2016年4月12日(火)
小田急線秦野駅・・・不動越(イヨリ峠)・・・大山ケーブル駅---(ケーブルカー)---
阿夫利神社駅・・・蓑毛越・・・蓑毛---(バス)---小田急線秦野駅
一口に大山道といっても、その道筋は数多く複雑で、しかもその多くは当時のまま現存している訳でもありません。 自分自身詳しい事はよく分かっていないので、これまでも知らないうちにその一部を歩いていたかも知れません。 今回はその大山道を多少意識しながら、里山ウォーキングに相応しいところを選んで歩いてみようと思いました。 全体から見れば大山道のごく一部分に過ぎないもので、本来であれば大山山頂の奥社まで歩いてこそとは思いますが、私にはとても無理な話ですね(笑)。
スタート地点は小田急線秦野駅 これは秦野駅前のまほろば大橋から一つ上流側にある秦野橋を渡るところ 下は水無川(みずなしがわ)
※最初の目標地点は、秦野市立東中学校の少し先にある県道70号線と県道701号線の分岐点
「大川橋」バス停 「大川橋」は「秦野橋」の別称のようです。
「本町四ツ角」交差点手前
「下宿」バス停 ここで電柱後方の細い道へ
道なりに進むと
広い道路に出るので右折
下落合橋(しもおちあいばし) 下は金目川(かなめがわ)
下落合橋より金目川上流側
「下落合入口」交差点 直進 国道246号線の下を抜けて
直進
「国立病院入口」交差点 直進
分岐点 直進 左手に指導標あり ここから細い道に入って行くのですが、ウォーキングに相応しい道へと変わります。
分岐指導標 手前、蓑毛へ ←《関東ふれあいの道》→ 右、下大槻・南平橋
緩やかな坂道を上って
坂を上りきると、一気に見晴らしが良くなりました。 スタート時点から大山が何度も視界に入ってきます。
県道70号線に出る直前に石碑
左側の石碑に「坂本道」
石碑に埋め込まれた説明板「古道解説」によると 坂本道は落合から寺山の横畑を経て、いより峠を越え坂本(伊勢原市大山)に通じる道路を称した。この道は長さ33町(約3,500m)で途中横畑付近には500mにも及ぶ杉並木があり、野猿が出没して旅人を慰めたという。この並木も明治維新後には伐採されてしまったが、県道として大正末期頃まで主要な役目を果たしてきた。・・・
県道70号線に合流 (N35°23′25″ E139°14′05″)
直進 左は2月に歩いた東田原方面に至る道路のようです。
「藤棚」バス停
左手に「東中学校前」バス停と石碑
石碑は「ふるさと秦野景観100選 清水湧水池跡(記念碑)」
説明板によると 新編相模國風土記稿(1841)に「此所清水湧水す 田間の用水とし、又民家の用水ともなす」と記されている。かつてこのあたりに四カ所の湧水池があったが・・・2004年に行われた県道改修工事を最後にその姿をすべて消した・・・とあります。
「秦野市立東中学校」の看板 最初の目標地点に近づいてきたようです。
目標地点の三差路 左、県道70号線(蓑毛・ヤビツ峠方面) 右、県道701号線(横畑方面) ここで右に道を取ります。 (N35°23′50″ E139°14′09″)
三差路分岐指導標1 右、大山7.7Km ・ 聖峰4.2Km
三差路分岐指導標2 大山古道出入口(坂本道) 右、至イヨリ峠・禊の大滝・大山町 所要時間80分
※次の目標は不動越(イヨリ峠)を経て伊勢原市側の県道611号線に出ること。その予定地点は「社務局入口」バス停(伊勢原市子易)付近です。
県道701号線 直進
分岐 突き当たりを右へ(県道は左ですが、後に合流します)
車はほとんど通らず、周囲の景観がとても良いので快適に歩く事ができます。
駿河橋(するがばし) 下は中丸沢(なかまるざわ)
「春めき桜植栽地域」の説明板より この地域は2013年、神奈川県で15番目の里地里山に指定されています。 ふるさとの原風景を残す貴重な棚田、竹林、源氏蛍の生息地域でもあります。 守る会は上流に桃の木の植栽、下流に早咲き品種の春めき桜の植栽を行い、地域やハイカーさんに花の美しさの感動を与えています。・・・ 中丸の里山を守る会」
