水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

水銀燈オンリー参加報告

2014-02-24 19:29:32 | Weblog

各位

どうも、冬月です。
一昨日の水銀燈オンリー及び金糸雀オンリーに参加されたサークル・一般参加者の皆さん、お疲れ様でした。
アニメ第3期記念ローゼンメイデン第1ドール水銀燈オンリーイベント「夢見る薔薇乙女 ~ユメミルヲトメ~」には、水銀党ペンクラブを含め9サークルが参加しました。
水銀党ペンクラブの頒布結果を、以下の通り報告させて頂きます。

新刊:「水銀燈文庫Ⅳ」 2014年2月23日水銀燈オンリー発行
持込20部
頒布19部(うち準備会提出1、サークル交換1)

既刊:「水銀党文庫2011」 2011年10月29日まきまき14発行 創刊号
持込3部
頒布3部(持込分完売)

既刊:「水銀党文庫Ⅱ」 2012年10月21日まきまき16発行
持込6部
頒布4部

既刊:「水銀党文庫Ⅲ」 2013年10月6日まきまき18発行
持込23部
頒布7部

以上、頒布数合計33部(うち準備会提出1、サークル交換1)


今回、準備期間が短く参加サークルが少なくなってしまったのは残念でしたが、一般参加者の来場者数がとても多かったのが印象的でした。開場直後から、当サークルのブースにも新刊を求めて何人もの方がいらっしゃって、ばたばたしてしまって何冊売れたかわからなくなるほどでした。まきまきには来たことがなかったが、今回は水銀燈オンリーなので初めて来たという方もおられて、既刊も買って頂けました。
アニメと原作が終了してなお、これだけの人から根強く愛されるコンテンツなのだなと改めて実感しました。
得難い貴重な場を設けて下さったまきまき準備会の皆さんには、改めて深く御礼申し上げます。
そして、当サークルの同人誌をお買い求め下さった方々。当日会場で私どもにお声をかけて下さった方々。会場の外からメールやメッセージ等で激励して下さった方々。ご支援下さった皆さん。まことにありがとうございました。

水銀党ペンクラブのサークル参加のたびにこうして結果報告をさせて頂いておりますが、上のような数字を淡々と書き連ねただけでは到底伝えきれない、当日体験した感謝と喜びがあります。
本を手にとって下さった方一人一人から、心に染みいるようなあたたかい言葉をかけて頂きました。
ある方は、新刊を購入されて去り際に、このサークルの本をいつも楽しみにしているとおっしゃって下さいました。ある方は、ローゼンの小説本は貴重なのでありがたいと。どれだけ励みになったことか。
またある方は、小説で試みているオリジナル世界観について、好みに合うとおっしゃって下さいました。
そのままでは紙の上のインクのしみに過ぎない、どこまでも自己満足でしかない小説書きにとって、自分が面白いと思って書いている文章が自分以外の人間、それも身内ではない第三者の方に面白いと言って頂ける、共感して頂けるというのは、最高の報酬です。
同人誌を作って良かった。水銀燈オンリーに、これまでのまきまきに参加してきて良かった。創作活動をしていて良かったと。そう思えました。
皆さんからお声をかけて頂いた際に、咄嗟にどんな顔をしたらいいかわかりませんでした。
ですから、強張った顔をしていたかもしれませんし、ぽかんと間抜けな顔をしていたかもしれません。ご無礼をどうかお許し下さい。
当日は私と、今回表紙を描いて下さった絵師の鞠千代さんとで応対させて頂きましたが、今回の新刊のために挿絵を描いて下さったhiroさん、書き下ろし短編を送ってくれたcomeさん、ペンクラブの他のメンバーにも聴かせたかった。
今回、開催時間は12:00~15:00の3時間と通常のまきまきより1時間少なかったですが、開会から閉会まで、あっという間に終わってしまったように感じたのは、そのせいだけではないでしょう。
本当に、手にすくった水がこぼれ落ちるようにあっけなく、閉会時間になっていました。
楽しい時ほど、過ぎるのは早く感じるということなのでしょうか。

閉会後、興奮が醒めずに打ち上げをして、打ち上げを終えて家に帰って荷物を下ろした時に、すうっと胸が空虚になっていく感覚に襲われました。
そうか、水銀燈オンリーが終わってしまったんだなと。
久しく味わっていない感覚でした。

