「走る哲学者」と評される為末氏の講演は有益だった・・・

2024-04-13 20:34:56 | 日記
『中国の友達から面白い話を聞いたことがある。中国人は小さい時から「人にだまされるな」と教育される。韓国人は「人に負けるな」と。では、「日本人はどうなんや」と聞いたら、「人に迷惑をかけるな」と。日本人は控えめで謙虚であることが美徳とされてきている。中国人は商魂したたかで韓国人は負けず嫌い。日本人の謙虚さは美しいけれど、主張や競争を避けてしまうのは美徳ではない。外国から、ただのお人よしと見られているところもある。謙虚さは強さと自信に裏打ちされたものでなければ見下されるだけだ。裏にある本当の姿、本心を謙虚にでも確実に伝えることが大事なのだ』と(伊藤忠:岡藤会長の談話より)。きょうは司馬遼太郎記念館(2024年前期第一回)連続講演会開催日。講師は為末大氏(400Mハードル日本記録保持者・世界大会初メダル獲得者)だ。非常に解かりやすく実際ご自身の体験から滲む言葉で語られ、「走る哲学者」と評されるのも理解できる。話される話題は豊富だったが印象に残ったのは、「自分でコントロールできることは全力で対処し、コントロールできないことへは放置するしかないかと。どちらが正しいか否かを判断する場合も思考段階が違う(ズレ)ことがあることも理解しておく必要がある。きょうの楽しかったことは、○元アスリート為末氏の講演はとても有益だったこと、○Netflix配信『ブレッド・トレイン』(米2022)アクション・コメディ・スリラー映画。 ○八戸ノ里駅前の喫茶店サンドイッチ、ウマかったことだ。(11,960歩)