すべては、きょうの生かぎり・・・

2021-06-05 18:58:43 | 日記
最後に海をながめたのはいつのことだろう?朝の空気を味わったのは?おいしい料理をたべたのは?はだしで草のうえを歩いたのは?青い空をながめたのは?それらはすべて、もしかしたら二度と得ることのできない貴重な経験になるかもしれない。死にゆく人たちが「もう一度だけ星空がみたい」「もう一度、しみじみ海をながめたい」というのをきくとき、いつもハッとさせられる。海のそばに住んでいる人はたくさんいるが、しみじみ海をながめ海を味わいつくす人はほとんどいない。ほとんどの人は空の下に住んでいながら星をながめようとしない。わたしたちはほんとうに人生にふれ、味わい、堪能しているだろうか?非凡なものをとりわけ、平凡のなかにある非凡なものを感知しているだろうか?毎朝、目がさめるたびに思う。経験すべき人生をもう一日だけ与えられたのだと。その一日を最後にフルに経験したのはいつだっただろうか?今の人生とおなじ人生は二度と手にすることができないし、この世界を経験することも、もう二度とできない。すべてはきょうの生かぎりだ(「ライフ・レッスン」より)と。最後にもう一度だけみたいと願うようになるときまで待つ必要はもちろんない。今こそ、しみじみと味わってみよう!きょうの楽しかったことは、○司馬遼太郎記念館講演会「司馬遼太郎文学と私ー戦国・播磨・北前船」(講師は作家・大阪芸大教授の玉岡かおる氏、明るい笑顔で面白く話される姿勢に好感を持てたこと、○動画配信『サタデー・ナイト・フィーバー』(米1977年 ディスコダンスに熱中する若者の恋と成長を描いた青春映画)ディスコブームを巻き起こした楽しい作品だったこと、○アンパン&コーヒーランチで済ませたことだ。(16,020歩)