健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

断食失敗談 過度な運動

2012-12-27 04:53:21 | 断食
“痩せたい!”



これは、多くの人の願望です。



断食をおこなう人の多くは、究極のダイエットとして、ダイエットの最終手段として、決死の覚悟で断食に臨むわけです。



“痩せるためなら死んでもいい!”(断食しても死にません。笑)



それぐらいの意気込みですから、ついつい断食中に過度な運動をしてしまう人が実に多い。



断食に慣れている人に多くみられる傾向ですが、断食初心者にもいるんですね、このような人が。



初めての断食ですから、最初は不安でしょうがないんですけど、実際に断食してみると、思ったほどつらくないので、無理な運動をして、痩せようと頑張ってしまうんです。



ここに、落とし穴がある。



断食中の体は、基礎代謝を低下させ省エネ運転をして、食べ物がないピンチを乗り切ろうと頑張ります。



ここに、過度な運動が加わことは、体にはさらに大きな負担となり、体は生き延びるためにさらに基礎代謝低下させます。



普通、断食を行うと基礎代謝が上昇して太りにくくなるのですが、断食中に過度な運動をした場合、基礎代謝がなかなか上がらずに、かえって太りやすくなってしまいます。



結果、断食をするたびに体重が増えてしまうという悪循環に陥るわけなんです。



また、断食中は血圧が低下し、それを補うために心拍数が上昇します。このような状態のなかで過度な運動を行うことは、心臓に多くの負担をかけますので、非常に危険です。



このように説明するのですが、断食中に過度な運動をしてしまう人は、してしまいます。



決死の覚悟で臨んだ断食ですから、1gでも多く痩せようとするのは人情というものなのでしょうか。



確かに、断食中に過度な運動をすれば数グラムは体重が減るでしょうが、“がんばれ元気”や“あしたのジョー”じゃないんですから、目先の体重にとらわれて、せっせと太りやすい体質を作ることはないと思うんですけど。



“そんなん断食とちゃう!”



と、老婆心?ながら思うわけでございます。





佐下橋聡 拝

断食に役立つ栄養学“痛風にならない食事”

2012-12-20 22:40:55 | 断食
現在の栄養学は、“食べる”ことを前提として成り立っていますが、栄養学を、食べないこと“断食”という視点からのぞいてみると栄養学も少し違ったものになります。 そんな、普通とはちょっと違った栄養学は、断食中の過ごし方、補食(回復食)、断食後の食生活に大いに役立つでしょう。




断食という非日常の別世界から、もう一つの栄養学をお伝えしたいと思います。







まさかの痛風発作からもうすぐ3か月がたとうとしています。



足の痛みはなくなったものの、腫れが引かないため、いまだにエヴァンリイヲンとキティちゃんのコラボ草履を履いている毎日ですが、足の大きさが左右ほぼ一緒になってきたので、来週あたりから、そろそろジョギングを再開しようと思っています。



通常、痛風発作は繰り返し襲ってきますが、その兆候が今のところありませんので、食生活の改善は今のところ順調のようです。



痛風は、従来ぜいたく病だといわれてきましたが、それは、正しくもあり、必ずしもそうではないといえます。



私自身、ぜいたくと言われても、全く身に覚えがありませんので、必ずしも、ぜいたくが原因で痛風が起きるわけではないということです。



では、痛風の原因は何か?



それは、腸の健康とストレスが大きく関わっていると言えます。



ぜいたく病といわれたゆえんは、食生活が欧米化して、悪玉菌の好物である乳製品やお肉の消費量が増え、元来食物繊維の宝庫である和食からも遠ざかったため、腸の健康が保たれなくなり、それが、痛風を引き起こす原因となったわけです。



ですから、ぜいたくをしてなくても、腸が不調で、そこに、何らかのストレスが加わることでも痛風を発症する可能性があるのです。



そう、私の腸の不調の原因は、すきっ腹にお酒を飲むこと。



ですから、これをやめました。



お酒は必ず食後に飲む。(禁酒してないんかい!)



そして、血液を浄化して、尿酸の排泄作用のある葉緑素、具体的には、ホウレン草と小松菜を毎日一束を毎日食べています。



酸を中和するカルシウム、食物繊維たっぷりのゴボウやレンコンといった根菜類もかららず毎日食べるようにしました。





痛風のおかげで、食生活の見直しができました。



わかっているつもりで、ついつい実践できていなかったことが再確認されました。



あの激痛はもう御免ですから、かといって一生薬を飲み続けるほどお人よしではありませんから。



あと、痛風は、自分の可能性を否定したり、自分を自分らしさの型の中に無理やり押し込もうとすると起きるそうですから、そのようなストレスを抱え込まないように、野原をせいせいと駆け巡るように。



痛風を卒業したいと思います。



佐下橋聡 拝

断食に役立つ栄養学 “カルシウムで無害化”

2012-12-14 07:33:52 | 断食
現在の栄養学は、“食べる”ことを前提として成り立っていますが、栄養学を、食べないこと“断食”という視点からのぞいてみると栄養学も少し違ったものになります。 そんな、普通とはちょっと違った栄養学は、断食中の過ごし方、補食(回復食)、断食後の食生活に大いに役立つでしょう。




断食という非日常の別世界から、もう一つの栄養学をお伝えしたいと思います。





カルシウムのもう一つの特性として、体内で酸の中和に働くということです。



一般に有害物質といわれる農薬、食品添加物、ダイオキシン、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)

トランス脂肪酸は、酸性ですので、これらの有害物質を中和して無害化するのも、カルシウムの大切な役目です。



どんなに気をつけていても、これらの有害物質を完璧に避けることはできませんし、まったく気にしない人にとっとてもカルシウムの摂取がいかに大切なことか。





断食で、農薬、食品添加物、ダイオキシン、内分泌かく乱物質(環境ホルモン)トランス脂肪酸などの有害物質をデトックスすることも大切ですし、カルシウムを日頃から摂取して、有害物質を無害化することも大切ですね。



佐下橋聡 拝

断食頭痛の理由

2012-12-03 00:51:17 | 断食
断食で頭痛が起こるのは、断食反応ですね。



断食中は、炭水化物を食べないでしょ。



体脂肪が燃焼するとき、炭水化物を食べないと、体脂肪は不完全燃焼を起こしてしまい、その時に発生するケトン体が頭痛の原因なんですね。



ケトン体は、断食中の脳のエネルギー源になるんですが、普段、糖をエネルギー源にしている脳は、ケトン体を異物とみなして拒絶反応をおこし、これが頭痛の原因となるわけです。



拒絶反応をおこさない人は、頭痛も起きません。



さてさて。



この頭痛を防ぐ方法なんですが。



ありません。



防げないんですね。



ですから、断食中頭痛が起きる人は、何回断食しても頭痛は起こるんです。



この断食中の頭痛を防ぐ唯一の方法は、炭水化物を食べることです。



ですから、ですから、断食で頭痛が起きるのがイヤな人は(頭痛が好きな人は別にして)、断食ではなく、プチ断食を選択するのも一考。



どうしても断食をしたい人は、頭痛は通過儀礼と覚悟して、断食するしかないですな。



ビネガー酵母液で、ある程度頭痛は防ぐことはできますが、あくまである程度ですから。



ただ、断食中の頭痛が起きなくなって人もいます。



こういう人は、いわゆる“頭が痛い問題”ってあるでしょ。



それが、解決した人。



こういう人は、断食中に頭痛がおきなくなります。



頭痛の原因は、頭が痛い問題を抱えることなんですね。



あなたにとって頭の痛い問題って何?



お金?



人間関係?



それとも・・・





佐下橋聡 拝