マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

CHUDEN MG-3675

2023年11月30日 | 散歩写真





「 す ご い 」

フォノカートリッジですが、今のカートリッジの針を交換するか、新しいカートリッジを買うか色々考えまして、結局新しいカートリッジを買っちゃいました。

最初は、オーディオテクニカという会社のフォノカートリッジを検討しました。
こちら、自社だけでなくて、他の会社で製造しているレコードプレイヤーへ付属しているケースが結構ありまして、評判も悪くなかったので。

でも、考えた末に購入したのは中電というメーカーのMG-3675+HC-001(ヘッドシェル付きの正式な型番)という機種です。
価格は、ヨドバシカメラの通販で16,780円(税込み)でした、XL-15の交換針ND-15Gへ4千円弱の追加で、新しいフォノカートリッジになったわけです。
こちら、知らないメーカーだったんですが、Web上で結構評判が高いんですよ。
Webのレビューはあてにならないことも多いのですが、あちこちで高評価だったので、信じてみました。
本来は、近くのお店で扱っていれば、実際に聞いて買うべきなのでしょうが、田舎は専門店は全滅状態なので。

で、到着したフォノカートリッジをトーンアームへ装着して、ゼロバランスを取って、針圧をセットして、レコード盤へ針を落とました。
余談ですが、こちらの機種針の部分が赤く塗られているので、針を落とす位置が見やすいです。
初めて針を落とすときは、ドキドキします。
最初に聞いたのは、キャンディーズの「わな」です、こちら音が引くような感じが強い盤でしたので確認です。
音が出た途端にびっくりしました、オーディオのプロの先生は、良く楽器が見えると言うんですが、正しくそれでした。
ボーカル部分は、3人がハモるパートや、ミキちゃんが高音を張り上げるパートで、音がひくような感じは消え失せました。
全体の音も広がりがあって、楽しく聞けました。
あと、私の好物のイージー・リスニングのLP盤を聞いたら、音が前後左右に立体感を伴って聞こえました。
いやー、凄いの一言です。
ただ、私はオーディオに関しては素人ですので、その辺は割り引いてくださいね。

中電というメーカはこれまで知らなかったのですが、元々はサンヨー系の会社だったらしいです。
サンヨーが傾いた後、スピンアウトして主にカートリッジをOEMで製造販売を続けてきたようです。
詳しくはWebでです、ただし中電と検索すると、中部電力が最初に表示されるので、根気よく探してください。(笑)

しかし、このフォノカートリッジは実に質素です、写真のとおり、箱も本体も実にそっけない感じですよね。
したがって、所有感はほぼなしです。(笑)
ただ、音は素人の私が聞いても凄みを感じます、音以外には余計なことにお金を掛けないどと言うポリシーを感じました。
余談ですが、今様のフォノカートリッジは、本体そのままで針だけを色々な種類に差し替えできるようになっています。
私が買ったカートリッジは楕円型の針でしたが、丸型とか色々販売されていました。
針に差し替えで色々な音が楽しめるという、ある意味合理的な方法だと感じました。
ちなみに、丸針の方が安かったので、そちらを購入しようと思ったんですが、指定されている針圧が重たすぎて、私のトーンアームでは対応できないので諦めました。
MG-3675の指定針圧は2.5gで、トーンアームの調整範囲(最高3gまで)ギリギリでした。

なお、XL-15の名誉のためにですが、こちら針を交換すれば40年以上前の音が出るはずです。
当時の音を完全に覚えていないのですが、どんなジャンルの盤を聞いてもそつなくこなすという感じだったと思います。
入門用のレコードプレイヤーにくっついてくるやつですから、そんな傾向なのでしょうね。

しかし、良い買い物ができました、ただジャンクレコード漁りが激しくなりそうで、少し怖いです。(笑)

















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汚い!!!