次のまきまき19は2014年5月4日(祝)12:00~、場所は例年と同じ大田区産業プラザPio 大展示ホールを予定しているとのことです。
当サークルの参加は未定ですが、いずれにせよ次の「水銀党文庫Ⅴ」は5月には間に合いません。ですから、我田引水で恐縮ですが、まきまき19の次、まきまき20も是が非でも開催して頂きたいと、準備会の方にお願いして参りました。
大盛況だった今回のオンリーで、準備会の方々もローゼンジャンルの衰えぬ熱気に手ごたえを感じておられるご様子でした。
時期は問いません、20の開催を期待しております。

私はかねてより申し上げてきたように、「水銀党文庫Ⅴ」での小説執筆をもって、私の10年間の水銀党員としての活動、そして二次創作活動の一つの集大成にしたいと思っています。
その先のことは、率直に言ってわかりません。私が、私達がどうしているか。

誤解なさらないで頂きたいのですが、水銀党本部の運営は継続するつもりです。
そもそも水銀党本部は、代表一人でどうこうしていいものではない。かけがえのない仲間達が10年かけて営々と築き上げ、300名を超える水銀燈後援会の皆さんの名を刻んだ水銀党の城です。
私はその番人を続けます。ローゼンを卒業して各方面で活躍されている皆さんが、いつかふとしたきっかけに、ローゼンを、水銀燈を思い出してくれた時、帰ってこられる場所を守りたい。
それに、もしかしたらアニメの続きがあるかもしれない。劇場版があるかもしれない。漫画の新連載が始まるかもしれない。
荒唐無稽な夢物語でしょうか? ですが、第一期で燃えた水銀燈のトロイメントでの復活を、一体どれだけの人が予期できたでしょうか。あの空白の時代、原作の連載再開を、新アニメを本気で信じる人がどれだけいたでしょうか。
これまでそうだったように、未来はわからないことばかりなのです。

一方で、終わらないものなどありません。
私達が恩恵を受けているまきまきとて、永遠に開催してもらえるわけではないことは承知しております。何もかもが、いつかは終わります。だから誰もが、今を一所懸命に生きている。

2011年に水銀党文庫の同人誌発行を始めたのは、アニメ第三期を実現させるため、同人イベントからもローゼンを盛り上げたい、どんなに微力でも、その一員になりたいとの思いからでした。
昨年の新アニメ放送で、その使命が果たされたのかはわかりません。
アニメの放送が終わり、原作もまた連載を終えました。
作品と登場人物を愛していればいるほど、まだ満足できない、いや納得できない、あるいは自分ならこんなローゼンメイデンを描いてみたいというのはファンとして自然な感情で、それが二次創作の動機です。
ならば、「作ってしまえよ、お前だけの人形を」ではありませんが、原作に文句があるなら原作を超えるローゼンメイデンを書いてみせろと、私の中で何かが囁くのです。
「水銀党文庫Ⅴ」で、やり残したことのないよう、悔いの残らない二次創作をしたい。
惰性で続けていては、良い物は書けません。集大成であるという、覚悟をもって書きます。

どうか、宜しくお願い申し上げます。


水銀党本部 冬月
http://www.mercuryparty.com/


2/23(日) 水銀燈オンリーイベント 「夢見る薔薇乙女 ~ユメミルヲトメ~」水銀党ペンクラブ参加します

2014-02-22 16:43:36 | Weblog

各位 

水銀燈オンリー。 
水銀党関係者が待望してきた祭典が、いよいよ明日開催されます。 
かねてよりご案内の通り、水銀燈後援会副会長come氏が主宰する私ども水銀党ペンクラブも、一サークルとしてこのイベントに参加します。 
当日のブース担当は、この冬月が務めさせて頂きます。 

ローゼンファンの皆様、とりわけ首都圏にお住まいの水銀党員同志におかれましては、年度末でお忙しく、また都下は厳しい寒さが続いており雪も残るなどお足元も悪い中ではありますが、万障お繰り合わせの上ご参加下さいますよう、深くお願い申し上げます。 
また、水銀党ペンクラブはこのイベントに合わせて新刊「水銀燈文庫Ⅳ」を発刊するほか、当日限定で水銀燈オンリー記念・水銀党感謝セールを実施する予定です。 
「漆黒の天使」以来となる水銀燈オンリー開催を祝し、応援して下さった党員・党友の皆様への特別な感謝を込めて、頒布する同人誌のうち新刊を除く既刊は定価1000円ないし500円のところを、第1ドール水銀燈オンリー限定の100円で全て頒布させて頂きます。 
開催が決まってから、水銀党ペンクラブとして、また水銀党本部として、この日のために何ができるかずっと考えてきました。もっとクールな貢献があったかもしれませんが、凡人の私にはこれくらいしか思いつきませんでした。 
まだ全巻お持ちでない方は、これを機会に是非全巻揃えてみて下さい。当日ご用意できる数には限りがございますので、万一売り切れてしまったら申し訳ありません。 

