マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

鳥になった気分 善光寺山門拝観

2019年08月31日 | 散歩写真




「絶景!! 涼しい!!」

8月24日、善光寺を参拝しましたが、本堂の参拝前に山門を拝観しました。
山門の全景を撮影した写真を見ると二階の回廊へ人が立っているのがわかると思います。
平成二十九年(2017年)夏からは、その回廊へ上がって善光寺本堂や善光寺参道を鳥瞰的に眺めることができるようになったそうです、それで拝観することにしました。

山門脇の入口から、臨時に設置された急な階段を登りきると、仏像が安置されている部屋に至ります。
そこで仏像を参拝して、回廊へ出ると「絶景!! 涼しい!!」と思わず声を上げてしまいました。
当日は日差しが回復して暑い日でしたが、回廊は大きな山門のひさしで影になっている上に、涼しい風が吹いてくるので気分が最高でした。
眺望は写真のとおりです、参道方向を見ると先程歩いてきた仁王門と参道がよく見えます。
逆の方向は、罰当たりなのですが善光寺の本堂を眼下に眺望することができました。

余談ですが、仏像が安置されている部屋の壁には、びっしりと落書きが書かれていました。
名前、出身地、日付(多分参拝の)が、もうこれ以上書き込む空間がないほどに書かれていました。
読み取る落書きを見ると、江戸時代の年号がかかれていたり、私の生まれ故郷らしき地名があったりしました。
新しいのでは、明治の年号が入っているものもあったりします。
どこの寺社に行っても落書きは見かけるのですが、善光寺も例外ではなかったんですね。
多分、古い時代は、誰でも山門へ上がることができたのでしょうね。
ちなみに、仏像が安置されている空間は撮影禁止なので、画像はなしです。

もう一つ余談ですが、山門の回廊へは全周ネットが張り巡らされています。
多分、参拝者が落下しないようにと万一に備えているのだと思います。
このネットのために、いささか撮影は面倒でした、カメラのオートフォーカス機能を使うと、ほぼネットに合焦してしまうんです。
それで、マニュアルフォーカスへ切り替えて撮影しました。
ミラーレスカメラ(私のはDMC-G8)の機能は素晴らしいです、マニュアルフォーカスであってもピーキング機能を使えば簡単に合焦できます。
老人の裸眼ではとてもフォーカスを合わせることができませんが、便利な機能のおかげでで楽ちんでした。

良い拝観ができて、良かったです。


















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善光寺参拝

2019年08月30日 | 散歩写真



「なんにも見えない」

8月24日、善光寺を参拝しました。
当日は、敢えて駅近くの駐車場へ車を入れて、参道を歩きました。
参道は軽い上り坂なのですが、距離が長いのと、気温が上がって暑くなったために、いささかへばりました。

今回の参拝では、初めての体験をしました。
それは、内陣を参拝してからのお戒壇めぐりです。

お戒壇めぐりは、御本尊の安置される瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り、中ほどに懸かる極楽の錠前を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁する道場です。
(善光寺 ご参拝のしおり より)

階段を降りて回廊へ入ったら、本当に真っ暗でした、何も見えない漆黒の世界です。
どんなに目を凝らしても、真っ暗なんです。
ただ、一緒に入った人たちが呟く声だけが聞こえて来ます。
中が真っ暗なので、拝観の列が渋滞してしまって結構前の人にぶつかりますが、そのお詫びや真っ暗な環境への驚きの声です。
入り口へは右手を壁に沿わせて進んでくださいと書かれていましたが、それだけが進む方向の羅針盤になります。
運良く、極楽の錠前を探り当てることができて、それをガチャガチャしてきました、多分ご利益があると思います。
しかし、こんな漆黒の世界を体験したのは、生まれて初めてだと思います、そう思うほど真っ暗なんです。

したがって、お戒壇めぐり中に万一何かを床に落とすと探すことができませんので注意が必要です。
なにせ、右手は羅針盤、左手は靴を入れた袋を持っているので、両手がふさがります。
だから、大事なものは落とさないように、対応が必要なわけです。

