マッタリ風景

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Nikon Z6 触ってきました

2018年11月09日 | カメラ
「あれ、少し違うかな」

巷では、各社からミラーレスカメラの発売が目白押しです。
ニコンが初めて投入するフルサイズミラーレスカメラの内、Z6が11月23日に発売開始と決定したようです。
今日11月9日から、実機が大手量販店等で展示開始されました。
新潟市では、ヨドバシカメラとビックカメラで展示開始と聞いたので、今日ヨドバシカメラへ寄って、実機を触ってきました。
今日は、その感想というか戯言です。
私は、ニコンのデジタル一眼レフカメラを3台使い続けているのと、同じくパナソニックのLUMIXも3台使い続けています。
したがって、記載する内容は使っているカメラのバイパスがかかっている場合がありえます。
また、ちょっと触ってきただけなので、絵作りなどについてのコメントはなしです。


ニコンZ6ですが、実機を持ってみるとZ7と違いは全く感じられませんでした。
2台揃って台の上に並べてありましたが、ロゴを見ない限りは区別がつきません。
ただし、実際にファインダーをのぞいて、シャッターを切ってみると、大きな違いを二つ感じました。
一つは、ファインダー内へ表示されるオートフォーカスポイントですが、Z7と比較すると大きいです。
これは、オートフォーカスポイントの数がZ7の方が多いので、その関係でしょうね。
オートフォーカスポイントが大きい代わりに、ポイントを動かす場合、Z6の方がすばやく移動できます。
もう一つは、最初のつぶやきに関係します。
シャッター(フォーカルプレーンシャッター)を切ると、私だけかもしれませんが、シャッター音が少し違うんです。
良いとか悪いとかではなくて、Z7とZ6のシャッター音に違いが感じられました。
カタログ上画素数以外の機能等は概ね同じですので、少し不思議です。

余談ですが、今まで使ってきたデジタル一眼レフカメラとZはシャッター音が明らかに違います。
デジタル一眼レフカメラの場合、ミラーを跳ね上げる音がでるので、それで大きく音が異なるのだと思います。
改めてZでシャッターだけの音を聞いたら、今まで切れのある音だなどと言っていたのは、どうやらミラーを跳ね上げる音だったみたいです。

さらに余談ですが、Z7とZ6の決定的な違いはイメージセンサーですが、その違いだけであれだけの価格差が発生するものなのでしょうか。
もしかすると、目に見えないところでZ6はコストカットされている可能性もあります。
例えば、バッファーメモリの容量などが考えられます、この辺は全く分かりません。

これは以前も書いたことですが、ニコンはフルサイズミラーレスカメラを投入するに当たって、もっと華を持たせることはできなかったのでしょうか。
カメラ自体の完成度は高いと思います、見えの良い電子ファインダー、カメラを持った時の持ちやすさなどです。
多分、ニコンのカメラを使っていた人は、違和感なく使うことができると思います。
でも、機能面は先行するソニーを凌駕するポイントがないように感じますので、いささか地味に感じてしまいます。
連射速度はともかく、せめて瞳AFくらいはキヤノンやソニーと同様にに搭載して欲しかったなと思います。
ニコン党の人がソニーへ流出するのを防ぐだけだったらこれで良いのでしょうが、ソニーが持っているシェアを大きく奪うには何か華が足りないように感じました、個人的意見ですが。


Z6を触ったついでに、今回は前回忘れたソニーのα7 IIIを触ってきました。
カメラを持った途端に「・・・・・・」でした。
もし、Z6とα7 IIIを一日持ち歩いて撮影したとすると、どちらのカメラを持ち歩きたいかと問われたら、迷わずZ6だと答えます。
なぜ、α7 IIIのグリップはあんなに小さく作ったのでしょうか、私にとっては小さなグリップのカメラはとても持ちづらいと感じました。
ミラーレスカメラは小型軽量と言われていますが、道具と言うのは小さく作れば良いものではないと思います。
普段LUMIXのDMC-G7を持ち歩いていますが、小型軽量のマイクロフォーサーズでも、あそこまでグリップが窮屈ではありません。
カメラは軽くて小さければ、持ち歩きには便利ですが、撮影時にカメラを構える場合、どうしても一定の大きさは必要です。
まあ、三脚に載せて撮影しているだけならば問題ないのですが、持ち歩きとなるとグリップの大きさは私にとってはマイナス点でした。
それ以外は特段ネガティブな感じは受けませんでした、シャッター音なんかはα7 IIIの方が好みにあっているなと思いましたから。
一部にはα7 IIIのUIについて、悪い話も聞きますが、結局は慣れの問題でしょうね。


以前、DMC-G2で初めて電子ファインダーを体験しました。
私がデジタル一眼レフカメラと並行してミラーレスカメラを使っている大きな理由がこの電子ファインダーです。
当時の電子ファインダーはお世辞にも見えは良いとは言えませんでした。
でも、実際にイメージセンサーに写っている画像を見て、露出補正を行えるのは本当に楽だと感じました。
フィルムカメラ時代の人間露出計のスキルを持っていれば光学ファインダーだろうが、電子ファインダーだろうが問題はありません。
このスキルを持っていない身としては、電子ファインダーに写っている画像を元に露出補正を行えるのは凄いことだと感じます。
だから、資金が何とかなれば、この際フルサイズのミラーレスカメラが欲しいですね。

資金が何とかなるとして、どのメーカーを選択するかです。
私がデジタル一眼レフカメラで主に使うレンズは、24-70mm、70-200mm、それに105mmマクロレンズです。
この3本があれば、私が撮影したい被写体(ネイチャー)を大体カバーできるからです。
さらに、マクロを除いたレンズは、F4またはF2.8通しのレンズにしたいところです。

上記を前提にすると、資金が潤沢にあるならば、レンズが既に揃っているソニーということになります。
キヤノンとニコンは、新マントレンズのラインナップが揃うまで時間がかかりそうなので、ソニーは優位だと思います。
ソニーはマウントの規格をオープンにしてらしいので、サードパーティ製の大口径ズームレンズも含めて選択肢に入れる事ができます。

でも、資金面が辛い私は、結局はニコンしか選択肢がありません。
ミラーレスカメラが使えれば良いので、現在持っているFマウントレンズをマウントアダプタ経由で使えばOKですから。
ただし、それでもZ6+マウントアダプタを買うのは、清水の舞台から飛び降りる気分です、私にとっては。

と、長文の戯言でした。




   
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