African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA アフリカンワイヤー&ビーズアートを通してミズカキヤモリに出会う

2020-10-28 17:50:20 | 作品・作品展

↑ ミズカキヤモリ Web-footed Gecko 

 

アフリカンワイヤー&ビーズアートを通して表現させてもらう中で、とても大切で嬉しい事は、

このアートに出会った方々が、

アフリカや、野生動物との距離を今までよりもぐっと近くに感じてくれる事。

このミズカキヤモリは先月まで宝塚市立文化芸術センターで展示されていた作品。

ナミビアナミブ砂漠に生息する美しいヤモリ。

TVなどでは瞳についた砂漠の朝霧を舐める映像を見た事がある人もいるのでは。

↑ナミビアで出会ったミズカキヤモリ

 

小さな生き物たちはマクロでの写真撮影が多いので、サイズ感がわかりにくいが、

おおよそ手のひらサイズの小さなかわいいヤモリ。

小さいけれどもしっかりと胸を張って威嚇してくるプライドの高いヤモリ。

↑ナミブ砂漠の厳しい環境の中、美しく輝いていた。

 

ZUVALANGAのビーズミズカキヤモリに興味を持って下さった方も、

このヤモリの名前を知らなかったり、生息地を知らなかったりの方がほとんど。

でも、アートを通して、このヤモリに出会い、

ミズカキという名前に納得し、生態に驚き、遠くナミブ砂漠を感じてくれていた。

直接その生き物をまだ知らなくても、入り口として、ビーズで紡がれた生き物たちに興味を持ってくれる事がとても嬉しい。

そして、その出会いをきっかけに、

野生動物や、アフリカ、アフリカに生きる人々に思いを馳せてくれる事が嬉しい。

アフリカの師匠達から学んだワイヤーとビーズで紡がれたこのアートには

様々な事を伝える力が備わっている。

そのストーリーをしっかりと表現していけたらと思う。

↑ビーズの朝霧を舐める

 

今すぐアフリカへ行くことが出来ないのはもどかしいけれど、

今、この瞬間も、遠くナミビアの砂漠でこの小さなヤモリが朝霧を舐めていると思うと、

気持ちが上向きになる⤴

いつかまた会える事を心待ちにしながら、制作活動を続けたいと思う。

↑美しく乾いたナミブ砂漠を空から🛩

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ZUVALANGA ミニ展示中、宝塚市立文化芸術センターショップよりオープンスケジュールのお知らせ

2020-10-19 13:51:41 | 作品・作品展

↑ Lilac-breasted Roller モパニツリーで休むライラックニシブッポウソウ(@クルーガーナショナルパーク)

曇り空になると気温がぐっと下がってきますね🍁

アフリカで撮影した少し秋っぽい写真を一枚。

 

ZUVALANGA作品ポップアップ展示中の宝塚市立文化芸術センターミュージアムショップからのお知らせです。

ミュージアムショップは2階メインギャラリーに合わせてのスケジュールになっています。

グランドオープンから開催されていた、メインギャラリーでの’’開館記念展『宝塚の祝祭Ⅰ』’’の終了に伴い、

ミュージアムショップも昨日から一旦クローズ中です。

ZUVALANGA作品はミュージアムショップオープン時のみの展示となっていますので、ご注意を!

 

年内のミュージアムショップのオープンスケジュールはこちら☟

 

●10月30日(金)~11月3日(火)

●11月14日(土)~12月20日(日)

●12月21日(月)~12月27日(日)   にOPENしています!!

 

宝塚市立文化芸術センターにはZUVALANGAビーズのカバがいるので、

こちらはクルーガーナショナルパークのカバのひなたぼっこの様子。

普段は水の中にいることが多いカバ。全身の写真を撮るのはなかなか難しい^^;

 

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ZUVALANGA 特別展’先住民の宝’を観覧して、アフリカンワイヤー&ビーズアートについて思うこと

2020-10-15 16:03:14 | 日記

現在国立民族学博物館(吹田市)にて開催中の‘先住民の宝’観覧に行ってきました。

9つの国、地域に暮らす先住民の人々を取り上げた展示となっていました。

中の様子は撮影NGだったので、外と館内で集められるスタンプの写真を^^。

‘先住民にとって、宝は心の拠り所であり、民族としての誇り。そして何より宝は、彼らにとって希望そのものなのだ‘。

この言葉が強く心に残りました。

民博ミュージアムショップで並ぶハシビロコウ(南部アフリカにはいない鳥だけど、好きな鳥です)

 

特別展‘先住民の宝’を観て

今、この時だからこそ改めてアフリカンワイヤー&ビーズアートへの思いを少しまとめてみました。

長文になりますが、お読み頂ければ幸いです。

‘先住民の宝’展示は文化的な展示作品だけにとどまらず、人々がたどってきた歴史や生活、人種差別問題、環境問題など深く学べる展示になっていた。効率重視や生産性重視、速さや便利さの追求によってもたらされる新たな問題提起もあった。