改めて、イベントの概要及び水銀党ペンクラブのサークル参加情報を以下にご案内させて頂きます。 

【イベント概要】 
アニメ第3期記念ローゼンメイデン第1ドール水銀燈オンリーイベント 
「夢見る薔薇乙女 ~ユメミルヲトメ~」 
案内ページ: http://nijiket.net/maki/extra5/ 

・開催日 
2014年2月23日(日曜) 

・開催時間予定 
12:00~15:00 

・開催会場 
ハイライフプラザいたばし2階ホール 
東京都板橋区板橋一丁目55−16 
アクセス 
JR埼京線板橋駅前 徒歩2分 
都営三田線 新板橋駅下車 徒歩4分 
※同会場において、ローゼンメイデン第2ドール金糸雀オンリーイベント「楽してズルしていたばしかしら?!」 も同時開催される予定です。詳細は準備会公式HPをご参照ください。http://nijiket.net/maki/ 


【当サークル参加情報】 
水銀燈オンリーイベント 「夢見る薔薇乙女 ~ユメミルヲトメ~」 
配置:銀04 
サークル名:水銀党ペンクラブ 

・頒布物 

新刊:「水銀燈文庫Ⅳ」 2014年2月発行
1.come・冬月共著で送る、「希望の物語」。
アニメ第二期トロイメントの、アリスゲームが始まる前の日常と、よく似た世界。
めぐに生きる希望を持たせ死の運命から救おうとする水銀燈は、街で見つけた金糸雀の契約者みっちゃんに、生きる希望のヒントを求め観察を始める。やがて、職場のトラブルで精神的に追い詰められていくみっちゃんに、水銀燈は・・・・・・。水銀燈VS金糸雀のアクションあり。コメディあり、シリアスありの中編。
2.come氏書き下ろしの短編、「祈り」。
以上の二本構成です。

既刊:「水銀党文庫2011」 2011年10月発行 創刊号
水銀党ペンクラブの初の同人誌。
内容は、オリジナル世界観SF(冬月)、日常コメディ(赤木)、ホラー系サスペンス(come)の短編三本。

既刊:「水銀党文庫Ⅱ」 2012年10月発行
1.come中編、「爆殺少女人形舞一号」。
アリスゲームが無くなった世界で、探偵業を営むローゼンメイデン達。
正体不明のドールが起こす凄惨な連続殺人事件を追うことになった水銀燈は、己の過去と対峙する・・・・・・ハードボイルド探偵アクション。
2.赤木・冬月共著の長編、「スイドリーム探偵団―緑化都市の秘密―」。

既刊:「水銀党文庫Ⅲ」 2013年10月発行
1.冬月中編、「巻き過ぎた世界」。
目覚めた先は文明が滅び、荒廃した世界。記憶を失った水銀燈は、ずっと独りでサバイバルを続けてきたという金糸雀に助けられ、自身の過去と世界の謎を解き明かす手掛かりを探し始める。
一方で歪んだ「アリスゲーム」を続ける真紅や蒼星石達、それを阻止しようとする第三勢力の思惑が廃墟を舞台にぶつかり合う。一部アイドルマスターキャラとのクロスあり。少女達が繰り広げるデスバトル。
2.come中編、「水銀燈と犬使い」。
前作「爆殺少女人形舞一号」の前日談、ハードボイルド探偵アクション。アリスゲーム終結後のドール達の葛藤と戦いの物語。



イベント概要、当サークル参加情報は以上です。 

今回の新刊の表紙イラストをお願いした鞠千代さんには、タイトルを従来名称の「水銀党文庫」ではなく、「水銀燈文庫」と記して頂いておりますが、これは誤植ではありません。 
水銀燈あっての水銀党である。ローゼンメイデンあってのローゼンファンである。 
これは、水銀党の一員として10年活動してきた私の信念であります。 

