マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

たくましさ

2011年10月31日 | 福島潟





昨日、福島潟を散歩した時、菜の花畑の中に、白い花が咲いているのを見つけました。
何が咲いているのかなと思って、近寄ってみたら、それはソバの花でした。

春は一面菜の花畑になるエリアは、元々はソバ畑だった時期もありました。
多分、その時のソバが、細々ではありますが、世代をつないだのだと思います。

その前は、コスモスを一面に植えていた時代もありました。
秋になると、一面ピンクや白のコスモスで埋め尽くされて、素晴らしい眺めでした。
そのコスモスも、やはり細々ですけど、アチコチで命をつないで、今も綺麗な花を魅せてくれます。

毎年、ミゾソバの花を好んで撮影していました。
今年は、今日アップした写真が、初めての撮影です。
昔、一面ミゾソバが咲き乱れていたエリアは、年々数を減らしています。
原因は、湿って日が当たらない環境が減ったのだと想像しています。
でも、逆に湿った環境へ変化したところへ、雨後の竹の子の如く、ミゾソバが見られます。

自然の「たくましさ」を感じた、散歩でした。















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シーズンパス更新

2011年10月30日 | 福島潟










午前中、急遽子供のアッシー君となっちゃいました。
昨夜半から今日は、新潟駅近辺で、列車運行を運休しました。
事故ではありません、ここ数年、新潟駅を高架橋化する工事が行われていますが、留置線の線路切り替えで、列車を運休させたようです。
それでも、途中の駅まで本数を減らして、新潟駅近辺は代行バスで、細々とした運行は行なっていたんですが、子供は乗り遅れてしまったんです。
で、新潟駅まで送れと言われたんですが、目的地の学校まで行くのも時間的に変わらないので、送迎してきました。
この運休、12月にもう一回予定されているんですが、どうなりますか。


午後からは、ビュー福島潟の入場シーズンパスが切れたので、更新と写真展鑑賞を兼ねて、出かけました。
この一年は、シーズンパスの元は取ったんですが、ビュー福島潟を訪れた数は、相当減りました。
今日の訪問も、前に訪れた時分を思い出せない程に間隔が開きました。

写真展は「第32回SSP(日本自然科学写真家協会)展」です。
自然、科学に関するジャンルの写真が展示されていましたが、被写体の範囲が広い写真でした。
どうしても、自然風景を対象とした写真を重点的に鑑賞しちゃいましたが、決定的な瞬間を、シッカリとしたフレーミングで、フォーカスを合わせて撮影できるのか不思議です。
同じ、人間が撮影する写真なのですが、凄いとしか言いようがありません。
11月6日(日)まで、ビュー福島潟五階展示室で開催されています。


それから、屋上へ向かったんですが、六階の展示ホールで何か催し物をしていました。
何かなと思ったら「椎名誠 旅する文学館」でした。
椎名名誉館長の、歴史と作品を一挙に展示してあります。
出版した本はもちろん、子供の頃作った家族壁新聞とか、日記、自筆の原稿などが、展示されていました。
「椎名誠 旅する文学館」は、11月27日(日)まで、開催されています


「椎名誠 旅する文学館」で、床にワープロのOASYSが置かれていました、
何故なのかと思ったら、椎名さんがワープロを使って原稿を書き始めたのが、OASYSだったそうです。
そういえば、私も仕事で随分OASYSのお世話になりました。
あの頃、企業で使っているワープロは、不思議とOASYSが多かったですね。
つい数年前まで、使わなくなったOASYSを持っていたんですが、友達に無料進呈しました。
ところがです、椎名さんのOASYSは、まだ現役なのだそうです。
たしか、他の作家でも、昔のワープロを使い続けていると聞いたことがあります。
ペンと同じで、指に馴染んでしまっているので、機種変更ができないのでしょうね。
当然、今は新品はありませんが、修理を専門としている業者さんがいて、結構修理ができるのだそうです。

