African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA - ページをめくる旅9 - あふれるアートと凧を揚げる人

2015-08-31 13:30:13 | 旅へ

日本へ帰ってきて何日か経ちましたが、気持ちは南アフリカに置き忘れてきたような・・・

撮影してきた写真を整理していたら(合計2000枚以上・・・)、そんな気分に^^

のんびりですが、まだまだ続く旅のページをめくっていきたいと思います。

アートのお話。

ヨハネスブルグのあちこちを車で少しうろうろすると、いたるところにアートが。

↑以前南アフリカ滞在中によくお話をしたビーズアートアーティストと再会。(Robie Raranyeさん、Lovemore Chiyasoさん、)

Robieさんが手にしているヘリコプター、もちろん手作り。シートは革を縫いつけています。そして、プロペラにはDVDplayerの回転する部分を再利用。

電池をセットして、回して見せてくれました。スムーズに回転、流石のアイデアです!

↑道で作品をきれいに並べている。ここが彼らのshop。

道行く人たちが気軽に立ち止まり作品を見たり、お話したり。

↑知り合いの人が教えてくれた新スポット27Boxes。

コンテナーを積み上げて作られた、アートショップ集合体。

まだ建設途中ですが、すでにオープン・・・。そんな緩い感じが好きです^^

色々なショップが入っていて素敵な雰囲気。新しい人気スポットになるのでは。

↑入口の花屋さん。様々な種類のプロテアが並んでいます。

 

↑RoseBankという地区にあるお土産屋さん街。ココも小さなショップの集合体。

アフリカ全土からの物が集まってきています。お土産を買うならココは外せません。

ジンバブエのビーズアート、南アフリカのワイヤーバスケット、ケニアの木彫り、コンゴ民主共和国のお面、カメルーンの呪われそうな置物・・・と色々です。

そして、店員さんの国籍も様々。ジンバブエ、マラウィー、コンゴ民主共和国、カメルーン、ケニア、タンザニア、南アフリカ・・・・。ここはやっぱりアフリカ大陸です。

↑ジンバブエ人の彼。彼の作品は仕上がりがとても丁寧で、気に入りました^^。

 

↑車で少し移動して、Kaross刺繍のお店へ。南アフリカ北東の町Tzaneenで作られている刺繍作品。

デザインは全て手縫い刺繍で仕上がっています。

↑色遣いとデザインが独特で素敵です。

↑以前私たちがTzaneenにある工房を訪れた時に撮った写真を渡しました^^。

とても喜んでくれた店員のDeoさん。シャンガーニ族の彼女、よく笑い、柔らかく話す素敵な人。

「今度故郷に帰るときに写真を持って帰るね」と話してくれました^^。

 

↑プラスの一枚。

信号のある交差点は商売をするのにもってこいの場所。

赤信号で停まっている車に色々な物をアピールする人たちがいます。

この人は、凧を揚げて商品をアピール中^^。

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ZUVALANGA - ページをめくる旅8- 手にした図鑑と飛び交うカラフル

2015-08-28 21:44:17 | 旅へ

鳥のお話。

↑Lilac breasted roller(派手な色合いで、見つけやすい。翼を広げるとブルーがきれい。)

南アフリカへ行くまで、鳥には全くと言っていいほど興味がありませんでした^^;

でも、南アフリカでの生活では毎朝鳥の鳴き声が目覚まし時計でした。朝からにぎやかです。

公園まで行けば様々な種類の色とりどりの鳥たちに出会えることができ、とても楽しいです^^。

今回の旅ではナショナルパークへ行く前にご近所に住む鳥撮り(鳥の写真を撮る人)の先輩Johnさんに

’クルーガーナショナルパークに生息する鳥たち図鑑’をいただきました!

