正月休み最終日のきょう、東京国立博物館(トーハク)に出かけて「博物館に初もうで」を観てくるつもりでした。
ところが、よくよく考えれば、きょうは平日の月曜日。
トーハクは休館日でございました
でも、出かける前に判ってヨカッタです。
そこで、ホントの神社に初もうですることにしました。
もう今年も6日目に入り、完全に出遅れていると認識しておりましたが、想像を覆して、神社は混み合っていました
手水舎にも行列、本殿にも行列、お札をいただくにも行列…。
仕事始めの会社では、社員が揃って or 代表者がお祓いを受けているようで、とにかく境内はごった返していました。
で、本殿に行列しながら上を見上げると、正月飾りが、、、、、、、
あれ? 今年は卯年だっけ?
お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、私が初もうでに繰り出したのは、こちらの記事で、
鳥居はないは、獅子・狛犬ではなくウサギが参拝者を出迎えてくれる
ウサギ尽くしの調神社ですが、さすがに絵馬殿には羊の絵馬が飾られていました。
調神社で、ウサギの絵柄がcute な交通安全のお守りと(下の画像をクリックすると、お守りの裏側をご覧いただけます)、
一風変わったお守りを頂いてきました。
包装された状態がこんな具合で、
中味は、このように折り紙の兜を割り箸で挟んだような格好をしています。
これは「飛越(とびこし)」という開運のお守りだそうで、図柄からして、「苦難」をウサギのようにピョ~ンと飛び越して行きましょう という意味がありそうなのですが、どうしてこんな形をしているのでしょうか?
ちなみに裏には干支の子羊さんのスタンプが捺されています。
「調神社」と書いて「つきじんじゃ」と読むのは、かなり難度が高いと思うのですが、神社の隣りにある広場「調公園」の読み方は、さらに難しい
なんと「調」一文字で「つきのみや」です
浦和といえば、「うなぎ」が名物で、毎年「うなぎまつり」が開催されている(私が空振った記事はこちら)だけでなく、浦和駅前にはやなせたかしさんがデザインした「浦和うなこちゃん」の石像が鎮座しています(別所沼の畔にも小さめの石像があります)。
実際、旧浦和市内にはうなぎ屋さんが何軒もあって、さすがは「うなぎ」がセールスポイントになっているだけのことはあると思うのですが、それをさらに補強してくれたのが、浦和駅近くで見かけた、こちらの看板
うなぎ 当店にはありません
って、わざわざメニューに無いことを誇示しますか? しかも、ここまで凝って…
かつて旧・浦和市は、ひらがなの「う」をシンボルマークに使っていました。
この「う」は、「うらわ」の「う」だけではなく、「うさぎ」の「う」、「うなぎ」の「う」を表していたのかもしれませんな
話はちょいと遡って、調神社に向かって旧中山道(「一日中 山道」ではない)を歩いている途中、目を惹くしめ飾りを見つけました。
それが、こちら
伊勢ではポピュラーな「蘇民将来子孫家」のしめ飾り(こちらの記事をご参照方)ではありませんか
伊勢以外でこのしめ飾りを見たのは初めてです
伊勢に縁のある方のお店(家)なのでしょうか?
考えてみれば、調神社のご祭神は、
天照大御神
豊宇気毘賣神
素盞嗚尊
と、伊勢神宮の内宮、外宮、そして「蘇民将来伝説」ゆかりの3神ですから、そのあたりと関係があるのかもしれません。
ところで、上に載せた「飛越」のお守りの包装紙には、埼玉県神社庁が発行した「神棚のまつり」という説明書が使われておりまして、その中に「注連縄(しめなわ)の張り方」についてこう書かれていました。
注連縄(しめなわ)は、ない始め(大根じめの場合は太い方)が向って右側に来るようにします。
あれっ 「蘇民将来子孫家」の注連縄は、「太い方」が左側に来ているんですけど
っつうか、伊勢で見た注連縄は全部「太い方が左側」だったし、奈良県葛城市(旧・當麻町)で見た「當麻天神講のしめ縄」も、「太い方が左側」でした
う~む、、、これはいったい。。。。。
この問題は、今後の探求の課題にしまして、きょうのところはこれでお終いです。
長々ととりとめもない話におつきあいいただきまして、ありfがとうございました。
さ、明日は "Back to Business" です。
かなり気が重い…。明日はいつもよりも早く出社しなくちゃならないし…
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます