。

まさか自分達が、ヴェトナム帰還兵になるとも知らずに・・・・・!(←いい加減そのネタはやめろ

秋葉原駅についた直後から、悲劇は幕を開けました。

場所がどこかわからない。

前に彼に教わった、オフ会をやっているという山手線の沿線には、そんな車一台も停まってません。

私「・・・・・いない!?Shit!どうなってるんだ!」

モスト上等兵「Fuck!情報部め、またガセネタを・・・・・どこだ、どこに潜んでいるんだ!?」

昼間は大勢の人で賑わう秋葉原ですが、夜は電気街にもシャッターが下り、閑散としています。
そこに右往左往するルーキー(新兵)二名。

30分ほど当ても無く彷徨った後、仕方なく道行く人や警官に聞き込みを始めた、まさにその時・・・・・。

Boooooonnnnnn..........

私達の目の前数十センチぐらいのところを、一台のオープンカーが走り抜けて行きます。
運転席に座る、どこかで見たような人影。
そして車体の側面には、以前彼からもらった名刺のデザインにあったのと同じ、紛れもない青色の美少女のシルエットが!

私「あ!XXX!!!(外蛯沢の本名)」

思わず大声を上げる私。
運転席に座る人影が振り返り、視線と視線がぶつかります・・・・・

瞬間、辺りの景色が真っ白になり、回想モードへ。
別れ際に、私にトリィを手渡す外蛯沢
物悲しく流れるテーマソングは、『あんなに一緒だったのに』

映像が再び現在に戻り、絶叫する私。

「アスラン!どうして・・・どうしてお前が、そんなものに乗ってるんだ!!

・・・とまあ定番のSEEDネタはさておき、実際はそんな声すらかける暇もありませんでした。

何故なら彼が、私の顔を見るや否や一気に加速して走り去って行ったからです。

加速していく背中に今は~♪・・・なんて、歌ってる場合じゃありません。

どういう事情かは知りませんが、私の幼馴染クンは、チャットに告知してメールで時間まで教えて誘った友人をシカトして逃げることにしたようです。

VIPPER風に表現するなら、ちょttttttttttまtttttttttって感じですよね。

幼馴染は幼馴染でも、雪の中を2時間遅れてやってきて缶コーヒー1本で許してもらおうと考えている幼馴染以上に悪質です(←Kanonネタやめい

モスト「どうした!?」

事情がわからないモストの声で、私は我に返りました。

ここで逃がせば、これまで探すのにかかった時間が全て水泡に帰す・・・

慌てて指揮官の顔に戻って、怒号を上げます。

「見つけたぞ、ヤツだ!追え、追うんだ!!!」 

人になついた首長竜を狙う恐竜ハンターのように、夜の街を全力疾走で後を追う私とモスト。

この瞬間、外蛯沢との幼い日々の記憶は私の頭から掻き消え、目の前を走る車は一個のターゲット(標的)と化します。

私「逃がすな、敵はたったの一台だ!!

モスト「ククク・・・この街は俺達の庭だぜ?・・・・・・逃がすものかよ!!」

互いに励まし合いながら、走るスピードをマックスへ。

余談ですが私は高校時代、持久走でベスト5に入らないことは無かった健脚。
モストも短時間ならそれに匹敵する足を持ちます。

しかし、さすがに相手は車、こちらはどうあがいても所詮は人間なわけで・・・・・

モスト「・・・は、速いぞこいつ!!?」(←当たり前だ

見る見る距離が開いていき・・・・・

私「くそっ、これがナチュラル(人)とコーディネーター(車)の差だというのかぁ!?」

モスト「ば、化け物めー!!」

モストの断末魔も虚しく、あっという間に夜の闇の中に見失ってしまいました。
元々スポーツカーで車高が低い上に、色がダークブルーですから、夜はまるで見えません。

モスト「ターゲットをロスト!」

私「間に合わなかった・・・か・・・・・・」(←08のイーサン少将っぽく) 

ここまでのハイテンション(+つっこみどころ満載の会話)が嘘だったかのような静けさ。気が付けば滝のような汗でスーツがぐっしょり。

呆然と立ち尽くす私。一陣の風が、吹き抜けます。

モスト「・・・・・ど、どうする?」

モストが動揺して怯えた声で言います。

確かに、状況は最悪です。

標的をロストし、味方の後方支援も情報も無く、暗闇の敵地にただ二人。
移動する手段は、ただ己の足のみ。

撤退を選択するのが、当然だったのかもしれません。

しかし・・・・・

私「・・・・・ここであきらめてはならない」

決然と告げる私。モストが「・・・・・え?」と顔を上げます。

私「こんなところでおめおめと引き下がれば、全世界の笑い者だぞ!?秋葉原中探しても見つけ出す!我等の意地を、外蛯沢に見せ付けてやるんだ!!」

さらに歩道橋に登り、前方に広がる夜景を指差し、

私「この街のどこかに、ヤツは潜んでいる。・・・・・狩猟解禁だ、行くぞ!!」

モスト「サー!イエッサー!!」

再び走り出す二人。
真夜中の秋葉原を舞台に、当ての無い捜索は続きます。

外蛯沢を見失った場所を起点に、想像できるあらゆる場所を捜索。

秋葉原といえばオタクの聖地、もしくは電気街として有名ですが、一歩路地裏に入ればもう神田で、昔ながらの蕎麦屋や天ぷら屋が点在している、江戸前情緒のある街なんですね。