グアテマラ・マヤの人々の丁寧に作られた織物、刺繍はとても魅力的だった。しかし現在、デザインだけを真似、プリント布として大量生産された安価なモノが市場にあふれている現状も伝えられ、自分ならその場でどちらを選ぶだろう・・・考えさせられた。

便利さ効率性、目先の利益などが最優先になってしまうと、民族の誇りや伝統は簡単に置き去りになってしまうのではないかと感じた。

 

改めてアフリカンワイヤー&ビーズ、ジンバブエ人アーティスト達について考え、ジョセフ氏(ショナ人)と共に訪れた、ジンバブエにある世界遺産‘グレートジンバブエ遺跡’で出会った美しい花崗岩の並びを思い出した。

‘グレートジンバブエ遺跡’は15世紀頃にショナの人々が築いた大規模な石造建築遺跡。人々の手で丁寧に築かれた美しい花崗岩ブロックの並びは時を経て、アーティスト達の手で紡ぎ出されるガラスビーズの並びに形を換えながらも、その誇りは今も脈々と受け継がれているのだと思う。

↑ジンバブエ国旗にも描かれるジンバブエバード

遺跡を見上げ、『これはすべて人々の手造りなんだ。人々のアイデアと技術で築かれたものなんだ』と語るジョセフ氏の誇らしげな表情を覚えている。その遺跡もアフリカンワイヤー&ビーズアートも様々な背景とストーリーを纏った宝なのだ。

 

コロナ渦において、南アフリカはロックダウン、旅行者の激減でかなりの打撃を受けている。

南アフリカケープタウンで活躍するアーティスト達の活動拠点になっていた団体が活動休止・解散に追い込まれてしまった。

↑ケープタウン 空港に飾られるケープタウン在中のアーティスト達によって作られたネルソンマンデラ氏のビーズアート

 

彼らは個人個人自宅などで製作活動を続けているが、状況は良くないとジョセフ氏の友人が語っていた。もちろんヨハネスブルグでも状況は同じ。

大規模な作品作りや、企業オフィスのデコレーションなどはアーティスト達が力を集結して作業をしている。

その拠点が無くなってしまったことで、どのような影響が出てくるのか・・。

いつか明けるこの困難の先の為にも力を合わせて踏ん張ってほしいと思う。

 

今年8月に予定していた南アフリカ行きが叶わず、彼らに直接会い、話をすることが出来なくなってしまった・・・。

その代わり、携帯でのメッセージのやりとりが増えた。彼らもお客様との会話を楽しむ時間がなくなり、ストック作りに疲れたとき、メッセージのやりとりが気晴らしになるのだろう。

ただ、7時間の時差を全く気にしない彼らのメッセージはこちらの深夜になることが多い・・・。

深夜に送られてきたメッセージを見ると、街の様子や、家族の話、新しい作品の写真。時には道ばたで拾った綺麗な卵形の石の写真。

そこにはいつも安心や驚きや笑いがある。深夜に起こされて、まさかの石の写真には、まいってしまったが、日々を楽しむ彼らの様子が見えて嬉しくなった。

彼らが大切にしているアフリカンワイヤー&ビーズアート。

彼らの思い、ZUVALANGAの思いと彼らへのリスペクトの気持ちをのせて、魅力を伝えながら進んでく未来に希望を見出したい。

 

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ZUVALANGA 作品展、イベント無事終了。10月4日は世界動物の日🐒

2020-10-02 11:03:43 | 日記

秋の気持ちの良い季候が続いています。

今年に入って長い時間、落ち着かなかった気持ちも少しずつ少しずつこの日常に適応しようとしている感じです。

気づけば時間があっという間に過ぎ、来年のことも気になりだしています^^。

↑前に進むカメレオン @onemanshow 東京西尾荻窪 ギャラリーFace to Face

 

先週末9月27日、東京西荻窪でのグループ展、兵庫県伊丹市での野外のイベントが無事に終了しました。

お越し頂いた皆さま本当にありがとうございました。

↑いつも通り欲張りすぎた、ZUVALANGA×岡崎仙花園コラボBOOTH @ITAMI CITY JAM 兵庫県伊丹市 三軒寺前広場

 

どちらもあらゆる対策を講じ、

難しい状況の中でも止まらずに進んでく人々の強さと、先行きの明るさを見た作品展、イベントになっていました❁

東京での在廊は叶いませんでしたが、いつかの機会を楽しみにしています^^。

これからも続いていく日常が少しでも豊かに色鮮やかになると良いなぁとつくづく思いました。

 

10月4日は世界動物の日だそうです🐘

コロナ渦で、野生動物たちはどのように過ごしているのでしょうか・・。

アフリカのサファリでは観光客が少なくて野生動物たちがのびのびと過ごしているなどの記事も見かけましたが、

観光客の数が減り、人目が少なくなることで密猟も増えているとの報告も。

まずは現状に目を向けること、大切だと感じています。

最近はナショナルジオグラフィックから出版された写真集を興味深く読んでいます。

私としては鳥の箱舟に感動しています。

鳥という種類の中、みんな自由気ままなスタイルとカラーで生きています。

地球は多種多様でカラフルな方が絶対にいい!!

秋の風が気持ちよく、少し気持ちも上向きです⤴

 

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