African Beads Art -見上げる空にアフリカの夢-

ZUVALANGAがアフリカで出逢ったビーズワイヤーアート、南部アフリカの人々、自然、動物、文化。

ZUVALANGA 腕章つけて、民博特別展『ビーズ』へ行ってきました。

2017-03-31 21:45:44 | 作品・作品展

↑ ビーズのトゲのハリネズミ。

 

ゆっくり見られていなかった民博特別展『ビーズ』を再度ゆっくりじっくり見てきました。

ビーズの体験コーナーもあるので、春休み入った甥っ子姪っ子も連れて一緒に行ってみました^^。

資料提供をしているということで、

館内写真撮影の許可をいただき、腕章つけて入館!(ビーズ体験コーナー以外は撮影禁止です。)

ということで、『ビーズ』展館内の様子もご紹介します^0^

大阪は少し遠いなぁ。。。という方々も、中の様子を楽しんでください!

↑ 大きな看板が目印。

↑ エントランスを入ると、沢山のサイズ違い、色違いのトンボ玉などが迎えてくれます。

↑ さらに進んで。ビーズ素材のコーナーへと続きます。

↑ これは一体何でできてる???クイズを出しながら進んでいきました^^。

 小さな貝殻、卵の殻、ジャガーの牙、サルの歯、石、鉄などなど。

↑ 貝のビーズで飾られた大きな像にびっくり。

 貝や石のビーズがどのように世界に広がって行ったのか。

 地図と共に展示されているので、なるほどわかりやすい。

 ビーズはアフリカが発祥とされ、最古のビーズ(現在発見されている)は貝に穴をあけた物。(写真展示あり)

↑ さらに進むと、’かざる’のスペースへ。

 一気に華やかに。

 そして、これを使っている、使っていたヒトたちの思いを想像させる、生き生きした展示へと流れていきます。

↑ なぜ、ヒトはかざるのか。なぜ、それをかざるのか。

 より美しく、より個性的に、そして、自由に。ヒトはいつの時代もそれを追及しているのではないかと。

 私なりの答えを探しながら、一つ一つをのぞき込んでしまいます^^。

 アフリカ、アジア、南米、北米・・・世界中の鮮やかにかざられた帽子たち。

↑ アフリカコンゴ民主共和国の帽子(おそらく、センザンコウ(Pangolin)の鱗ではないかと思います。)

 動物や、植物、色や、形、それぞれに意味があり、尊ぶ気持ちが溢れているように感じます。

↑ メインホールは、大胆な展示。世界中から集まった衣装が揃っています。

 現地でしか見ることのできないであろう、貴重な資料が揃っています。

 それぞれの衣装に誘われ、世界中を旅しているような楽しい気持ちになりました。

 ヨーロッパからアフリカへ。タイから日本へ^^。

↑ クバ王国の儀礼用衣装一式(コンゴ民主共和国)

 くるっと、背中側ものぞける展示がとっても面白いです。

 小さなビーズ一粒一粒を手でつないでいく気の遠くなるような作業。

 その中にある、作り手の遊び心とこだわりを発見できます。

↑ 2階へ上がると、世界の地域ごとのビーズ展示へ。

 比べると、それぞれの特色がわかりやすく出ています。

 でも、一緒なのは世界中の人々はビーズが好き!ということです^^。

 そして、もう一つ。よく、これだけの世界中のビーズが集まってきたなぁと、つくづく感心。

 

 最後のコーナー、現代のビーズを使ったアート作品を集めた

 『グローバル時代の美を求めて』 へ進みましょう。

↑ 展示されているZUVALANGA作品。師匠ティナーシェ氏の作品も並びます。(ワイヤーとビーズのみで制作)

  一番奥のバイクは’SUZUKIのVanVan’。南アフリカでオーダーで制作してもらいました。

↑ ジンバブエと南アフリカの様子をビデオで紹介しています。立ち止まって見てみてください♪

↑ 現代のビーズアート作品もとても興味深いです。

 紙で作られた美しいビーズや、大阪で作られ世界に広がっている’マツノビーズ’。

 美しいアート作品ビーズフラワーの展示もあり、

 これからも繋がっていくビーズの可能性を見ることができます^^。

 

さて、子供たちにとってのメインのコーナーへ進みます!

