マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

夏目漱石教授

2010年11月25日 | 戯言








朝から青空が広がって、穏やかな天候でした。日中は、ひどい寒さも感じなかったので、過ごしやすい一日でした。
新潟の冬としては、上々の天候だったと思います。

里の秋も、すっかり盛りを過ぎてしまいました。でも、所々に秋の名残が残っています。一部分を切り取ってみると、まだまだ華やかな秋を見つけることができます。
今日の画像は、そんな風景です。


夏目漱石教授と言うお題です。
日本人だったら、だれでも名前を知っている作家ですね。でも、自慢じゃないですが、この歳になるまで、夏目漱石が書いた作品を読んだ記憶がありません。
教科書に掲載されていない限り、高名だと言われる作家の作品は、ほぼ読んだことがありません。

夏目漱石の話は、流行語についてです。年末に向かって、今年の流行語大賞なるものが、聞こえてきますね。
日本語と言うのは、はやり言葉を作りやすい言語だと聞いたことがあります。
以下は、金田一春彦著「日本語を反省してみませんか」(角川書店)で仕入れた話です。

夏目漱石が一高で教授を勤めていた時、授業の時間に次々と妙な新しい単語を話したそうです。
しかも、その新しい単語の中には、今私達が普通に使っている言葉となって、すっかり定着している単語があると述べられていました。
その単語は「野次る」「牛耳る」です。「野次る」は「野次を飛ばす」を、「牛耳る」は「牛耳を執る」から創りだしたと書かれていました。
毎年、流行語があまた創りだされますが、ほとんど普段の言葉として定着することはありません。
さすがは夏目漱石教授です、彼の創りだした言葉は、すっかり定着してしまったのですから。
受け売りの、戯言でした。












コメント
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