健康断食のススメ

食べる楽しみ 食べない愉しみ

断食と健康と水

2012-07-30 16:48:11 | 断食
この時期の早朝5時は、もうすっかり朝です。



昨晩のサッカーは、ゴールシーン手前で寝てしまい、なんのこっちゃありません。



そんなわけで、普段はもうすこし早く目覚めるのですが、今日は5時過ぎに起きて釣りに出かけました。



釣果はシマイサキ2匹、メジナ1匹、カンパチは小さかったのでリリース、イシガキダイの手のひらサイズもリリース、ヒイラギ(食べるとうまいけど。)もリリースの五目釣り。



今日の晩ご飯は、釣った魚で柳川鍋の予定です。





早朝とはいえ、暑かった。



水を飲まなければ、熱中症は必至です。



熱中症の予防に限らず、水は普段の健康にも大きな大きな役割をしています。



水を飲んでいないせいで体調を崩している人、多いです。



まさに、水さんありがとう。





断食中の水は、まさにこれ生命線。



断食を別の言葉で置き換えると、“水だけ飲んで過ごすこと”です。



断食中はいくらでも水を飲んでいい訳なんです。1日に少なくても1リットル、普通は2リットル以上。



水を飲むことが断食とって大切な理由のひとつに、断食反応の予防があります。



断食反応とは断食中の体調不良のことで、水の飲み方が少ないと、反応が出やすくなります。



実際には、水をあまり飲めない人は多いようで、かなりがんばらないとなかなか2リットルは達成できません。



水を飲めない理由は、水に味がないからとか、運動不足とか、普段水を飲む習慣がないとかです。



断食中に水を飲めない人は、普段からも水を飲んでいない傾向にあります。



普段から水を飲まない人は、便秘とか、頭痛に悩まされている人は多く、水を飲まないと、生活習慣病の要因ともなります。





“水ならのんでるよ、お茶とか、コーヒーとか、ジュースとか、ビールとか・・・。”



違うんです。



水です。



火を通していない生の水、つまり生きている水を飲むことが大切。





暑い夏は、水をたくさん飲むには最適な季節です。



“あれっ、そういえば水飲んでないな。”という方、ばんばん水を飲みましょう!



できるだけ良いお水をね。



佐下橋聡 拝


断食とスポーツ飲料

2012-07-27 21:47:54 | 断食
我が家の中学生になるガキンチョは陸上部でして。




この時期の部活には、当然、大量の水が必要になるわけですが、どうも、周りがスポーツ飲料なるものを持ってきているとかで、甘いものに目のない我が家のガキンチョも当然それを欲しがることになります。




“水にしとき。”の忠告など聞くわけもなく・・・。(スポーツ時に一番ばてない飲料は、水に塩をちょっと、塩を感じない程度入れるのが良いですね。)







以前に、断食中にスポーツ飲料を飲んでいいのか?




というご質問を受けましたが、もちろん、ダメです。




カロリーが高いので、断食していることにはならなくなります。




砂糖も多いですかね。



血糖値の50倍の糖分。



スポーツ飲料は、その健康的なイメージとは程遠い飲み物ですね。



断食の基本は水(塩は加えない。)です。





そう、世の中、健康的なイメージがあるほど健康でない。



ことが、多いですね。



佐下橋聡 拝


断食で元気

2012-07-27 21:47:54 | 断食
断食を行なうと、元気になります。




とにかく、ホント元気になるのです。







断食を片方からのぞき見ると、断食というのは我慢の世界のように思えます。




我慢に我慢を重ね、ようやく断食から解放されるのだから元気になるのはあたり前。




そう、それも確かに断食後に元気になる要因のひとつであります。




断食で体が整備され体調がよくなり、元気になる、それも要因のひとつでしょう。







断食がいくら安全だとはいえ、食べないことは体にとって大きなピンチです。




体が断食していることを知っていれば余裕もあるでしょうが、体はそんなことを知るよしもありません。




断食中の体は、食べ物が体に入ってこないことに必死になって対応しなければなりません。




必死に生き延びよう、生き延びようとをがんばります。




現在の日本は厳しい状況とはいえ、ぬるま湯の中なのでしょう。




なにも、必死に生きようとしなくても生きていけます。




そんな状況の中では、生命力というか、必死に生き延びようとする力は、当然、薄くなって行くでしょう。




なかなか、がんばろうという気にはなりません。




断食というのは、断食をしていることを知らない体にとっては、生命の維持に関わる重大なピンチなわけです。




断食中の体は、必死に生き延びようとしています。




“がんばる”ということは本来、“生き延びる”ということ。




では、ないでしょうか。




断食を行なったすべての人は元気になります。




それは、本来生物が持っている“生き延びよう”とする力が目覚めるからなのです。







だから、前々から言っているのです。




断食は、人生のリセットボタンだって!




