African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA - ページをめくる旅12 -ビーズの棚と鳥の鳴き声で目覚める場所-

2015-09-28 15:22:15 | 旅へ

少し時間が経ちましたが、もうちょっと夏の旅の余韻を引きずっています^^。もうサンマの季節なのに。

最近、新聞やテレビで南アフリカという言葉がよく聞こえます。何だかとても嬉しいです^^

ラグビーワールドカップ。南アフリカチームスプリングボックスが日本チームに惜敗したことに驚き!?

でもなんとなく、南アフリカ人のナショナリティーが表されている感じがします。

少し余裕を持ちすぎたのでしょう^^。次のサモア戦ではさすがに本気モード‼強さを見せつけられました^^。

日本チームの活躍、南アチームの活躍、どちらも楽しみです。

 

夏の南ア旅行で、ビーズショップも訪れました。

日本では見たことのない、ビーズ専門店。なかでもこのお店は種類が豊富で見に行くだけでも楽しい。

↑棚いっぱいにビーズが積まれています。サイズも色々。

↑ネックレスや、ブレスレットに使われる大きめビーズも多数。

↑ガラスビーズ、プラスチックビーズ、ウッドビーズ、シードビーズ、種類も色々。

↑ショップのお兄さん。陳列の時にビーズの袋が破れて、赤のビーズが飛び散っていました・・・^^;

以前南ア滞在中は毎週のように訪れていました。

大きな作品を作るとき使用するビーズは2キロ~3キロくらい。

 

そして、夏の南ア旅行での宿泊先。

幸運にも、以前滞在していた所のとても近所に宿泊先を見つけました。

オーナーさんが家の一部屋をレンタルルームとして提供しています。

↑玄関の様子。集合住宅の敷地入り口にはゲートがあり、セキュリティーがしっかりしています。

↑ベッドルームにはトイレとバスタブが別にあり、とっても便利。

↑オーナーのラナさんと愛犬のリリー。ラナさんは幼稚園の先生。とっても親切な方で、なんだか自分のうちにいるようにリラックスさせてもらいました。

 最初の5日間滞在する予定が、すっかり気に入ってしまい、結局追加で+4日間宿泊させてもらうことに。

 写真はないですが、うちの中には暖炉があり、とっても素敵な空間でした。

敷地内には美しい公園があります。

↑ここもゲート内なので、自由に散歩できます。(朝の様子)

 散歩をするとこんな鳥たちが。

↑滞在中毎朝散歩しました。

 ほぼ毎朝Giant Kingfisherが朝の挨拶をしてくれました。

↑Reed Cormorant

↑HadedaIbis(トキの仲間)この鳥たち、とても賑やか・・・。カラスのような鳴き声で、朝早くに起こしてくれます。

ヨハネスブルグの都会の中にもたくさんの自然があふれています。やはりここはアフリカです。

↑今回は時期的に会えませんでしたが、暖かくなってくるとSpotted Eagle Owlもやってきます。(敷地内に住む鳥撮りの先輩ジョンさん撮影)

 うちを出て2分の散歩で見上げるとフクロウがいる。そんな素敵な暮らしもいいですね。

 

 

 

 

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ZUVALANGA - ページをめくる旅11- 晴れた日曜の朝とSOWETOに歌う人たち

2015-09-13 22:08:31 | 旅へ

すこし写真のまとめに手間取りながら、旅のまとめも終盤です。

SOWETOのお話を少し。

この夏、南アフリカで過ごした大切な朝。

日曜のSOWETOの教会、そこには歌がありました。

 

SOWETOとはSouth Western Townshipsの略。

複雑な南アフリカの歴史の中から形成されたヨハネスブルグ郊外南西にある黒人さんたちが多く住む地域。

SOWETOには南アフリカの歴史についての記念館や、ネルソンマンデラ記念館などがあり、

とても重要な地域です。

↑旧火力発電所。今ではSOWETOのシンボル的建物。なんとバンジージャンプが楽しめる‼(どの程度信頼できるのか・・・^^;)

 