一方で、中国人が大勢いる怪しげな裏通りや、古い水路もあったり・・・そこを疾走する二人・・・・・まるで押井守の世界です。

モスト「ぜえ・・・ぜえ・・・・・もうやだ、帰りたいよぉ・・・・こんな話聞いてねえよ~。
蛯沢なんかもう見たくないよ、家に帰りたいよお・・・・・ママァ」

持久力の無いモストが先にギブアップ。
こういうやつって必ずいるんですよね、ヴェトナム戦争映画とかで。
大抵は死にますけど(←待て

私「何を言っているんだ!お前、イタ車をこの目で一度見てみたいって言ってたじゃないか!そのために今の今まで頑張ってきたんじゃないのか!?
お前の覚悟は、所詮はその程度のものだったのか!!

モスト「くそぉっ・・・!FUCK!!FUCK!!

ヘルシングの傭兵さんのように号泣しながら再び立ち上がって走り出すモストを横に、私は考えます。

(もう兵も疲れている・・・・・士気を鼓舞して行軍させるのも、そろそろ限界か・・・・・)

撤退の潮時を感じた私は、モストに優しく声をかけました。

私「・・・これまでよく持ちこたえてくれた。もしもあの通りに入って外蛯沢を見つけられなかったら、その時は諦めて家に帰ろう。今夜は私の奢りで寿司を食わせてやる。だから後少しだけ頑張れ」

しかしここでモストが切れます。

「はぁ!?ふざけるなよ水銀党、俺はイタ車を見せてくれるっていうからわざわざ山手線を半周してきたんだ。こんなうだつの上がらないことをするための訓練なんて、俺は受けちゃいない!」 

うだつの上がらない、ときたものです(ネタ参照http://sak2-2.tok2.com/home/korosuke/diary.swf

窮地に立たされた私に、突然あるひらめきが。
これまで私は、『山手線の走っている列車の窓から見える場所』という説明で、開催場所を高架線の周囲だとばかり考えてきました。そして線路の周囲には、いくら探しても何もいなかった。
しかし、考えてみれば一箇所だけあるのです。
交差している大通りのためにビルに邪魔されず、列車からでも遠くまで見渡せる、開けた空間が!!

私「・・・・・そこだ!」

捜索開始から2時間、私達が目指した先、そこで我々が見たものは・・・・・

いえ、ここから後の話は、もう一人の体験者に語ってもらうことにしましょう。

 

・・・・・と思ってモスト君に語ってもらったのですが、放送禁止な内容だったので残念ながらボツ。仕方ない、私が話しましょう。

 

そこには、車がありました。

数台のスポーツカー。

光沢のある車体に施された、この街を象徴する意匠。

月明かりの中で、それは、美しい光景でした。

壮観だった、というべきかもしれない。

同時にそれはひどく馬鹿馬鹿しい光景でしたが・・・しかし私は、時間をかけて探し回った価値は、あったと思います。

 

ちなみに:外蛯沢や他の乗ってた人には会ったのか、ですって?

あはははは・・・・・その話は思い出すと首吊るので、墓場まで持ってかせて下さい(←何があったんだ、おい

でわでわ♪今回はこれでおしまいです♪♪


 


さぼりの言い訳 ★水銀党★

2006-04-26 17:53:30 | Weblog

ご無沙汰してしまっていて申し訳ありません、水銀党です。
haruさんには一人で頑張らせてしまって、本当にパートナーとして情けない限りで・・・(汗
というか、ネタが無いというのは、実は更新をさぼるためにharuさんについた真っ赤な嘘でして(haruさんの家に向けて玉音放送を聞く臣民のようにひざまずきながら)
・・・・・正直に言います、実は友人からもらったゲームに夢中になってました、すみません(←小学生かお前は

で、どんなゲームかと申しますと・・・(ごそごそ)

注:18禁のゲームですので、18歳未満の方は見ないよーに!

http://www.light.gr.jp/light/products/gunjou/index.htm

テーマ『そしてエロゲーは戦場になる』

・・・・・ご、ごめんなさい、謝りますから、みんなしてそんなに私から遠ざからないで下さい(汗

ええ、わかってますよ。

どうせ私は昔から政治軍事フェチですよ。

もうね、最近は普通のゲームには満足できないんですよ。

そこら辺のラブストーリーよりも、『防空戦闘』とか『米大統領選』とかいう政治軍事用語に萌えちゃうわけですよ。

そりゃあ『電車男』を一文字違いで『戦車男』に変えたくもなりますよ!(←変えるな

何が美少女ゲームだ!

