奄美の農と暮らし

ようこそ、ファーム・しきへ!
ここでは熟年Uターン者の島での奮闘の日々を綴ります。

春の嵐

2024年03月12日 | 晴耕雨読
 夜通し降り続いた雨は、明けると強い北風と陽射しに変った。南岸低気圧がもたらす春の嵐らしい。強風に揺れるビニールハウスの中で、少な目のミニキュウリとインゲンを収穫して、いつもの直売所に届けた。野菜の収量は激減し、前季とは正反対の3月の様相だ。帰宅すると、市街に食料の買出しに出掛け午前の店仕舞いになった。

 強風にビニールハウスの解放は躊躇したが、雨上がりの陽射しにハウス内は気温が上がり、育苗中の苗や定植したミニキュウリは萎れていて、急きょサイドビニールを解放した。ついでに、定植して生育が緩慢なミニキュウリに液肥を散布し、収穫中のミニキュウリには追肥とかん水を行った。いずれも、生育の観察からくる直感だった。

 帰路は、昨日、冬野菜の撤去の行ったほ場に立寄り、強風対策で、ズッキーニの株間に、水入りのペットボトルを重しに載せた。マルチが強風で膨らみ、定植した苗がマルチの植穴に入ってしまう、とっさの閃きだった。

 明日は遅れていたズッキーニの定植、注文していた農機の部品や資材の発送のメールが届いたので、そろそろ夏野菜の苗作りに取掛ろうと算段を。乾燥した強い北風と気温の上昇に、ほ場の乾燥は加速する。週間予報では、日に日に気温が上昇の一途、季節は冬から春に、島は一足早い初夏の様相になる・・・だればまた(@^^)/~~~