2023年11月29日 | 散歩写真




先日復活させたレコードプレイヤー(SONY PS-3750)ですが、今、一つの問題を抱えています。
問題は、写真に写っているフォノカートリッジ部分です、ご存知のとおりこれはレコード盤から音を変換する肝と言って良い部分です。
レコード盤の溝から音を吸い上げるのは、次の写真に写っているとおり、カートリッジの先についているダイヤモンド針です。
このレコード針には寿命があって、通常はレコードを200時間前後再生すると交換が必要と言われています。

写真のフォノカートリッジは、元々PS-3750を購入した際に付いてきたやつです。
型番はXL-15ですが、Webで検索したらSONYのレコードプレイヤーへ良く付属していたやつだそうです。
当時、フォノカートリッジだけ購入すると11,000円だったようです。
ダイヤ針は消耗品なので交換ができますが、ND-15がその型番です、写真のとおり本体へ記載されていますね。
このダイヤ針ですが、多分200時間は使っていないと思います、せいぜい100時間ゆくかゆかないかでしょう。
ただし、ダイヤ針のユニット部分にはゴムダンパーと言われる部品がついているようで、こちらはゴム製品なので精々10年持てばラッキーらしいです。
ここが駄目になると、音質的には高音と低音のバランスが変になる、余計な音がつき尾を引くだそうです。
実は、レコードを聞いていると、今まさにこの症状が現れている感じです。

当然、もうSONYは交換用のダイヤ針を販売していません。
ただ、ありがたいことに互換性のある針を日本精機宝石工業(株)という会社が販売しているのを確認しました、型番はND-15Gで、ほぼそのままですね。(笑)
同社のWebサイトへ記載されている販売価格は13,090円(税込み)でした。
PS-3750が販売されていた当時は5,500円だったようなので、結構値上がりしています。
まあ、物価の上昇率を考えれば、この価格は妥当なのだろうと思います。
ただ、入門用のフォノカートリッジが同じような値段で販売されています、XL-15も入門用みたいなものですから、カートリッジ毎交換という手もあります。

一番下の写真は、ダイヤ針部分だけマクロレンズで撮影したのを更に切り出して掲載しました。
汚いですよね、これでも先日購入したレコード針クリーナーを使ったのですが、もう汚れがこびりついていて、除去できませんでした。
これじゃ、音が変になっても不思議ではありません。

で、現在のフォノカートリッジの針を交換するか、新しいのを買うか迷っている状況です。











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本末転倒かな

2023年11月28日 | 散歩写真





今日は、朝からバシャバシャと雨が降って、気温も下がって寒いです。
もしかすると、雪がちらつくかもしれません。
当然、外を歩ける状況ではないので、散策はお休みです。(笑)

上の写真、ヨドバシカメラから通信販売で購入したものです。
レコードプレイヤーが復活したので、今度はレコードをケアする用品を買っちゃいました。
100円のジャンク品とは言え、汚いレコードを聞くのは少し心苦しいので。
今までは、カメラレンズ用のブロアーを使って、レコードのゴミを吹き飛ばしていたんですが、静電気が原因のゴミは中々取れませんし。

買ったのは、右からレコード針クリーナー、レコードクリーナ、それに2本のスプレーは静電防止用です。
昔、ステレオをあつらえた時、やはり同じようなケア製品を買いましたが、まだ売っているとは思いませんでしたよ。
レコードクリーナとスプレーをさっそく使ってみたんですが、針飛びとか雑音は減りませんね、古いレコードですから無理というものですが。
それでも、静電気で引き寄せられたゴミは劇的に減りましたので、精神的にはグッドです。
ただ、結構費用がかさみました、ジャンクのレコード盤が40枚近く買えますので、何だか本末転倒にも感じました。
新潟の方言で言う『飴のぜん(銭)より笹のぜん』状態です。
この辺は、CDはほとんどケアが必要ないので、レコードとの決定的な違いでしょうかね。
まあ、こんな不便を含めて楽しむのがレコードだと割り切るしかなさそうです。(笑)
今、もう一つ困っていることがあるのですが、これは検討中なので別途です。

下の写真は昨日撮影しました。
昨夜は満月だったんですが、曇天状態だったので諦めていました、でも見えるよと家の者に言われてカメラを持ち出しました。
空は、雲に覆われていたんですが、雲の切れ間から短時間ですが満月を愛でることができました。
雲がどんどんと流れて、お月さまのシーリングを悪くしてましたが、何枚か撮影したらバッチリ撮れました。
月面のウサギさんがクッキリと写りました。











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葉っぱ一重

2023年11月27日 | 散歩写真





昨日、今日の予報を見たら、午前中から晴れ間が広がる予定でしたが、途中で予報が変更となって午後から晴れ間が広がりました。
午前中は小雨がぱらつくあいにくの空模様でした、空気も冷たく感じました。