戦車の鈍色の装甲、大地を震わす不気味なキャタピラの駆動音、ディーゼルエンジンの咆哮、ゆっくりと旋回する砲塔・・・・・これ以上に美しく魅力的なものが、他にあるというのか!!(ラオウの最期のように猛々しく)

・・・というような魂の叫びを、この前我等が神鏡学斗先生が家に泊まりに来た時にパトレイバー劇場版第二話の陸上自衛隊治安出動シーンを見せながら熱く語ったところ、まるで酸素欠乏症にかかって息子のガンダムにザクの部品を取り付けろとわめくテム・レイを見るような生暖かい同情の眼差しを送られてしまいましたが(涙

ふん、凡人に何がわかる!同じガクト先生でも、三雲岳斗先生ならきっとこの気持ちがわかって下さるだろうに・・・・・!(←勝手に仲間にするな

とにかくこの私の胸の底で熱く煮え滾るリビドーがあまり友人達から共感されなかったので、戦車が駄目なら戦闘機だと思考転換したわけです(←大して変わらん

普段こういった世界に全く興味を持たない健全な軍オタの友人が『グリペン』(このゲームで主人公達が使っているスウェーデン製の戦闘機ですね)で検索したところ、これを見つけたそうで。

この手のゲームとしては設定もリアリティがあって、感心しました。

ただ、もっと濃厚な世界(どのくらいかというとhttp://members.jcom.home.ne.jp/iwachan1/log_59.htmぐらい)をくぐりぬけてきた私に言わせれば、まだまだぬるいですがね(←お前が熱すぎなんだ

 

さて、濃厚といえばワインですが(どんだけ飛躍だ)、今日は甘いもの嫌いの私としては珍しく、ワインをカクテルにして飲んでおります。
いやね、この記事を書いてて興奮して喉が渇いたので冷蔵庫を開けたら、前に入れておいたエマニュエル・ロジェのアリゴテが目に入りましてね。
これはもう、キールにするしかないなと。

キールといえば、白ワインを使ったカクテルの代表として、知っている人も多いかと思いますが、その正式な作り方と由来をご存知な方は、意外と少ないんですな。

本物のキールがお飲みになりたければ、ブルゴーニュのアリゴテという白ワインと、ディジョン産のクレーム・ド・カシスを使って下さい。

この『キール』という名前ですが、実は人名に由来しています。
といっても、エヴァに出てくるキール議長じゃありません(笑)、フランスはディジョン市の市長だった、キールという人の名前から取っています。
彼が市長になった当時は終戦直後で、ドイツに占領されていたフランスは荒廃していて貧しかった。
普通市が主催する正式な晩餐会ともなれば食前にシャンパンを供するのが当然だったのですが、ディジョン市の財政はとても苦しかったんですね。
そこでキール市長は、シャンパーニュ地方からシャンパンを買うのではなくて、地元の産物で何か代わりになる美味しい食前酒はつくれないかと考えたわけです。
不幸なことにこの地方で産出されるワインは酸味が強くて、とても一流ワインと呼べた味ではない。キール市長はこれを美味しく飲めるようなカクテルがあればとひらめいて、地元のクレーム・ド・カシスを混ぜて甘くまろやかにする方法を編み出した。

こうして1948年からディジョン市の晩餐会で食前酒として供されるようになったこのカクテルが美味しいと大評判になって、今ではその市長の名をとり『キール』として世界中で親しまれているわけですから、世の中とは本当に面白いものですよね。

進歩や発明というものは、決して好条件や優れたもの同士からのみ生まれるものではない。
果実味のあるふくよかな一流の白ワインとさっぱり洗練された味のカシスを混ぜてカクテルをつくったら、一つのグラスの中でお互いが相手の良いところを邪魔してしまって、ばらばらな味になってしまうでしょう。

すっぱいアリゴテワインとベタ甘のディジョン産クレーム・ド・カシスというデコボココンビだったからこそ、キールという素晴らしい共演ができたのではないでしょうか。

 

・・・・と、最後に頑張って真面目な話をひねり出しましたので(酔った頭で)、これまでのさぼりと今日の前半の暴走はお許し願うということで(←待て

ごめんなさい、haruさんっ!!(逃走


『雲の向こう、約束の場所』の感想  ★haru★

2006-04-21 05:54:24 | Weblog
おはようございます♪
水銀党さん、何だかネタ切れ中らしいので・・(笑
申し訳ないですが、今回はharuです♪

先日友達と「何か映画が観たい」と、遠出を面倒がって地元の某所で映画を観てきました。
そこ、案外ちゃんとした映画館がついていて、しかも常に空いているので穴場なのです★haruはたまに、まったり居座ってます♪
本当は友達はワンピースを観たかったらしいのですが、もう上映していなかったので、流れで劇場版コナンを観てしまいました(笑
・・・子供達に混じって何やってるんだろうって感じですね。
とりあえずharuは謎解きが苦手なので、何も考えずに楽しみました♪

・・・や、今回はその感想を書こうと思った訳ではなく・・;

「雲の向こう、約束の場所」というDVDを観ました♪です!