ねっ。




佐下橋聡 拝


断食は体の修理とメンテナンス

2012-07-27 05:39:40 | 断食
先日の27時間テレビで、タモリさんが40時間ほど何も食べていない、と言っていましたね。




何も食べないから疲れない、何も食べないから眠くならない。




普段は、なかなか分かりにくいのですが、食べるという行為はとても体力を消耗します。




これは、断食を行なうとよ~く分かります。断食中は空を飛べるほど体と心が軽くなるのですが、補食が始まった途端、体が重く感じられ、疲れが出てきます。




また、何も食べないと内臓が疲れないので、睡眠時間も少なくても大丈夫なわけです。







たとえば、長年、喘息の発作に苦しんできた人や、ガンの術後に抗がん剤や放射線治療の影響で体調がどん底な人が断食を行なうと、断食中は、いままで長い間苦しんできた体調不良がウソのように消えてなくないます。




補食が始まると、また少し症状がでるという感じです。




いっそのこと、このまま食べなかったら症状も楽になるのでしょうが、人間は今のところ食べないでは生きてはいけませんので、ここは、あせらず長期の視点が考えることが大切ですね。







日頃の体調不良の原因は“食べる”ことにあると知りましょう。




ちょっとした体調不良なら、断食で治っちゃうことも知りましょう。




断食までしなくても、体調が悪いときは1食、2食抜いてしまえば、相当楽になると思いますよ。




人間は食べないと生きてはいけませんし、食べることが健康に良いのです。




それがゆえに、時には食べないで内臓を休めてあげることが大事。




断食は、体の修理とメンテナンスというわけなのです。




佐下橋聡 拝


最近、断食に関するご質問も多く、個々のご質問にもできるだけお答えしたいと思います。
断食を成功させるためには、そのエッセンスや、断食の仕組み全体を知ることも大切になっていきますので、この健康断食マニュアルもご活用ください。

断食中にタバコを吸っていいのか

2012-07-25 11:26:41 | 断食
もう、15年ほど前の話になります。



私が禁煙して気がついたこと。



それは、タバコは吸いたくて吸っているのではなく、タバコに吸わされている、ということに気がつきました。



タバコを吸うタイミングいうのは決まったいて、仕事の合間や食後とか、禁煙しえいるにも関わらず、そのタイミングになると勝手に右手が胸ポケットへと伸びてタバコを探してしまいます。



もうこうなると、生活がタバコに支配され、タバコが吸いたいがために仕事をし、タバコが吸いたいがために食事をしているようなもんです。





さて、断食中の喫煙です。



断食では食べることは制限されても、タバコまでは制限されないと考えがちですが、断食中は当然、禁酒禁煙です。



断食中は体内の余分な水分が排泄され、血流も少なくなります。この状態でタバコを吸えば、タバコで血管が収縮したときに、狭窄してしまう可能性が否定できません。



断食が原因で、虚血性心疾患、脳血管障害になってしまってはシャレになりません。



また、せっかく断食でデトックスしているのに、わざわざ有害物質をこりこむこともなかろうて。





断食中は、食べることを初めとして、日頃の生活習慣をは無縁の別世界の住人になるので、タバコを吸うパターン自体がなくなります。



つまり、禁煙するには絶好のチャンスというわけです。



実際、断食中に禁煙をなんなく実行できる人は少なくありません。



もちろん、それが断食後も続くかどうかは本人次第ですが。





タバコをやめて以来、タバコからの支配から解放され、体調もすこぶるよくなりました。



80歳ぐらいになって、“もう、いっか”と思えるようになったら、また、タバコを吸うのも良いかなと思っています。



佐下橋聡 拝