ジーン・ウールの不思議な旅

ジーン・ウールは不思議な女性です。姿を変えて過去にも未来にも現れます。
もしかしたら貴方の友人や奥様かも知れません。

店主ご挨拶

ようこそお越し下さいました。 昨年(2010)、3ヶ月の雲水修行に行ってまいりました。 私は働き者で(自己申告)、精舎は朝は早く夜は遅く「朝瞑想」の時間は、気がつくといつも寝ておりましたが・・。 私の人生の1ページに、思いがけないご褒美を頂けたような日々を過ごさせて頂きました。・・ま、主婦でも決心ひとつで如何様な道も開けるんですね。 今も精舎に行くと「実家に帰った」ような気がします。 このブログ管理人は、最近物忘れ症候群中につき、おいで頂いた感謝を申し上げ、コメントを頂いても書いたり書かなかったり、付き合いが悪いことのご無礼をお許し下さいませ。

「大黒天の使命」 質疑応答

2011-05-06 00:43:57 | ご法話・心の指針
大黒天の使命 質疑応答

質問者1
20年間会員やっていて初めて指して頂いたとお喜び。
施論 お布施したいが、神奈川県の公務員で 収入が決まっている。

A・根本的には4分の1天引き方が合っているのではないでしょうか。
  有用なお布施に使ったらよろしい。

あと公務員として公平な判断を下されて、意味のないお金を使っている人がいたら意味のあるお金の使い方を教えてあげることです。(笑)
それなりの霊格のある大黒天が現れてお導き下さると思います。

質問者2
ご主人が公認会計士資格とれた。これからお役に立ちたい

A・
国家試験の資格とっても腕はぜんぜん違う。あれ何でしょうかねえ。
会計士でも、その会計士がつくことで、会社が良い方に発展していくと良いんですけどね。貧乏神の憑いた会計士もいる。あまり口の軽い会計士は信用できません。

経営者とは、発展する方向で考えている経営者は良いのですが、節税の方向に考えている経営者は、(社長自ら節税は)発展しない。
会計士は企業参謀として、経営者の負担を軽くしていくことが大事。
サポートしてあげることの出来る会計士になることが大事です。

質問者3
777mの自由の女神のようなエル・カンターレ像を建てたい。


質問者4
九州の会員さん 数10億円の遺産相続の渦中にある方(女性)。
父が10年以上前に亡くなり、先月母が亡くなった。
地元では中堅どころの会社4つを持っていて、兄から会社を外されて、遺産も兄の思うようにされているような感じ。

A・亡くなられたお父さんにどの程度貢献してきたか。
遺産相続は基本的に揉めるものですね。
醜いところはありましょうけれども、宗教をやっているということで外されたというのであれば、外してくる理由に正当性があるか。
正論として何が正しいか、この世的にある程度妥当なところがある。うちも法務部門がありますので相談に乗ります。相談はまず支部長に通して下さい。

質問者5
若者3名 人材登用 人を見抜く力 長所を見抜く力 について

A・
若者の人材の見つけ方  
昔は皆ワンパターンの訓練が出来ていて(友達が多い、企画力、語学力があった)
当会におきましては流れが少し変わってきて、今までサクセス系が活動系に変わってきた。活動系・・ちょっと軽くなった・・という風評被害がある。
全般に見て、やや印象が明るくない。人好きしない・・人に好かれるタイプなのかなぁ・・回りの気持ちが分からないのかなぁ・・

傾向として、アシュラ系。良い顔でやって下さい。
今テレビで「もしドラ」やっている。

・単なる努力ではダメなのだ。
・成果が出なきゃダメなのだ。
・成果に繋がる努力の心がないとダメなのだ。

正当な努力も必要。間接的な努力も必要。
普段の学生としてのつき合い  どの人も、あの人も、この人もとやると、アシュラ系になる。
知的正直さをもって活動して欲しい。学生の本分を守りながら、宗教の・・だましたり・・例え1回で決まらなくても正々堂々、正当にやるべきことをやって下さい。
だましても何でも数をあげなきゃいけないんだったら、私が学校に行って伝道します。

以上でした。



   

ご法話 「大黒天の使命」  大川隆法総裁

2011-05-05 22:34:15 | ご法話・心の指針

ご法話「大黒天の使命」 2011・5・5 会場・東京正心館


聞き取れた部分だけ書いているつもりですが、メモの文字数が少ないと、こんな感じのお話だったな・・って書いた部分があります。お許しを・・。


今日は連休の最終日。
「大黒天の使命」というと、出ておいた方が良いのかなぁと来られた方もいらっしゃると思います。
信者会員の皆様に豊かになって頂きたいと思っておりますので、裏読みされてご参加下さった方もいらっしゃる思います。(それだけでは終わらない・・と)・・その通りでした。最後に大黒天瞑想のご指導を頂きました。