どんな物語なのかなど、何も知らずに観始めたharuでしたが・・
舞台が青森なのですね★
実はharuの田舎が青森でして、たまに遊びに帰ります。
あの透明な空気感というか、自然とか・・本当に綺麗ですね。
物語全体を通して見ても、光の描写がとても綺麗です★
特に夕方の場面はすごいです!
夕焼けもそうですが、雲のひとつひとつも丁寧に描かれています。
音楽も透明感のあるもので雰囲気にとても合っているし、それだけでも観た価値があると思いました。

主人公が憧れる「サユリ」ちゃんにもすごく魅力がありますし♪
もう1つの憧れの対象である「塔」にも神秘的なものがあり、そこまで飛行機を作って飛んでいこうと、一緒に夢を見る親友がいて・・
一見普通の青春物語のようなのに、何だか意味深な伏線が張られており、お話にも引き込まれました。
最後は「そーくるのか!」と驚きましたよ★

全体的には静かな印象を受けましたが、その分主人公役の吉岡秀隆さんの台詞が、真っ直ぐ伝わってくるのです。
最後に主人公が言う「おかえり」には、普段よく使う何気ない言葉なのに、とても優しい気持ちが込められているのを感じました。

実はharuは普段、あまりこういった映画を観る機会がないです。
いつの間にか観る映画も偏ってしまっていたのだと思います;
ですがやっぱり、色々なものを観てみると沢山学ぶものがありますね♪
観てみて、とても良かったと思える物語でした★

貸してくれた某友人に、とても感謝してます♪(笑

嬉しい事がありました♪  ★haru★

2006-04-14 02:13:08 | Weblog
皆さまこんばんわ♪haruです。
急なお話ですが、先日haruは「異邦人の終着駅」さまより「管理人次席補佐」というとても光栄な勲章を頂きました。
つまり・・水銀党さん達の後ろにくっついてる感じです♪(笑
haruはいつもお世話になるばかりでしたのに、この様な素敵な勲章を・・
本当に、心から嬉しく思います。ありがとうございます!
haruに出来ることといえば、やはりこのブログを精一杯楽しんで、頑張らせていただく事ですね★
そしてこれからももちろん「異邦人の終着駅」、神鏡さん・水銀党さん・ソラさんを応援する気持ちは変わらないです。どうか、よろしくお願いします♪

水銀党さんが前のブログで友達の話をしていたので、haruも今日はその話を。

haruにも「親友」と呼べる友達がいます。
とても優しくて、haruにとって必要不可欠な存在である人達です。
ですが、始めからそれに気づいていた訳ではありません。

学生の頃なんかは、「友達の数」にこだわっていました。
友達が多いのは自分にとってステータスだと感じていたのかもしれません(苦笑
関係が薄くても、多くの人達に囲まれていれば寂しさをごまかせるなんて、今考えればくだらない事に気づかずにいました。
実際、多くの人に裏切られて人間不信にもなりましたし、haru自身も沢山の人を傷つけてきたと思います。

でも、いつも変わらず傍にいてくれた人達がいました。
haruが誰かに恨まれても信じてくれて、haruが誰かに嫌われても好きでいてくれて、悲しい事はもちろん嬉しい事があったら集まってくれる。
それをharuも、無償で返したいと思えます。
その時、やっと気づきました。

お互いに得るものがあって、一緒にいて楽しくて、信頼できて、安心できる。それが「親友」なのですね。
一方的ではなく「お互いに」そう思える人に出会えたのは、とても幸せな事です。

ですが、人間って慣れると忘れてしまいます。
大切なものを失ってから気づく事は、あまりに多いです。
どうしても嫌な事って、心に残りやすいですから・・今まで一緒にいて楽しかった事やお互いに得た大切なもの、それを忘れて憎み合ってしまうこともあります。

本当にこのまま失っても後悔しないの?

いつもそう自分に思い出させて、真剣に考えなくてはなりませんね。
「たった1人の人間」と関係が終わってしまう・・些細なようですが、とても悲しいと思います。
それまでの関係を終わらせるのは簡単ですが、全く同じ関係を結べる人は、その人以外に存在しません。

友達は数ではなく、たった1人でも本当の「親友」が見つかれば、人生の中で自慢しっちゃってもいいくらいの喜ばしい事なのですね♪

・・何だか語ってしまいました(笑

というのも、先日haruが落ち込んでいた時に改めて感じたのです。
忙しいのに毎日連続で会いに来てくれた人や、夜中にもかかわらず車で色々な所に連れて行ってくれた人。一晩中メールに付き合ってくれた人や、黙って傍にいてくれた人・・
haruには「親友」がいます。そう胸を張って言える自分を、とても嬉しく思います♪

今回、皆さまの素敵なご好意を頂けました。
人と関わると辛い事も多いですが、とても幸せですね。

水銀党大長編小説『STARDUST REQUIEM』公開決定

2006-04-12 13:18:46 | Weblog

4月12日は、私にとってかけがえの無い親友であり恩人でもある『異邦人達の終着駅』管理人、神鏡学斗の誕生日でした。
社交的な人間の常で、私のことを『友人』だと言ってくれる人間は世の中に大勢いますが、『親友』だと言ってくれる人間はそう多くはいません。
その彼の誕生日に、ただ口で「おめでとう」と言うだけでは、親友として不出来だと思ったわけですね。
勿論お金で買えるプレゼントも決して悪くは無いが、それだけでは日頃世話になっていることへの感謝としては足りない。
何か行動を起こす必要がありました。そして私にできることは、小説を書くことだけです。
そう思った時に、やるならこれしかないな、と思いました。


