African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA 国立科学博物館’ビーズ’展へ行ってきました🐳

2019-04-24 15:55:47 | 作品・作品展

東京上野国立科学博物館にて開催中の’ビーズ’自然をつなぐ 世界をつなぐ を観てきました^^。

とても暖かかった週明け、上野駅は

動物園、博物館、美術館、公園へ向かう大勢の人たちで盛り上がっていました。

皆さん、陽気な気候にウキウキな様子。

私もそんな中の一人でした^^。

到着しました!科博と言えばこのシロナガスクジラ。

’ビーズ’展は日本館1F企画展示室。

さぁ、階段を上がりましょう。

ビーズの世界への入り口です。

そして、ビーズアートは入り口前中央ホールに堂々と飾られています!

大阪民族学博物館、岡山オリエント美術館とはまた一味違う広い空間に大胆な展示。

どの角度からが良いかと、写真を撮っていたら、

修学旅行中らしき中学生の皆さんがビーズアートを見に近づいてきました。

師匠ティナーシェ氏のシマウマを見て、

一人の学生さんが’蝋人形でしょ??’と。

’ん?違う?ビーズ??’としばらく理解に苦しんでいる様子がとても可愛かったです^^。

そんな新鮮な反応に、さすが師匠の作品はそこまでスムースってことかぁと改めて感心させられました。

さて、中の展示も少しご紹介。

事前に、

展示担当の方から ’まさに民博と科博のコラボ、相乗効果がみられる展示になっていますよ!’とお聞きしていました。

展示を見て、なるほど納得!

素材ごとのセクションに分かれ、ビーズで作られた作品から遡り、素材について深く掘り下げての展示になっています。

私のお気に入りは、動物のセクション。

ビーズ作品と、はく製とのコラボ展示はとても興味深い。(まさに民族学+科学!!)

民博のビーズ展で、「これは、どういうことなのかなぁ??」と思っていた答えがここにありました!

「そうか。これは、バクのここだったんだ!」と、2年越しですっきりしました^^。

 

貝や石、金属のセクションを通り、

ガラスの展示の場所にはヨルバのビーズ人形があります。こちらも是非見てもらいたいビーズ作品です。

21世紀のビーズセクションには、日本のビーズ作品、新しいビーズ産業についても展示されていて、

まだまだ知らない事ばかり、新しく学ぶことがたくさんありました^^。

 

ビーズアートが展示されている中央ホールは吹き抜けになっているので、2階からもビーズアートを見られそう。

そう思い、2階へ上がってのぞき込んでみると・・・こんな感じでした↓

これって、南アフリカ滞在中に叶えられなかった、気球に乗っての空からサファリの気分だ!!と一人で感動!

(わかる人にはわかっていただけますか??('_';))

なかなか上から動物たち(ビーズアートですが…)を観察できないので、新しい楽しみ方を発見しました。

是非、飛んでいるヒゲワシの翼の美しさをさらに上から見てみてください^^。

 

ビーズ展を大いに満喫し、

さらにもう一つの楽しみ’大哺乳類展2’の会場へ。

迫力満点、圧巻の展示でした。

哺乳類がどの様な術で力強く生き残って来たかを色々な視点から教えてくれます。

なんと言っても、資料の数が膨大!

圧倒されっぱなしでした。

カバも意外と脚が長い。

ネコ科とイヌ科の違いなども詳しく解説。

草食獣も勢揃い!

個人的には、ツチブタの骨格標本が見られたのが、とても嬉しかったです。

 

そして、チーターの表情がなんとなくチーターっぽくなかったのも印象にのこったところです…^^;

お子さんから、大人まで、誰もが楽しめる素晴らしい展示でした。

帰りの時間を気にしなければ、もっともっとゆっくり見られたのに・・・。

 

ビーズ展へ行くことはすでに決まっていたので、

事前に大哺乳類展2の前売り券を購入していました。

グッズセット前売り券を購入すると付いてくるというのが、ハダカゲバネズミのスクィーズ(等身大サイズ)。

気になったので、そちらを購入してみました。

展示最後に引換券と交換してくれるとのこと。

引き換えてもらいました。

↑ 一緒に大阪に戻ってきた、ハダカゲバネズミ。

何とも言えないゆるさで、本物よりもだいぶ愛らしい感じ。

↑ 科博の展示では骨になっていました。(上野動物園では本物に出会えますよ)

 

