2018年3月29日(木)
地蔵堂・・・山伏平・・・矢倉岳870m・・・足柄峠759m・・・(足柄古道)・・・地蔵堂
矢倉岳は三角お握りのような形をした小さな山ですが、急登部もあるので楽には歩かせてくれない山です。それだけに頂上に立てば小さいながらも登頂感は得られるし、眺望も素晴らしいものがあります。その山容は周囲の山々に負けまいと背伸びして、こっちを見てよと主張しているようで、妙に目につく山です。
この山の山頂を目指す主なルートは四本(足柄峠からの西ルート、矢倉沢本村からの東ルート、21世紀の森からの北東ルート、地蔵堂からの南ルート)あるのですが、今回はその内唯一歩いていなかった南ルートを利用してみました。 何処かで満開の桜を一目見ることが出来ればと思いながら・・・
県道78号線(足柄街道)より矢倉岳を望む (1)
地蔵堂下駐車場を出発 ガードレールが設置されている道路を右に進みます。(この駐車場は路線バスの転回場所にもなっている) 住所 神奈川県南足柄市矢倉沢 標高は約410m ここの桜はもう少しというところですね。 右後方に矢倉岳が見えています。 (2)
バス停「地蔵堂」 駐車場から四差路に出たところ 中央の建物が地蔵堂 右前方へ (3)
地蔵堂傍から歩いてきた方向を見たところ 左側の道が駐車場に入る道 右側の道は夕日の滝や金時山方面へ (4)
「地蔵堂」を正面から見たところ この後、右方向に進みます。 (5)
【足柄道】をおよそ50mほど進むと (6)
「自転車の駅」「手打うどん」などの幟が見えてきます。 (7)
「万葉うどん」店前の分岐に最初の指導標
指導標 《足柄古道 ⇔ 矢倉岳》 右の細い道の方に進みますが、復路は左の道(足柄古道)から戻ってくる予定です。 (8)
坂道を下ると間もなく県道78号線(足柄街道)へ (9)
県道出口から見た足柄峠方面(左方向) (10)
同じく県道出口から見た関本方面(右方向) 右前方に矢倉岳への進入口あり (11)
矢倉岳への進入口 (12)
進入口に設置された【万葉ハイキングコース案内板】と指導標《万葉公園・矢倉岳 ⇔ 地蔵堂》 (13)
相の川(内川?)に沿って上流側に進むとすぐに小さな橋が (14)
橋を渡ります 目指す最初の目標地点は「山伏平」 (15)
指導標 《地蔵堂 ⇔ 矢倉岳・足柄万葉公園》 (16)
茶畑 (17)
登りらしい道になってきました (18)
茶畑が続きます (19)
(20)
茶畑を見ると、お茶が好きな事もあってか、とても気分が和みます。 (21)
前掲写真の茶畑辺りから万葉公園方面に通じる支尾根に乗ったようです。 左方向にほんの少しばかり進むとすぐに分岐指導標が現れました。 (22)
分岐指導標 直進《足柄万葉公園65分》 右《矢倉岳》 ここで右折、ルートは一旦谷筋に降りてそれから矢倉岳への登りになるようです。 (23)
谷筋に降りて行くと、沢を流れる水の音が聞こえてきます。 始めの内、地形図をよく見ていなかったので、これは予想外の歩きになってしまいました(苦笑)。 (24)
狭いトラバース道でよくあるのですが、流れてきた土砂で足許の道が斜めになっています。 これは歩き難いですね。 (25)
指導標 《地蔵堂 ⇔ 矢倉岳》 (26)
沢に降り立ったのはいいのですが、この丸太の一本橋を見てびっくりしてしまいました。こんな橋を渡る人がいるのかと(笑)。実際は、矢倉岳でこんな場面を全く予想していなかった自分が甘いのですが。
取り敢えず橋の上に乗ってはみたものの、私のようなバランス感覚が悪くなってしまった人間にはこんな一本橋を渡れるわけがないですね。二、三歩で確実に落ちます(苦笑)。 上流側と下流側を探しても靴を濡らさないで渡れそうなところがありません。結局丸太のところに戻って丸太の左側を石伝いに徒渉することに。 丸太に置いた右手で身体を支え、左手のストックでバランスを取りながら・・・無事、靴を濡らさずに徒渉成功、やれやれでした。 靴を脱げば何という事もないのですが、こういう時はすぐに横着者になってしまいます。 ところで、この川は内川上流の一支流といったら良いでしょうか。 (27)
川岸から一段高くなった植林帯に入る地点 指導標 《 山伏平 → 》 (28)
これでやっと矢倉岳を登っている気分になれました。 (29)
これから山伏平までは植林帯の中の歩きが多くなります。 (30)
