African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA 野生に出会う‐Japanese Red Fox‐

2018-06-08 11:02:19 | 日記

日本の野生のお話です。

↑ 巣穴に戻る前のホンドギツネ

先日、空が真っ暗な中、家を出発して野生に会いに出かけました。

到着して、しばらく静かに待っていると現れたホンドギツネ。

日が昇るか昇らないかの、これから来る朝を待つ気持ちの良い空気の中、彼らは力強く生きていました。

やっぱり、自然っていいなぁ。

 

アフリカでは家の周りや、少し足を延ばせば出会えた野生の動物たち。

日本では少し遠のいていた気がします。

自然や動物の魅力を教えてくれた小学校時代の恩師が

’子育てをしているホンドギツネに会いにいきませんか?運が良ければ出会えるよ’と誘ってくださいました^^。

夜行性の彼らに出会うのはとても難しく、写真となればなおさらです。

明るくなると巣穴に戻ってしまうので、明け方の明るくなりかけたその瞬間が写真撮影のチャンスでした。

幸運にも子ぎつねにも出会うことができました^^。

ファインダー越しに目が合い、一瞬時が止まったような感覚。久しぶりに野生と対峙した興奮を思い出しました。

凄く贅沢な時間でした。

 

日本では動物たちと人との距離がとても難しく、

人に近づき過ぎた動物たちはと害獣という扱になってしまいます。

生きていく為の手段を模索しているだけなのですが・・・。

この日も、野生に出会った嬉しさの中に、

来年もそしてこれから先も、彼らにまた出会えるのかというザラっとした不安もよぎりました。

 

↑アフリカセグロジャッカル(カラハリ・トランスフロンティア公園)イヌ科つながり🐶(ビーズアートのジャッカルがいないので、アフリカで撮影した写真ジャッカルです^^;)

アフリカへ行けば、野生動物にいつでも出会える、

そんな理想もいつまでも続かないのだと思います。

実際に多くの野生動物たちの数が激減しているのが現実です。

自分には何ができるのかと考えさせられます。

サファリで野生動物たちと出会った時の喜びはなんとも表現しきれません。

そんな喜びをより多くの人達に感じてほしいと思います。ずーーっとこの先の未来も。

 

次は、どんな日本の野生動物たちに出会えるのか、ちょっと探してみようと思います。

時々夜中、家の近くで夜鷹らしき鳴き声が聞こえます。

姿はいまだ確認できずですが、近くにいるんでしょうか?夜鷹なんでしょうか??

調査してみたいと思います!

(恩師曰く、もし、いたとしても夜鷹を見つけることはすごく難しいとのこと…^^;)

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