写真は、午前中に郵便局へ用があって、その行き帰りに撮影しました。
近所の木も落葉の時期を迎えて、木々は強い風が吹く度に丸裸に近づいています。

地面に落ちた葉っぱは、良い被写体になってくれます。
特に、今日は小雨模様だったので、どぎつい光が避けられたし、水を含んだ葉っぱは趣がありました。
この周辺で良く見かける落葉は、サクラの葉っぱ、ケヤキの葉っぱ、それにイチョウの葉っぱがベストスリーですね。
特にイチョウは、近所の小学校に並木があるし、公園にも植えられていて、木の黄葉も綺麗だし、地面に落ちた葉っぱも黄色い絨毯状態になって綺麗です。

ただし、被写体としてはありがたい落葉ですが、これが家の周りにはびこると、困ったちゃんです。
何せ、これだけの大量の葉っぱを片付けるとなると、結構重労働だったりしますから。
どういうわけか、我が家の駐車場は、強い風が吹くと、イチョウとケヤキの葉っぱが吹き寄せられます。
多分、季節風と家の形状の関係で、吹き溜まりとなる条件が揃ってしまったんでしょうね。(泣)
吹雪になると、雪が葉っぱと似たような吹き溜まりにもなります。
紙一重ならぬ葉っぱ一重と言ったところでしょうか。

ちなみに、家の庭の植栽は、わざわざ落葉樹を避けたのに、ほかから飛んでくる葉っぱで苦しむなんて、家を建てる時には想像できませんでした。(笑)





















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もう片方の主役

2023年11月26日 | 散歩写真





写真は、先日田んぼへ行って白鳥を撮影した際に撮影しました。
群れて飛んでいる鳥の集団は福島潟で越冬しているオオヒシクイです、白鳥と並んで冬の福島潟を代表する鳥です。
実は、ビュー福島潟のキャラクターは白鳥ではなく、オオヒシクイだったりします。
白鳥と同じ様に田んぼでも餌を食べるようですが、白鳥と違って見かけるケースが少ないように感じます。

Webの検索では、マコモやヨシの地下茎が主な餌となっていたので、福島潟内に居ることが多いのかもしれません。
日本と旧ソ連の追跡調査によると、カムチャツカ半島から飛来するとのことです。
不思議なことに、日本の移動経路は、オオヒシクイは日本海側を、ヒシクイは太平洋側だそうです。
それもあって、福島潟ではオオヒシクイを見かけるのでしょうね。

下の写真は、オニバス沼で撮影しました。
被写体はアオサギです、前に撮影した時はチュウサギがこのあたりを縄張りにしていたんですが。
佇んでいる姿は、何となく哲学者を想起させます、私だけかもしれませんが。(笑)

今日は、お孫様が遊びに来たので、散策はなしです。














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不思議な風景

2023年11月25日 | 散歩写真






今朝の最低気温は5℃、日中は7℃止まりで寒いです。
昨夜から今朝にかけては、西寄りの強い風も吹いたので、雪を覚悟しました。
以外にも、日中は風がほぼ止んで曇天となりました、時間帯によっては青空も見えていました。
多分、雪雲は山間部へいちゃったのでしょうね。
でも、これだけ寒いと外を歩く気分は失せてしまって、大人しく家でお休みです。
実は、昨夜急遽こたつを出しまして、我が家のこたつ開きと相成りました。
これは良いタイミングでした、暖房を入れていても、足元が暖かいと体感温度が全然違って感じます。

写真は、先日月岡温泉(新発田市)にある月岡カリオンパークで撮影しました。
公園を歩いていたら、写真のとおり大木の根本にニョキニョキと突起物が林立しているのを見つけました、不思議な風景ですね。
その大木は、下の写真の様に綺麗に紅葉していました、最初はメタセコイアかと思ったのですが違っていました。
どうやらラクウショウという木みたいです、その証拠は根本に林立していた突起物です。
突起物は気根というそうで、これはラクウショウの特徴だとWebの情報にありましたので。
しかし、季節の変化は速いです、つい先週は写真のように小春日和だったのに、今は雪の心配ですからね。