樹林の中に指導標がちらりと見えてきました。 分岐点になっているようです。 (31)
分岐点 指導標 《地蔵堂 ⇔ 矢倉岳80分・山伏平60分》 右《矢倉沢 → 》 直進します (32)
(33)
只管、植林帯の中を進んで (34)
当ブログでは、あまり面白くない同じような風景(特にルートそのもの)の写真が多用されていますが、これは「実際歩くルートの雰囲気や特徴」をできるだけありのままに伝えたいという思いがあるからです。 ご容赦を (35)
一つ目の送電鉄塔 (36)
東京電力[明神線 No.27] 鉄塔の下をくぐって (37)
(38)
(39)
二つ目の送電鉄塔[明神線 No.26]の脇を進み (40)
(41)
(42)
左手に展望地のようなポイントが現れたので (43)
大きな岩の上に立つと、左寄りに金時山 (44)
(45)
三つ目の送電鉄塔が見えてきました。 (46)
右に大きく曲がって (47)
三つ目の送電鉄塔(明神線 No.25)の下を進み再び植林帯の中へ (48)
指導標 《 矢倉岳 ⇔ 地蔵堂 》 (49)
(50)
指導標 《 山伏平 ⇔ 地蔵堂・矢倉沢 》 (51)
(52)
このような、小さな谷筋を何度か横切って (53)
唯一あったごく小規模な崩壊箇所 右側を巻いて進みます。 (54)
(55)
矢倉岳に向かうルートは山伏平付近の高さまで植林帯を歩く場面が多いですね。 南ルートはそういう印象を強く受けました(他のルートも大差はないかな?)。 植林帯は似たような景色が続くのでどうしても単調な歩きになりやすいのですが、それもその山が持つ特色であると考えた方が良さそうです。ましてや里山歩きに植林帯は付きものだし、矢倉岳には明るく開放的な気持ちの良い山頂が待っているのですから。 ただし放置された植林帯を見るのはつらいものがありまね。 (56)
(57)
(58)
やっと足柄峠方面からやってくる西ルート(V字の底)に合流しました。 未踏ルートはここまでで、山伏平は右に進めばすぐの所にある筈です。 少々気になるのは、合流点が地形図上の合流点と一致していないような・・・ (59)
神奈川県 矢倉岳を歩く(2)へ
No.540
地蔵堂・・・山伏平・・・矢倉岳870m・・・足柄峠759m・・・(足柄古道)・・・地蔵堂
矢倉岳は三角お握りのような形をした小さな山ですが、急登部もあるので楽には歩かせてくれない山です。それだけに頂上に立てば小さいながらも登頂感は得られるし、眺望も素晴らしいものがあります。その山容は周囲の山々に負けまいと背伸びして、こっちを見てよと主張しているようで、妙に目につく山です。
この山の山頂を目指す主なルートは四本(足柄峠からの西ルート、矢倉沢本村からの東ルート、21世紀の森からの北東ルート、地蔵堂からの南ルート)あるのですが、今回はその内唯一歩いていなかった南ルートを利用してみました。 何処かで満開の桜を一目見ることが出来ればと思いながら・・・
県道78号線(足柄街道)より矢倉岳を望む (1)
地蔵堂下駐車場を出発 ガードレールが設置されている道路を右に進みます。(この駐車場は路線バスの転回場所にもなっている) 住所 神奈川県南足柄市矢倉沢 標高は約410m ここの桜はもう少しというところですね。 右後方に矢倉岳が見えています。 (2)
バス停「地蔵堂」 駐車場から四差路に出たところ 中央の建物が地蔵堂 右前方へ (3)
地蔵堂傍から歩いてきた方向を見たところ 左側の道が駐車場に入る道 右側の道は夕日の滝や金時山方面へ (4)
「地蔵堂」を正面から見たところ この後、右方向に進みます。 (5)
【足柄道】をおよそ50mほど進むと (6)
「自転車の駅」「手打うどん」などの幟が見えてきます。 (7)
「万葉うどん」店前の分岐に最初の指導標
指導標 《足柄古道 ⇔ 矢倉岳》 右の細い道の方に進みますが、復路は左の道(足柄古道)から戻ってくる予定です。 (8)
坂道を下ると間もなく県道78号線(足柄街道)へ (9)
県道出口から見た足柄峠方面(左方向) (10)
同じく県道出口から見た関本方面(右方向) 右前方に矢倉岳への進入口あり (11)
矢倉岳への進入口 (12)
進入口に設置された【万葉ハイキングコース案内板】と指導標《万葉公園・矢倉岳 ⇔ 地蔵堂》 (13)
相の川(内川?)に沿って上流側に進むとすぐに小さな橋が (14)
橋を渡ります 目指す最初の目標地点は「山伏平」 (15)