↑こちら、いただいた本。本があるとないではサファリの楽しさは雲泥の差。

サファリでは気温が上がって、大きい動物たちがあまり動かない日中は一見とても退屈な時間に感じてしまいます。

でも、鳥たちは日中も活発に動いていて、よく見るととっても面白いんです。色もきれいです^^。

この本片手に鳥観察を満喫しました。

↑Southern Ground Hornbill(こちらが本物。下を向いて餌を探しながらうろうろ。長いまつげがかわいい。110cm)

↑本にはパーク内のどのあたりにどんな鳥が生息しているか色わけで書かれています。

↑Southern Yellow billed Hornbill

(パーク内どこにでもいる。警戒心がほとんどなく、人懐っこい。人がご飯を食べているとおこぼれを貰おうと近づいてくる。)

↑Fork tailed Drongo(パーク内ではよく見かける。他の鳥や動物の鳴き声をまねする、頭のいい鳥。全身黒なので、写真撮影は難しい・・・)

↑White fronted Bee eater(空中で虫を捕まえる名ハンター。色々なアクションを見せてくれ、色も鮮やかなので、写真撮影には魅力的な被写体。)

↑White crowned Lapwing(ブッシュの間をよく見ると、結構見かける面白い鳥。)

猛禽類も見かけます。

↑見つけました!Pearl spotted Owlet(小さい小さいフクロウ。19cm)

↑Bateleur(一番ハンサムな猛禽(私の個人的意見^^)赤い顔が印象的。羽根に風を入れこんで膨らむ姿が格好いい。)

鳥たちの姿も色もやっぱりどこかアフリカ風で素敵です。

 

 

 

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ZUVALANGA - ページをめくる旅7 -  幸せな朝と手づくりの車と歩く彼

2015-08-25 15:50:59 | 旅へ

ヨハネスブルグに戻ると、netがほとんど使えない状態に・・・。

理由はよくわかりませんが、そんなこともあります。

焦らずのんびりアフリカタイムで^^。

サファリ最後の朝。

幸せな時間を過ごすことが出来ました。

↑朝、のんびりと家族の時間を過ごすハイエナたち。

ハイエナのかわいい子供たちがミルクを飲んでいます。

↑元気いっぱい遊ぶ子供たち。

大人のハイエナとは色が違い、黒くてコロコロとてもかわいいです。

私にとっては大人のハイエナも格好良くて魅力的です^^。

↑大きな家族だったらしく、別の場所からも現れました。

車をあまり意識せず、わが道を行っていました。

 

ヨハネスブルグへの帰り道。

ワイヤーの手作り車と歩く少年を見かけて、呼びとめました。

↑緊張気味の彼でしたが、少し話すと、素敵な笑顔を見せてくれました。

写真を撮るよーというと、ポーズを決めてクールな感じです!。

↑お父さんが作ってくれたワイヤーの車

前輪は空き缶、後輪はプラスチック。

スムーズに軽快に走らせて、近くの自分の村へ帰っていきました^^。

物づくりの原点。アイデアと創造。

お父さんに作ってもらった車を大切に大切にしている彼。

素敵な笑顔の彼との出会いに、なんだかとても嬉しい気持ちになりました^^。

そして、また物作りの素晴らしさをおしえてもらいました。

 

 

 

 

 

 

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ZUVALANGA - ページをめくる旅6 - 電気のフェンスと暗闇の赤と青

2015-08-17 22:43:38 | 旅へ

まだまだサファリが続きます。

サファリに来たら、毎日、朝から晩までサファリです^^;

だいぶ南に下がってKRUGERの中でも2番目に大きなメインキャンプ(宿泊する場所)SATARAに来ました。

大きなショップもレストランもあって、何も困ることはありません。

↑お土産屋さんにはカラフルなビーズのサイ達が並んでいます。

 

↑今回は少し奮発して、キッチン付のバンガローです。

 

↑勉強不足で名前は分かりませんが、サボテンみたいな面白い木や、きれいなお花が咲いています。

 

↑安心してショップまで歩いたり、お花を見に散歩できたりするのはこの電気フェンスのおかげ。 

 宿泊する場所は強力な電流の流れたフェンスで囲まれています。

 

SATARAはみんなが宿泊したい大人気のメインキャンプ。なかなか予約が取れません!