大黒天になるための修行・・と言ってもないものは出せない、仕様がないと思っているか
今やっている仕事で環境に左右されず、常に前進し開拓していく自分となるか

孔雀は、仏教の守護神の一つ、孔雀明王と呼ばれた。
孔雀は悪食です。毒蛇、サソリを食べる習性がある。悪食ではあるが、食べて出来上がってくるものは、この世とは思えない美しい尾羽根です。毒蛇・サソリを食べて、泥沼から蓮の花が咲くように、(仏教では)悟りの例えとして語られている。
孔雀は、毒蛇やサソリから藪などで修行している修行者を守る。
孔雀の尾を広げた姿は、悟りの完成を現している。これに一種の威神力・超能力を現している。私が教えたいのは、それなんです。

今(教団は)やっと3合目くらいまで登った辺りだと思います。

私の持っている力の中で、一番強いものは失敗を成功に変える力なんですね。
失敗を恐れてやる気をなくす人もいると思うが、失敗を糧として失敗から学び、工夫しさらに発展していくことが大事。

世の中には、失敗したことがないと言う人はいますが、信用できませんね。
組織を委ねるには信用できない。
失敗した(原因?あるいは失敗したこと?)を認識していない。あるいは難しいチャレンジを避けていたと思うんです。

失敗から学び、それをどのように組み立て直すか。その努力こそが今世地上に生まれた意味があると思うんです。

実際 富は遍満している。その富を黄金に変えていくには技術がいる。
要するに・・見たところ 誰も価値がないと思うところ(に富がある)
挫折や苦労談を黄金に変えていくには技術がいる。その技術をあなたは掴んだか。

あの世に行っても 必ず聞かれる。
「それであなたは何を掴みましたか?」 必ず聞かれる質問です。

近年引き寄せの法則が流行っています。内容は陳腐ですね。心の法則そのものです。
心の磁石が同類のものを引き寄せられる と言うことですね。
自分の心を磁石に変えていく 成功波動に変えていく 光に伸びるものを掴みだしていく もっと簡単に言うと 「求めよ さらば与えられん」 聖書の言葉 イエス・キリストの言葉です。
求めなければ与えられないということはあります。

(それから総裁先生は、お子様方を例にお説き下さいました)
ご次男の話。 
次男は5月の誕生日に何を欲しかったか。
金庫ですよ。重たい何キロもある金庫ではありませんが・・彼は(欲しかったのは)金庫ですよ。・・どうして金庫なのか、笑いながらお話しされていました。

ご三男の裕太さん。
家には資金需要のある兄弟がいる。
三男は小遣いを引き出すのが一番うまい。
鉄道研究(趣味)には、常に資金作りが必要。彼は(お金を)引き出せるアイディアをいつも考えている。

(エピソードのいくつかです)
・教団の資金作りを考えてきた・・と提案してくる。3プランあってこれを5万円で買えと言ってくる。読むとなかなか・・感心・・で、教団のアイディア料として支払う訳ですね。

・鉄道研究の旅かな・・帰ってから精算書を出すんですよ。全部きちっと書いて出す。そうやってくるとやっぱり出しちゃうんですね。

・3月に長女海外体験でハワイに行った。主宰先生は彼をアドバイザーとしてつけた。
彼は企画書を出してきた。4泊で職員さんと本人2人と合計5人、内容はこう・・、公務はこなす・・、帰ってからヤングブッダに執筆・・等々、公務4割、私費はこうこうと細かく書いてある。 じゃ100万円はパパが出しましょう・・。

(将来の)仕事の練習になるのでやらしていますね。これを見るとお金儲けのやり方の勉強になっている。
「求めよ、されば計画書」 三男、志は良し、企画力はある。 事業家の原型。

事業を成功するためには、資金ニーズがあることを知らなければならない。
(使ったお金の)明細を明らかにし、精算まで終えて、必ず報告書を出す。 → 信用 → 信用力が大事。

銀行と交渉するのと同じです。
あとは返済計画と、事業の見通しを出す。

個人でも企画力は大事です。
家計レベルでも(  )が釣り合っているかどうか、微妙な判定をしなければならない。
漫画家の手塚治虫さんは、かなり赤字をかかえて苦しかった。
事業家の能力と、(漫画家の)才能は違います。

・チキンラーメンの話・・ここは頭に残らなかった。聞き損ない。
発明と発売が上手にいった例・・だったのかしら。

・大企業の人材登用の話
才能のある人かどうか、やらしてみれば分かる。
トップの大事なところ、人材登用。見抜かなければならない。マイナス評価に見えてもやらせてみれば意外と出来ることがある。
全体的なカルチャーは、毎年レベルアップをかけていく。
会社が大きくなったら、社長は現場に姿を現して人々のニーズを知ることが大事。
会社内だけでなく、会社の外部、外側にいる人が、どう反応しているか見なきゃいけない。そうゆう複眼も持たなきゃいけない。
他の人に対する思いやりを如何に具体化していくかが大事。

