マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

Elmarit

2016年12月06日 | カメラ




I got a new lens last sunday.
「レンズ沼にハマりました」

以前、机の引き出しを整理していたら、とある物を見つけました。
それは小さな紙袋でして、「ライカ判」と手書きで文字が書かれていました。
紙袋の中に入っていたのは、遥か昔証明写真を撮影した時、カメラ店から受け取ったネガです。
今と違って、フィルム時代は、証明写真を撮影すると、プリントした写真以外に、ネガが付いてきました。

Leicaといえば、日本人には絶大な人気を誇る、カメラのブランドですね。
35mmネガフィルムの規格(大きさ)は、Leicaが伝説のカメラを発売する時に、映画用フィルム2枚分の大きさに制定したのが起源だと聞きました。
だから、私が受け取った紙袋にはライカ判と書かれていたわけです。

私は、Leicaの製品は持っていません、というよりも持てません。
カメラもレンズも、とんでもない価格ですから、あれはお金持ちが使うカメラだと思っています。

でも、今回Leicaのレンズを購入しました、それは「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm」(以下Elmarit)というレンズです。
このレンズは、Panasonicがマイクロフォーサーズカメラ用に発売しているマクロレンズです。
Leicaという名前が付いていますが、聞く所によるとPanasonicが設計して、Leicaのチェックを受けたやつだそうです、いわゆるLeica認定というやつですね。
だから、人によってはLeicaモドキで、Leicaのレンズではないと言われているみたいです。

先日、DMC-G7+高倍率ズームレンズを購入しましたが、花の撮影用にマクロレンズも欲しくなりました。
キタムラのホームページをチェックしたら、程度の良さそうな中古品を見つけたので、近くのキタムラへ取り寄せました。
実は先日手放した、DMC-GF1とDMC-G2の下取り金は、Elmarit購入資金の一部になったわけです。

キタムラからの帰り道、福島潟(新潟市北区)へ寄って、早速Elmaritの試し撮りをして見ました。
一番上の写真は、絞り開放(F2.8)で撮影したものです。
被写体は、ビュー福島潟近くに展示されている、富岡惣一郎作のモニュメントです、富岡さんのサイン部分を撮影しました。
撮影した画像を拡大してみると、尖ったような解像度ではありませんが、コントラストがあって、マクロレンズらしい緻密さを感じさせてくれました。

下の写真は、同じく富岡さんのモニュメントの一部をElmaritで撮影したものです。
上から、F2.8、F4、F5.6、F8に絞って撮影しました、手持ち撮影です。
撮影画像は、絞り開放から満足できますが、絞るに従って周辺部が引き締まります。
私の感じでは、F5.6まで絞れは周辺部が充分に引き締まって感じました、F8まで絞る必要はなさそうです。

事前に、Elmaritの評判をWebでチェックしましたが、写り方は評判どおりに感じました。
ただし、Leicaが冠されているレンズとは言え、Webでは欠点も指摘されていました。
その一つが、下の1枚め、絞り開放で撮影した画像を見ると分かります。
画像の四隅を見ると、周辺減光が結構あるのに気がつくと思います。
まあ、私が持っているデジタル一眼レフカメラ用の大口径レンズでも、絞り開放で撮影した場合、結構周辺減光が目立ちます。
これは、大口径レンズの宿命とも言えるので、仕方ないのかなと思います。

ちなみに、Leicaのレンズには、Elmaritとか色々な愛称が付けられているのは知っていましたが、意味を知りませんでした。
Webで検索したら、基本的にレンズの開放値ごとに愛称が与えられているみたいです。
Elmaritは開放値がF2.8のレンズに与えられた愛称だそうです。
Leica党には怒られそうですが、まず買うことができないブランドでしたから、ご勘弁を。











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