健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

効果的な断食方法

2011-06-27 07:56:54 | 断食
断食を別の言葉に置き換えると、“水だけ飲んで過ごす”です。



何もカロリーを摂らずに、お茶も飲まず行うのが本格断食で、この方法が一番健康効果があります。



しかし、断食に慣れていないうちの本格断食は精神的に辛くなるので、断食の邪魔をしない程度の少しのカロリーをとり、比較的楽に断食を行う方法はそれぞれ工夫されてきました。



私が用いたビネガー酵母液もそのうちのひとつで、1日分が160キロカロリーありますが、これで本格断食と同じ効果が得られます。





断食の効果を量るバロメーターは、実は、断食反応です。



断食反応は、ときに辛い症状を引き起こすのですが、自己治癒力が働き始めた証拠でもあります。



断食反応の主な原因はケトン体という酸性の物質で、これは、脂肪が炭水化物なしで燃焼するときにできる中間物質です。



人間の体は弱アルカリ性なので、酸性を嫌い、断食中は酸性の物質を体外に排泄しようとします。



農薬、食品添加物、トランス脂肪酸など人体に有害なものは酸性の性質を持っているため、このとき一緒に排泄される、これが、断食のデトックス効果です。



ですから、断食反応をおこすぐらいの体の状態を作ることが、デトックス効果を生み出すことになります。



ただし、断食反応がおこる体の状態がよいわけではありません。



断食反応は健康な人にはおこらないので、断食反応の症状が出る人は、生活改善が必要な人です。



また、断食反応がきつい場合、危険なこともあるので注意が必要です。



一方、断食中に野菜ジュースや塩、酵素ドリンクなど、断食中に300キロカロリー程度のカロリーをとりながら行う断食があります。



この方法だと、断食反応をおこす心配がないので、それほど心配なく断食を行うことができます。



しかし、自己治癒力やでデトックスという点では、本格断食とは違うものになってしまいます。







断食には様ざまな方法があり、方法によって効果もまた違ってきます。



断食反応というリスクを背負って本格断食を行うか、それとも断食反応をおこさないように断食を行うか、それは、その人の好みや、経験、体調によって決まることですね。





佐下橋聡 拝







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