ビーズ展、大哺乳類展2、

是非、遊びに行って、新しい驚き、発見を楽しんでみてください♪

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ZUVALANGA 日常にビーズのある風景

2019-04-20 01:03:47 | 日記

写真撮影について。

ビーズアートのある日常風景を撮影したくて日々試行錯誤しています。

暖かく天気が良い日、自然光で良い写真が撮れそうな気がして、挑戦してみます。

でも、作業場ではなかなか思うようにいきません…。

という事で、外で素敵な場所や空間を見つけたら、写真撮影してもいいですか??とお願いさせてもらうことも^^。

ブルートカゲの写真と、2つ前のブログの額縁と鳥の写真は

淡路島の海の傍のカフェ’Neki 額縁と珈琲’さんにて。

初めて訪れたにもかかわらず、作品を置いて写真を撮らせて欲しい!というわがままなお願いを

こころよくOKしてくださいました。

美味しい珈琲を頂きながらゆっくりとお話をさせてもらったり、パチパチ写真を撮らせてもらったり。

楽しい時間を過ごさせてもらいました^^。

なんとも不思議な’額縁’と’珈琲’の組み合わせ。

でも、入り口を入るとそんな不思議な空間がとっても心地よくて、ついつい長居。

↑店内に飾ってある、ロゴ入りワイヤーアートは徳島の作家さん作。

 

そして、淡路島ではさらに違う場所でもわがままを聞いてもらいました^^;

淡路島のちょうど中心あたりにあるカフェ’toneko’さん。

1階はガラス窓から気持ちの良い景色が臨むカフェスペース。

2階はネコ達と触れ合えるスペース(有料要予約)になっています。

ZUVALANGAの作品展へ足を運んでくださった、明るくってカラっと元気に笑う素敵なオーナーさん。

一度カフェを訪れた時に、ここで写真を撮りたい!と思い、

作品を持って厚かましく再訪問^^。こころよく撮影させてくださいました。

ただ、オーナさんとの楽しいおしゃべりが楽しく、気分よく、満足した私・・・。

頂いたデザート、珈琲、お店の様子、可愛い猫たちの写真・・・。

すーっっかり写真を撮るのを忘れて帰ってしまいました・・・。すみませんtonekoさん!

また遊びに行かせてもらいます( ;∀;)

’toneko’さんはある意味猫カフェ🐈なのですが、

オーナーさんのコンセプト、心配りがとても丁寧で感心させられます。

猫好きなお客様はもちろん、動物が苦手なお客様でもみんなが気持ちよく過ごせるように空間づくりをされています。

↑ 猫たちvsビーズの鳥たち(ちゃんと鳥と認識してくれている様子です🐱)

 

今週末4月21日(日曜)には南あわじ市の願海寺(がんかいじ)でお大師さんの陶器市が開かれます。

淡路島で活躍する陶芸家さん達が集うイベント。

淡路島の窯元さんがズラッと並ぶ陶器市は魅力的です。

最近ドリップ珈琲の美味しさにはまっていて、電動ミルを買おうか検討中。

その前に素敵なコーヒーカップが欲しいぁと思っていたので、イベントに興味大です^^。

陶器の出店だけでなく、食べ物のお店もありという事で、ますます楽しみです。

淡路島でカフェやレストランに立ち寄ったら、是非、使われている食器にも注目してみてください。

島内の作家さんの陶器を使っているお店が沢山あります。

つながりを大切にするって、素敵だなぁと思います。

 

Nekiさん もイベントに出店予定のご様子。

日曜はお天気も良さそうで、お出かけ日和になりそうですね☀

 

 

 

 

 

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ZUVALANGA 大阪でもペーパービーズ体験

2019-04-14 20:52:38 | 作品・作品展

暖かくなってきました。

なんとなく、カラフルな鳥たちが似合う季節です🐦

↑ サンバード達(タイヨウチョウ)

↑ ケニアで出会ったサンバード

 

東京では科学博物館(上野)『ビーズ展』が始まりました。

まだ観に行けていませんが、どのような展示になっているのかとても楽しみです^^。

 

民族学博物館(吹田)でもビーズで遊べるイベントが開催されるので、ご紹介。

『春のみんぱくワークショップ』

4月26日(Fri)、27日(Sat)は

『みて ふれて つくって 世界のビーズ』

’ペーパービーズづくり’イベントと、

’アフリカのおしゃれを体験’できるイベントが開催されるそうです。

ペーパービーズは現在、様々な国で作られています。

アフリカで初めてペーパービーズを見た時『これ紙??』と驚きました。

カラフルで、しっかり頑丈。軽いので、ネックレスやイヤリングに良さそうですね^^。

好きな色や模様の紙をくるくる巻いて自分好みのオリジナルビーズが作れるのが魅力的。

私も作ったことがないので、興味あり!