新幹線で人の五倍(ワゴンサービス)売った人がいる。Ⅰ日50万円売り上げた。
その人のサービスは、物を売った時話しかけ、帰りにまた話をすること。
ワゴン車を牽いていると足が見えないので、お客さんの足を轢かないために後ろ向きで歩く。
売った時に話しかけ、戻ってきた時にまた話しかける。
新幹線の窓から見える畑で、お父さんが一人で畑仕事をしている。一人だから目立つように赤い帽子を被っている。もし赤い帽子の人が倒れていたら教えて下さい・・なんて他愛ない話をしている。
ちょっとしたことでも、伝わるんだな。
ワゴンの品物も、自分で何が売れるか考えて決めるんですね。

成功の法則は、ちょっとした(気遣い)自分中心でなく、相手のためになることを考える。まずThink Big でビッグになって下さい。ない人に出せとは言いません。
しっかりお金持ちになって下さい。
大黒天の使命は、菩薩に劣るものでは決してありません。

施論・戒論、生天論 戒律を守るよりも、お布施を先にしてあります。
仏陀教団の時代、出家者は1,250人。
当会も1,500人に近づいています。仏陀の時代よりも大きくなっています。
これから海外伝道も進んで各地に精舎が建ちます。
大黒天の使命は大きいです。     以上


この後質疑応答が5名。
(後日アップ)

その後、日本初の復興菩薩の益子さんのお話。

益子さん談

ここ数日奈良の大仏を見上げているシーンが浮かんでくるんですね。

  中略

ご主人は数年前に亡くなって、「国境なき医師団」 がポンときました。

「国境なき医師団」と言うのは主人以外にはいない。

「肉体だけでなく魂を救う最高・最強・最大の団体が幸福の科学であり、仙台正心館建立に全てを捧げなさい」というメッセージだと感じ、植福を決心されたと仰有いました。

奈良の大仏建立の時も大黒天として徳を積んだご夫婦だったんですね。
今世でも尊い大黒天の一番乗りをされました。

本当に奇跡の時代に生きていると、実感しました。 

 「成功への道」 4月29日 講演会レポート

2011-04-29 23:07:15 | ご法話・心の指針

幸福実現党 HOME

【講演会レポート】4月29日、講演会「成功への道」が開催されました。
2011年4月29日

幸福実現党 公式サイト 転載
http://www.hr-party.jp/new/2011/5462.html


大川隆法党名誉総裁 講演「成功への道」

※2011年4月29日に開催された大川隆法党名誉総裁の講演、「成功への道」の要約の一部を以下に紹介いたします。


成功に必要なものは、忍耐

人間は、自分の才能や能力がどのように開花するかはわからないものです。
実際にはダイヤモンドの鉱床があなたが立っているその足下に眠っていて、もう少し掘れば出てくるというのに、多くの人は、ダイヤモンドが出てくる寸前であきらめてしまいます。

どこかよそにいけば成功が手に入ると思い、他の所に探しに出かけてしまい、ダイヤモンドの埋まっている土地を探し続けているのが大多数の人です。
成功に必要な要素は、忍耐です。

どんなに才能がある人でも、忍耐心がなければ成功を成し遂げることはできません。才能に恵まれた人は頭がよいので、逆に見切りが早く、もう少しがんばれば一流になれるのに、その寸前であきらめてしまうため、成功することができないのです。

復興に必要なのはバラマキではなく「富の集中」

資本主義の原理は「富の集中」です。富をそれぞれの人がバラバラに使ってもたいしたことはありませんが、これを何億円、何十億円、何百億円と集めると、大きな仕事ができるようになり、新しい価値を生み出すことができます。これが資本主義の原理です。

私はよく平等主義、共産主義の原理を批判していますが、それは富を分散・分割しようとするものだからです。東日本震災対策として政府が考えることは、おそらく社会主義的な政策でしょうから、これから政府は「ばらまき」に入ると思いますが、「富の分散」は、支給したもの以上の価値を生まないのに対し、「富を集中」させると実は大きな仕事ができるようになるということを、知らなければいけません。これが自由主義圏・資本主義圏が発展した理由なのです。


質疑応答

日本の歴史教育の偏向をただし、正しい歴史観を打ち出すためには、どうすればよいでしょうか


保守系言論人、評論家たちが何十年も戦ってきていますが、数において左翼に勝てずにいます。マスコミ左翼陣営の力が強く、教育に関しても左翼マスコミの方が書いたものをベースに、大学入試問題が作成されていることからもわかるように、教育とマスコミは一体化しています。

