水銀党本部執務室

冬月のブログです。水銀党本部の活動や、政治社会問題、日常の中で感じた事など様々なテーマで不定期に更新されております。

【祝】H26.2.23水銀燈×金糸雀オンリーイベント開催決定、及び水銀党ペンクラブ・まきまき18参加報告

2013-10-07 00:09:43 | Weblog

各位

どうも、冬月です。
昨日、東京・都立産業貿易センター浜松町館で開催されたローゼンメイデンオンリーイベント「まきますか?まきませんか?18」において、準備会よりありました特別な発表をローゼンファンの皆さん、特に水銀党及び金糸雀ファンの皆さんにお知らせしたいと思います。
まきまき準備会は、来年の2月23日(日)、「水銀燈×金糸雀オンリーイベント(仮称)」を開催することが決定いたしました。会場は、昨年まで秋のまきまきに使われていた東京・板橋の「ハイライフプラザいたばし」です。詳細は、準備会HPにて後日発表されるとのことです。

http://nijiket.net/maki/

水銀燈のキャラオンリーイベントは、かつて行われていた「漆黒の天使」以来となります。今回はアニメ第3期記念キャンペーンとしてまきまき準備会が一番希望の多かったキャラでの開催を企画し、参加サークルによる投票の結果、水銀燈が一位になりましたが過半数には届かず、二位につけた「水銀燈×金糸雀」及び三位の金糸雀と連立する形で実現したものです。

水銀燈と金糸雀についてはローゼンメイデン七姉妹の長女と次女の関係であるにも関わらず、原作バーズ版時代はほとんど絡みが無く二次創作の世界で補完が流行していたところを原作者が逆輸入する形で、ヤングジャンプ移籍後、水銀燈が妹達の中で唯一気を許していた存在が金糸雀だったという新設定が加えられました。
我が水銀党ペンクラブも、水銀燈と金糸雀が宿敵として対峙するシリアス長編「Black Alice Prelude―銀色の旋律―」を2006年から連載するなど、原作に絡みがなかった時代から水銀燈×金糸雀に着目した二次創作活動を行ってきた者として、今回のような形での開催決定をまことに喜ばしく思います。
イベントには水銀党ペンクラブも勿論参加を申し込み、参加する際には水銀燈と金糸雀を主役とする記念同人誌を頒布する予定です。
また当落は現時点ではわかりませんが、12月の冬コミに向け、申し込み手続きをしております。もし参加できることになれば、この場でまたお知らせいたします。

続きまして、まきまき18の参加報告をさせて頂きます。今回も、水銀燈後援会副会長comeさんを代表とする水銀党ペンクラブによりサークル参加して参りました。
頒布物は、創刊号『水銀党文庫2011』及び既刊『水銀党文庫Ⅱ』に加え、新刊『水銀党文庫Ⅲ』(著:come、冬月 画:hiro、鞠千代、神鏡学斗)を発刊。
この日に合わせて制作した『水銀党文庫Ⅲ』は、
・怖い水銀燈、真剣勝負のアリスゲームという原点に回帰し、人類が滅び荒廃した世界でローゼンメイデンを始めとする人形達が繰り広げる壮絶なデスバトルを描いた冬月の『巻き過ぎた世界』
・アリスゲームのなくなった世界で存在理由の変容を迫られたドールズが、己の過去に立ち向かう探偵バトルアクションで前作『爆殺少女人形舞一号』の前日談にあたるcomeの『水銀燈と犬使い』
以上のシリアス中編二作、hiroさんと鞠千代さんの挿絵も従来の倍に増やし、ご好評を頂いて新刊だけで24部を頒布いたしました。

そして、会場となった都立産業貿易センター浜松町館は、再開発に伴う取り壊しのため同人誌即売会会場として多くの人々に愛されてきた長い歴史に近く幕を閉じます。
湾岸のビル群を見渡せる広々とした会場、車でも積めそうなほど大きな搬入用エレベーター。
「都産貿サイズ」と呼ばれた立派な木製の机は、普段のまきまきやコミケで使っているスチール机と比べてとても大きくどっしりとしていて、持てあましてしまうほどでした。
70年代の古き良き重厚な外観と交易の架け橋たれと願って設けられた世界各地の時間が表示されるエントランスの壁時計など趣のある、竹芝の港に隣接した潮の香る会場も、今回が恐らく最後となるでしょう。
お世話になりました。ありがとう、都産貿浜松町館。

最後に、まきまき18へのサークル参加及び『水銀党文庫Ⅲ』の発刊にご支援ご協力下さった方々、会場でご挨拶させて頂いた方々、本を手にとって下さった全ての皆様に、心より御礼申し上げます。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

水銀党本部 冬月
http://www.mercuryparty.com/