もうすぐ来年

こんばんは、冬月です。
後数時間で新年を迎えようとしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年はこの水銀党本部というサイトにとって、正に激動の一年でした。
平成十九年の年明けは、その前の年の１２月のローゼンメイデンアニメ特別編・オーベルテューレ放送の高揚感を引き継ぎ、明るく希望に満ちたものでした。当サイトでもアクセス数１０００HIT達成を記念してBlack Alice Prelude――銀色の旋律――を発表するなど、二次創作活動を大いに盛り上げました。
しかしその後原作の漫画が突然の連載中止となり、ファンの間に不安と動揺が広がった事は、皆さんの記憶に新しいかと存じます。
しかし、そんな危機的状況だからこそ、水銀党本部は創作と交流、何よりファンの希望の灯を絶やしてはいけない、一層強くしなければいけない、そのためにどんな小さな事でも、できる事をしなければならないと決意しました。

二次創作活動の一層の活性化を目指すと共に、５月にはサイトの10000HITを記念して水銀燈後援会を新設し、ローゼンメイデンの復活を望むファンの声を一つにしようと努めて参りました。
他にも最萌トーナメントでのローゼンキャラクター応援を通じてローゼンファンの結束を高めたり、大型オンライン百科事典「ウィキペディア」におけるローゼンファンへの不当な誹謗中傷を摘発したり、台湾やドイツなど海外のローゼンファンの団体とも友好関係を樹立するなど、積極的な対外活動を展開した一年でもありました。また、昨年から始めた水銀党本部フェスティバルやチャット大会などのイベントも、多くの方のご賛同とご協力を頂きどれも大成功だったと思います。

来年も、水銀党本部はより一層の飛躍を目指し、創作活動と交流の二本柱を堅持し、コンテンツの拡充と各種サービスの向上を目指します。
皆さん、来年もよろしくお願いします！

誕生日

冬月です。
掲示板では私の誕生日にかくも多くの方々から祝福の言葉を賜りましたこと、感謝で胸がいっぱいです。

祖父の葬儀はおかげさまで天候にも恵まれ無事に終わり、今日納骨も済ませました。
喪主は広島で音楽学校の教師をしている伯父がつとめたのですが、職場の同僚などは敢えて呼ばずに、身近な親族と、生前の祖父を知っている人だけを呼んで執り行われました。皆で祖父をしのぶことができ、祖父も喜んでくれただろうと思います。
27日は伯父が、葬儀で疲れているでしょうに私の誕生日だからと席をもうけて下さって、珍しい鯖の活き造りなど、東京では食べられない魚をご馳走になりました。

先ほど東京に戻って参りましたが、残された祖母の事が気がかりです。年明けにも、また帰ろうかと思います。

思えば、今年は近しい人の葬儀を、多く経験しました。
人は皆いつか死ぬ、そんな当たり前の事を、改めて噛み締めた一年でした。

振り返って自分はこれまで、限られた自分の人生を、大切に使ってきただろうか。

月日は我々の営みに関わらず、同じはやさで流れていきます。
何かを為しても、何も為さなくても、与えられる時間は平等です。
頭ではわかっていてもその重みは、普段の生活の中ではなかなか気付けないものです。
空腹になって、初めて食べられる事のありがたさがわかります。
寒い思いをして、初めて家がある事のありがたさがわかります。
もし日々を惰性ですごしてしまったならば、取り返しがつかなくなってから初めて、時間の大切さがわかるのだと思います。
でも、できる事ならそうなる前に時間の大切さに気付き、有限な時間を無駄にせず日々を有意義に生きて、明日に残る事を建設的に積み重ねていきたい。
何が有意義で何が無駄かという価値設定は、個人の趣向によって様々だと思います。
では私は、私にとって価値があると思う事に全力投球してこられただろうか。
そうではない事が多々あったと思います。
また一歳、齢を重ねたことを節目に、自分のこれまでを反省して、これからの生き方を少しでも改善したい、そんな自戒と再出発の誕生日にしたいと思います。

祖父急逝による帰省と、冬期フェスティバル開催延期のお知らせ

こんにちは、冬月です。
急な事ですので、用件のみで失礼します。
数時間前、広島に住む私の祖父が急逝したとの連絡があり、ついては今夜が通夜で明日が告別式という日程になりまして、その他の事も含めて私はしばらく実家の広島に帰ります。

広島にはネット環境が整っておりますので、メールや掲示板等は平常通りといたしますが、現在皆様からのご応募を頂き当サイトで開催を準備中の第一回・水銀党本部フェスティバル（冬期）の会場作成作業が遅れる恐れがあります。

ご応募下さった皆様には多大なご不便とご迷惑をおかけいたします事、深くお詫び申し上げます。
年内には開催できるかと思いますので、今しばらくお待ち下さい。

今後とも、水銀党本部をよろしくお願い申し上げます。

『ALICE PROJECT』

ローゼンメイデンの公式サイトに、先日こんなものが公開されました。

http://alice.biglobe.ne.jp/

『ALICE PROJECT』

登録すれば真紅の声優沢城さんの声で、打ち込んだ言葉を喋らせる事ができます。
今、ヴォーカロイドの初音ミクが流行っていますが、こういうのも可能になるとは、技術がどんどん進んでいますね。
私も早速やってみました。
少し難しいですが、アクセントなどを調節して自然な台詞にできる機能があるんですね。面白いです。

ただこれだと、暗に真紅がALICEだと公式が言っているようなものなので、水銀党としてはちょっと問題な感じもしますが（笑）、しかしここで一番大切なのはそうではない。

公式サイトが、私達ファンのために表立って何かをしてくれたという事を喜びたいと思います。

原作の打ち切りから数ヶ月、ファンの間にも不安と不満がたまっていると思うのですが、こうした形で救済措置をとってくれるというのは、中継ぎとまではわかりませんが、少なくとも公式がまだ私達ローゼンファンとのビジネスを放棄していない事がわかります。

もう殿堂入りしてしまう作品なら、こんなファンへのサービスはしませんからね。