日本の歴史を正当に教えない自虐史観的な考え方が、国民性をゆがめています。あえてマスコミを弁護すると、日本人は褒められたらだめになり、叱られたり批判されると頑張りだすところがあるので、マスコミに意義があるとしたら、「この国は悪いことをたくさんした」と言うことによって、日本人が謙虚になって反省し、努力する面もあるので、その部分についてはまったく意味なしという考えは、私自身は持っていません。

教育的意味合いをかねてこの国を批判し、「日本が悪い」とおっしゃっているのなら、そこには愛の心が流れており、国民もよい方向に誘導されていくでしょうから、悪くはないと思います。しかし、単なる悪口のための悪口、批判のための批判で止まっているのなら、それは「汚染」になってしまうことがあります。

客観的に見てなぜ左翼の力が強いかというと、社会的に地位のある方や、この世的に頭が良く「知識人」と呼ばれる方々が、左翼のほうに多いのです。本来は左翼にも保守にも、同じぐらいのバランスがとれていなければいけないと思います。

そういう意味では、保守的な考えや、日本の歴史を肯定的に考える人の中にも、シャープな頭脳を持った方々が出てこなくてはいけないと思います。
同じことは宗教に対しても言われており、「宗教を信じるような人は頭が悪い」「考える力が弱いから宗教に頼るのだ」と思われている側面があります。

だからこそ、教育的に鍛え抜かれた保守層が必要だと思います。左翼に集まっている頭のよい人たちは、自分たちのことを「頭が良い」と思っているけれども、本質的な真理を知らない「無明の輩(やから)」であるということをバッサリと斬れるぐらい、賢い人たちを出さなければ、左翼には勝てないと思います。

自虐史観に勝つには、それに対抗しようとしている人たちが優秀でなければなりません。ですから、しっかり勉強し、この世的な能力もあり、仕事もできて信頼される人が、自虐史観を払拭する側に立って「この国は立派な神の国である」と言うことによって、やっと互角以上に渡り合えるようになります。

人や環境のせいにし、「そのために自分たちがだめになったのだ」という自虐史観に持って行くのは、ある意味で「逃げ」になります。それを断ち切るだけの力をつけなくてはいけません。

アジア・アフリカ諸国の方々は、日本のことをそれほど悪くは思っていないのです。できれば日本に西洋社会との仲立ちをしてもらいたいと考えています。アメリカやヨーロッパがもしも横暴なことをした時には、「本当の正義とは何か」という正論を、日本人にもっと発言してもらいたいと思っています。


今後のメディア展開、正しいメディアのあり方について教えてください。

メディアはある意味で勇気がなく、宗教については「触らぬ神に祟りなし」という姿勢をとっています。もう少し勇気を持って(宗教の正邪を)判断していただけるようになって欲しいと思っています。

メディアの持つ最大の機能は、政府が隠蔽している真実をオープンにすることです。逆に阻害要因になっている点は、すでに認められているもの以外は後手後手になり、責任を取りたがらず、メディア自体が保守化している点です。メディア自身も、メディアへの批判を真摯に受け止めなければいけない時期が来ています。

地震・津波・原発問題を1カ月以上報道し、今は風評被害について報道していますが、これは本来「報道被害」です。報道被害と呼ぶと、メディアのほうに請求が来るので、あくまでも「風評被害」でずっと通しているのです。

今回の津波では大勢の方々が亡くなりましたが、福島原発の事故では誰一人亡くなった方はおりません。しかし、これを大事故だと騒ぎ立て、外国にまで(風評を)流し、外国人を国外に退避させることにしたのは、いったいどこのどなただったのか。やはり知ってもらわないといけません。

あれは原発事故ではなく、津波事故だったはずです。津波によって原発の発電機が機能しなくなった事故です。そこをいかにも、原子力発電所そのものが事故を起こして、人類の危機のようにあおり立て、世界中にそれが波及して他の国の原発まで止まってしまいました。このあたりは、やはり理性的・知性的な分析が十分ではなかったと思います。本来、「報道被害」であるべきところを「風評被害」と言い逃れて済ませてしまうようなところに、メディアのずるさが残っていると思います。この辺の批判をマスコミは聞かなければいけないと思います。

日本のメディアは知力がまだ足りません。知識のもとは、ほとんど学者や官僚、政治家から得ていますが、自分たちの頭で考えるだけの力を持たなければいけません。このような報道をすれば、いったいどうなるのか。国をよい方向に進めようとしているのか、悪い方向に進めようとしているのか。国民を幸せにする方向に進めようとしているのか、不幸にする方向に進めようとしているのか、よく考えて報道するということを考えなければいけません。

これから菅政権はばらまきのオンパレードに入ると思いますが、大事なことは、体育館に避難させてお金をまいて食べ物や毛布を与えることではありません。やはり被災した方々に立ち直っていただくことが大切です。復興のためにも、いち早く働ける人から働いていただくべきです。「自分たちの力で東日本を復興させる」という方向で、彼らに職業を与え、町を復興させなければいけません。その復興の仕事をしていただき、復興できたらいろいろな職業にまた転職されればよいのであって、その立ち上がる力を与えなければいけないのです。