↑ ビーズ体験コーナー。

↑ 貝殻や、どんぐりに穴を開けましょう!

 「昔の人はこんな器具もなく、穴を開けてたんだよ」と、ボランティアの方が、丁寧に説明、サポートしてくれます。

↑ ビーズの花を作りましょう✿

 好きなビーズを選んで、花を作ります。

 大きなビーズを選んでも良し、小さなビーズで難しい方にチャレンジするのも良し^^

 作った花は壁に飾って、みんなで一つの作品を作り上げます。

 

↑ 個性豊かな花たちが咲いています✿

 

 しっかりと、じっくりとビーズの世界を体感しました。

 自分自身がビーズを使い、作品を作っているのですが、深く『ビーズ』を考えたことがありませんでした^^;

 でも、この展示を通して、『ビーズ』の歴史が人類の歴史と深く関わっている事を知り、

 『ビーズ』の新しい魅力を感じ、『ビーズ』の面白さを再確認させてもらいました。

 そして、今、私がアフリカとつながっていられるのも『ビーズ』のおかげなんだなぁと。

そう、

’’世界はビーズでつながっている’’ なんですね^^。

国立民族学博物館は今年開館40周年を迎えます。

これを記念して、明日、2017年4月1日から、小・中学生の観覧料が無料になります!

楽しい『ビーズ』体験をしに特別展示へ、世界の文化を体感しに本館展示へ。

どちらも魅力的です^^。

ちなみに・・・

師匠ジョセフさんが日本滞在中に本館展示を一緒に見に行ったときの出来事・・・。

本館展示は世界の地域ごとに分かれていて、

アフリカコーナーには、アフリカの下町を再現した場所があります。バーや、散髪屋さん、家の中など。

その忠実に再現されたアフリカンテイストの散髪屋さんをえらく気に入ったジョセフさん、しばらく眺めていました。

すると、そこにほかに観覧のお客さまが来ました。

ジョセフさんがその人の邪魔にならないために、移動しようと動いたときに・・・

『うわ!本物や!!ビックリしたぁ!』と、お客さん^^。

私たち、大笑い。状況を理解したジョセフさんも大笑い。

あまりにもナチュラルにアフリカの町の風景に溶け込んでいたんですね!

↑ ZUVALANGA カラフルゲッコークリップ。(特別展『ビーズ』ショップのどこかにいます♪)

 誕生日だった私に姪っ子が描いてくれたキリンのイラストをしっぽに挟んでみました^^。

 私の好きなものをよく知っています。

↑ シマウマも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ZUVALANGA 山で出会ったカワガラス

2017-03-20 16:04:54 | 作品・作品展

自分の中に時々来る、鳥ブーム🐦

鳥たちは、色が鮮やかで美しいので、様々な色に挑戦出来たり、遊べたりします。

↑ ピンにしてみたオウムたち🐦

基本形はよく似ているけれど、くちばしや、フォルムを少し変えることで、

全く違う鳥たちが現れます。

そんな鳥ブーム(自分だけの・・・)なので、

暖かい気候に誘われて、鳥を探しに、山を散策。

色々な鳥に出会うことができました。

写真撮影は難しい・・・小さな鳥たちに悪戦苦闘・・・。

↑ 近所の池に現れたカワセミ。 動きは速いが、色が鮮やかなので、いったん見つけると動きを追って、写真撮影に挑戦できる。

 でも、警戒心が強く、早い動きについていけず、カメラを持ってウロウロ^^;

 もっと練習して、水中へダイブの瞬間を狙いたい!!

↑ ZUVALANGAのカワセミはのんびり木にぶら下がっています^^。

さらに山を登っていくと・・・

↑ アフリカも日本も一緒です^^。このレンズの集まる先には必ず動物が。

 

↑ 発見。カワガラスの子供。

 お話によると、4羽が孵り、巣立ちが近いそうです。

↑ お母さんが餌を持って来ました。手前の子供大喜び!