南アフリカ滞在中に、日本人の先輩と教会聖歌隊メンバーの方との交流から、私たちも訪問する機会をいただた、SOWETOの教会。

2011年初めて訪れた時,どこからか湧き上がる歌のハーモニーの素晴らしさと、そこに集う人々の心の温かさに感動し、涙がこみ上げてきました。

突然訪れた私たちを、なんの抵抗もなくこころよく受け入れてくれ、笑顔で声をかけてもらいました。

それ以来、何度か訪問させてもらい、一緒に歌を歌わせてもらったりしました。

今回の訪問の際にも’久しぶりだね。’と声をかけてもらい、写真撮影の許可も頂けました^^。

↑聖歌隊の皆さん。子供たちの歌声も力強い。全身で表現されるゴスペルは本当に素晴らしく、すごい迫力。

ほかのどこにもない、美しく神聖な空間と時間を胸いっぱい吸い込みました。

↑子供たちも行儀よくお祈りをしています。

↑教会に響く美しい歌は本当に心地いい。

↑ 2年ぶりの再会。懐かしい顔ぶれもたくさん。相変わらずの優しさと温かさ。

  いつも明るい聖歌隊の方たち。この日はWoman’sdayの前日だったので赤の衣装で素敵に決めている女性がたくさん。とっても華やかでした^^。

↑教会は神聖で大切な場所。皆さん素敵な姿。

気持ちよく晴れた日曜の朝、美しい歌声と温かい人たち。贅沢な時間でした。

またいつか、’久しぶりだね。’と声をかけてもらいたい^^。

 

 

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ZUVALANGA - 身近にあるアフリカ - タンザニア

2015-09-08 10:45:16 | 日記

大丸心斎橋店本館一階で開催されている、

アフリカンアート ティンガティンガ原画展 地球へのオマージュ〈憧憬〉~大地の鼓動~

へ行ってきました(本日9/8最終日です)。

タンザニアから、ティンガティンガアーティストが来日していて、ライブペインティングが見られました。

ティンガティンガ絵画を中心に、アフリカ雑貨を豊富に取り扱ってる’バラカ’さん主催。

タンザニアから年に3~4人のアーティストが来日し、全国を周っておられます。

↑今回の来日アーティストはMtekoさん。

↑ティンガティンガの特徴でもあるグラーデションの優しさと、動物たちの生き生きとした躍動感が、溢れ出すようにキャンパスいっぱいに描かれています。

今年の1月1日には、天王寺動物園の100周年を記念して、ティンガティンガ作品を動物園に寄贈したことが記事にもなっていました^^。

南アから帰国後、アフリカに飢えていた私達・・・。

バラカさんを訪れ、色々なお話をさせてもらって以来、イベントへ出向くのが楽しみになっています^^。

久々にスワヒリ語であいさつをしてみました^^。

ジャンボ、カリブ、クワヘリ、くらいですが・・・。 あと、バディリポンベ(冷えたビール)ですね^^;。

↑色ムラが気になり、真剣に色を塗りだすムテコさん。

↑よく見ると似てるよと言われ、ご機嫌な笑顔でポーズ^^。

身近にあるアフリカを満喫しました!!

 

 

 

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ZUVALANGA -SOUTH AFRICA TEAM と15,000キロを繋ぐ帽子

2015-09-05 20:32:57 | 日記

旅のまとめはまだまだ終わりませんが、一休みして野球の話。

今、大阪で開催されているU-18ベースボールワールドカップ。

ニュースでは日本チーム以外の試合結果はなかなか見られません・・・。

なんと South Africa Team が大阪に来ているとは!!

情報収集不足!!全く知りませんでした(*_*)

3日前に、南アフリカで同僚だった北海道在住の方(日本人の方)から連絡をいただき、びっくり。

南アフリカ滞在中にその方の息子さんは現地のベースボールチーム(小学部)に所属していました。

その時のコーチが南アフリカ代表チームの団長さん、チームメートが選抜メンバーとして今、大阪に来ていると教えてくれました。

これは、応援に行かなくては!!

これまでの試合結果をnetでチェック・・・日本、全勝・・・・南アフリカ、全敗・・・(9月2日時点)

アフリカではまだまだ野球はポピュラーなスポーツではありません。

いざ、豊中ローズ球場へ! 本日南アフリカ最終戦。対ブラジル戦。

↑南アフリカ国歌(コシシケレりアフリカ)

まだ一勝も手にしていないチームとは思えない明るさ^^。

アフリカの雰囲気が豊中に在りました。

↑スコアボードの名前はカタカナ・・・・。選手たちは相手の選手の名前わかりませんね・・・。

名前が長いからでしょうか?日本人観客用でしょうか?

↑目指せ一勝!気合入ります。

↑全力プレー。

↑全力プレーの中の素敵な笑顔

今日は機動力を生かしていい攻めを見せています。

そして・・・ついに!

