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時代屋バーテンダー日記

バックバーに並ぶ銘酒数百種類が圧巻。時代屋など横浜、鶴見、川崎、蒲田、溝の口、にあるカクテル バーのバーテンダー達が綴る

お酒に触れて

2017年05月15日 | 溝の口・オールドオーク

こんばんは、溝の口店の杉原です。

早いもので、入社から一年が経ち、最近、お酒を作らせて頂けるようになりました。


時代屋に入社してからはお店以外でもお酒に触れあう機会が増えました。

以前からコンペなどには行く機会があったのですが、セミナーのようなものに参加するのは初めての経験で大変勉強になりました。
様々なお酒を魅力的に伝えられるように、もっとそれぞれのお酒の深いところまでを勉強したくなりました。

調べてみればこういったセミナーなどは大きいものから小規模なものまでたくさんあるもので、今後は自分でも積極的に参加していきたいと思っております。


お酒を作らせて頂けるようになり、今まで以上にお酒やカクテルに対して真剣に考えるようになりました。
より素敵な空間を提供できるように、日々精進して参ります。


卒業

2017年04月20日 | 溝の口・オールドオーク

皆様お久しぶりです。溝の口店の植村です。

段々と暖かくなってきて動きやすくなってきた今日この頃、皆様どうお過ごしでしょうか

 

この度、わたくし植村は4月の30日をもって卒業させていただくこととなりました。

時に厳しく一から教えて下さった先輩方、よく気遣いフォローしてくれたスタッフの方々、そして時代屋に足を運んで頂き、沢山お話させてもらったお客様達。

沢山の人達に支えられ、自分が成り立っていると痛感させられております。

ありがとうございました。

この場をお借りして心から御礼申し上げます。

またどこかで皆様方にお会いできる日を楽しみにしております!

溝の口店の植村でした。


酒場の在り方とは

2017年04月05日 | 溝の口・オールドオーク

こんばんは。溝の口店マネージャーの比留川です。年度の変わり目という事で、進学や就職や転勤、引っ越しと新生活を迎える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて、溝の口店では昨年の夏以降スタッフが入れかわり、古参の人間もとうとう私だけになってしまいました。しかし、何年もの間溝の口店をひいきにしてくださるお客様のために伝統を守りたい。今回はそんなお話。

皆さまは酒場に何を求めますか?

我々バーテンダーの仕事は美味しいお酒を作る事?
元気良く活気のあるお店作り?
バーは居酒屋ではありません。目配り気配りによってお客様を気持ち良くもてなす処。

ひと昔前と比べて、カクテルやウイスキーは身近な存在となりました。

立ち飲み屋では100円でハイボールが飲めたり、最近では缶詰めになったレッドアイ。ジントニックやウォッカトニックなんかもコンビニで購入出来るようになりました。モヒートなんかも記憶に新しいですね。そのクオリティはどんどん高くなってなってきています。

それでもバーに高額な料金を払ってまで飲みに来るお客様の求めているものとは?

我々の仕事は付加価値を付ける仕事です。
美味しいカクテルを飲みたい人。
静かな空間で飲みたい人。
お酒を学びたい人。
誰かと話がしたい人。
来るお客様ひとり一人が何か期待をもってお店にやってくる。
スタッフが変われば勿論お店のポテンシャルは変わります。ですがバーとして絶対的に変えてはならないものとは?プロらしい仕事とは?
お客様の心を掴む会話術?
絶対的に美味しいお酒?
凛とした立ち振る舞い?

凄く考えさせられる今日この頃です。

今はちょっとバタバタとしてる溝の口ですが、暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。
皆さまの期待を裏切らない仕事を心がけて自己の向上とスタッフの指導をしていきます。

今後とも溝の口店を宜しくお願い申し上げます。


勉強の日々

2016年10月25日 | 溝の口・オールドオーク
はじめまして、溝の口店の杉原と申します。

溝の口店にお世話になってからまだ1年も経っておりませんが、この短い間にもたくさん学ぶことがありました。

お酒のこと、お料理のこと、接客のこと。まだまだ勉強、練習して身に付けていかなければならない事がたくさんありますが、この数ヶ月で本当に成長できたと思います。

今後も日々の営業、勉強会を通して、今以上にお酒をおすすめしたり、カクテルをお作りさせていただけるよう、努力していきたいと思います。

間もなく11月に入り、本格的に肌寒い日が続きますが、あたたかい接客で皆様をお迎えできたらと思っております。
 
ご来店お待ちしております。

寒い日が続きます

2016年10月18日 | 溝の口・オールドオーク

はじめまして!溝の口店の齋藤と申します。

時代屋で働き始めて1年、社員になってから早2ヶ月経ちました。

飲食の「い」の字もお酒の「お」の字も知らなかった私は素敵な先輩方とたくさんのお客様がいろんなことを教えてくださり、充実した日々を過ごしております。

まだまだ未熟者ではありますが、これからも精一杯頑張りますのでどうぞよろしくお願い致します!

