水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

第3回冬期水銀党本部フェスティバル開催のお知らせ

2010-01-19 12:51:22 | Weblog
水銀党本部にご来場の皆様、平素よりご愛顧頂きありがとうございます。

お正月も終わり、新しい一年が本格的に始まりました。
景気の先行きは不透明で巷では明るい話題を探すのに一苦労というこの頃ですが、ローゼンメイデンは今年も元気です。
PEACH-PIT先生のご活躍でヤングジャンプの連載も軌道に乗り、新しいファンが続々と増えております。

水銀党本部は昨年末HPアクセス数が50,000HITを超え、また後援会会員数は260名様となりました。
これも皆様のご厚誼の賜物であり、深い感謝とともに、今年も創作交流拠点としてより皆様のお役に立てるよう従来の活動のあり方を謙虚にかつ積極的に改め、スタッフ一同尽力して参る所存です。
私個人の話で恐縮ですが、仕事が忙しい事を言い訳にせず、自身のライフワークである創作活動を充実させ、また集い共に活動して下さる人々あっての水銀党本部という原点に立ち返って、この一年を戦い抜いていこうと思います。

抱負が長くなりましたが、弊サイト恒例の水銀党本部フェスティバル(冬期)を開催したいと思います。


※イベントの実施内容は、以下の通りです。

三つの部門で、水銀燈に由来する作品を募集します。

1.イラスト(絵)

2.テキスト(詩、小説、エッセー、論文など)

3.クラフト(ドールなど。作品を撮影し写真で応募)


参加条件:ローゼンメイデンもしくは水銀燈に関連した作品である事

応募方法:作品をメールに添付の上、colonelmasahiro@yahoo.co.jp
にご送信下さい。

(作品を添付する際のお願い:画像はjpg、テキストはWordかワードパッドでお願いします)


※以上のご説明で何か不明瞭な点やご相談がございましたら、お手数をおかけ致しますが掲示板もしくは代表連絡先までお願いします。

掲載したイラストはhiro様作の『雪』です。ありがとうございます。
皆様の参加をお待ちしております!

自由の砦

2010-01-16 19:34:27 | Weblog
水銀党本部ご利用の皆様・水銀燈後援会会員各位
緊急表明

どうも、冬月です。
いつも御世話になっております。
朝晩の冷え込みが一層厳しくなり、暖かな日差しを待ちわびる今日この頃ですが、皆様ご自愛の上お過ごしでしょうか。

先日私達と同じく水銀燈ファンのあるお方が、私が自身のブログを水銀党本部の一コンテンツとしつつ、水銀燈以外の話題、とりわけ政治や社会の問題について申し上げる事は適切ではないと、不快感を示して行動しておられるとの話を耳にしました。

私の言葉の選び方の拙さや未熟さによって誰かに不快感を与えてしまっているとすれば、それは私の不徳の致すところに他ならず、大変遺憾に思います。
ですがそれと、私が日本の政治や社会のありようについて自身の意見を申し上げること自体の是非が問われる事とは、恐れながら違う話かと考えます。

言うまでもなく私達は、水銀燈ファンであると同時に日本の国民です。
自由を重んじる民主主義国家であるはずの日本国の一員として、自身の意見をもち、それを公にする事によって不条理な暴力を受ける事無く生存できる、言論の自由をもっています。
この言論の自由は、趣味の世界、私のようなインターネット上でサイトを持つ(匿名の世界に逃げることのできない)管理人にとってもとても大切なことです。
コンテンツを作る時、小説や詩を書いたり絵を描く時、交流する様々な人とお話をする機会をもつ時、人は自分の主観なしには話ができませんが、どんな主観であっても尊重しお互いを思いやる心が、私達の絆を形作っています。

同じように、誰かを傷付けたり、自分と意見が食い違うからといって押さえつけようとしたり、故意に誤った事を発信したりするのは決して許される事ではありません。
私は、「水銀党」というコミュニティにとってもこの原則は例外ではなく、自分と異なる意見に排他的にならず、自由と相互の尊重とを両立し多様性を育む、人間らしい温もりと前向きな活力のある連帯である事が望ましいと、以前から申し上げて参りました。

私が主催させて頂いた水銀燈後援会では、会則に特に言論の自由や、相互の尊重といった規定は明記していません。
ですがそれは、水銀党に言論の自由が無いという意味ではなく、水銀燈ファンである以前に国民として、言うまでもない当然の常識だと私が考えていたからです。
学校の校則が国の法律を全部反芻したりはしないのと同じです。

当然、私達が自分の考えを持つという事と、例えば私のような単に自分の創作活動をするに留まらず、多くの人に参加して頂き創作・交流活動をしようとする主催者の人間が公正中立な立場で運営事務を行う事は全く別の話です。
私は、ブログで自分の意見を発信するのと全く同じように、管理している水銀燈後援会など交流の場や創作活動の各種イベントにおいては、他者の意見を受け入れ双方向の交流をしています。
また、運営にあたってはたとえ自分と異なる思想や趣向の方であってもお互いを尊重し合える限り決して差別する事なく、万人に自由な環境の構築に務め適切な活動を行ってきたつもりです。