日本人の誇りを失ってはなりません。政治は、お金をばらまけば終わりだと思ってはいけません。そんな理念のない政治をやってはだめだということ、この国民はそんなに弱い国民ではない、もっと強い国を創らなければだめなのだということを、厳しく、強く言っておきたいと思います。

※上記は、「成功への道」および質疑応答部分の要約の一部です。「成功への道」は、全国の幸福の科学精舎・支部で、映像にて見ることができます。

『もしドラッカーが日本の総理ならどうするか?』講義

2011-04-27 10:11:15 | ご法話・心の指針

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―大川隆法 時事説法―
ドラッカーの霊は津波を予言していた

2011.04.03 ザ・リバティwebより

大川隆法総裁法話『もしドラッカーが日本の総理ならどうするか?』講義
ポイント速報  
2011年4月3日 幸福の科学春日井支部(愛知県)にて


•この本は今年の1月13日にドラッカーの霊言として収録したので、東日本大震災について触れていない。去年出した同じくドラッカーによる『国家と経営』は去年の3月19日の霊示だが、第2章の179ページにこうある。

「最近は津波も流行っているので、津波対策の産業もありえましょうね。例えば、港の入り口の海底にフェンスを設置し、津波が来るとなったら、下からガーッと上がってきて津波を防止する。(中略)港の外の海を津波が回っている分には構わないわけですから(中略)土手や堤防などについても、普段は、見晴らしが悪くなるから、今ぐらいの高さでいいかもしれませんが、土手や堤防のなかに鉄か何かの津波除けフェンスを入れておき、津波警報が出たら、自動的にダーッと10メートル、20メートルと上がっていって、津波を除けてしまえばいいでしょう。(中略)インフラは国民を守らないとは言えない。(中略)耐震性の高い高層ビルに対するニーズは、やはり、まだまだすごくある」

このように、よく見ると1年前に予想して言っている。私の本には予言的なものを織り込んでいることが多い。


•人間は自分の求めるものを引き寄せるよりも、自分に似たものを引き寄せる傾向がある。ここに気をつけないといけない。国家破壊論者が政治的指導者になったら、どんどん破壊されていくように見える。今の総理も日比谷の年越し派遣村がお気に入りで、東日本全体にまで(そうした炊き出し避難生活のような状況を)広げた感じがする。最小「不幸」社会をつくるのが大好きなのだろう。西日本も気をつけないといけない。(総理の)力がそこまで及ばないことを祈りたい。


•上にいただく人一人で、国は興りもすれば滅びもする。全員が引っ張られていくので、考え方に気をつけないといけない。


•東日本は節電に励んでいる。売り上げがざっと3割ぐらい落ちると見ている。店の入り口の電気を消しているし、6時になったら店が閉まっている。夏の東京湾の花火も中止すると言っているし、これでは景気の回復しようがない。自粛もいいが、経済が縮んでいくのが分からないのか。本当に戦中か戦後の耐乏生活、配給生活に戻っていきそうな感じが強い。


•そういうものが日本の中心部から発信されているので、私はできるだけ明るい話をしていきたい。今回の災害をテコにしてさらに発展する方法を考えていく必要がある。


•機械が発達していて、若い人は得意だが、年寄りには使いにくくて機械を使った仕事ができないので、将来的には問題。ドラッカー霊によれば会社を定年退職して5年ぐらいで自然死するぐらいの年齢まで働く社会にしないと(年金制度が)もたない。お年寄りにやさしい機械をつくる社会に変えていかないといけない。


•ドラッカーも95歳まで働いた。90歳を過ぎても大学で教えていたし、作家として死ぬ間際まで書いていた。年寄りに優しい仕事ができる機械類を開発していけば、75歳まで現役で働ける社会をつくっていくことは可能。


•疫病神にとりつかれた政治は、もうそろそろ結構市民運動と称して国家を破壊する活動をやった人たちが上に立ったら、国家を破壊する。国家建設論者を応援するようにしたほうがいい。


【質疑応答より】

•次の国難は、国防面で来ると見ている。今の(復興で大変な)時期に日本の島に上陸したら、(日本を侵略したい国からすれば)面白いだろう。そうなれば菅総理は泡を吹いて倒れるかもしれない。「復旧作業で4年ほどかかるから待ってくれ」とか「国連統治に任せる」と言って逃げるかもしれない。沖縄も島嶼部の200ぐらいある島が守れていない。あっさりやられる可能性がある。


•自衛隊は大事だと思う。国防は重要なことなので、国を守るために戦う人たちが英雄として扱われるのは当たり前のこと。海上保安庁も正当防衛以外できないことになっているので、非常に気の毒な状態。自分たちで縛って苦しんでいるので、何らかの国難の形で勉強させられることになると思う。


