「お城と温泉の四国旅行記(その8)」のつづきは、いよいよ松山城に登城します。
東雲口から城山の8合目(長者ヶ平:ちょうじゃがなる・・・読めない)まで、ロープウェイとリフトで行き来できるようになっていて、料金
は同額(片道260円、往復500円)。
所要時間はリフトの約6分に対してロープウェイは約3分と、ロープウェイが速いのですが、いつでも乗れるリフトに対してロープウェイは10分間隔の運転ですから、タイミングによってはリフトの方が先着したりします。
やはり、気持ちよかったぁ~
大天守が青空に映えています
長者ヶ平の茶屋
で、私の旅行での定番・ソフトクリームを食していると、なんとも人なつこい雀が、周りの人たちからコーンを分けてもらっていました。
天守に向かって歩き始めると、ほどなくこの表示板が。
「石垣を登らないでください」とありますが、そもそも、こんなに急峻な石垣を登ろうとする人なんかいるのだろうか?
ところで、松山城は、大天・小天守の上層こそ「白い城」ながら、その他の櫓(下の写真は太鼓櫓)は下見板張りの「黒い城」でした。
お城の常として、クネクネと曲がりながら本丸を目指すと、筒井門では、アルバイトのお兄さんたちが伊予弁で歓迎してくれていました。
さらに、太鼓門をくぐると、
いよいよ本丸です。
急に視界が広がって、気持ちいい
そして、松山城マスコットキャラクター「よしあきくん」のオブジェの地点から有料区域、大天守・小天守・櫓が連なる「本壇」に入ります。
ところで、櫓や門の説明
を読むと、天守を含めて本丸周辺のほとんどの構築物が、天明4年(1784年)に落雷のために焼失
し、現在建っているもののほとんどは焼失直後から幕末にかけて再建されたもののようです。
例外としては、上記の再建後、昭和8年(1933年)に放火されて再々建された南隅櫓と筋鉄門(すじがねもん:下の写真)とか(困った例外ですが…
)、昭和20年(1945年)に戦災で焼失した天神櫓や馬具櫓などがあるようです。
下の写真は北隅櫓からの眺め。
城山に登る前、麓のロープウェイのりばで松山城のリーフレットをいただきました。
こちらなんですが、
その日の夜、復習のためにリーフレット
開いてみると、、、あれ
ショックでした…
ということで、松山城本丸探訪記はまだつづきます。
つづき:2013/10/28 お城と温泉の四国旅行記(その10)