左上ガードレールの見える所が先程の分岐で別れた県道701号で、間もなく合流する予定です。このまま道なりに進めば合流できるのですが、少々遠回りになるので右手の細い道に入ります。
県道に合流 この辺りが横畑地区になるのでしょうか
横畑地区を歩いて
「桃の木の植栽地域」の看板 葉が出てしまっていますが、後ろは桃の花なのでしょう。
久保橋 下は中丸沢
指導標 右、不動越0.9Km、高取山1.8Km、大山6.5Km
久保橋を渡り少しばかり進むと
覆屋の中に「右 大山道」と刻まれた古い道標が置かれ、その上に約20センチほどの不動明王像が乗っていました。
ゴルフ場に沿って
指導標 右、不動越・高取山・大山 手前は「才戸入口」バス停
指導標 左、大山・鶴巻・弘法山
不動越(イヨリ峠)に到着
指導標1 大山5.5Km ← 《不動越》 → 高取山0.95Km、善波峠3.65Km
指導標2 左、大山古道 大山町2,050m
不動越を左へ
不動明王像が乗った古い道標
左側面「此方 小田原・? 道」 右側面「此方 大山町・こやす 道」
不動明王像前を過ぎると、1分もしない内に舗装された林道に飛び出します。
ここも丁度峠状になっている所で、同じ不動越と呼んでもおかしくない所ですが、別の名前でも付いているのでしょうか?
振り返ればいろいろな標識・看板類が立っていて
倒れたままの標識も この林道が「浅間山林道」で、ここが伊勢原市と秦野市の市境になっている事も教えてくれます。
左方向に「秦野市」の行政境界標識 手前、中央に大山南尾根ルートへの進入口
南尾根進入口の指導標
大山山頂 2時間・下社 1時間 ⇔ 高取山 30分・聖峰 1時間
右方向の伊勢原市側 目標の県道611号線への道
右方向への指導標 大山町(舗装道路1,050m) ⇔ イヨリ峠
神奈川県 大山道を歩く(2)へ
No.491
小田急線秦野駅・・・不動越(イヨリ峠)・・・大山ケーブル駅---(ケーブルカー)---
阿夫利神社駅・・・蓑毛越・・・蓑毛---(バス)---小田急線秦野駅
一口に大山道といっても、その道筋は数多く複雑で、しかもその多くは当時のまま現存している訳でもありません。 自分自身詳しい事はよく分かっていないので、これまでも知らないうちにその一部を歩いていたかも知れません。 今回はその大山道を多少意識しながら、里山ウォーキングに相応しいところを選んで歩いてみようと思いました。 全体から見れば大山道のごく一部分に過ぎないもので、本来であれば大山山頂の奥社まで歩いてこそとは思いますが、私にはとても無理な話ですね(笑)。
スタート地点は小田急線秦野駅 これは秦野駅前のまほろば大橋から一つ上流側にある秦野橋を渡るところ 下は水無川(みずなしがわ)
※最初の目標地点は、秦野市立東中学校の少し先にある県道70号線と県道701号線の分岐点
「大川橋」バス停 「大川橋」は「秦野橋」の別称のようです。
「本町四ツ角」交差点手前
「下宿」バス停 ここで電柱後方の細い道へ
道なりに進むと
広い道路に出るので右折
下落合橋(しもおちあいばし) 下は金目川(かなめがわ)
下落合橋より金目川上流側
「下落合入口」交差点 直進 国道246号線の下を抜けて
直進
「国立病院入口」交差点 直進
分岐点 直進 左手に指導標あり ここから細い道に入って行くのですが、ウォーキングに相応しい道へと変わります。
分岐指導標 手前、蓑毛へ ←《関東ふれあいの道》→ 右、下大槻・南平橋
緩やかな坂道を上って
坂を上りきると、一気に見晴らしが良くなりました。 スタート時点から大山が何度も視界に入ってきます。
県道70号線に出る直前に石碑
左側の石碑に「坂本道」
石碑に埋め込まれた説明板「古道解説」によると 坂本道は落合から寺山の横畑を経て、いより峠を越え坂本(伊勢原市大山)に通じる道路を称した。この道は長さ33町(約3,500m)で途中横畑付近には500mにも及ぶ杉並木があり、野猿が出没して旅人を慰めたという。この並木も明治維新後には伐採されてしまったが、県道として大正末期頃まで主要な役目を果たしてきた。・・・