私は、PC98を購入して、ジャストシステムの一太郎で、パソコンのワープロへ宗旨変えをしてからは、ずっとパソコンのワープロです。
今は、形を整える必要がある文章以外は、もっぱらエディターと言われるソフトを愛用しています。
動作が軽くて、快適です。


今日の写真は、展示の様子と、福島潟の眺めです。






















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おばあちゃんの柿の木

2011年10月29日 | 五頭方面





今日は、天候に誘われて、五頭山方面へ、紅葉刈りへ行ってきました。
空模様は、朝から恐ろしいほどに晴れ渡って、一日青空が続きました、カラリとして過ごしやすい日でした。


五頭山方面は、柿の木が結構目に付くエリアです。
車を走らせていると、アチコチに撮影したくなる、堂々たる柿の木が沢山あります。
でも、人工物が脇にあったり、他の木の中に隠れていたりして、被写体となる柿の木というと、数がグーンと少なくなってしまいます。

2年前だったと記憶していますが、たまたま休憩を取った時、駐車場から一本の大きな柿の木が見えました。
空に、ニョキと伸びていて、風格を感じさせる柿の木でした。
しかも、柿の実がたわわに実っていて、ちょうど夕日を浴びて、オレンジ色に輝いていました。
早速、撮影しました、多分2年前のブログにアップされていると思います。

昨年も、撮影したんですが、あまり状態がよくありませんでした。
で、今年も、その柿の木のところへ寄って見たんですが、やはり状態が今一歩でした。
ただし、光線の具合は最高だったので、とにかく撮影するポイントへ向かいました。

三脚をセットしたら、おばあちゃんに声をかけられました。
おばあちゃんと少し立ち話をしたのですが、今年は柿の実が少なくて、余り状態が良くないそうです。
おばあちゃんが管理している柿の木ではないのですが、所有者が切ろうとしたのを、止めたのだそうです。
ありがたい話でした、柿の木さえ残っていれば、撮影のチャンスは残りますから。

私が撮影していた辺りは、良くカメラマンが訪れるんだそうです。
目的は、柿の木ではなくて、五頭山と菱ヶ岳の撮影が多いとのことでした。
どこで撮影するのかと思ったら、もっと下がって撮影しなさいと言われましたので、100メートルほど田圃道を歩きました。
振り返ったら、真正面に五頭山と菱ヶ岳が見えました、確かに良いポイントでした。

今日の写真は、おばあちゃんが切られるのを防いでくれた柿の木と、教えてもらったポイントで撮影した、五頭山と菱ヶ岳です。
ちょうど、山頂に雲が浮かんでいたので、良いポイントになりました。

もう一度、たわわに実った柿の実が、夕日を浴びて、オレンジ色に染まっている風景を、撮影できればと思っています。




























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何度も

2011年10月28日 | 







暦からすると、まだ「小春日和」は解禁されませんが、今日は「小春日和」に言葉がぴったりと似合う一日でした。
朝と夕方は冷え込みますが、日中は青空が広がって、気温も上がって、いささか暑さを感ずる一日でした。
明日も、この空模様が続くようなので、紅葉狩りへ行ってきたいなと思います。


読書の秋ですが、読書と言うとどうしても「多読」が評価されるように感じます。
曰く、調査によると一ヶ月に平均X冊読む、とか。

私も、基本的に「多読」です。
図書館に行くと、読みこなせそうにない数の本を借りてきてしまいます。

先日、とあるところで「多度読」と言う言葉を知りました。
意味は、同じ本を何度も読み返すことだそうです。
同じ本を何度も読み返す場合は、余程気に入った本じゃないと、何回も読み返すことはありません。

これまた、ラジオからの受け売りですが、同じ本を年齢を経るごとに読み返すと、本の持っている意味が、違って感ずる。
段々、深く本の中身を理解できるようになる、という主旨でした。

