咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

多すぎる幼児虐待・・・・

2010-10-05 22:17:22 | 報道・ニュース
 昨日も「子育てに疲れた。自信もなくなった。」と若い母親(32)が、4歳と1歳の我が子の首を絞めて殺害したとの痛ましいニュースが流れていた。

 この女性は、4年前に長女を出産してから子育てについて悩んでいたと供述しているらしい。

 一方、躾と偽って子供に食事を与えない、殴る蹴る、ゴミ箱に入れてベランダに放置するなどの虐待が日常茶飯事の如く行われ、重体・意識不明あるいは死に至らしめるなどとても考えられないような事件も報道されている昨今。

 一体我が国日本は、どうなっているのだろうか。小さな命を育み、共に見守り成長させてこそ、時代を次いでゆくべきはずなのに・・・・・・どこで道を踏み誤ったのだろうか。


 一方、先の大戦における敗戦から日本を再興し、稀に見る経済大国、技術立国日本へと懸命に支えてきた高齢者の方々、その人たちが、消息不明になっていると言ったこれまた考えられないようなことが起きている。

 世界のトップを行く長寿国日本のレッテルも・・・・少しずつ怪しくなってきている。このことは、由々しき問題であり国や地方自治体にとっても禍根を残すこととなった。


 古来から日本人の教え(武士道精神)は、「強気をくじき、弱気をたすく」であったはずが、今では「強気に媚し、弱気をくじく」となっている。

 特に国民の利益を優先し、国益を損なわないようにとの民主党政権、残念ながら大国化した中国に媚し、領土問題も曖昧にしてしまったことは将来の日本に大きなツケを残してしまった。


 家庭教育、学校教育、社会での教育など根本的に立て直さない限り、乳幼児や子供たち、そして日本を支え続けて来られた高齢者など弱い立場の人々に優しい国、日本の再生はないように思える。


 ところで、我が家にも待望の孫が誕生。先日ある冊子に「子供の個性をぐーんと引き出す~コミュニケーションの秘訣3ヶ条」なるものが載っていた。

① たくさんほめる
 「1~2歳になると、お母さんが何か困っている仕草をすると、いつもしてもらっているように手助けをするようになりますのでそんな時ほめてやりましょう。“感謝される喜び”は子供をより一層自発的にします。」

② いっぱい反応してあげる
 「赤ちゃんとの遊びはどんなことでもOKです。“あーうー”と言ったら同じように“あーうー”と、手を振ったら手を振ってやる。子供は親の反応が良いと自信がついてより大きな反応を返してきます。」

③ 家にあるもので一緒に遊ぶ
 「家にある色々なものが子供にとって遊びのネタになりますし、創造力の育成にもつながります。お手伝いも子供には遊びの一つになります。」


 特に目新しいことではなく、昔から子育てでやって来たことであるが、このようなことを継続的に行うことで、子供とのスキンシップをはかれば、親のことを理解し子供のことを理解できるコミュニケーションが広がるのだろう・・・・。

 このことも家庭教育のひとつであり、大事な取り組みである。


 頼りにならない国や地方行政、どこかで改善されるべきであるが、個々の生活の中で何かと考えて行きたいものである。(咲・夫)



「人間的に大きく育ってね」

 参考資料:NHK公式HP、Ripple(三基商事株式会社発行)、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』他
コメント
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