県道70号線に合流 (N35°23′25″ E139°14′05″)
直進 左は2月に歩いた東田原方面に至る道路のようです。
「藤棚」バス停
左手に「東中学校前」バス停と石碑
石碑は「ふるさと秦野景観100選 清水湧水池跡(記念碑)」
説明板によると 新編相模國風土記稿(1841)に「此所清水湧水す 田間の用水とし、又民家の用水ともなす」と記されている。かつてこのあたりに四カ所の湧水池があったが・・・2004年に行われた県道改修工事を最後にその姿をすべて消した・・・とあります。
「秦野市立東中学校」の看板 最初の目標地点に近づいてきたようです。
目標地点の三差路 左、県道70号線(蓑毛・ヤビツ峠方面) 右、県道701号線(横畑方面) ここで右に道を取ります。 (N35°23′50″ E139°14′09″)
三差路分岐指導標1 右、大山7.7Km ・ 聖峰4.2Km
三差路分岐指導標2 大山古道出入口(坂本道) 右、至イヨリ峠・禊の大滝・大山町 所要時間80分
※次の目標は不動越(イヨリ峠)を経て伊勢原市側の県道611号線に出ること。その予定地点は「社務局入口」バス停(伊勢原市子易)付近です。
県道701号線 直進
分岐 突き当たりを右へ(県道は左ですが、後に合流します)
車はほとんど通らず、周囲の景観がとても良いので快適に歩く事ができます。
駿河橋(するがばし) 下は中丸沢(なかまるざわ)
「春めき桜植栽地域」の説明板より この地域は2013年、神奈川県で15番目の里地里山に指定されています。 ふるさとの原風景を残す貴重な棚田、竹林、源氏蛍の生息地域でもあります。 守る会は上流に桃の木の植栽、下流に早咲き品種の春めき桜の植栽を行い、地域やハイカーさんに花の美しさの感動を与えています。・・・ 中丸の里山を守る会」
左上ガードレールの見える所が先程の分岐で別れた県道701号で、間もなく合流する予定です。このまま道なりに進めば合流できるのですが、少々遠回りになるので右手の細い道に入ります。
県道に合流 この辺りが横畑地区になるのでしょうか
横畑地区を歩いて
「桃の木の植栽地域」の看板 葉が出てしまっていますが、後ろは桃の花なのでしょう。
久保橋 下は中丸沢
指導標 右、不動越0.9Km、高取山1.8Km、大山6.5Km
久保橋を渡り少しばかり進むと
覆屋の中に「右 大山道」と刻まれた古い道標が置かれ、その上に約20センチほどの不動明王像が乗っていました。
ゴルフ場に沿って
指導標 右、不動越・高取山・大山 手前は「才戸入口」バス停
指導標 左、大山・鶴巻・弘法山
不動越(イヨリ峠)に到着
指導標1 大山5.5Km ← 《不動越》 → 高取山0.95Km、善波峠3.65Km
指導標2 左、大山古道 大山町2,050m
不動越を左へ
不動明王像が乗った古い道標
左側面「此方 小田原・? 道」 右側面「此方 大山町・こやす 道」
不動明王像前を過ぎると、1分もしない内に舗装された林道に飛び出します。
ここも丁度峠状になっている所で、同じ不動越と呼んでもおかしくない所ですが、別の名前でも付いているのでしょうか?
振り返ればいろいろな標識・看板類が立っていて
倒れたままの標識も この林道が「浅間山林道」で、ここが伊勢原市と秦野市の市境になっている事も教えてくれます。
左方向に「秦野市」の行政境界標識 手前、中央に大山南尾根ルートへの進入口
南尾根進入口の指導標
大山山頂 2時間・下社 1時間 ⇔ 高取山 30分・聖峰 1時間
右方向の伊勢原市側 目標の県道611号線への道
右方向への指導標 大山町(舗装道路1,050m) ⇔ イヨリ峠
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No.491
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