•鳩山さんが総理になってから、私や幸福実現党が批判してきたことがどれだけあたっているか。「コンクリートから人へ」という言葉に対しても最初から「コンクリートで人命を守れますよ」と批判した。「命を守りたい」と言っていたのも外れている。沖縄の普天間基地移設問題も、政府が言わないといけないことを実現党が言っていた。鳩山さんは「抑止力を勉強させてもらった」と言っていたが、自衛隊の最高司令官である総理として情けないというか、そんなことも分かっていないなら税金の無駄遣い。


•とにかく国政に参画したい。HS政経塾もつくって若手も鍛え、10年後にも備えている。この国をまっとうな国に戻していきたい。


この速報は、大川隆法総裁の最新説法のうち時事問題に関するポイントを、「ザ・リバティ」編集部が任意に抽出・要約したものです。

法話の全編が幸福の科学の支部・精舎等で拝聴可能になった際は、ここにその旨を記します。

幸福の科学の支部・精舎( http://www.happy-science.jp/shoja/location/index.php

『震災復興への道』講義  大川隆法総裁法話

2011-04-27 06:12:25 | ご法話・心の指針

大川隆法総裁法話 『震災復興への道』講義 ポイント速報 
ザ・リバティwebより

2011年4月24日 幸福の科学・富士見支部(埼玉県)にて


風評被害ではなく「報道被害」である

•震災報道で取り付かれて1カ月以上、日本のみなさんの精神軸もずれているんじゃないかと思う。1カ月たって風評被害ということを言い出しているが、テレビも新聞も震災報道ばかり。電波被害か活字被害か、報道被害だ。外人は逃げるのが早くていなくなった。

•外国報道を見ると、津波の報道は毎日続いているから、日本中やられているように見えてくる。海外メディアへの情報提供ができていなかった。好きなように報道されてしまった。日本政府は情報発信についてもう一段考える必要があった。

電力会社は全国で助け合う態勢が必要


•今回の震災を通じて、不思議に思った点が何点かある。東京電力の発電力が落ちたということで、電気を消している。しかし名古屋、大阪に行ったらそのまま電気を使っている。冷たいと言うか、ちょっとは助け合う気がないのか。

•周波数を変えているのだろうが、こういう事態を想定していない。緊急時には助け合うことをしないといけない。電力は日中80パーセントぐらいしか使っていない。電力は消えていっている。震災時対応で全国からパワーを集めることができればバックアップできたが、その気配がない。


福島第一原発は「津波による事故」であり「原発事故」ではない

•もう一つ感じたのは、原発関係の放射能の問題で、原発の事故があったというふうにしか取れない。そうではなく、津波で原発の発電機がやられた。機能が止まったために起きた事故で、原子力発電所の事故ではなかった。高台につくっていた原発は、被害は出ていない。東北電力の女川原発はやられていない。震源地に近いほうがやられていない。東北電力が停電しておらず、東京が停電している。福島の原発は2、3メートルぐらいの高さしかなかったために波をかぶってしまった。その程度のものしか考えていなかった。もうちょっと高台にすればよかった。津波対策と原子力発電の危機と一緒にするのは問題あり。報道の姿勢には疑問を感じる。地震そのものには耐えられる構造になっていた。津波で押し流されて発電機がやられたのが原因。

•原子力発電の問題と津波対策は違う。今後とも参考にしてもらいたい。震源地に近いほうが発電できていることを忘れてはならない。

津波対策は読みが甘かった

•さらに気になったのは津波対策。東北の最大の被害を受けているあたりは2008年ごろに堤防ができていたが、読みが甘かった。堤防が倒れないように海底の深い1千メートルまで重しをつけて掘り込んでいた。ただ、高さが足りなかった。津波が2、3メートルぐらいしか来ないと思っていたので、ちょっと情けない。二重にしても低いものは低い。

•現実には、東北のある村の村長さんは「10メートル以上の堤防は要らない」と言われても、「15メートルは要る」と頑張り通した。その村は今回、一人も死んでいない。形だけ造ったらいいものではない。津波が内陸部に入り、39メートルも(高台へ)駆け上がって行ったと言って、責任をとらないようにしているが、話をすり替えようとしている。

•全国一律にやることはできないが、地震で被害が出ると考えられるところは努力なされたほうがいい。堤防だけで十分出ないと思うなら、内側に高速道路を走らせたらいい。高速道路で高くして、(地震時に)橋脚の間を遮断できるように(シャッターのようなものを)降ろして水よけできるようにすればいい。


災害に強い建物や、災害時に空港に使える高速道路を

•ゴミのようになった建物を見ると、いかにちゃちなものか。同じ津波がニューヨークのマンハッタンを襲ってもそうはならない。摩天楼とレンガ造りのマンションなので10メートル、15メートルの津波が襲ってもあんなふうにならない。

