自分が自分を追いつめては逃げ場がない

2019-08-10 19:01:21 | 日記
生きることも、老いることも、病むことも、死ぬことも、自分の思いどおりになるわけではない。愛する人と別れることも、嫌いな人と顔を合わせることも、寒い・暑いという感覚も、自分の意思ではコントロールできない。なにごとも「思いどおりにならない」ことがわかって、「思いどおりにならなくていい」「思いを持たなければいい」ときづいた瞬間から、人生はラクになる。もちろん、夢を持ってもいい。希望を持ってもいい。だが、夢や希望というものは、「どうしても叶えたい」というより、「叶わなくても、それはそれでいい」と思うほうが、楽しい人生を味わえる。「何かをしたい」という思いを持たない。私たちがすべきことは、「いかに喜ばれる存在になるか」ということだけだ。たのまれごとを淡々とこなし、こき使われながら死んでいけばいい(小林正観著より)と。ああ、そうなんだなと目から鱗だ。自分が自分を追いつめては逃げ場がなく、ストレスを抱えてしまう。薄々そう気づいてはいたが目標達成こそが至上の喜びとしてきたこれまでの考え方は修正しなければと実感した。きょうの楽しかったことは、○司馬遼太郎記念館「館長トーク」を聴講できたこと、○JR大阪駅・阪急梅田駅周辺に浴衣を着た男女の若者たちに真夏の風物詩を感じたこと、○ステーキランチでスタミナをつけたことだ。(12,470歩)