最近、昔読んだけど、それからずっと読んでいない本を、読み返して見ようと思ったのは、こんな理由からです。
シャーロック・ホームズは、読み返してみて、今度はビクトリア時代の時代背景を知りたいと思って、そのジャンルの本を借りたりします。
年齢に応じた理解もあるし、広がりもある、そんな風に感じました。
北杜夫さんの本を、多分何十年ぶりかで読み直すと、どんな理解になるのか、楽しみです。













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どくとるマンボウ

2011年10月27日 | 











昨日のニュースで、作家の北杜夫さんが亡くなったと報じられていました。

北杜夫さんと言うと、どくとるマンボウシリーズが有名ですね。
私も、北杜夫さんとの最初の出合いは「どくとるマンボウ航海記」でした。

この本に出会ったのは、中学生か高校生の時だったと思います、それも、自分で購入したのではありませんでした。
父親が買ってきた本、それも古本だったと記憶していますが、それを何となく読んだのが始まりでした。

面白い本を書く人がいるものだなと言うのが、率直な感想でした。
外国へ行きたいがために、船医として調査船に乗り込んで、途中で逃亡するんだと、いけしゃあしゃあと書いているんですから、驚きです。
ただ、当時外国へ行くのは、大変なハードルを越えなければならなかったことを考慮すると、うまい方法を考えたものだとも言えます。

この本で、北杜夫の世界にはまり込んでしまって、いわゆる「どくとるマンボウシリーズ」を購入して読みました。
実家には、きっかけとなった「どくとるマンボウ航海記」が残っているはずだし、その後のシリーズもあるはずなので、久しぶりに読み返してみようかと思っています。

ご冥福をお祈りいたします。













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今日は何の日

2011年10月26日 | 戯言





ラジオを聴いていると、「今日は何の日」を題して、記念日を説明したりしています。
今日は、新聞とラジオから、「今日な何の日」で、二つ情報を得ました。

新聞のコラム欄へ、今日は「原子力の日」だと書かれていました。
3.11の大震災発生で、東京電力、福島原子力発電所事故の影響がずっと続いています。
本来であれば、今日は科学技術発達の勝利として、大々的に祝福される日だったのでしょうね。
コラム欄へは、東京電力が黒塗りの資料を提出して大ひんしゅくを買って、渋々提出した資料を見たら、電源喪失のリスク管理が書かれていなかった、知的財産で提出できないと理由を述べていたけど、隠蔽としか考えられないとキツイ指摘をしていました。
この記念日、閣議決定した記念日だそうですが、考えものですね。


ラジオで知った記念日は、「柿の日」だそうです。
このいわれは、近代の俳人として誰もが知っている、正岡子規が関係していました。
正岡子規と柿と言えば、「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」の俳句が思い浮かびます。
子規がこの句を読んだのが10月26日だったことにちなんで制定されたそうです。

新潟も秋の深まりと共に、アチコチに柿の実をたわわに実らせた柿の木が目につきます。
結構植えてあるんですが、実は収穫するわけでもなく、鳥のエサとなったり、残り柿として風景写真の被写体になります。
そういえば、普段の生活を振り返ってみても、昔ほど柿を食べなくなりました。
食べ物が豊富になりすぎて、人気が無くなってしまったのかも知れません。
でも、たわわに実った柿の実は、日本の原風景としての、彩りを感じさせてくれます。
それは、それで、ありがたい事だと思います。
「柿の日」は、末永く続いて欲しいものだと、感じました。

今日の写真は、週末の散歩の時撮影した、柿の実です。
キャベツは、オマケです。


















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綺麗過ぎるかな

2011年10月25日 | カメラ








今日は、朝から雨模様。
しかも、気温が低め、雨が降ったこともあって、体感温度は気温よりも寒く感じました。
今日の画象も、新発田市の五十公野エリアにある、五十公野御茶屋の庭園で撮影したものです。
モノクロで撮影すると、単純化された感じがして、力強さを感じさせると思います。
ただ、デジカメのモノクロ写真は、余りにもクオリティが良すぎて、綺麗すぎます。
画象に、もう少し荒れた感じがあって、ちょうど良いと感ずるのですが、そのためにはノイズを乗せる必要があるかなと感じます。
まあ、自己満足で撮影している写真ですから、そこまで凝る必要があるのか、これまた考えものです。






