猛暑も嫌なんですが、寒いのも嫌です。














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拠点

2023年11月24日 | 散歩写真





今日は大気の状態が不安定です。
朝の気温が高くて、その後はどんどんと気温が下がっている状態です。
したがって、散策はなしです。

写真は、昨日の散策で撮影しました。
白鳥の越冬風景を撮影したあと、少し周辺を歩きました。

そうしたら、やけに葦原が刈り込まれているのに気が付きました。
前に、同じような道を確認していますが、こちらは釣り人が独自に刈り込みしたもので2本だけでした。
でも昨日はそれ以上の道を確認できました。

それで、そのうちの1本に足を踏み入れてみました。
そうしたら、写真のとおり「かすみ網」が仕掛けられているのを見つけました。
今は、かすみ網の使用は禁止されているので、当然こちらは許可を取っているようです。
網を支える棒に、許可証が写真のとおりぶら下がっていましたので。

それで思い出したんですが、以前地元新聞へ記事が載っていました。
福島潟には、環境省の設置した1級鳥類観測ステーションがあります。
こちらで山階鳥類研究所による、鳥類の標識調査が行われていると書かれていました。
そのための、かすみ網だったようです。
鳥類標識調査員(バンダー)育成のための講習会も行われているようです。
そういえば、何週間か前にステーション近くで若い女子が屯しているのを見かけました。

葦原は、色々なシーンで被写体になってくれるので、ありがたいです。
昨日も、少しだけ撮影しました。

























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越冬風景

2023年11月23日 | 散歩写真





昨日と一昨日程ではないですが、今日も晴天となりました。
ただ、午前中は結構雲が空を覆っていましたが、午後からは結構青空が広がりました。

今日はちょっと白鳥さんに会いに行ってきました。
現在、新潟県内の湖沼には沢山の白鳥がやってきて越冬しています。
私が会いに行った先は、福島潟のオニバス沼周辺の田んぼです。
こちらは国営福島潟干拓地で、元々は福島潟だったところを干拓して結果できあがった水田です。
福島潟に面しているので、白鳥さんは余り移動しなくても良いので、良い餌場です。
今年は猛暑の後も暖かい日が続いたので、稲刈りをした後の田んぼは二番穂が偉く成長しています。
下の1番目の写真ですが、そんな成長した二番穂の中で白鳥が餌をついばんでいる様子です、ご覧のとおり首しか見えません。(笑)
今日は、その田んぼから道を挟んだ耕してある田んぼに移動して集まっていたところを主に撮影しました。
一番近い白鳥さんは私と数十メートルの距離です。
ただし、彼らも警戒心が強いので簡単には近づけません、最初は100メートルの距離をゆっくり、本当にゆっくり歩きながら距離を詰めて行った結果です。
体の大きさはほぼ変わりませんが、灰色に見える個体は白鳥の子どもです、彼らもはるばるシベリアから飛来しました。
田んぼに面した道をドライブしていると、こんな越冬風景を沢山目にすることができます。
したがいまして、瓢湖(阿賀野市)へ白鳥の餌付けを見学に行っても、昼間は白鳥をほとんど見ることができません。(笑)




























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冠雪

2023年11月22日 | 散歩写真







今日も昨日に続いて秋晴れの空模様となりました。
外を歩くと、お日様に向かって歩けば、顔が火照るくらい、お日様を背に受けて歩けば、背中がポカポカしてきました。
完璧の小春日和です。

午前中、買い物へ行く前に福島潟へ行って、少しだけ歩きました。
写真のとおり、雲ひとつ見当たらない青空でした。
雪をまとっている山は飯豊山の方角です、先日から徐々に雪が増えていたんですが、今日は青空に雪が映えてとても綺麗でした。
そのうちに、手前の山々も真っ白になるはずです。
遊歩道に沿って植えてあるハザギですが、先日から剪定が始まっていましたが、今日行ったら写真のとおり丸坊主姿でした。
大丈夫かと心配になるかもしれませんが、田んぼ脇に植えられている場合は、こんなものです。
ビュー福島潟へは、今日もバス2台で、地元の工科学校の生徒さんが訪れていました。
理工系の学校なのでしょうが、ステレオタイプはNGなのですが、今は女子の姿も多くなりました。
先日、補修をしていた頑張れ舎前の木道ですが、通ったら全く補修した跡が見当たりませんでした。
何の修理だったのか、?X100です。(笑)
短時間でしたが、歩き終わったら、結構汗ばんでしまいましたよ。
