私は、若い頃から善光寺を何度も参拝していますが、お戒壇めぐりは今回が初めてでした。
もしかすると、今回が最後の参拝になるかもしれませんので、思い切ったわけです。
前回参拝したのは、平成27年7月28日でした、第20回御開帳の時です。
次回の御開帳は令和3年とのことですが、できれば参拝ができたらと思っています。

今回は、善光寺と北向観音の両方を参拝できたので片参りを避ける事ができました、良かったです。










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ナツズイセン

2019年08月29日 | 




「見たことないなー」

一番上の写真は、安楽寺へ向かう参道途中で撮影しました。
参道の右側が公園になっていて、蓮沼になっていました。
蓮沼の先が土手になっていて、その土手に桃色の花が咲いているのが見えました。
ちょっと見、見たことがない花でした。

それで、安楽寺の参拝が終わった後、参道から沼を横断して土手に至る小道を歩いて、花の近くへ行ってみました。
見た目はヒガンバナに似ていますが、こんな時期にヒガンバナが咲いているわけはありません、それに色が違います。
後から撮影した画像をグーグルレンズを使って確認したら、ナツズイセンだと分かりました、それで初めて見た花だと分かりました。
ウィキペディアによると、この花はヒガンバナ科だと情報がありましたので、ヒガンバナに似ているわけです。

ユリの花は、カノコユリです、常楽寺へ向かう途中で撮影しました。
こちらも初めて見ました、グーグルレンズに尋ねたら、そのように教えてくれました。
結構、初めて見る花があるものです、参拝のご利益かもしれません。

白いハスは、参道公園の蓮沼で咲いていたものです。
私の近辺では、白いハスも見かけません、これもご利益でしょうね。











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信州の鎌倉 常楽寺

2019年08月28日 | 御朱印




今日の御朱印は、別所温泉の常楽寺でいただいたものです。

安楽寺を参拝したあと、こちらのお寺へ向かいました、最後に参拝したお寺です。
安楽寺は天台宗のお寺で、最初に参拝した北向観音の本坊にあたるそうです。
本来の参道は石段なのですが、私は近道を通っって、ダラダラ登りの坂を歩きました。
参拝して、御朱印の受付所らしきところへ行ったら、誰もいませんでした。
ただし、書き置きの御朱印が箱に入れてあって、志納金は箱の脇にある貯金箱に入れるようになっていました。
ちなみに、私がいただいた書き置きの御朱印は最後の1枚でした。
しかし、他にお守りとかも置いてあって、それを無人状態にしておくのはいささか物騒に感じました。
ここからは私の妄想ですが、多分ご住職は北向観音に詰めているのではと感じました。
北向観音を参拝した時、僧形の方が御朱印を書いていたので、多分あたっていると思います。
お客さん(参拝客)は、圧倒的に北向観音が多かったですから、納得できます。
こちらのお寺には重要文化財があって、それは石造多宝塔です。
石造多宝塔は本堂裏側の杉林にありました、写真で真ん中に写っている一番大きな塔がそれです。
境内には、美術館、甘味処、蕎麦屋などがありました、全てお寺が経営しているようです。
ただし、当日は甘味処以外は閉店状態でした、平日はあまりお客さんがいないのでしょうね。
今回参拝した3つのお寺は、全て山の中腹状へ鎮座しているので、大した登りではないのですが、結構疲れました。
まあ、ちょうどよい運動とも言えますが。

















  
   