•エンパイア・ステート・ビルなどは、堅固で重くてがっしりしていて、200年は使うつもりで建てている。日本は鉄筋が60年の耐用年数と言っているが、実際は60年も使っていない。堅固なものを建てようとしていない。建て直し需要が出るように傷むものを建てている。

•もう一段耐震性が高く、津波のような障害に強いものを造る必要がある。強い建物を海のほうの水よけに建てておいて、内陸部を守るようにしたほうがいい。国防上も役に立つ。

•高速道路もこの際、きちっと使えるものを造っておく。韓国は空港に使えるように造ってある。北朝鮮と戦争になったら空港が使えなくなるので、高速道路を使うつもりで走らせている。直線コースと幅を確保できれば、飛行場として使える。そういう発想も要るだろう。


米軍はこの時期、国防も担ってくれていた

•今回、アメリカ軍がトモダチ作戦で震災の救助に駆けつけて頑張ってくれたが、国防のほうも相当やっていた。こういうときに火事場泥棒される。島の一つ取られてもどうにもならない。政府が判断不能になると見て、アメリカが対策を立てていた。当然、島ぐらい取りに来ることを想定して対策をとっていた。このあたりの日本の報道は十分ではなかった。自衛隊10万人ががれきを片付けていると隙がある。


民主党政権の反近代路線で国が貧しくなる

•民主党は、「コンクリートから人へ」という標語を出したが、この標語のむなしさを感じる。「人の命を守りたい」と言っていたことが全部外れた。原始人に戻って生活することは幸福だという方向に向いていた。もともとルソー的なもので、「自然に帰れ」という運動があるように思う。反近代路線で、近代的なものを推し進めるのに反対している。これは国が貧しくなることを意味している。

•日本全土が落ち込むわけではないが、GDPが10パーセント以上減る可能性はある。何十兆円減る可能性がある。税収が減り、税金をばらまいて、国民にいい格好しないといけない面が同時に出てくる。財政のバランスはもっと悪くなるだろう。非常に危機的だが、国の上に立つ者が描くビジョンが引き寄せられてくる。

•政治のリーダーシップは大事なもの。今回はマイナスに対して国民を鼓舞する名演説をやっていただきたかったが、未だに出ていない。東電を叱ったりするだけ。やはりビジョンを出さないといけない。日本が復興するのは確実だが、気持ちの問題がある。去年、GDPで中国に敗れて、さらに下がる時期に掛け声が必要。復興からの発展プランを打ち出して、「もう一段力強く復活するぞ。不死鳥のごとく日本はよみがえる」と言うべきだ。その程度のことを言えないと国のトップはやるべきではない。


「この国の繁栄は絶対に揺るがない」が合言葉

•宗教家でも、『震災復興への道』のまえがきにこう書いている。「一日も早く震災より立ち直り、以前にも増しての繁栄を実現すべきである。国家としての自覚と自信を取り戻すべきである。そうであってこそ、被害で亡くなられた数万の人々の霊も浮かばれよう。私の説き続けている言葉を信ずる限り、この国の繁栄は絶対に揺るがない。この言葉を言い続けよう」。

•「この国の繁栄は絶対に揺るがない」と書いている。幸福の科学がある限り、この国の繁栄は絶対に揺るがない。これが合言葉だ。我々が希望と勇気を失わず、強くこの世の中を救っていこうという気持ちをもち続ける限り、日本の繁栄は絶対に揺るがない、世界の繁栄は絶対に揺るがないという気持ちを持ち続けたい。


【質疑応答より】

Q 日本国民の心を貧しくする貧乏神が徘徊しているが、貧乏神という神が実体としているのか。見破る方法があったら教えてください。

貧乏神に憑かれると成功しない方向の判断をする

•疫病神は病気やその他諸々の悪いものを引き起こす総称。貧乏神は主として経済的なことに関わる。取り憑かれると次々とやられる。

•(土地など)何かの縁で憑かれてそうなる場合もある。事業経営は基本的に判断。判断は突き詰めると二者択一にまでいく。どっちが正しいと思うか。判断の積み重ねが経営者にある。社運をかけた判断が1年に1回ぐらいあるが、小さいレベルの判断はもっとある。判断の積み重ねが実績になって出てくる。

•貧乏神が取り憑くと、経済的に事業が成功しない方向に判断していく。始めてはいけない事業をやったり、使っていけない人を使ったり、海外に工場をつくるときも戦争が勃発する場所につくったり、これは売れると思って製造ラインをつくったら売れなくなったり、引きどきが分からないこともある。

•銀行も貧乏神に憑かれたら不良債権をたくさん出す。銀行の株価が下がりすぎている。銀行の資産が少ない。「株の値段」×「株の発行数」が銀行の値段。不良資産を出したくなかったら、資金を貸さないようにしていく。(そうなると)復興が遅れるし、投資が鈍ってくる。銀行が貧乏神を取り除いていかないといけない。

