(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県  茨菰山を歩く

2016-03-30 13:56:10 | ウォーキング
2016年3月29日(火)

鳥居原ふれあいの館・・・鳥屋郵便局前・・・諏訪神社・・・茨菰山511m・・・
・・・鳥屋郵便局前・・・鳥居原ふれあいの館(往復)

   茨菰山(ほおづきやま)は鳥屋郵便局前付近との標高差で230m程という低山です。 これをピストンするだけのプランだったので、比較的簡単に終わるかなと思っていたのですが、実際に歩いてみるとなかなか歩きがいのある山でした。距離は短いのですが、直の急登場面が多かったからでしょうか。 ルート的には若干心配もありましたが、林業・電力会社関係の作業道(?)があって何の問題もありませんでした。歩き易さという点では、今の時期がちょうど良いと言えるかも知れません。ヒルの心配もありませんから。


鳥居原ふれあいの館 正面入り口
今回は比較的短時間で終わりそうだった事と、茨菰山の進入口付近に適当な駐車ポイントがあるかどうか良く分からなかったので無理をせずここをスタート地点にしました。 郵便局前まで15分程度でしたから結果的にはここで良かったと思っています。

※鳥居原ふれあいの館(とりいばらふれあいのいえ) 住所 相模原市緑区鳥屋1674


出発前に園地より   宮ヶ瀬園地方面 


前掲写真の右手  本間ノ頭(丹沢三峰)方面


ふれあいの館正面入り口前の道路  左、虹の大橋方向  右、宮ヶ瀬ダム方向
鳥屋郵便局前への近道はこの道路を横断して直進します。 


鳥屋(とや)郵便局前を目指して   正面左手に三角山、右手に仙洞寺山 


途中左に道をとり、やや急な坂を下り始めると今度は正面に茨菰山
後で分かった事ですが、茨菰山右側斜面に見える防火帯(?)の左端を歩いたわけです。


最短距離のルートを歩いたつもり   いかにもハイキングコース風の道を気持ち良く進んだのですが、最後はどこかの御宅の庭先のような所に出てしまいました。


県道64号線に出るところ   この辺りを「宮之前」といい、右手に鳥屋地区の中心部となっている三差路があります。
道路標識  三差路直進は県道513号で国道412号・相模湖方面  三差路左折は県道64号で国道413号・青野原方面


三差路  左折して青野原方面へ
右手の角に鳥屋駐在所、その右隣に鳥屋郵便局


三差路  左手角に設置された標識「ここは宮之前 標高二七七米」


一つ目の橋「宮下橋」 下は串川 


宮下橋を渡ると左手に鎮守の森らしい木立が見えてきます。  左側の道を斜めに入ると




「村社 諏訪神社」の社号標 


鳥居から社殿を見る


右手に神楽殿(獅子舞伝承館?)




社殿左下に大きなスギの切り株が


説明板「鳥屋諏訪神社大杉」によると
諏訪神社の御神木(目通り5m・高さ26m)として地域に親しまれてきたが、倒壊の危険が出てきたため平成二年に伐採された。 県林業試験場による切り株調査の結果、樹齢366年で、年輪を直読出来る切り株は県下でも珍しく、保存する価値は高いとの評価を受けたという。  津久井町教育委員会


狛犬 吽像


狛犬 阿像


説明板「鳥屋諏訪神社本殿」より
・・・本殿は相模原市指定文化財(建造物)  本殿内の棟札に安永四年(1775)の再建年代が記されている。


拝殿  祭神は建御名方命、天照皇大神 




左手より 社殿全景


左手に


右手に


「鳥屋獅子舞伝承館」という大きな看板の前を通って神社を後にします。
※「鳥屋の獅子舞」について(相模原市HPより)
地域を代表する民俗芸能として、昭和51年無形民俗文化財として県の指定を受けた。 毎年、8月第2土曜日、神社の例祭時に奉納されている。