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調整できた

2023年11月21日 | 散歩写真








今日は、朝から青空が広がりました。
日向で作業をしたら、結構汗ばみました、いわゆる小春日和です。
家の中よりも、外の日向の方が暖かいです。
どんな作業をしたかと言うと、晴れたので思い切って自動車のタイヤ交換作業を行いました。
夏タイヤから冬タイヤへの交換です、寒波の予報もあるので前倒ししました。
これで、寒波がやってきて雪が降っても大丈夫です。

昨日、レコードプレイヤーPS-3750の45rpmピッチコントロールに付いて書きました。
筐体上のボリュームでコントロールができなければ、内部の基盤上にあるボリュームで調整できそうだと、Webからダウンロードした技術マニュアルの図面から当たりをつけました。
基盤をむき出しにするために本体を分解するのは嫌なので、技術マニュアル全体をもう一度確認してみました。
余談ですが、この手の技術マニュアルは日本のWebサイトにアップしてあることはまずありません。
メーカーはもちろん、配布される販売店もだんまりです。
他の機器でももそうだったんですが、ヨーロッパやアメリカのWebサイトへは普通にアップされているのを結構見つけることができます、文化の違いなのでしょうか、それとも日本のユーザを信用していないのか。
したがって、ダウンロードしたマニュアルは当然英語です、私の読解力ではとても読みきれません。
結構図面が掲載されているので、それを中心に追って行ったら、何と基盤上のピッチ調整用ボリュームへのアクセス方向が載っているではありませんか。
基盤をむき出しにする必要はなくて、ターンテーブルからアクセスできるみたいです。
ターンテーブル上にはプラッターというレコード盤を乗っけるためのゴム製のマットが乗っかっていますよね。
それをはぐると、アルミダイキャスト製のターンテーブルがむき出しになるんですが、そこへ穴が二つ空いています。
穴をマニュアルに載っているように所定の位置へ動かすと、基盤上のボリュームにアクセスできるんです。
マイナスドライバーでF(速く回る方へ)と書かれている方向へ回したら、あっけなくピッチコントロールができました。
言い訳ですが、穴から見える内部は真っ黒なので、ちょっと見ボリュームがあるなんて見えないんですよね。
変なところに穴があるなと、購入した時に思ったのを思い出しましたよ。
ただ、操作マニュアルには記載があったのかもしれません、この辺は記憶が曖昧です。(笑)

45rpmのピッチコントロールが可能となったので、さっそくEP盤を聞いてみました。
そうしたら、歌姫の高音割れが消えちゃいました、原因は「お前か」でしたよ。(笑)
キャンディーズの「わな」の他に、ハードオフのジャンクコーナーから救い上げた、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」も試しました。
こちら、ヒロリンが発生できる一番高い声を張り上げているパートがあると聞いているんですが、OKでした。
ピッチ調整と音割れの関係は、オーディオマニアであれば常識なのでしょうね、お恥ずかしい....

余談ですが、この件で40年以上前にステレオ一式を購入して、数年経過した時の事を思い出しました。
一つは、レコードプレイヤーの45rpmでピッチ調整ができなくなったこと、もう一つはスピーカーのビビリ(特にツイーター)でした。
たしか、このビビリもEP盤をかけた時に発生してた様に記憶しています。
ただ当時は、わざわざEP盤を購入することはなくなって、カセットデッキを買ったので、もっぱらエアチェックで音楽を聞いていました。
カセットデッキの再生ではビビリ音は発生しなかったので、そのまま放置したと記憶しています。
結局、今回の不具合は40年以上前に発生していたんですね。
この時、機器を購入したお店に相談すれば良かったのでしょうね、あっさりと解決したはずです。

で、今まで仮設置だったレコードプレイヤーをCDコンポが乗っかているサイドボード上へ移動させました。
その際、CDコンポのスピーカーをレコードプレイヤーの両脇に置いたところ、今までよりスピーカーの間隔が広がりました、そのためかレコードの音が更に良く聞こえるようになっちゃいましたよ。
なんでも、調整が必要ですね、良い勉強になりました。






















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