司馬遼太郎「私の文章作成法」から学ぶ・・・

2024-04-04 13:59:23 | 日記
司馬遼太郎「私の文章作成法」からの引用です。「在来の古典的な日本語の欠陥であるところの首尾の不明瞭さや文章の不明晰さからすこしでもまぬがれたいと気を付けている。そして、センテンスは荷車のようなものだと位置づけ、一台の荷車には一個だけ荷物を積むように。一個ずつ荷物を積んだ荷車を連ねてゆけばそれでいいわけで、欲ばってたくさんの荷物を一台の荷車に積んではいけない。読み手は一つのセンテンスを読むのに一つの意味しか理解ーもしくは感ずることーができないものだと思うべきだ。ただ、荷車の形は均一ではなく、大小長短が必要で、当然、荷物にも大小があり軽重がある。その荷車の列のつらね方、つまり大小や長短もしくは軽重をうまく按配することによって、文章全体に美的ななにごとかが作為でなくごく自然に出てくる。たとえ不幸にして出なくても、悪い文章にだけは決してならない」と。具体的な良い方法を学んだ。これから、そのように心掛けたいものだ。きょうの楽しかったことは、○桜の咲き始めた水月公園池ノ端コースをいつも通りにウォーキングしたこと、○Netflix配信「オオカミとライオン」(フランス、カナダ2021)カナダの大自然の中にある祖父の残した生家を訪れた若いピアニスト。そこで幼いオオカミとライオンの子供と出会い共に暮らし家族としてのきずなを育んでいく感動のストーリー 、○田舎のおにぎり、ウマかったことだ。(12,600歩)