『STARDUST REQUIEM』・・・星空の鎮魂歌。

この言葉は実は私の創作活動において、単なる執筆対象としての一つの小説ではありません。
これは私の脳内に広がる空想の宇宙そのものであり、ロゴス(論理)であり、サイノシュア(道標)です。
思想、と呼ぶべきかもしれません。
私がこれまでに生きてきた人生は決してそう長くはありませんが、その過程で蓄積されたあらゆる情報とそれに対する思考が、ここには濃縮されています。
それはある時は未来を予測するために使われ、ある時は人と心を通わせるために使われ、そしてある時は・・・私の創作活動の源となります。

私がこれまでに考え出してきたあらゆる創作物は、その体系に関係なく、全てこの一つの源からつくられる。
例えばそれは、小説においてどこでも通用する綻びの無い世界観の構築。
私は昔から、小説で最も大切なものは、まずは世界観だと考えてきました。
未来を描くSF小説をやるのであれば、独創性がありかつ綻びの無い未来予測が必要になります。
数百年後の世界へと続く人類の歴史を導き出す一本の木、グランド・セオリー。
それがこの『STARDUST REQUIEM』です。
中華料理に、XO醤という調味料がありますね。
最高の食材が最高の方法で配合されている。私の創作活動にとって、『STARDUST REQUIEM』は正にこのXO醤なのです。
私が高校時代に「自作小説を入賞させてプロのライトノベル作家になりたい」と思った時、そのために初めて執筆した本格的な長編小説に、私は自然にこの名前をつけました。
その内容はその後紆余曲折を経て修正されていきましたが、そのタイトルだけは変わらなかった。
ただ私は創作活動の原点としての『STARDUST REQUIEM』と小説としてのそれを区別するために、その初めて考案した小説のシナリオを漠然と『本編』と呼んできました。

この『本編』の最大のテーマは、その広大な世界観です。
そこからいくつものサイドストーリーに枝分かれしている。だからその中央にあるシナリオを、『本編』と呼んできました。

現在皆さんに公開している『ELDER SISTER』も、その広大な世界を構成する一つの微細胞に過ぎません。

それほどまでに容量の大きな物語ですから、私はこれまで、『STARDUST REQUIEM』をこのサイトで公開することはしまいと思っていました。

あまりにも、大きすぎるからです。私の中で想像された世界のはずなのに、それを取り出して皆さんにお見せしようとすると、私の肉体が限界になってしまう。そういう巨大な作品です。
恐らく、これからの執筆は私と『STARDUST REQUIEM』との戦いになるでしょう。
一度は、入賞を狙って組んだシナリオです。
手は抜けませんからね。
迸る膨大な内容物をいかにしてくしけずり、皆さんにお見せする価値のある『小説』として磨き上げることができるか。

今回公開するのは、本編の第一話となる『黄昏の楽園』。
本編というからにはこれがスタンダードですが、世界設定に関する情報量から言えば、サイドストーリーである『ELDER SISTER』よりも少ないでしょう。
『黄昏の楽園』は、私が高校生の時に、高校生というコミニティ構成員の視点から書いた小説です。
その意味では、私の作品の中で最もライトノベル的な作品といえるでしょう。
しかし、高校生の視点からはぐらかされている分、私の持っている世界観の『空気』とでもいうべきエッセンスが、最も濃密な作品でもあります。

時には、陳腐で世俗的なものばかりが残り、重要なものが失われてしまうかもしれません。
ですが、私が一貫して取り上げたいと思ってきたものは変わりません。
人間の業、宿命、そして人間の奇跡。
後は『ノイズ』という必要悪なんですね、新海誠風に言うと(苦笑)。

実はこの数年間、『STARDUST REQUIEM』よりもっと洒落たタイトルは無いか、ずっと考えていました。レクイエム(鎮魂歌)なんて、あまり縁起がよろしくないですからね。
しかし、決まらない。思いつくのですが、結局はいつも『STARDUST REQUIEM』に帰ってきてしまう。
人間が生きて、そして死んでいく・・・その集合が世界だとするならば、その一つ一つに捧げる物語だからこそ、『STARDUST REQUIEM』なのだというのが、私の答えです。

2006年4月12日、水銀党

 

編集後記

銀様「ねぇ、なんだか冬月が異様に哲学っぽい話していったけど、要するにスターダスト・レクイエムってなんなのぉ?」

薔薇「・・・資料では、大長編SF軍事サスペンスとありますが」

銀様「え?それだったら、これまでのエルダーシスターと一緒じゃん」

薔薇「・・・その根本となる作品だそうです。世界観が広大だとか何とか」

銀様「その『せかいかんがこーだい』ってのがよくわからないんだけど、要するにあれ?太陽系全部が物語の舞台だから、世界がでっかいぞ~ってこと?それだったら『銀河英雄伝説』とか『無責任艦長タイラー』の方が壮大かも」

薔薇「・・・いえ、横の幅よりむしろ縦の幅に力を入れているそうで。緻密で奥深いということですね。なお資料では、第一話のメインの舞台は火星になるそうです」

銀様「へー。火星って確か、冬月の小説だと日本とアメリカが分割して植民地にしてるのよね?やっぱし冬月の好きそうな軍事物になるのかな、38度線を扱った『板門店』みたいな」