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信州の鎌倉 安楽寺

2019年08月27日 | 御朱印



今日の御朱印は、別所温泉の安楽寺でいただいたものです。

北向観音を参拝したあと、こちらのお寺に向かいました。
安楽寺は臨済宗の禅寺だそうです、したがって山門脇の石柱には葷酒山門に入るを許さずの文字が刻まれていました。
山門は、私が宿泊したホテルに隣接する道にあって、そこから本堂まで至る参道は結構長い道のりでした。
最後は、石段があって、そこを登り切ると、本堂が見えてきます。
御朱印は、本堂左側に受付があって、そこでいただく事ができました。
こちらのお寺、国宝に指定されている八角三重塔でも有名です。
御朱印受付の隣に塔の拝観の受付があって拝観料を納めると塔へ向かう参道へ入ることができます。
参道は鬱蒼とした杉林の中の石段です、石段を登り切ると開けた場所に塔が鎮座していました。
訪れた日は、どの方角から撮影しても逆光気味になってしまいました、いささかフレア気味に見えるのはそれが原因です。
塔以外にも、重要文化財に指定されている木造坐像が2体もあって、信州の鎌倉に相応しい文化財を有しています。


   
























   




   
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信州の鎌倉 北向観音

2019年08月26日 | 御朱印





一番上の御朱印は北向観音(きたむきかんのん)にていただいたものです。

8月23日、信州の奥座敷、信州の鎌倉と呼ばれる別所温泉を散策しました。
その際、3つのお寺を参拝しましたが、今日は北向観音編です。

こちらは、同じく別所温泉内にある常楽寺の伽藍の一部となっているそうです。
ただ、北向観音は別所温泉の中心街といえる場所に鎮座しているので、3つのお寺の中では一番参拝客が多いように感じました。
お堂は、なんとなく善光寺の本堂を小さくしたように感じますが、実際も善光寺の本堂に似せて作ったのだそうです。
説明では、北向観音を参拝しないで、善光寺のみを参拝すると片参りにならしいです。
そういえば、参拝していた団体は、善光寺からこちらへやってきたと言っていました。
今回、初めて参拝しましたが、今までの善光寺参拝と違って、片参りを避けることができました。
北向観音は、温泉街を流れる川の右岸高台に鎮座しています。
温泉街のメインストリートから土手を下って橋を渡って、小さな門前街を通過すると石段があって、その先にお堂があります。
小さいながらも、北向観音専門の門前街があるのが凄いです。
写真に写っている清水の舞台を小さくしたみたいな高い建物は、温泉薬師瑠璃殿という建物です。

御朱印をいただくことができます、今回は手書きの順番が混み合っていたので、書き置きを頂きました。

余談ですが、こちらの手水舎ですが、なんと水ではなくて温泉そのものでした。
もちろん飲料ができました、これは初めての体験でした。























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信州の奥座敷 別所温泉

2019年08月25日 | 散歩写真




8月23日と24日、信州へ旅行へ行ってきました。
主な目的は善光寺参拝だったのですが、一日目は別所温泉へ行って街歩きを楽しんで宿泊しました。

別所温泉は、以前から訪れて見たいと思っていた場所です。
はるか昔、友達が大学の関係で上田電鉄沿線に住んでいまして、私が長野市で資格の受験をした時に友達の下宿に厄介になりました。
その時、初めて別所温泉という温泉があることを知りました。
その後(多分10年以上前)、長野へ所要があって訪れた時、上田電鉄を全線乗車するために訪れました。
その時温泉街へ行って見たいと思ってはいたのですが、結局時間がなくて別所温泉駅から上田駅へ引き返しました、それ以来のリベンジです。

温泉は谷が扇状地状に広がり始める縁に立地しているこじんまりとした温泉街です。
温泉街に沿って川が流れていて、川に沿って旅館、ホテル、あるいはお店が並んでいました。
右岸の高台に有名な北向観音が鎮座していて、その参道には小さいながらも昭和を思い出させる門前街がありました。
外湯が3軒あるそうですが、私が泊まった旅館からは2軒が至近距離でした。
その外観を昼間と夜撮影した写真をアップしてあります、一つの外湯脇には真田幸村の隠し湯という石柱が立っていました。
入浴したいと思ったのですが、酔っ払った後に入浴するのは避けているので、外観だけを眺めてきました。
夜も散策してみたのですが、北向観音の門前街はお店は閉店していましたが、代わりにカラオケスナックが開店していました、昭和の音楽が聞こえていました。