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根っこ

2011年10月24日 | 散歩写真





雨が降りそうで降らない空模様で、何とか夜まで持ちこたえています。
気温は、20度を割り込んで、肌寒さを感じさせました。


先日、新発田市の五十公野エリアにある、五十公野御茶屋へ行ってきました。
五十公野御茶屋は、新発田藩溝口家の茶寮です、まあ江戸時代のお殿さま別邸で、息抜きをする場所と思えば良いでしょう。

ここには、御茶屋と回遊式日本庭園とで構成されていて、ユッタリと散策するには、持って来いの環境です。
訪れた日は、週末にも関わらず、ほとんど人の姿が見えなかったので、素晴らしい景色を独り占め状態でした。
日本庭園には、色々な木が植えてあって、それだけでも楽しめます。
特に、印象的な根っこを魅せてくれる木が多くあるように感じられます。

今日の写真は、そんな根っこを写したものです。
これから、紅葉の季節ですが、紅に染まった庭園は、さぞかし見事だろうと思います。
できれば、その時期に訪れてみたいと思っています。





















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目の前の不幸

2011年10月23日 | 









目の前で、人の不幸を見るというのは、できれば勘弁して欲しいですね。
今日、東北電力ビッグスワンスタジアムで行われたJリーグの試合を観戦に行きました。
地元、アルビレックス新潟とアビスパ福岡のカードでしたが、アルビレックス新潟が3:1で勝利しました。
試合が終わって、テレビカメラやスチールカメラを持った報道陣が、アビスパ福岡側へ大挙して移動してゆきました。
勝ったチームではなくて、負けたチームを、一所懸命取材している姿には、違和感を感じました。
帰宅して、NHKニュースを聞いたら、この試合でアビスパ福岡はJ2リーグへの降格が決定したのだそうです。
Jリーグは、NPBと違って、J1とJ2のチームが確実に入れ替わります。
これがリーグ戦の緊張感を生んでいることは確かですが、目の前で降格が決定すると、いささか感傷的になります。

写真は、昨日散歩した時に撮影した花です。












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好きな家

2011年10月22日 | 散歩写真






今日、外出から帰宅して、車を降りたら、網戸に何かがくっついているのを見つけました。
それは、カマキリでした。
この数年、今時分になると、お腹が大きなカマキリが、我が家の庭にやってきます。
冬支度をするために、庭木を剪定すると、カマキリの巣が見つかります。
どうやら、我が家は、カマキリが好きな家、いや好きな環境だと言えるようです。
生垣や、庭木として、低木が植えて有りますので、巣を作りやすいんでしょうね。

先日、通勤時にラジオを聴いていたら、野鳥の会の方が、ウグイスについて、話をしていました。
ウグイスがやって来る家は、特徴があるのだそうです、それはウグイスの住んでいる環境に関係があります。
普段、ウグイスは、藪の中で虫を捕獲して暮らしているそうです。
そういえば、五頭憩いの森へ行った時、低木の藪の中を飛び回っている鳥がいました。双眼鏡で確認したら、ウグイスだったことを覚えています。

で、ウグイスがやって来る家は、庭が自然のまま、つまりは手入れが行き届いていない家だそうです。
誰が見ても、素晴らしく手入れされた庭には、残念ながらウグイスはやって来ないことになります。
我が家は、権利がありそうです。

今日は、曇りベースの天候でしたが、午後からは空が少し明るくなって、夕方は綺麗な残照が見えました。
湿気が多くて、気温が意外と高めだったので、なんだか梅雨の走りみたいに感じました。

















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