しかし。
同じ国に住み、せっかく同じローゼンメイデン、同じ水銀燈を好きになったのに、この自由と相互の尊重という価値観を共有できない人も残念ながらいらっしゃいます。

水銀燈への想いは多様なはずなのに、自分の気に入らない趣向は排斥する。
インターネットは広いのですから、せめて目を閉じて距離をとり、共存する事もできるはずなのに、自制ができず攻撃せずにはいられない。

私は、政治・社会のあり方に思うところがあれば発信したい。また、人命が失われるような悲しい事件・事故があれば、悲しみを申し上げたい。
しかし、先に述べたような人は、それが許せず私の口を封じ沈黙させようとする。

過去に、私が知っているあるローゼンメイデンファンサイトの管理人の方が、ブログで政府専用機の機体にローゼンメイデンのドール達を被せて麻生総理の専用機とタイトルをつけて公開していたところ、「ローゼンメイデンのファンサイトで特定の政治家・政党を応援するような行為は控えるべきだ」と匿名で非難され、公開中止に追い込まれました。
麻生太郎氏が漫画好きでローゼンメイデンを読んでいた伝説は多くのファンの間で有名で、別に自民党支持者でなくても、党派の支持を超えて麻生氏への自然な仲間意識をもった人も少なくないにも関わらず、そうした一部の不快感で、かけがえのない表現の自由が摘み取られてしまった。
今回、水銀党本部の他のメンバーの支えがなかったら、私も同じように屈してしまっていたかもしれません。

断言しますが、これは間違った行為です。
言葉の暴力に怯え自分の意見を隠して小さくならなければいけない?
私達が住んでいる日本は、そんな独裁者の国ではなかったはずです。

ローゼンメイデンに限らず、日本が世界に誇る漫画・アニメは、不当な圧力を受けずに自由な発言・表現ができる風土から生まれてきたのではありませんか。

管理人達が口をふさがれ、声の大きな一部の人間の横暴に怯えてすごさなければいけなくなれば、インターネット上での自由闊達な創作交流活動は死んでしまう。
それを防ぐためには、管理人1人1人が心を強くし、自身の心の中に自由と良心の砦を築かなければなりません。

率直に申し上げると、私は上で述べた批判をする方がおられると知って、昨年の9月から自身のブログで政治に関する話題は極力控えてきました。
正しい、間違っているの議論はともかく、不快に思われる方が1人でもいる以上、配慮するのが適切な態度だと考えていたからです。

しかし、何度も言いますがそれは間違った配慮でした。
今では当時の判断を深く反省しています。

IPアドレスなど我々の掴んだ情報から全く同一人物であると思われるその方は、先々週に弊サイトの掲示板に書き込んだ中で、何故か私が2008年に公開した記事を持ち出して批判し、しかもその方は昨年12月とつい先週に、ご自分が運営する水銀燈ファンサイトのブログで、政治の問題を取り上げておられる事がわかりました。

何故自分がしている事を他人にはするなと強要するのか。
理解に苦しみますが、不条理な要求に対しては、毅然とした態度で対処しなければならないと学習しました。

だから、私はもう逃げません。
逃げも隠れもせず、正面玄関から堂々と、自分の信念を貫きたいと思います。

皆様には常々ご心配をおかけして恐縮ですが、どうかこれからもご支援頂ければ幸いです。
それでは、どうか良い週末をお過ごし下さい。

水銀党本部代表 冬月

平成22年 年頭所感

2010-01-01 09:36:48 | Weblog
水銀党本部ご来場の皆様

どうも、冬月です。
旧年中は大変に御世話になりました。
私の不手際でご無沙汰しご不便ご迷惑をおかけし、スタッフにも心配をかけたにも関わらず、多くの方に弊サイトをご愛顧頂きましたこと、深い感謝の気持ちで胸がいっぱいです。

今日、この国の情勢は暗く私達を取り巻く環境は厳しく、新春の慶びを申し上げるのも正直ためらわれる思いです。
しかし、そんな中でも私達には、せめて身の回りのささやかな幸せ、日本の変わることのない価値と誇りを守って生きていく権利はあると私は信じて疑いません。
皆さん、家族や友人との絆、自分にとって意味のある様々なこと、そしてもちろん大好きなローゼンメイデンを大切にして、新しい1年を頑張りましょう。

本年が皆様にとってより良い1年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

また本年も、水銀燈後援会並びに関連サイトを宜しく御引き立て賜りますよう、この場をお借りしお願い申し上げます。

水銀党本部代表 冬月