だんだんと寒い日が続きますがアイリッシュコーヒーやホットバタードラムなど飲みながら心も体もホットに!

風邪など引かぬようお気をつけくださいませ。


秋の訪れ

2016年10月09日 | 溝の口・オールドオーク

溝の口店に来てから初めてのブログです。いつもお世話になっております、中川です。

時が経つのは早い物で、6月に溝の口店に移ってきて早4ヶ月、溝の口にも段々と慣れてきました。

ついこの間まで暑い、暑いと行って半袖のTシャツをまくって着ていたのにすっかり薄手の上着が手放せなくなっていたり、着ている物に長袖が増えていったり、すっかり季節は秋になってきたのではないでしょうか?寒かったり、昼は汗ばむように暑かったり、突然大雨が降ったりしている今年の秋ですが、皆様体調崩さないようお気をつけください。

さて、溝の口店ではこの度バックバーの並びを一部変えました、既にお気付きの皆様いらっしゃると思いますが一番大きな変更があったのはこちらの棚です!!

 

 ラムコーナー増設!!ほとんどの種類が一棚にも関わらず、ラムは2棚使用し、少しマイナーなフランス系ボトラーズラムからメジャーなキャプテンモルガン、バカルディ、ロンサカパとラム好きなお客様への幅広い提案、提供をさせていただけます。ラムだけではなくオフィシャルスコッチ、ボトラーズスコッチ共に多数新作入荷しています。

少し肌寒くなり始めたこの季節、秋の夜長を溝の口店でグラスを傾けていただけたら、と思います。

皆様のご来店心よりお待ちしております。


戻ってきました溝の口

2016年10月01日 | 溝の口・オールドオーク

溝の口店の植村です。

最近、少しずつですがドリンクの提供をさせていただけるようになりまして、課題も増えましたが、楽しさもだんだんと増えてきました。

勉強不足な私ですが、精一杯すべてのお客様が楽しめるよう、つとめていきますので暖かい目で見守ってくださるとうれしいです。

そして、須貝マネージャー6年間お疲れ様でした。

2年間と短い間でしたが、不出来な私にわかりやすく、そして丁寧に色々な事を教えていただき、ありがとうございました。

以上、溝の口店に戻ってきた植村でした。


さよならのグラス

2016年09月21日 | 溝の口・オールドオーク

9月14日。

先輩、須貝氏の溝の口店最後の勤務の日である。月日が経つのも早いもので、5年もの間共に切磋琢磨してきた仲間がいなくなるのはなんとも言えない気持ちになる。

今後を応援する気持ち。
ここは自分に任せてくれという気持ち。
行かないでくれという気持ち。

須貝氏は私の兄弟子であり、師であり、ライバルでもある。
時に共に笑い、時に衝突し、でもいつもお客様の前では「彼は凄いんだ」と私を立ててくれる心優しい先輩だ。
休みの日には勉強で飲みに行き、もう明らかに自分の許容を超えているのにも関わらず、自店に寄りギムレットを作って貰っていた。
決して弱いカクテルではないのだが、不思議と落ち着くのである。朦朧とする意識の中でも、この味を飲むと、「しっかりしなければ」と自分に喝を入れてくれる。

カクテルの好みは人それぞれあるかと思う。
私にとっては懐かしい味でもあり、定番でもある。それはこのカクテルが他の誰かでは駄目なのだ。同じカクテルでも、それは私にとって定番であるが懐かしい味にはならない。
同じカクテルであっても作り手によって違う。
バーにだけ許される不思議じゃないだろうか?
同時にそこがバーの醍醐味であるのではないだろうか?
そんなカクテルももう、このカウンターに座って飲む事がないと考えると、やはり淋しいものである。

『ギムレット』

100や200じゃきかない。
きっと誰よりも飲んできたこの味は、他の誰が作るどんなカクテルよりも、私にとって思い入れのある唯一無二のカクテルなのです。

比留川陽介


10年の軌跡

2016年09月18日 | 溝の口・オールドオーク
おはようございます!
時代屋溝の口店の須貝です。

私須貝は、今回が最後のブログになります。
この度6年と3カ月お世話になった時代屋溝の口店を退職する運びとなりました。

思えば初めてお店の扉を開けた時は、右も左も分からず、毎日何かしら怒られ先輩と衝突しながら、プロフェッショナルの世界、職人の仕事を覚えてきました。
元々時代屋を選んだのも独立する為で、どこのBARで実務経験を積もうか悩み何軒かのBARを見てまわりました。
そんな中一番お酒の種類も多く、サービスにこだわっている店という視点で見た時に時代屋で働きたいと思いました。
それからは早くお酒を作りたい、自分にしかできない仕事(接客サービス)をしたいという気持ちでがむしゃらに働きました。

