マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

There is historic bridges here.

2015年09月15日 | 散歩写真




「加治川治水ダム」へ向かって走行している際、橋を渡っていたら左方向にトラス橋があるのを見つけました。
くたびれた様子から現役の橋とは思えませんでした、後で調べようと思って取り敢えず写真撮影したのが今日の写真です。

帰宅して調べたら「飯豊川橋梁」という名前の橋でした。
実物を見た時に、何となく鉄道用の橋に感じたのですが、そのとおりでした。
この橋梁は赤谷鉄山開発のために作られたそうで、Wikipediaの情報によると1921年(大正10年)製でした。
何と設置から90年を超える、結構歴史的な橋梁なので、ビックリしました。
既に打ち捨てられているので、塗装もされずにくたびれた様子ですが、橋梁の上にはまだ枕木のような残骸が見えました。
しかし、もし現役の橋梁ならば何か文化財として指定されてもおかしくないのですが、壊すのが面倒で捨てられているようですから、可哀想です。

なお、ダムへ向かう道は、かつては鉄道が通ったルートだったようです。
道を覆っているコンクリート製のシェッドも、当時の遺構をそのまま利用しているらしいです。
シェッドは車1台を通す幅しかないので、長いシェッドには一方通行の信号機が設置されていました。
一番下の写真が、その様子です。

せっかくの歴史的な遺構なので、何とか後世に引き継ぐ手段はないものなのでしょうか。













コメント
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