県道64号線  左手に茨菰山


二つ目の橋「谷戸橋」




標識「ここは谷戸 標高二九六米」が良い目印になっています。 今回、茨菰山への進入口とした所ですが、初めて歩く山なのでここが適当かどうかは何とも言えません。 が、結果的には良かったと思っています。


標識前を左折 


橋を渡って直進 




民家が途切れた辺りから山に入る雰囲気が・・・


左方向に舗装された坂道を登って行くと



分岐点   登り切ったところで道が左右に


左方向のようす


右方向のようす  指導標等の案内はありませんが、独立峰的な分かりやすい山なので、山頂の方向さえ決めておけば、ルート的に困るような事はないと思いますが。 右へ 




あまり利用されていない様子です 


舗装された林道が終わる直前に崩壊地   舗装面の下の土が崩れて深く抉られた状態になっていました。  林道の一番右端を静かに通過しましたが、あまり気持ちの良いものではありませんでした。  右側のヤブの中を少しばかり巻いて行く方法もあったのですが・・・


崩壊地を過ぎるとすぐに山道に入り、本格的な登りが始まりました。


二基の送電鉄塔   送電鉄塔と送電線が目印に(左後方の鉄塔がパイプ型の鋼材でできた鉄塔)
送電線を良く見るとこの少し先で交差しています。この交差点が地形図上の「N35°32′56″  E139°12′33″」付近に当たる所だと考えられます。


作業道はあるのですが、結構きつい・・・


茨菰山中腹を走る林道は目前


右手、三角山と仙洞寺山


歩いてきた方向を振り返って


茨菰山中腹を走る林道に出たところ(N35°32′54″ E139°12′35″)   電力会社の標識「佐久間東幹線 NO.378 電源開発」あり
この標識から左方向に30mほど進むと


右カーブ手前に山頂へのルートがすぐに見つかりました。
「山火事注意」の立て札が目印


林道から少しばかり登って三角山方面を見たところですが、上空で送電線が交差している事がわかります。


パイプ型の鋼材でつくられた大型の送電鉄塔の所までやってきました。 鉄塔の下を進んで


やや右手から正面の植林帯の中に入って行きます 


見た目は悪いですが、あきらかにはっきりとした作業道が現れます。 ただし、枯れて倒れたままのカヤの上は歩き難い・・・ 


カヤト道を登り切ると、右に鋭角に曲がります。


山頂付近かなと思ったら、山頂はもう少し先でした。


最後のひと登り




茨菰山山頂  その1 この辺りが山頂か?


茨菰山山頂  その2 ペイント以外は山頂を示すようなものは特になし 


茨菰山山頂  その3 どちらを向いても植林帯ばかり


茨菰山山頂  その4 山頂からそのまま直進する方向にこのルートがありましたが、これは青野原もしくは焼山方面に至るルートなのでしょうか? 


山頂を後にして引き返します


山頂からほんの少し戻った地点から   宮ヶ瀬湖方面


大型の送電鉄塔のところまで戻って   三角山、仙洞寺山方面 


中腹の林道に到着 左手前へ 


電力会社の標識があるところから   宮ヶ瀬湖方面 


崩壊地


分岐点 左へ


左手に山頂方面が見えたのですが、かなり近くに見えました。 帰りの道があっけなく終わってしまったのも頷けます。




県道64号線  右へ


この先三差路  道路標識 左、国道412号・半原方面  右、厚木・宮ヶ瀬方面


三差路  右へ


三差路 「鳥屋郵便局前」バス停(神奈中)


道路標識  伊勢原23Km・宮ヶ瀬4Km 


やや急な坂道を登りきったところ  右へ 




鳥居原ふれあいの館 


園地より  やまびこ大橋・宮ヶ瀬園地方面 


園地より  右寄りに虹の大橋・本間ノ頭方面 


園地より  右端、焼山方面 

この日、この地域の桜の開花はまだでした。




No.490