African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA くるっと地球が繋がっている話。

2021-10-29 23:27:50 | 日記
くるっと地球が繋がっているお話。
 
今年5月末に南アフリカに向けて送った荷物が無事にジョセフ氏のもとへ到着。
写真が届きました^^
 
 
数ヶ月の船旅の割に、
アフリカでの税関を通った割に、
とても綺麗な状態で届いて、一安心です。
 
 
一番最初に喜んで送ってきてくれた写真はやっぱり’’つぶ塩’’。
 
アーティスト達や、近所の人たちに色々と配ってくれた様子で、メッセージは沢山いただきました。でも、相変わらず、写真は少なめ^^;
 
近所の青年、スコケレ君。
 
近所のおばちゃんと、日焼け止め塗っているおばちゃん。
 
 
14000km離れていても、くるっと地球は繋がっている。
なんだか嬉しくなります。
 
’’Earth’’展覧会の告知をし、まだまだ準備は続いていますが、南アフリカとの繋がりにまた、もうひと頑張り、改めて気持ち引き締まりました。
 
今回の’’Earth’’出展に際し、ジョセフ氏とも色々と相談していました。出展作品を作り終わり、報告したら,
’’My students are CRAZY’’と言われました。これはジョセフ氏のいつもの嬉しい呆れ褒め言葉^^。
 
是非、そんなZUVALANGAにとってのEarthを思う作品も会場で、実際に沢山の方々に観ていただきたいと思います。
 
 
今月31日からは延期されていたCOP26がスコットランドで開催されます。
今、言い訳せずに、もっともっと地球の事を考えたい。手遅れになる前に。
どのような合意が前向きに進められ、気候変動対策などで、世界が繋がれるのか、こちらも注意深く見て行きたいと思います。
 
国連で最新の演説にも注目です。
 
是非、フルバージョンも。
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ZUVALANGA 展覧会【Earth】Art exhibition お知らせ。

2021-10-23 21:23:35 | 作品・作品展
急な寒さに戸惑った一週間でしたが、今日はほっとする秋の気候でした🍂
秋の展覧会のお知らせです。
 
【Earth】 -共に生きる- Art exhibition
●2021.11.19(FRI) ー 11.28(SUN)
●OPEN 10:00-18:00 (最終日16:30)入場無料
●会場/史跡旧崇広堂 三重県伊賀上野氏上野丸之内78-1
          0595-22-0511
 
 
11組の作家が〈Earth〉をテーマに表現をするグールプ展。
 
お声がけいただいたのは、今から2年前のまさにこの時期でした。
その頃はまさか世界がこのような状況に陥るとは思ってもいませんでした。
 
2年前、お声がけいただいたのは、
〈Earth〉をテーマに、一緒に考えながら展覧会を造り上げていきませんか?というお話。
 
展覧会への準備が進むにつれて、世界の様子がどんどん変わっていき、メンバー同士の打ち合わせも直接お会いするのは難しい状況に。
このまま、この世界はどうなってしまうのだろう・・と不安な日々が始まりました。
 
この難しい状況と、世界の変容に、私も含め作家皆さんの意識がどんどん変わっていったように思います。
自分たちが掲げたテーマ【Earth】-共に生きる- について、
もっともっと向き合って、もっともっと話し合って。
もっともっとそれぞれの思いを明確にと。
 
私はこのようなグループ展に参加させてもらったのは初めてです。参加作家皆さんが、何度も何度もディスカッションを重ね、空間をいかに造り上げるかを求めていく。
 
とても体力のいる作業が続きました。
でも、その真剣に向き合う作業を続けることで、少しずつ体力がついてきている、そして、それが少しずつ自信になっていくような感覚。
そんなワクワクを感じ続けた準備期間でした。
実はまだ、ぎりぎりまで制作は続いているのですが^^;
 
今の【Earth】、これからの【Earth】について、
共に感じ、共に考えることができたら大変嬉しく思います。
皆様お誘い合わせの上、お気軽にお越しください^^
是非、多くの皆さまにご来場いただきたいと思います。
 
 
〈参加アーティスト〉
天谷理彩    染色
笹井りょう   デココラージュ
中村えい子   織り・ファイバーアート
古谷智子    硝子・ニードルフェルト
松本哲也    写真
松本秀美    写真
三谷洋介    金属(友情出展)
メイヤー久美子 絵画・写真
モリ・ミチ   陶器・ミクストメディア
ZUVALANGA  African Wire&Beads Art
〈展覧会企画協力〉
木村奈央
〈展覧会ラジオ放送協力〉
Rose Mary
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ZUVALANGA 『ビーズ』アイヌモシリから世界へ ウポポイレポート

2021-10-09 22:51:51 | 作品・作品展

国立アイヌ民族博物館にて始まった

『ビーズ』アイヌモシリから世界へ in白老 のレポート。

北海道白老町、ウポポイへ。

 

外観は洗練されたクールな印象です。

展示場入り口からの景色。ウポポイはポロト湖を望む、自然豊かな美しい場所。

特別展『ビーズ』を観覧。

ビーズ展は大阪吹田の国立民族学博物館から始まり、3回目の巡回展を迎えました。

ビーズの歴史や地域文化が、より深く理解出来るような仕組みがどんどん増えていました。

また新しい発見が楽しい^^。

 

そして、今回の展示での重要なキーはアイヌ文化におけるビーズについて。

場所が変わればビーズのデザインや素材、表現や意味も違ってきます。

それでも、遥か昔から人は地球上のあらゆる場所で、

それぞれの文化の中に意味を見いだし、ビーズを紡いだ来た事実。

ビーズ一粒一粒を紡いだ人の思いを想像します。

様々なビーズ文化の展示は世界の繋がりと魅力を感じられます。

 

ZUVALANGAのワイヤー&ビーズアートも現代のビーズ文化の中に^^。

 

実物を観たかった、貝澤徹氏作 ヤオシケプカムイ(蜘蛛)。

美しいアイヌ文様が印象的で力強い存在感。

 

続いて、基本展示室へ。

広く居心地の良い空間に沢山の貴重な展示物が並んでいます。

 

アイヌ文化、歴史、言葉など、分かりやすく丁寧に展示されていました。

色合いや文様もとても美しく、引き込まれました。

世界中の色々な場所で、個性豊かな文化が時代の流れに翻弄され、消えつつあります。

どのようにアイヌ文化を繋げ残していけるのか。失われたものを取り戻すのか。

歴史を学び、答えを模索し続けることが大切なのではないかと思いました。

とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

少し慌ただしい旅でしたので、夜の雰囲気を味わうことができなかったのが残念。

10月31日までは20:00まで開館していて、夜のライトアップも美しいそうですよ^^

 

↑ トゥレッポんは、トゥレプ(オオウバユリ)のゆり根だと教わりました!右手にはトゥレプの保存食、左手にはトゥレプの茎。

 

アフリカで出会ったビーズアートが繋いでくれた私とアイヌ文化。

この機会に訪れられたこと、とても意味深いものになりました。

北海道へ訪れた際には、是非、足を運んで欲しい場所です。

ウポポイ

国立アイヌ民族博物館

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