↑ カワガラスの特徴は、潜水が得意なこと。狙うは、水中にいる、幼虫や虫、小魚。

 ぱっと潜って、すいすい泳いで食べ物を探しています。

↑ 水をはじいています!(ちょっと遠目の写真^^;)

↑ すこし体を振ると、羽根についた水は無くなってしまいます!

 この色なので、種類は違うのに、カラスと言われているそうです。

 動物や、鳥の和名には時々、悩まされます・・・。

 いつか、

 南アフリカでよく出会えるムナオビオナガゴシキドリ(Crested Barbet:胸帯尾長五色鳥?)についてもご紹介します^^。

 暖かくなり、鳥たちも活発に動き出しました^^。

 

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ZUVALANGA 開催中の特別展『ビーズ』の会場を少し見てみましょう!

2017-03-15 12:01:52 | 作品・作品展

国立民族学博物館で開催中の特別展『ビーズ』の紹介記事を発見!

会場の様子を少し覗いてみましょう^^。

ARTことはじめ

体験ブースでは、ビーズ作品に触れることができたり、

貝や、木の実に穴をあけてオリジナルビーズ作りも体験できます。

お子様も楽しめると思います^^。

詳しくは ☞ 『ビーズ』イベント

 

↑ 南アフリカのビーズショップの様子(南アフリカ ヨハネスブルグ 2015年)

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ZUVALANGA 本日、みんぱくビーズ展は無料観覧日です。

2017-03-12 12:43:05 | 作品・作品展

本日、3月12日、特別展『ビーズ』は無料観覧日です^^

さらに「万博記念公園ふれあいの日」で、万博記念公園も無料ですので、

ぽかぽか暖かい日に、きれいに咲いた梅の小道を楽しみ、

その先で、世界に広がるビーズ文化を体感することができそうです^^。

是非お出かけください🌺

 

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ZUVALANGA 写真に残すビーズアート

2017-03-07 23:50:44 | 日記

最近、アフリカにいる師匠達が色々と写真を送って来てくれます。

便利な時代、アフリカと日本、距離は離れていても、時間差もなく、

写真、メッセージのやり取りが携帯電話でサクサク出来てしまいます。

私にとっては、師匠達が作っている新しいビーズアートや、

師匠達の周りにあるビーズアートをリアルタイムで知ることができるので、嬉しい限り。

送られてくるのをいつも楽しみに待っています。

届いた写真の中から、アフリカの師匠達の今のビーズアートを少しご紹介します^^。

 

↑ 企業のオーダーで、マスコットロボをビーズで制作。胸のマークは企業のマーク。

いつも驚かせてくれます。ロボット!!

ちょこっとまがった首がなんとも愛らしい。

 

↑ 何の鳥かわかりますか????

答えはジンバブエバード。ジンバブエ国旗に描かれている鳥です。

色々な説はありますが、ジョセフさん曰く、実在しない架空の鳥だそうです。

ジンバブエ人にとってとても大切な存在だと言っていました。

オーダーを受けて制作。

なんでも作ってしまう人たちです!

 

↑ 南アフリカの国花、プロテアの花。(ひっくり返っています。)

オーダーを受けて、忙しそう。

 

初めて師匠達に出会ったとき、彼らは自分たちが作った作品を一切写真に残していませんでした。

’オーダーを受けて、作って、渡す・・・それだけだよ’って言う・・・。確かにそうなんですが。

素晴らしい作品達が一切手元に残ってないのは何とも残念!!

私がアフリカにいた時は、

’なんでそんなに写真撮るん???何に使うの???’

と不思議そうにする彼らの事は全く気にせず、沢山写真に残しました。

帰国後も’’写真撮って、私に送ってください!!’’と言い続けています。

最近は携帯電話で写真を撮って、送って来てくれます^^。

 

いよいよ明日(3/9木曜)から始まる特別展『ビーズーつなぐ・かざる・みせる』。

なんと、本日(3/8水曜)前日特別公開のご招待を受け、一足お先に観に行かせていただきます!^^!

 

師匠達の作品も展示紹介されるので、アフリカでもみんな楽しみにしてくれています。

ただ、国立民族学博物館に展示されるということが、

どのくらい大きな事なのかは、彼らにはいまいち伝わっていないようです・・・^^;

展示の様子をこちらから、送ってあげようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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