↑優勝!!!!?

悲願の一勝!まるで優勝したかように、選手たちは喜びを爆発^^

一勝を勝ち取ることが難しいチームでは、掴み取った一勝はとても感慨深い。

こんな素敵なシーンが日本で放送されないのは本当にもったいない!!!

日本戦の裏では、日本から遠く遠く離れた南アフリカやブラジルから来た青年達が必死に闘って、汗を流しています。

↑試合後、お互いの健闘をたたえる選手たち。

もっともっと多くの人たちに見てもらいたいです。少し視野を広げると色々なことが見えてきますから。

↑手のサインの意味は分かりませんでした^^

右端に立っている日本人の男の子兄弟くんは、頻繁に球場へ来ていて、

南アフリカ選手の親御さん達と顔見知りになり、南アフリカサポーターチームの一員として認められ、南ア国旗をプレゼントされたそうです^^。

その温かさと距離感が南アフリカなんです^^。

↑試合後、バックネットに走っていく南ア選手たち

↑これを撮ってほしかったんですね^^。(RSAが南アフリカ)悲願の一勝。

↑闘いを終えた選手たちと、親御さん、サポーターの皆さん、勢揃い。

↑南アフリカ代表チーム団長のパディーさん。

北海道にいる昔の教え子へと帽子を託されました^^

人と人との繋がりに15000キロという距離は関係ありません。

楽しい一日の終わり、南アフリカ産のグレープフルーツを贅沢にウォッカに漬け込んだソルティードッグで乾杯です。

また、アフリカが恋しくなりました^^

 

 

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ZUVALANGA - ページをめくる旅10 - 変わらぬ空間の心地よさと驚く喜び

2015-09-03 21:53:35 | 旅へ

ヨハネスブルグ滞在中にいちばん長い時間を過ごした師匠たちとの時間。

まとめるのは難しいですが、写真で少しご紹介^^。

↑ 彼らは朝からラジオペンチ片手にそれぞれの仕事をしています。変わらない時間がそこに在りました。

久しぶりの再会。

↑南アフリカで生活していた時、毎週末を過ごした青空教室(ビーズアートショップの裏庭)には相変わらずの顔ぶれが。

↑師匠(ジョセフさん)にお土産を渡し、再会を喜び、それぞれの生活の話、家族の話をする。

そして、ZUVALANGAの作品展の報告も。

 

↑再会を喜んだ後は、すぐに青空教室へ^^。空き缶のアート。

物づくりを教わりながら、色々な話をしたり、冗談を言ったり。

一瞬で、もといたあの頃の時間に戻ります。この空気、この時間、この空間が好きで、心地いい。

 

↑ビーズのスペシャリスト(チャップリンさん)も冬の晴れ空の下、ご機嫌に背高キリンを作製中^^

↑彼がビーズを巻いた作品は、だれが見ても違いが分かる美しさ。

 

↑先輩の言うことに一生懸命耳を傾ける若者(ハワードさん)

↑これは、ヒツジを作っているところ。

 

↑天才ビーズアーティスト(ティナーシェさん)との再会。話が尽きません^^。

作品展の報告を喜んで聞いてくれました。

↑お店や顧客からのオーダーで動物デザインのビーズアートを手掛ける事がほとんどの彼が、

私たちを驚かせようと新しい作品を作製してくれています。

出来上がりがこちら!!↓

↑身長40cmのリアルブッシュマン^^。南部アフリカの原住民。(顔がどことなく日本人ぽくて、親しみがわきます^^)

↑ 筋肉の感じ、手先、指先、あごのシルエット、土台はアフリカ大陸。槍、弓、かわいいポーチも^^。

 1日で作りあげてしまう彼には驚かされます。

 凄い。ビーズアートの可能性は無限大。感動です。彼に作れないものはないんだなぁと再確認。

 改めて、凄い人たちとの出会いに感謝し、一緒に過ごしている時間に喜びを感じます。

↑ 手でつくる物にはアイデアと努力、驚きと温かみがあふれています。

 アフリカに来てよかった。やっぱり良い。学ぶこと、得ること、感じること、考えること、尽きません。

 

↑ ティナーシェさんの娘さん、テンダイちゃん。久々の再会に少し照れを見せていました。

 

↑ 近所の子。キャラが素敵なんで写真を一枚。3歳で、この貫禄。

 アジア人の私たちに興味津々。アフリカは楽しい^^。

 

 

 

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