健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

世界最強の健康食

2011-06-07 23:43:12 | 断食
人間の原産地は亜熱帯から温帯にかけての地域だと言われています。




温暖で水が豊富な地域が人間が本来もっとも住みやすい環境です。




そういう意味でも日本は、現代でももっとも住みやすい地上の楽園だといえるかもしれません。







人間が発生した当時の食生活は、穀物、果物、野菜、芋、貝、昆虫だと言われています。




人間の糞の化石には、よくゴキブリの足が入っているそうです。




ゴキブリが人間を見ると逃げるのは、そういう理由があるからです。




人間は雑食だといわれますが、正確には、穀物菜食プチ動物食動物です。










温帯から亜熱帯原産の人間はいつの頃からか寒冷地域にも移動を始めます。




体脂肪を蓄えることができる体の人間の構造が、長距離の移動も可能にしたのです。




しかし、寒冷乾燥のヨーロッパ、北アメリカには、もともと人間が食べるものは存在していませんでした。




あるのは、広大な草原だけ。




そこで、人間は、草原の草を家畜に食べさせ、家畜を食料にすることを選択しました。




家畜を食料にすれば、当然、タンパク質、リンの摂取量が増えてカルシウムが排出され、人間は健康には生きていけないのですが、ここで奇跡が起こります。




ヨーロッパや北アメリカは、海底が隆起した土地で、カルシウムがとても豊富だったのです。




だから、肉食が可能だった。




むしろ、カルシウム過剰摂取を防ぐためにはお肉を食べることも必要だったのです。

(欧米でコーラが好まれるのは、カルシウムを排出させるため。)




そして、人間はさらに生息地域を北に広げていきました。




さらに寒い地域では、家畜の生産も制限されるので、今度は家畜ではなく乳製品を主に食べるようになりました。




カルシウムがいくら多い土地とはいえ、お肉に乳製品ではカルシウムの排出も多くなり、たとえば、デンマークなどでは骨粗しょう症が多くなってしまいます。




また、病気、交通事故、自殺はなど、すべての死亡率は、緯度が高くなればなるど高くなります。




緯度が高くなると死亡率も高くなるのは、人間のもともとの食性から離れてしまうからです。







一方、日本は、カルシウムの極端に少ない火山の国ですが、肉や乳製品を食べずに、人間本来の食性である、穀物、果物、野菜、芋、貝、(虫)などを中心に食べてきたので、現在世界一の長寿国として、和食が健康食として世界から注目されるようになったのです。




人間本来の食性を基本にして、さらに味噌、醤油、お漬物などの発酵食品を有する和食は、まさしく世界最強の健康食です。




逆にいえば、和食から遠ざかれば遠ざかるほど、健康からも遠くなるのです。




佐下橋聡 拝











真空カルシウム粉末


火山の国、日本の健康はカルシウムが基本です。