薔薇「・・・火星にある高校が舞台で、主人公は高校生だそうです。軍事については・・・まあ冬月さんのことですから当然あるでしょうが、内容の事前公開はできませんのでこれ以上は、小説の更新をご期待下さいとのことです」

銀様「な~んだ、つまりネタバレしたくないからあんな話をしてたのね、冬月は。てっきりとうとう頭がいっちゃったのかと思ったわぁ」

薔薇「・・・まあ、芸術肌の人間は、みんなああいうものですけどね・・・」

銀様「それより薔薇水晶、あんたやけに詳しいわねえ?さては、冬月から小説の内容聞き出したんでしょう!?こら、さっさと吐け!」

薔薇「・・・残念ですが、私は秘密は守る主義で。どうしても知りたければ私をアリスゲームで倒して私のローザミスティカを吸収してみてはいかがです?そうすれば相手の記憶まで吸収できるのを、確か貴女が最終回で証明して下さいましたよね・・・」

銀様「あっ、見て見て、あんなところに蒼星石が!http://info.from.jp/mu/robom.cgi?nono=4433

薔薇「!え、なんですって!?」

銀様「・・・・・へっへーん、隙あり!!」

薔薇「ぐわっ!(ばたり)」

ごそごそ・・・・・。

銀様「・・・・・あれ?こいつ中身空っぽじゃん。あ、そうか、こいつローゼンメイデンじゃないからローザミスティカなかったんだ。いや、悪い悪い」

 

おしまい♪(←いいのかこれで)


SFが現実になる時代

2006-04-11 21:56:43 | Weblog

どうも、皆さん♪
今晩のブログを担当させて頂くのは、私水銀党こと冬月です。

薔薇「・・・・・なんだ、haruさんじゃないんですか(ぼそっ)」

銀様「つまんなーい!もうあんたみたいなむさいおっさんのネタには飽きたのよ。haruさんを連れてきなさい、haruさんを」

・・・・・ッ
な、なんて薄情な人形達だ、ちょっと若くて良い人が入ったからって・・・
ってこら、座布団をこっちに投げるんじゃない!

やれやれ・・・そう、むさいといえばムサイムサイといえばガンダムですな!(史上類を見ない強引な話題転換)では、今日の本題に入りましょう♪

先日の休みの日に、会社の同僚と松戸のガンダム・ミュージアムに行く機会がありまして♪
バンダイがやっている、ガンダムファンにとっては聖地とされている場所です。
どうでもいいですがうちの会社って、ファーストガンダムファン人口が異様に高いんですよね~
大学のアニ研を引退してこれでオタクは卒業だ!と思ったのに、神様はどうも私がこの世界から足を洗うのを許してくれないようで、どこまで逃げても「セイラさんのお守り」とか「モリノーク・マサーン」とか聞きたくもないコアな単語が私を追いかけて耳に入ってきます(しくしく
まあ共通の話題があれば職場も明るくなりますし、悪いことじゃないんですけどね。
ただ、私のことを指差してガルマと呼ぶのだけは不吉だから止めて欲しいかなと。

さてさて(営業スマイルに戻って)、上の写真は、そのガンダム・ミュージアムで公開されている原寸大のザクの頭部。
このミュージアムで有名なのは原寸大のRX78ガンダムで、そちらの写真もあるのですが、そっちはよく知られていて簡単に画像が手に入るので、私は敢えてあまり有名ではないこのザクの頭の方を皆さんにお見せすることにしました。

この博物館、建前としてはガンダムの世界であった一年戦争の資料を実際に集めたという設定になっていて、スタッフも連邦軍の制服を着て大真面目で説明してくれるのが嬉しいです♪
このザクの頭部は連邦軍がアリゾナの砂漠で鹵獲したものだそうで、このザクから連邦軍がモビルスーツの本格的な研究に着手した結果ガンダムが試作されたのだとか。
館内でザクやガンダムの設計図、動力系のメカニズムなどが3Dで詳しく解説されていた他、ジオン公国がザクを量産していた工場のミニチュアまでありましたね。その工場の生産ラインを見下ろすブースに小さなシャアの人形があって可愛い(笑

モビルスーツ以外にもスペースコロニーの精密な模型があったのには感心しました。
子ども達なんかは、ザクマシンガンの試射コーナーに群がってましたよ。ああいう商魂たくましいところがやっぱりバンダイですよね(苦笑

見学後はガンダムを見下ろせるカフェテリア『G‐STYLE CAFE』で休憩を。
ドリンクは当然カクテルの『赤い彗星』を注文しました♪
ちゃんと氷が入ってて「(からん・・)坊やだからさ」ができましたよ(笑
他にも『蒼い巨星』とか『白い悪魔』とか『大気圏突入』とか、よりどりみどりでしたけど、昼から全部飲んでるとさすがの私も酔ってしまいますので・・・。

ただ食事のメニューで昔はあった『ザビ家の食卓・キシリア定食』『マ・クベの壷のスープ』が無かったのは残念でした。
店員さんに聞いたところ丁度メニューが変更になる境目の時期に行ってしまった様で、また来月からはネタ満載のメニューに戻るらしいですが。