私達は、同じものを夢見た。 
「水銀党」。 しかしそれは、境遇も考え方も全く違う人々が唯一つ、水銀燈に憧れ、水銀燈を共通軸に集った有形無形の場であり輪であり絆であり、あるいは個々の生き様の総称だと私は思います。 
水銀燈といっても、水銀燈の何に惹かれたかは人それぞれでありましょう。 
瞳かもしれない、背中かもしれない。 
翼かもしれない、羽根かもしれない。 
言葉かもしれない、行動かもしれない。 
そして何を願ったのかも。だから二次創作というものが生まれるのだと思います。 

ローゼンメイデンは完結しました。 
正直に申し上げて、今の私にはまだ、完結したローゼンメイデンについて感想を述べることができません。日頃皆さんがうんざりするような長文を書くこの冬月が、言葉が出ないのです。 

ただ言えることは、PEACH-PIT先生、原作・アニメ等公式関係者の方々には、本当に感謝に堪えない。 
これからも、良い作品をつくって下さい。 

今、私達はいわば残響です。 
余韻なんて上品なものではない、納得できない人も少なくないと思います。二次創作の動機とは、元来そういうものではないでしょうか。 
だから「銀様、お疲れ様でした」と言うのは、後少し待って下さい。 

最後に、これまで18回にも及ぶローゼンメイデンオンリーイベントを開催し、そして今回の水銀燈オンリー・金糸雀オンリー開催を実現させて下さったまきまき準備会の方々に感謝を。 
いつも不満ばかり言ってごめんなさい。 
運営する側にしかわからない大変さがあったはずです。それを見せずに、楽しいイベントを続けて下さった。ローゼンの灯を守って下さいました。文字通り、有り難いことです。 
5月のまきまき19も、そしてその先も、どうかまきまきをよろしくお願いします。 

御世話になってきた全ての方に感謝と敬意を込めて、明日のオンリーに臨みたいと思います。 
それでは皆様、会場でお会いできるのを楽しみにしております。 

水銀党本部 冬月 
http://www.mercuryparty.com/


【水銀党ペンクラブ】サンシャインクリエイション62に参加します【H26.2.9池袋】

2014-02-09 01:31:51 | Weblog

各位 

お世話になっております。 
掲題の件、水銀燈後援会副会長come氏が主宰する水銀党ペンクラブより、サンシャインクリエイション62にサークル参加します。 
今回は水銀党ペンクラブから創刊号『水銀党文庫2011』及び既刊『水銀党文庫Ⅱ』に加え、最新刊『水銀党文庫Ⅲ』(著:come、冬月 画:hiro、鞠千代、神鏡学斗)の配布を行います。 
イベントの概要は下記の通りです。 

記 

サンシャインクリエイション62 
主催: http://www.creation.gr.jp/ 
日時:平成26年2月9日(日曜日)11:00~15:30 
会場:東京・池袋サンシャインシティ 
配置:A23ホール/M04a 
サークル名:水銀党ペンクラブ 

昨日より東京は雪となっておりますが、サークル参加は予定通り行いますので、皆様のご来訪を心よりお待ちしております! 

しかし、近年にない大雪ですね。うちの周りは車があまり通らないので道路が埋まってしまいまして、何度か雪かきをしたんですが、詰めの甘い牡丹雪と違って積み重ねがモットーの粉雪さんには敵いませんね。 

昨日の午後2時の時点で庭の雪は13.5cm、丁度ポッキーの長さと同じだけ積もっていました。
夜にはその倍以上に積もっています。 
昨年の1月に生まれたうちの犬は、初めて経験する大雪にはしゃいでいます。 
散歩をしたら、近所の子どもが雪だるまやかまくらを作っていました。 

雪を楽しめるのは子どもと動物の特権ですね。 
いつぐらいまででしょう、私も雪が降るのが素直に嬉しかった頃がありました。 
雪が降れば休みになるのにとかではなく、雪が降ること自体が嬉しかった。 
小学校低学年だったと思いますが、近所の神社の境内で雪だるまならぬ雪ゴジラを作ったんです。 
やがて暖かくなると当然、雪ゴジラは溶け始めて、私が泣いたら、母が雪ゴジラの一部をタッパーに入れて、「これはゴジラ細胞だから、来年また雪ゴジラを作る時に混ぜれば復活する」といって冷凍庫にしまってくれました。 
懐かしい。 

イベント開始までには、雪が止んでいてくれることを願うばかりです。 

水銀党本部 冬月 
http://www.mercuryparty.com/