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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選2014準決勝

2014年11月09日 16時43分48秒 | 高校サッカー・クラブユース
エコパにて選手権予選準決勝を観戦

藤枝東 1ー0 開誠館

得点
前半17分 FK、ボールの所に立っていた3人の内2人がボールをまたいでそのままゴールに向かって突進、3人目がその選手へスルーパス。パスを受けた7小谷が決める

得点には至らなかった決定機
前半18分 (開)19森本のパスを受けた15中川のクロスを16加藤がシュート放つが枠外
後半5分 (藤)縦パスを受けた9山田がサイドの7小谷へ展開、7小谷がドリブルでサイド上がりクロス5川本が合わせるが枠外
後半9分 (開)5太田のフィードを受けた15中川がヘディングシュートも枠外
後半13分 (開)5太田のスルーパスを受けた11今井のシュートが枠外
後半25分 (開)縦パスを受けた14松原がターンしてシュート放つが枠外
後半26分 (開)フィードに抜けだした6袴田がシュート放つもGK1長澤がファインセーブ
後半32分 (藤)7小谷のクロス4栗原が頭で合わせるも枠外
後半40分 (開)裏に抜けだした14松原がGK1対1でシュート放つが枠外


藤枝東スタメン
      1長澤
13大石雄2小野 8新村 3貴家
      6大場
   11大石元  5川本
      10藤原  
   7小谷   9山田
交代
前半8分 大石元→4栗原
後半40分 山田→21岩田


開誠館スタメン
      1中村
  19森本 14松原 6袴田
    5太田 8橋本
2山崎         3三好
    7石川 16加藤
      15中川
交代
前半35分 加藤→24鈴木
後半10分 太田と松原がポディションチェンジ
後半11分 山崎→11今井
後半18分 三好→23大場(大場がCB、石川が左サイド、松原がFWに上がり2トップ)


感想
藤枝東が前半セットプレーから奪った先制点を守りきり決勝戦進出を決めた。
試合展開は、藤枝東は早い時間に先制したこともあり、開誠館が攻撃的で藤枝東がカウンターを狙う展開が続いた。
結果的には藤枝東の集中した守備が素晴らしかった試合だったと思う。「得点には至らなかった決定機」欄には記載しなかったが藤枝東DFが体を投げ出して開誠館のシュートをブロックしていたシーンが数多くあった。また開誠館は決定的なシュートが枠をはずしたシーンが多かったが、開誠館選手のシュート精度の問題というよりも藤枝東DFがしっかり寄せていた結果といって良い。また藤枝東GK1長澤は相手の決定機にも非常に落ち着いた対応を見せていた。
藤枝東の攻撃面ではやはり注目の7小谷が目立っていた。サイドでボールを受けると1人でゴールエリアまでボールを運び、その上で決定的な仕事が出来る選手。開誠館DFの驚異となっていた。
開誠館は後半DFの14松原をFWに上げるなど積極的に攻め込んだが、最後は焦りから攻撃の精度が落ちる場面が目立っていた。

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静学 1ー1(PK5ー4) 藤枝明誠

得点
前半31分 (明)13濱のCKを11宮木が頭で合わせる
前半39分 (静)6中澤のドリブルシュートをGKがはじいたこぼれ玉を8旗手がつめる

得点には至らなかった決定機
前半14分 (静)2荒井から13安原へ縦パス、13安原からのスルーパスに抜けだした14薩川がシュート放つも枠外
後半1分 (静)CKを12本藤が頭であわせるもGK正面
後半32分 (静)13安原のドリブルシュートをGK1高田がファインセーブ
後半33分 (明)13濱のドリブルシュートがポスト直撃
延長前半7分 (明)6加藤のFKがポスト直撃


静学スタメン
      25山ノ井
  5加佐 4石渡 3光澤
    15西山 2荒井
6中澤         8旗手
      12本藤
    14薩川 13安原
交代
後半16分 薩川→10名古
後半35分 西山→20井上
後半40分 光澤→21石井
延長前半6分 安原→9加納


明誠スタメン
      1高田
2齋藤 6加藤 13濱  23井上
    3芳野 4新川
 11宮木  9大塚  19佐藤
      8大石
交代
後半21分 佐藤→7内山


感想
藤枝明誠が静学を追い詰めたが、最後の決定機を決めきることが出来ずPK戦の末静学が決勝進出を決めた。
前日の準々決勝は、静学が80分で勝利、明誠が延長戦PK戦までもつれ込む接戦での勝利という事で、コンディション的には静学が有利という試合だった。
しかし実際は明誠の選手の運動量が落ちることは全く無く足をつる選手も無し。明誠は延長後半終了まで全選手が運動量豊富に走り切っていて明誠全選手が一体となって戦う姿勢が際立っていた試合だった。
今季の明誠はなかなかチームの形が固まらず、時間がかかっていた印象だったが、CBで起用される機会の多かった3芳野と4新川をダブルボランチにすえてDFラインの前の守備を安定させたことでチームに安定感が生まれていた。
静学は前の試合同様、慌てることなく落ち着いて試合運びが出来ていた点は良かった。ただ運動量で明誠に上をいかれて攻守の切り替えの守備面でついていけないシーンが多かった。
内容的には明誠が勝利しておかしくない試合だったが、静学が決勝の切符を拾った試合となった。