こんばんは。溝の口店マネージャーの比留川です。年度の変わり目という事で、進学や就職や転勤、引っ越しと新生活を迎える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さて、溝の口店では昨年の夏以降スタッフが入れかわり、古参の人間もとうとう私だけになってしまいました。しかし、何年もの間溝の口店をひいきにしてくださるお客様のために伝統を守りたい。今回はそんなお話。

皆さまは酒場に何を求めますか?
我々バーテンダーの仕事は美味しいお酒を作る事?
元気良く活気のあるお店作り?
バーは居酒屋ではありません。目配り気配りによってお客様を気持ち良くもてなす処。
ひと昔前と比べて、カクテルやウイスキーは身近な存在となりました。
立ち飲み屋では100円でハイボールが飲めたり、最近では缶詰めになったレッドアイ。ジントニックやウォッカトニックなんかもコンビニで購入出来るようになりました。モヒートなんかも記憶に新しいですね。そのクオリティはどんどん高くなってなってきています。
それでもバーに高額な料金を払ってまで飲みに来るお客様の求めているものとは?
我々の仕事は付加価値を付ける仕事です。
美味しいカクテルを飲みたい人。
静かな空間で飲みたい人。
お酒を学びたい人。
誰かと話がしたい人。
来るお客様ひとり一人が何か期待をもってお店にやってくる。
スタッフが変われば勿論お店のポテンシャルは変わります。ですがバーとして絶対的に変えてはならないものとは?プロらしい仕事とは?
お客様の心を掴む会話術?
絶対的に美味しいお酒?
凛とした立ち振る舞い?
凄く考えさせられる今日この頃です。
今はちょっとバタバタとしてる溝の口ですが、暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。
皆さまの期待を裏切らない仕事を心がけて自己の向上とスタッフの指導をしていきます。
今後とも溝の口店を宜しくお願い申し上げます。