新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

愛知(名古屋・犬山)旅行記(その1)

2013-12-29 14:54:53 | 旅行記

12月21日(土)~23日(日)に決行した愛知旅行旅行記を始めます。
2泊3日の今回の旅行は、当日のブログ(こちらからこちらまで)で書きましたように、初日名古屋市内(名古屋城名古屋ボストン美術館MISIAのライヴ2日目犬山市「博物館 明治村」、そして最終日犬山城界隈を歩いてきました。

   

まず初日、こんなルートを辿りました。(自宅から名古屋駅までは省略)

名古屋駅⇒徒歩ホテル⇒徒歩⇒国際センター駅地下鉄桜通線久屋大通駅地下鉄名城線市役所駅⇒徒歩名古屋城⇒徒歩市役所駅地下鉄名城線金山駅⇒徒歩名古屋ボストン美術館⇒徒歩⇒金山駅地下鉄名城線久屋大通駅地下鉄桜通線国際センター ⇒徒歩⇒ホテル(チェックイン)⇒徒歩名古屋駅地下鉄東山線栄駅⇒徒歩愛知県芸術劇場⇒徒歩会食栄駅地下鉄東山線名古屋駅⇒徒歩ホテル

数ある帝冠様式の建物の中でも双璧をなす二つの建物が(名古屋市役所:左と愛知県庁:右)並んでいる光景というのは、旅行者にとってはインパクト大です。

131229_1_01

何かの間違いではないかというか、悪夢をみているようというか、何というか

加えて、最寄りの地下鉄の駅名が変
普通ならば「名古屋市役所前」とか「市役所前」とか「県庁市役所前」と命名するところでしょうが、名古屋市交通局が掲げる駅名は、「市役所」デス

131229_1_02

駅の出入口も凝っています。
どうせなら、鬼瓦の上に金鯱を載っけたら良かったのに…(全然思っていない

   

空濠を横目に枡形を通り、

131229_1_03

東門から二の丸に入ろうとした・・・・のですが、愛知県体育館レストランの看板や幟が目に止まってしまい、フラフラとそちらへ向かってしまいました
ちょうど昼飯どきでしたから…

で、食べたのは、エビフライ定食

131229_1_04

かなり厚着したエビでございまして、わたし的にはイマイチ
ちなみに、私が観察したところでは、このレストランのメニューでの一番人気は味噌カツ定食だったようでございます。
それでも、お腹が落ち着いたところで入城

この日、愛知県体育館では何かのイベント(コンサートっぽかった)が行われるようで、明らかにMISIAファンとは違う客層の方々が集いつつありました。
あとで調べると、「チームしゃちほこ『愛の地球祭り』」なるイベントが開催される予定だったようです。
私にとって「初耳「チームしゃちほこ」Wikipediaによれば、

チームしゃちほこは、スターダストプロモーション芸能3部「3Bjunior」に所属している名古屋在住の女性タレント6人で結成された女性アイドルグループである。「ももいろクローバーZ」、「私立恵比寿中学」の姉妹グループ。

だそうで、私には「初耳なのも(ももクロなら知ってる)、MISIAのライヴとは客層が違うのもむべなるかな…

   

さて、東門で観覧料500円をお支払いして、城内に入りました。

131229_1_05

本丸に行く前に二の丸跡を散策。

131229_1_07

視界の開けた「二之丸東庭園」から「名勝二之丸庭園」に入ると、うっそうとした木々に囲まれた枯山水の庭が姿を現しました。

131229_1_06

禅寺で見かける枯山水と比べて、パワーが漲っていて枯れていないという感じ。さすがはお城の中の枯山水ですな。

本丸の北東側にある「搦手馬出」を臨む空濠にたどり着くと、こんな看板が立っていました。

131229_1_08

ただいま、本丸搦手馬出(ほんまるからめてうまだし)の周辺において、石垣修復工事を実施していまっす。年を経て下部に膨らみが生じ危険度が増した2,000?をこえる石垣を、解体し再び積み直すという、時間と手間のかかる大規模工事です。
2003年の施工開始から現在にかけて、石垣の解体工事が続いています。解体した石材は、内堀などに仮置きし、保護のためにシート等で覆っています。

確かに、工事が行われていました。

131229_1_09

工事開始から10年経っても、まだまだ「作業中」で、どれだけ工数お金がかかっているのでしょうか? 本丸御殿の復元といい、この工事といい、名古屋の人たちの名古屋城に対する熱い思いが伝わってきます。

看板に「年を経て下部に膨らみが生じ」とありますが、二の丸北東端艮:うしとら)の石垣を見ると、どんな具合だったのか想像がつきます。

131229_1_10

石垣の配置がかなり歪んでいて、大雨が降ったら一気に崩れ落ちそうです
お城の維持って、大変なんですなぁ…

ところで、名古屋城は、天下普請といって徳川家康が諸大名に命じて築城したものですが、石垣の石には、どのお家が担当したものなのか、が刻まれています。
二之丸東庭園の東側の石垣近くでは色々な刻紋:こくもんくまモンではない)を見ることができました。
これ野球のボールみたい

131229_1_11_2

竪三引両(たてみつびきりょう)っぽいのとか、丸十の上にはみ出したやつとか、

131229_1_12

こちらは刻紋だらけ

131229_1_13

東京でも、皇居(旧江戸城)の石垣はもちろん、霞ヶ関・虎の門・溜池界隈でも刻紋の入った石を見ることができます。
千代田区界隈にお出かけの際、時間に余裕がありましたら、石垣(元石垣)ウオッチングなんていかがでしょうか?

というところで、「その2」に続きます。

つづき:2014/01/01 愛知(名古屋・犬山)旅行記(その2)

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする