ジーン・ウールの不思議な旅

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「地雷原を歩かされる」 ミャンマー難民

2011-08-08 10:33:52 | ご講話・ヘラトリ・リバティ 

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「地雷原を歩かされる」 ミャンマー難民.
2011.08.07

リバティWEBより


軍事独裁のミャンマー(旧ビルマ)から、経済成長が続くタイに、約300万人の労働移民が流れている現状を、7日付読売新聞が報じている。


記事によると、ミャンマーと国境を接するタイ北西部の町メソトの難民キャンプには14万人以上のミャンマー人がいる。そのキャンプにさえ入れなかった人々は、メソト郊外の高さ数十メートルにも及ぶゴミ山の周辺に、粗末な掘っ立て小屋を建てて住みついているが、辺りには腐った生ゴミとドブの強烈な臭いが漂うという。


少数民族カレン族の男性は、ミャンマーからタイに逃げてきた理由をこう語る。

ミャンマー軍は、軍政に反抗する武装勢力が埋めた地雷原の上を、兵士より先に一般人に歩かせる。これを「ポーター」と呼ぶが、そのポーターにされることを嫌って逃げてきた。腐臭漂う環境にも、「ミャンマーで住んでいた所よりも環境は良い」という。


同地域の様子は弊誌2010年6月号でも紹介したが、人々が逃げ出す国より、人々が集まってくる国のほうが、いい国であることは間違いない。また、同年10月号では、ミャンマーの軍政が「核開発」に重点を置き、北朝鮮の協力を得てミャンマー全土に大規模な秘密地下トンネル、地下壕をはりめぐらせている現状をレポートした。


ミャンマーは、軍事的にも経済的にも中国から援助を受けているが、軍事独裁のミャンマー、中国、北朝鮮などの国々が世界をリードする未来は好ましくない。南シナ海の領有権問題でもにらみ合いが続くが、日本は今後も、アメリカや韓国、タイやフィリピンなどの民主国家と協力して、ミャンマーや中国などに民主化を促し続ける必要がある。(格)


【参考記事】

2010年6月号 制裁の現実

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=843>

2010年10月号 北朝鮮化するビルマ

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=44>

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