別所温泉は、信州の奥座敷と名乗っていますが、鄙びた雰囲気は奥座敷を連想させました。
長年の希望を叶えることができて、良い一日でした。

一番上の夜景は、宿泊した旅館から塩田平(上田市の市街地方面)を撮影したものです。



















   
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思わぬ日焼け

2019年08月24日 | 戯言




夜、自宅へ帰り着いたら、両腕はヒリヒリ、後ろ首もヒリヒリ、完璧に日焼けをしてしまいました。

今日は、11:00頃から15:30頃まで、長野市にいました。
そんなに晴れるような予報ではなかったんですが、実際には日差しが凄く強くて写真のように青空が広がりました。
一応、予防のためにサンスクリーンを顔、首、それに両腕にたっぷりと塗っておいたのですが、それ以上の日差しだったようです。

歳を取ると、体があちこち弱ってきます。
私の場合は、皮膚もその範疇に入っていて、日差しへの耐性が失せています。
これから、ヒリヒリするところを冷やして、薬を塗って寝ないと、後が大変なことになりそうです。

新潟へ帰り着いたら、途中で酷い雨に遭遇しました。
でも、これで気温が一気に下がったので、今夜もエアコンなしで眠ることができそうです。










   




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夏休みの課題

2019年08月23日 | 戯言




子どもたちの夏休みも終盤が見えてきました、新潟県内は地域によっては既に夏休みが終了したところもあります。

自らが子供の頃を思い出すと、夏休みってなんであんなに課題が多いのか未だに疑問を感じます。
だって、色々諸説はあるにせよ、暑くて勉強が手につかないだろうから学校を休みにするのだと思っていました。
それなのに、ドリル、絵日記、感想文、などなど通常ではあり得ない多さの課題を課するとはおかしいですよね。
休みの目的からすれば、課題は一切なしで良いのではないでしょうか、遊びも勉強ですから。
振り返れば、課題で嫌になったのが、自由研究という名の強制的な課題研究です。
今は、提出用の商材が売っていると聞きますが、本末転倒ですよね。

写真は、先日近所を散歩しながら撮影したものです。
遊歩道の生け垣を見たら、何かが空中にぶら下がっていました、よく見るとアブラゼミでした。
その脇には大きなジョロウグモがいて、アブラゼミを絡め取っている最中でした、アブラゼミはクモの巣に引っかかってしまったわけです。
これだけ大きな獲物ですから、ジョロウグモにとっては盆と正月が一緒に来たように感じたのではと思います。
この様子を見て、子供が小学生の夏休み、庭に巣を張っていたジョロウグモを自由研究の課題に選んだことを思い出しました。
以前から我が家の庭に、毎年ジョロウグモが巣をかけ続けています、余程エサが引っかかる場所なのでしょうか。
今年、カーポートを設置したら、そこが巣を張る適地となったみたいで、更にクモの数が増えてしまったのには驚きました。

今年の私の夏休みを振り返ると、何かルーチンを持っていないと、何もしないで日々が過ぎて行きました。
となると、子供の夏休みも、若干の課題は必要なのかなとも思っちゃいました、結論が出ません。










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ヘクソカズラ

2019年08月22日 | 




写真の被写体は、ヘクソカズラです。
ちょうど、今頃あちこちの草むらで、開花しています。

白い花で、花の中央は画像のように紅紫色をしているので、見栄えのよい花だと感じます、個人的にですが。

ぱっとみ、花瓶に飾ってみたい気がするのですが、躊躇しちゃいます。
なにせ、姿の割には凄い名前を与えられている原因が、枝や葉を揉んだときに発する独特の臭いからだそうです。
ウェブでの情報によると、臭いの主成分はスカンクの屁の臭いと同じなんだそうです。
したがって、現在のところは写真を撮影するだけで、一切触らないようにしています。
スカンクと同じと聞いてしまうと、臭いを試したくはありませんからね。

空模様は、8月なのに秋雨前線と呼んで良いような前線が停滞しています。
昨夜もエアコンなしで寝ることができるほど気温が下がってくれました。
ただし、湿気が多いのには閉口します、だから梅雨前線と呼んだ方が似合っているように思えますが。







   
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