後輩たちにも日頃から言って聞かせてますが、美味しい料理やお酒を作りたければ、先ずは美味しい料理とお酒を口にする。
気持ちのいいサービスをしたければ、そういうサービスをしてくれる店に行き自ら体感する。
 

 
それもなしにやっても自己満足でしかない。
経験は非常に大切だと思います。
毎日積み上げてこそ価値のあるものです。
時代屋で勤めて、毎日が発見でした。
常連様、一見様、いろいろな方がお見えになります。
常連様でも日によって気分や体調、求めている接客の距離感が違います。
そう考えると、一つとして同じ仕事はありません。
当たり前のように、毎日同じお酒を出すのか、本日はこういうお酒いかがでしょうか?とオススメするのか…。
そのお客様が何を求めているのか。
考えて、選択して、合致して、『今日の気分にぴったりだよ!』と喜んで頂けた時はバーテンダーとしてこんなに嬉しいことはありません。
その一言の為に我々はカウンターの中に立つのです。
少なくとも私はそう感じます。
全てのお客様に美味しい、また来るねと言って頂きたい、10の期待を持たれたら12、13の感動を与えたい。
自分の培った知識、技術、会話、ホスピタリティ、それらをフルに活用し表現し、ダイレクトにその評価を頂ける仕事は他にはありません。
バーテンダーが売るものは商品(お酒)ではない。
安心と人間力ではないでしょうか?
カクテル1杯の値段はお酒の値段ではなく、その人が作るから!というその人の価値そのものです。

私は22の頃にみなとみらいのとあるホテルバーへ行った際に初めてプロのバーテンダーのサービスを受けました。
痒いとこに手が届くと言いますか、まるで頭の中を覗けるエスパーのようにこちらの考えや気持ちを汲んで頂き、こんな仕事があるのかと驚きました。
それが原点です。

当時は教員をしておりましたが、それ以来バーテンダーの接客サービスに魅了され、自分もやろうと決めました。
その後、4年程勤めた学校を辞め、先に開業資金を貯めながらコミュニケーションスキルと会話力、人脈を掴もうと不動産の飛込み営業を1年、その後管理職として数名の部下をマネジメントし、2年半で退職。
こうしてようやく実務経験を積むべく時代屋の門を叩いたわけであります。
それから6年ちょっと。
自分の目指した接客サービスができるお店をつくっています。

私には夢がありません。
夢は見るものであって叶えるという意志が弱く聞こえるから好きではないのです。
私の中では全てやり遂げたいので、目標しか立てません。
独立して店を出すのも数ある目標の一つで、達成する前提でこの10年やってきました。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、当然の結果だと思っています。

こういうモチベーションがより良い仕事を生む原動力だと考えます。
モチベーションは個々により違います。
強制されるものでもないですし、高めることも下げることすら自由です。
それなら皆、モチベーションを高めて質の良い仕事をし、自分なりの目標を早く達成した方がいいのでは?
そうしたら数ある目標も全部達成できるのでは?
時代屋はまだまだ20代のスタッフが多いです。
今から気持ちを変えてモチベーションを上げて動けばどれだけの可能性があるか…。
今後が楽しみです。

これからの時代屋スタッフ全員の成功を心より祈っております。

また、お世話になりましたお客様、皆様のお陰でバーテンダーを学ばせて頂きました。
これからも精進し、時代屋にも負けない自分のお店をつくっていきます。

私の店は11月上旬に恵比寿で始める予定です。
しかし、非公開の紹介制BARの為こちらでは掲載できません。
ご容赦下さいませ。
これからも時代屋、須貝共々ご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

ありがとうございました

特別な式には。

2016年03月22日 | 溝の口・オールドオーク
溝の口店の武です。
3月15日で時代屋の社員になり2年が経ちました。
今年度もお酒だけでなく、サービスにつながるような色々な事を多く学びたいと思います。

僕の知り合いのバーテンダーさんには過去に美容師だった方や俳優を目指しステージに立っていた方、介護福祉士をやっていたなど数々の飲食以外の経験をお持ちの方がいます。
僕が社会人になって最初の仕事はブライダルのお仕事でした。
月に50件、勤めていた2年間で1000件以上の結婚式に携わらせていただきましたが、当時は頭の中で毎日のように木村カエラさんのButterflyがリピートされるほど入退場曲で流行っていたのを思い出します。

どの婚礼、宴会でも共通していたのが主役の方々はもちろん招かれた方々までみんな笑顔だった事。

そして仕事をしているスタッフさんの真剣な顔でした。

一生に一度、とまではいかないにしてもBARで飲む時間もまた特別な物で笑顔を提供できる物だと思います。


職種は変われどお客様を喜ばせたいという気持ちは同じ。
1人でも多くもっと満足して帰っていただけるよう頑張りたいです。