デザートは『どっちつかずのアスラン』とか『ラクスの休息』とか『エンデュミオンの鷹』とかSEEDネタばかりで、同行した社員はSEED嫌いなもので怒ってましたね。

私も怒りましたよ。
SEEDネタでレストランをやるなら何故ケバブ(勿論ヨーグルトソース)が無いのかと!
怒りながら『虎の一服』とかいうコーヒー味のパフェを食べて帰りました(←バルトフェルドファンかい)

とまあ不満も色々あったガンダムミュージアムでしたが、基本的には楽しめました♪
やっぱり、フィクションの産物であるガンダムの世界を、あたかも実際にあるかのように扱っているのが面白い。

・・・しかしここ最近、『人型兵器が実現する日は近いかもしれない』などと真剣に思ってしまうことが多くなりました。
昔はそんなこと一言でも口にしようものなら、軍事専門家としての見識を疑われたものですが・・・

でも昔は、レーダーに映らない飛行機もSFだったし、無人の偵察機もSFでしたからね。
米軍が今イラクなどで使っている兵士一人一人のゴーグルにつけたカメラを衛星でデータリンクさせるランドウォーリヤーシステムやフランスの強化装甲服などを見ていると、今の兵器テクノロジーの発達には、驚かされるばかりです。

中東最強を誇ったイラク軍が、あっけなく壊滅するわけですよ。

こんな、SFもどきの兵器が戦場で幅を利かせるなど・・・不自然だと思ったことはないかね?(結局はフルメタの真似がやりたかったらしい)

とまあ冗談はさておき、例えば最近だとこんなニュースが。

米海軍水中戦争センター(ロードアイランド州ニューポート)がサメを「情報収集兵器」に使う研究を行い、実用に近づいていることが分かった。先月末、ハワイであった米地球物理学連合(AGU)海洋科学学会で研究者が明らかにした。
ニューサイエンス誌などによると、研究は「音をたてずに泳ぎ、鋭い嗅覚(きゅうかく)で獲物を追尾する」サメの能力に着目。神経刺激装置を埋め込んだサメをソナーで操縦し、艦船を追尾したり、潜水艦などの海面下の軍事情報を得る。国防総省の新兵器開発を担当する防衛高等研究計画局の予算で進められている。
小型のツノザメを使った水槽実験は終了し、フロリダ沖で、大型のヨシキリザメを使った海洋実験に移る段階。すでに海軍は、艦船から三百キロ離れたサメに指令を伝達するための音響信号タワーを実験場に設置した。


言っておきますが、この新聞記事はいつもみたいな私の創作じゃありませんからね。
先月あった本物の記事のコピーです。
神鏡が自分のブログでサメの話をしていた時に、以前どこかでこの話を聞いたのを思い出して、その時のデータを引っ張り出しました。

サメの脳は、海洋生物の中では特に発達していることで、人間の脳医学にも活かせる分野として有名ですが、それを軍事利用するとは・・・・・。

私が初めてステルス機の存在を知ったのは確か小学校三年の時でした。
その時は、『レーダーに映らない飛行機』という存在が信じられなくて、父を困らせたものです。
そんな経験をした人間は、私だけではないと思います。

私の弟は今7歳です。
ステルス機や無人偵察爆撃機が当たり前の時代を、彼は生きています。
その彼の時代には、サメを生体水中偵察機として各国海軍が使っているかもしれない。
仮にもSF小説を書いている人間として、自分の想像力の限界を痛感させられました。

いつから私達は、こんな時代を生きるようになったのでしょうか。
いえ、もうずっと前から、私達が神に近付こうと一歩踏み出した日から、始まっていたことなのかもしれません。


haruのある休日のお話♪

2006-04-08 02:28:45 | Weblog
こんばんわ、haruです♪
桜の季節も過ぎる今日この頃、すっかり暖かく春らしくなってきましたね♪
haruは、春が好きです。
花粉症気味なので辛い時もありますが、のんびりしていて気持ち良いですね。
まぁ毎日の様にお仕事で、外にいられる時間も少ないのですが・・
先日のお休みは、当ブログでいつもお世話になっている水銀党さんとお出かけしました♪「水銀党本部執務室会議」ですな(笑
せっかくですから今日は、そのお話をしましょう★

haruが以前より気になっていた、最近のドラえもん・・
声優さんが変わったのは知っていましたが、主題歌も変わってしまったとは・・
何だか少し寂しい気もします。
そのドラえもん映画がリメイクされて上映中との事で、さっそく調査を♪

最初の印象としましては「これドラえもん!?」・・でしたね(笑
始まり方からかなり雰囲気が違いますし、何だか違うアニメから迷い込んで来た様な悪役達・・(笑 ある意味、新鮮でした。
haruは決して偉そうに評価できるような立場ではないのですが・・
ですが、そこはさすがの水銀党さんですね。
実は「のび太の恐竜」2回目の観覧ということもあり(笑 為になるお話を沢山聞かせて下さいました♪
中でもharuがとても納得したのは「一見子供向けの単純な映画の様で、実は細部に映画を創作した大人達の配慮が感じられたり、キャラクターの心情を台詞なしで描写している場面が多くある」というお話でした。
・・haru、感動してつい涙が・・(笑 素晴らしいです♪