もう使わない紙などが素敵なビーズに変わって行く・・・これぞアップサイクルです⤴

 

同時に、ビーズでアフリカのおしゃれを体験できるイベントも。

ゴールデンウィークの始まりに是非、遊びに行ってみてください^^。

↑ ケニアアンボセリ近くでで出会ったマサイの男性。ビーズ、ビーズ、ビーズ。カラフルで派手がよく似合う!

↑ 南アフリカもカラフルでは負けていません!ンデベレカラーのアクセサリ。

カラフルなビーズはなんだか気持ちも明るくしてくれます🌈

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ZUVALANGA 『ビーズ』自然をつなぐ 世界をつなぐ in国立科学博物館

2019-04-02 15:41:03 | 作品・作品展

早いもので今年も4月。

新しい元号も発表され、長い連休も近づいてきました。

春はお出かけの季節。色々な予定を楽しみにしている方々も多いのではないでしょうか。

 

大阪、岡山と続いてきた『ビーズ』展が

上野国立科学博物館で開催されます。

 

国立民族学博物館・国立科学博物館 共同企画展

「ビーズ -自然をつなぐ、世界をつなぐ-」

2019年4月9日(火)~6月16日(日)

午前9時~午後5時 (金・土曜日及び4月28日(日)~5月5日(日・祝)は午後8時まで。5月6日(月・休)は午後6時まで)
*入館は各閉館時刻の30分前まで

一般・大学生:620円(団体500円)
高校生以下および65歳以上:無料
 

国立科学博物館 『ビーズ』

 

 

今までとは違うアプローチで『ビーズ』というものをとらえ、素材にスポットを当てた展示になりそうです。

ZUVALANGA作品は21世紀のビーズのポジションで展示される予定です。

 

よく考えると、うちはBeadsだらけです。

作業場はもちろん、キッチンから、玄関に至るまで、ビーズのものが溢れています。

余りにもそれが普通なので気にもしませんでしたが、普通ではないのでしょうか・・・。

でも、どんなものでもビーズになり得るなら、やはりビーズは身近なモノなのかもしれませんね。

今回の『ビーズ』展の副題の一つ’自然をつなぐ’。

鳥の羽、種、金属、石、そしてもちろんガラスなどなど・・・。

人は昔から身近なものを手に取り、アイデアを持って工夫し、ビーズとしてつないで来たんですね。

 

そして、もう一つの副題’世界をつなぐ’。

世界をぐるっと見渡してみると、

言語や、衣装、食べ物など、場所場所で様々な個性があるけれど、

どの大陸にもビーズというものがあり、遠い昔から人はそれをつなぎ、飾ったり、身に着けたりしてきました。

ますますビーズの魅力について、深く考えさせられています^^。

 

↑ 自分の作品が載った『ビーズ』展図録を眺め、照れ笑いのTinashe 氏。(南アフリカヨハネスブル)

ZUVALANGAもビーズを通して、色々なつながりを頂いています。

ZUVALANGAを通して、ジンバブウェや、南アフリカを知ってくださった方から、

先月、南東部アフリカを襲ったサイクロン’Idai’の被害について心配のお声をもらいました。

師匠達の生活拠点である南アフリカヨハネスブルグに被害はほとんどありませんでした。

故郷のジンバブエも彼らの家族が住む場所は大丈夫だったそうです。

しかし、首都ハラレから北の村で育ったTinasheさんはこのタイミングで家族に会いに、先週から故郷に帰っています。

ゆっくりと家族との時間を過ごしているとメッセージをもらいました。

まさに、ビーズで世界がつながっていくという事を実感しています。

ご心配くださった皆様、ありがとうございました。

ジンバブウェ東部、モザンビーク、マラウィなどでは被害は大きく、一日も早い復興を願っています。

 

科博ではただいま大哺乳類展2も開催中です。

国立科学博物館大哺乳類展2

楽しみながら学べる、ビーズと生きもの。

面白い発見がありそうな展示、是非ゴールデンウィークの予定に入れてみてください^^

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