指導標 《地蔵堂 ⇔ 矢倉岳・足柄万葉公園》 (16)
茶畑 (17)
登りらしい道になってきました (18)
茶畑が続きます (19)
(20)
茶畑を見ると、お茶が好きな事もあってか、とても気分が和みます。 (21)
前掲写真の茶畑辺りから万葉公園方面に通じる支尾根に乗ったようです。 左方向にほんの少しばかり進むとすぐに分岐指導標が現れました。 (22)
分岐指導標 直進《足柄万葉公園65分》 右《矢倉岳》 ここで右折、ルートは一旦谷筋に降りてそれから矢倉岳への登りになるようです。 (23)
谷筋に降りて行くと、沢を流れる水の音が聞こえてきます。 始めの内、地形図をよく見ていなかったので、これは予想外の歩きになってしまいました(苦笑)。 (24)
狭いトラバース道でよくあるのですが、流れてきた土砂で足許の道が斜めになっています。 これは歩き難いですね。 (25)
指導標 《地蔵堂 ⇔ 矢倉岳》 (26)
沢に降り立ったのはいいのですが、この丸太の一本橋を見てびっくりしてしまいました。こんな橋を渡る人がいるのかと(笑)。実際は、矢倉岳でこんな場面を全く予想していなかった自分が甘いのですが。
取り敢えず橋の上に乗ってはみたものの、私のようなバランス感覚が悪くなってしまった人間にはこんな一本橋を渡れるわけがないですね。二、三歩で確実に落ちます(苦笑)。 上流側と下流側を探しても靴を濡らさないで渡れそうなところがありません。結局丸太のところに戻って丸太の左側を石伝いに徒渉することに。 丸太に置いた右手で身体を支え、左手のストックでバランスを取りながら・・・無事、靴を濡らさずに徒渉成功、やれやれでした。 靴を脱げば何という事もないのですが、こういう時はすぐに横着者になってしまいます。 ところで、この川は内川上流の一支流といったら良いでしょうか。 (27)
川岸から一段高くなった植林帯に入る地点 指導標 《 山伏平 → 》 (28)
これでやっと矢倉岳を登っている気分になれました。 (29)
これから山伏平までは植林帯の中の歩きが多くなります。 (30)
樹林の中に指導標がちらりと見えてきました。 分岐点になっているようです。 (31)
分岐点 指導標 《地蔵堂 ⇔ 矢倉岳80分・山伏平60分》 右《矢倉沢 → 》 直進します (32)
(33)
只管、植林帯の中を進んで (34)
当ブログでは、あまり面白くない同じような風景(特にルートそのもの)の写真が多用されていますが、これは「実際歩くルートの雰囲気や特徴」をできるだけありのままに伝えたいという思いがあるからです。 ご容赦を (35)
一つ目の送電鉄塔 (36)
東京電力[明神線 No.27] 鉄塔の下をくぐって (37)
(38)
(39)
二つ目の送電鉄塔[明神線 No.26]の脇を進み (40)
(41)
(42)
左手に展望地のようなポイントが現れたので (43)
大きな岩の上に立つと、左寄りに金時山 (44)
(45)
三つ目の送電鉄塔が見えてきました。 (46)
右に大きく曲がって (47)
三つ目の送電鉄塔(明神線 No.25)の下を進み再び植林帯の中へ (48)
指導標 《 矢倉岳 ⇔ 地蔵堂 》 (49)
(50)
指導標 《 山伏平 ⇔ 地蔵堂・矢倉沢 》 (51)
(52)
このような、小さな谷筋を何度か横切って (53)
唯一あったごく小規模な崩壊箇所 右側を巻いて進みます。 (54)
(55)
矢倉岳に向かうルートは山伏平付近の高さまで植林帯を歩く場面が多いですね。 南ルートはそういう印象を強く受けました(他のルートも大差はないかな?)。 植林帯は似たような景色が続くのでどうしても単調な歩きになりやすいのですが、それもその山が持つ特色であると考えた方が良さそうです。ましてや里山歩きに植林帯は付きものだし、矢倉岳には明るく開放的な気持ちの良い山頂が待っているのですから。 ただし放置された植林帯を見るのはつらいものがありまね。 (56)
(57)
(58)
やっと足柄峠方面からやってくる西ルート(V字の底)に合流しました。 未踏ルートはここまでで、山伏平は右に進めばすぐの所にある筈です。 少々気になるのは、合流点が地形図上の合流点と一致していないような・・・ (59)
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No.540