迫力のある場面で泣いた子供達が次の瞬間笑っている。
台詞のない見逃してしまうような場面にこそ、キャラクターの心情を繊細に現している動作がうまく描かれている。確かにそうなのですね。
いや、haruはただ単純に観ているしか出来てなかったです(涙
この他にも色々教えて下さり、とても勉強になりました♪
水銀党さん、ありがとうございます。

その後せっかくなのでカラオケに★
haruは水銀党さんとカラオケに行くのは初めてです。
・・haru、目撃してしまいました。
水銀党さんが「御堂真尋」に変わる姿を(笑
マイクを持つと人格が変わる!?かどうかは分かりませんが、haruは沙穂の如く隣で微笑みながら見守らせていただきました♪新しい世界発見です♪(笑
ですが、以前話題になっていたあの歌・・。
神鏡さんも歌えると聞いて、haruはとても複雑です。 内緒だよ♪
・・水銀党さん、ありがとうございます(笑

とても内容の濃かった充実した会議でした♪
たまにはお出かけも良いものですね。
そんな風に思ったあるharuの・・いや、春の日でした♪(笑

『BlackAlice』序章が公開されました。

2006-04-05 23:50:07 | Weblog
水銀党です。
昨日は神鏡を家にお招きして、まったりお花見を♪
夜はそのままお泊り会で、恒例のアニメ鑑賞会に突入(笑)
押井守のパトレイバーとかWOWWOWのフルメタルパニックとか、懐かしいものを見ました。
一番の成果は、一緒にこのブログのバナーをつくったことです(一緒に、といってもほとんど神鏡にまかせっきりでしたが)
完成したものが、水銀党の部屋の入り口においてあります。
元の絵は当ブログ共同管理人のharuさんが描いて下さったものです。
haruさんと神鏡、本当にありがとう♪

それから、以前ここで紹介した私の二次創作小説『BlackAlice』が、このたび水銀燈同盟で公開されました。
どうも管理人さんが病気で入院していたようで、更新が遅れたそうです。
全く音沙汰が無かったので一時は心配していましたが、無事に復帰されたので何よりです♪
4月になったとはいえまだ肌寒いこともありますので、皆さんも、お身体には気を付けて下さいね。

序章が公開できたので、次は第一章を公開するべくただいま執筆中です。
いよいよめぐちゃんが登場しますよ♪
私は現在この終着駅以外の活動の拠点として、二つの外部サイトに自作小説を投稿していますが、広い視野を持つためにも今後はより大規模な活動を展開していきたいと思っています。

盟友のソラ君が何やら自分のブログで「今月は霧式月間だ」と言っていましたが、私は目標をもっと大きく、今年を「水銀党の年」にしちゃいますよ♪

そのためには、日々の地道な努力が大切ですな。

今日はおまけで、ELDER SISTERの舞台となる22世紀の太陽系を外側から解説した設定資料集を公開します。
興味のある方はどうぞ♪


外太陽系

1、オールトの雲・外オールト(小惑星要塞ビゼルト・ケルゲレン・シャンデルナゴル・ルテチア)

注:ビゼルトは米軍、シャンデルナゴルはEU独・ポーランド軍、ルテチアは英仏、ケルゲレンは正統ロシア共和国軍・東アジア連合軍が防衛。

2、オールトの雲・内オールト(小惑星セドナ)

注:セドナは米外太陽系艦隊司令部所在地。

3、カイパーベルト帯(冥王星、衛星カロン)

注:日本航宙自衛軍第十一艦隊(本来の司令部所在地はタイタン)がカロンまで進出。

4、海王星、衛星トリトン

注:トリトンに米軍の補給基地あり。

5、天王星圏(アンブリエル、エアリエルなど15衛星)

注:日本陸上自衛軍の天王星方面隊など、各国守備隊が各衛星に駐留。

6、土星圏(タイタンなど)

注:タイタンは日本の信託統治衛星。氷室市に宇自の土星防衛隊総監部・陸自の土星方面隊補給処あり。

7、木星圏(ガニメデ、カリストなど)

注:ガニメデは日本の、カリストは米州連合の信託統治衛星。ガニメデには陸自の木星方面隊、宙自の第8艦隊・木星防衛隊が駐留。カリストは米外太陽系艦隊の一大根拠地。なおエウロパにはEU宇宙軍の木星艦隊が駐留。

8、アステロイドベルト

注:外太陽系と内太陽系の境界。各国の小惑星要塞が多数存在。日本は宙自第5、第6艦隊を駐留。

内太陽系(内地)

9、火星(火星日本府/米州連合火星準州)、衛星フォボス(日)・ダイモス(米)

注:日米が分割して信託統治。日本側の信託統治区域には火星日本府が置かれ、府都はイザナギ市で、連合自衛艦隊司令部がおかれる。陸自の火星方面隊3個師団が駐留して米軍と対峙。両国間の緩衝地帯にはディプロストーン特別行政区域がある。フォボスには陸自1個旅団と補給支処、宙自第3艦隊が駐留。

10、地球圏(地球、月、スペースコロニー群)

注:日本航宙自衛軍は第1艦隊、第2艦隊、第4艦隊を集結。