振動でメンバーの一人のバイクのナンバープレートを留めてたビスが吹っ飛んだ際、街中で見つけた整備工場がこれでした。ルーマニアの中でもディーラー系の整備工場とは天と地の差がある、「数万円で買った車を整備してくれる庶民の味方」 です。エンジン整備から、タイヤの交換(写真2番目参照)、2輪の面倒まで見てくれるそうです。
径は合っているのだけれども、ネジが長すぎた奴を短くカットしてくれたものでナンバープレートを固定してくれて、数レイでしたが、実勢レートで数十円位です。体育館ほどの広さの敷地に、我々の眼には 「ガラクタ」 のような車やパーツがグループ別に集めてあって、「整備工場」の大きな看板が出ていました。
工場の人たちが総出(7~8人)で世話してくれました。バイクを眺めたり、ドイツ語や英語で質問してきたり、写真を撮ったりしていました。ネジ1本に大の男たちがガヤガヤやっているのを見ながら、日本に居る時に見た、予算消化の道路の穴埋め作業員一人に関係者数人が取り囲んでいる光景を思い出したりしていました。