理由はSATARA周辺では肉食動物たちに遭遇できる可能性が高いからです。

とは言え、日中あまり成果が上がらなかったので、Night Drive に参加することに。

Night Driveとは夜のサファリ。

夜は自分たちの車で外に出ることはできないので、各メインキャンプで申し込み、ドライバーさんに連れて行ってもらいます。

↑大きな車(窓、ガラス無)に乗り込んでみんなで出かけます。あれを見たい、これを見たいと色々注文しながら・・・。

 乗客の中の何人かが、備え付けの強力スポットライトでブッシュの中を照らします。

 乗客全員でその光に反射する動物たちの目を探します。

 草食動物の目は青く、肉食動物の目は赤く光ります。

 もちろん探すのは赤。

↑凄い視力を持った南アフリカ人のおじさんが同乗していました!チーターを発見。それも2匹。

↑人間がうるさいので少し苛立ちながら移動し始めて全貌を現してくれました。(ISO12800スピードライトなしでもさすがです^^)

↑こちらが興奮気味のにぎやかな人間たち^^。

さらに進むとまたまた先ほどの南アフリカ人のおじさんが’STO---P’と言いました。

↑暗闇の美、ヒョウ。

 黙々と歩き続けこちらを振り向くことはありませんでした。

 

チーターもヒョウも簡単に出会えるわけではないので、乗客全員大満足。

2時間のドライブを終えてメインキャンプに戻ると自然と拍手が起こりました。

見上げると満点の星空。

動物たちが見ている星空と同じ星空を見られている今に感動しながら、

バンガローに戻ります。

 

 

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ZUVALANGA - ページをめくる旅5 - 光景を闘い守る人と心地よいハイエナの遠吠え

2015-08-15 21:52:50 | 旅へ

サファリへ出かけましょう。

Let's go to SAFARI!

↑朝の風景

 宿泊先からパークへ出るゲートオープン時間、この季節はam6:00。今か今かと車の列ができます。まるで競走馬のようです^^。

 でも、パーク内の制限速度は40kmもしくは50km。なので、ゲートが開いてもみんなぞろぞろ出て行く感じ。

 ちなみに手前に写っているのはキャラバンを引いた車。これでキャンプサイトに宿泊します。ほとんど家を引っ張っているかのようです・・・。

 

↑忘れてはいけないのは鍵の返却。

 チャックアウトをする必要はなく、レセプションも6:00には開いていないので、ゲート前のKeyBoxに忘れずに鍵を返却。

↑動物たちの夜の行動のサインは足跡。これは大きくてわかりやすい。

↑いました。ブッシュに隠れています。

↑こちらを気にしている様子です。

 でもしばらくすると

↑優雅に横断していきました。

↑時には道を塞いでしまうことも。ここは彼らの場所。ゆっくり気長に食事を終えるのを待ちます。

↑サファリの強い味方。動物たちの目撃情報ボード。

 休憩所や宿泊場所に設置されていて、昨日、今日どこでどんな動物を見たか、みんなが貼っていきます。(赤はライオン、黒はヒョウ・・・)

↑サイのところに注意書き。”サイの目撃情報は今後公開しない”と書かれています。

 残念ながらここKruger National Parkでも、動物たちの密猟が後を絶ちません。

 その中でもサイ、ゾウの被害はとても多く、国内の新聞にも記事が頻繁に載ります。

 このサインボードが、密猟者へのサインになってしまう事を危惧した措置です。

 密猟で採取されたサイの角、象牙は東アジアへ出て行きます。日本も例外ではないそうです。

↑密猟者と闘うレンジャーさん達。

 ゾウを見た後、進んでいると歩いている彼らに遭遇。写真撮影の許可をいただきました。

 彼らはパーク内を徒歩でパトロール。

 ゾウやライオンに気を付けてね、と言うと、彼らは笑って’大丈夫、慣れてるから’と言いました。

 彼らの闘う相手は密猟者たち。毎日が危険と隣り合わせの仕事です。

 

↑乾季のこの季節は水のあるところにみんなが集まってきます。

 今日はどこの水場もゾウが集まっていました。

 いつまでもこんな光景が見られる日が続くように願います^^

↑今日はここTAMBOTI Tent Camp

↑夜は外でBraai(ブライ)。ようするにバーベキュー。

 南アフリカ人たちはBraai大好きです。南アフリカBraai1位決定戦があるらしい・・・。

↑トイレシャワールームが停電で、ちょっとバタバタしました・・・。

 今日撮った写真をPCに落とす作業をのんびりと。

 外の気温はかなり低くなって来ました。

 でも、わりと近くに聞こえるハイエナの遠吠えが心地いい・・・。

 

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