OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

バン・バン・バンで、やりぬこう!

2009-12-08 09:08:23 | 日本のロック

バン・バン・バン / ザ・スパイダース (フィリップス)

先週末から練習に入ったおやじバンドは結局、ノリの良い曲がモットーですから、まずはスパイダースの「バン・バン・バン」から始めました。

というか、以前にもやっていたので、肩慣らしの意味もあったんですが、弾いているこちらが楽しくなるギターのリフ、ドンツカのラテンビートも入ったリズムパターン、そしてグルーヴィに歌える歌詞が、実に良いですよねぇ~♪

ご存じのような、かまやつひろしが書いた和製ロックの傑作曲は、その元ネタがイギリスのビートバンドとして今でも人気が高いマインド・ベインダーズのシングル曲「Love Is Good」というエピソードは有名とはいえ、スパイダースの軽快にして強いピートを強調した演奏は、所謂ガレージパンクの味わいも鋭いところです。

実際、その本家とスパイダースを聞き比べても、明らかに私は後者が好きですねぇ~♪

また、そのスパイダースのバージョンにしても、初出のオリジナルテイクは昭和42(1967)年に発売された4枚目のアルバム「風が泣いている」に収録された「バン・バン」なんですが、その痛快さゆえに映画やテレビ出演時には必須の演目となって、B面収録ながら、ついに新バージョンを録り直し、同年秋に発売されたのが、本日ご紹介のシングル盤というわけです。

もちろん、両バージョンのお好みは十人十色だと思うのですが、個人的にはシングルバージョンの方が僅かにノリが良くて、好きです。

最初のリードボーカルは堺正章、そして間奏の後には、かまやつひろしが歌うというスタイルも最高で、実際のライプ演奏ではモンキーダンスやギター合戦が披露されるという、まさにR&Rの楽しさがたっぶり♪♪~♪

ですから、おやじバンドでも、そのあたりをやりたいですねぇ~。

さえない顔して、ババン、バ~ン♪

というような我国の総理大臣に捧げたいわけですが……。

あいつにゃ、とっても、かなわな~いぃ♪

というパートになると、闇将軍や某女党首の顔が浮かんだり……。

いやはや、なんともの結果にならないよう、とにかく享楽的に演じたいものです。

こんな世相にはジャストミートの歌が、バン・バン・バン!

ちなみにA面に収録の「いつまでもどこまでも」にしても、その諦観が滲む永遠の愛を歌った内容が、これまた現状に即した名曲名唱ですよねぇ~♪ これもやってみましょうか。

コメント
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