OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

歌唱力はメランコリーで試せるか?

2017-10-23 19:53:15 | 歌謡曲
メランコリー / 梓みちよ (キングレコード)

今更ではありますが、梓みちよは本当に歌が上手いと思いますねぇ~~~。

例えば昭和51(1976)年に出した本日掲載のシングル盤A面曲「メランコリー」にしても、Aメロは歌謡ロック、そしてサビからは宴会系の陽気な演歌に変転するという、なかなか定番確信犯的な構成は、聴いていて気分良く、カラオケでも一丁歌ってやろう!

と決意したところで、我々トーシロには、なかなか歌いこなせない楽曲である事は、サイケおやじだけの判断ではないと思いますが、いかがなものでしょう。

それが特に全篇をとおしての節回しに歌謡曲保守本流のグルーヴというよりも、極みのノリが求められるからだとすれば、作詞:喜多条忠&作曲:吉田拓郎、さらに編曲:萩田光雄の仕事は完全にプロ歌手を前提にしたものという考察も可能なほどで、このあたりは最近の歌謡曲にありがちな、あらかじめカラオケで広く親しんでいただこう、なぁ~んていう思惑とは一線を画するものなんでしょうかねぇ~~?

これからの宴会シーズン、おそらくはカラオケでこの「メランコリー」を歌おうとされる皆様からすれば、そんなこんなのサイケおやじの戯言なんて、当たり前田のクラッカー!?

ということで、本日はこれから偉い人のお供で、きっとカラオケもやらされると覚悟すれば、迂闊に「メランコリー」は絶対に選ばないと決めております。

あっ、そ~いえば、この歌は作者の吉田拓郎も自演カバーしていたはずで、これはあくまでもサイケおやじの独断と偏見ではありますが、吉田拓郎って、自分のレコードよりも、他の歌手やグループに提供した楽曲の方が良かったりすると思うのは、大きな勘違いでしょうか?
 
告白すれば、吉田拓郎はあまりしっかり聴いたことがないサイケおやじですから、本日の暴言&失言、ご容赦お願い致します。
 
さあ、これからだぁ~~~。
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