「発展・繁栄は善である」という価値観を受け入れよ

•政府系の機関に金儲けに弱いタイプが座っているのが貧乏神に取り憑かれている理由。取り憑かれている人は左翼運動をやっていた人たちであり、国家破壊主義者たち。わがままな不良みたいな人たちで、親に反抗して大人になったような人たちだ。どうか富をいい方向で使える人に(国のトップに)なってほしい。国がもっと貧乏になる可能性が高いと(私は)見ている。

•左翼運動もそうだし、いま環境運動やCO2削減の主張に変わったり、エコだと称して「生き物を守れ」という運動になっているが、人間の生活を圧迫していく方向だろう。判断において「発展・繁栄は善だ」と基調として思っている人が判断していくと良い方向に判断できる。潜在的に「発展・繁栄は悪だ」と思っている人はお金を儲けられないし、会社や国が傾く。

•「発展・繁栄は善である。発展・繁栄して世のため人のためになることはいいことなんだ」という価値観を受け入れると、貧乏神が離れていく。「世間が悪い」「親が悪い」「学歴が悪い」「景気が悪い」と考えていると貧乏神が寄ってくる。「就職に失敗したから」と言っても、いろんな場所においてそれぞれの成功がある。心掛けの違いだ。

•あまり起きた現実に支配されないで、その中で自分で何ができるかを考えて、発展・繁栄からの光明化を考えること。そういう人には貧乏神は憑かない。

•さらに言うと、勤勉の美徳が大切。「努力即幸福」という気持ちを持っていると、貧乏神を寄せ付けない。努力できること自体幸福と思っていること。そうすればその反対のものになれるでしょう。



昨日拝聴してきました。
勇気がわいてきますね。

過度な自粛は復興にマイナス

2011-04-14 18:52:12 | ご法話・心の指針

ザ・リバティWEBより


過度な自粛は復興にマイナス

銀座だろうが、渋谷だろうが、夜6時になったら電気を消し、お店を閉めて、省エネに励んだりしはじめています。


日本が萎縮して、「派手なことをしてはいけない」「甲子園もパレードはやめよう」「野球もナイターはやめよう」など、みんな自粛ムードになりかかっていますが、これでは、経済的にもっともっと小さくなっていきますので、これは国の復興にはマイナスです。


こういう時にこそあえて、顰蹙(ひんしゅく)を買う覚悟で元気のいいところを見せないといけないと私は思います。


これから、日本の国民にもう一段の勇気を持たせ、奮い立たせていくようにしたいと思っています。


たとえどんな大震災が来ようと、日本の繁栄は揺るがない――これは幸福の科学の使命としてやりたいと私は思います。
(中略)


みんなの暗くなった心に灯を点けていく必要があります。私が申し上げたいのは、次のようなことです。


日本全国がいま自粛ムード、萎縮ムードになっています。実際、2万人近い方が亡くなり、お葬式やお通夜に近い面も出ているかもしれません。

また、節電しているところ、いろいろ店が休んでいるところを見ると、うらぶれた感じもないわけではありませんが、「絶対に復活するのは間違いない」ということを信じて頑張りたいと思います。


大川隆法法話「人を育てる秘訣」(2011年3月23日)


勉強の仕方  心の指針より

2011-04-13 06:45:16 | ご法話・心の指針

勉強の仕方


勉強の出発点は、向学心だ。

自分の頭脳と精神を鍛えようと思うかどうかだ。

その志がある人の学力は伸び

人に強制されて、いやいややった人は伸びない。


親の願いと子供の心とのすれ違いはここにある。


つぎに、基本や原理をきちんとマスターし

自分をごまかさず理解できたかどうかだ。


あやふやな理解で先を急いだ人は

途中でわからなくなったり

取りこぼしが多くなって、時間がかかるようになる。


そして勉強がいやになり

試験前の一夜漬け、つまり

短期記憶に頼るようになる。


だが、私は

正直に、コツコツと

積み上げるような勉強の仕方をすすめる。


いろんな参考書や情報に振り回されず

大切で、オーソドックス(正統的)なテキストを

深く、じっくりと理解し、覚えることだ。


手を広げず、深くうがち入ることで

成功の八割は手に入る。



広げることで豊かさを得るのが

残りの2割だと心得よ。



裁きの心  「健康の祈り」講義より  

2011-04-13 05:36:19 | ご法話・心の指針

家族に病人がいると、自分も、仕事において、なかなか力が出ません。家族の問題といっても、結局は自分にも影響を及ぼしています。


家のなかのトータル(全体)のエネルギー量というものがあって、家族のなかでマイナスが始まると、いちばん弱いところにマイナスが集結し、弱いところはさらに弱くなる傾向があります。


また、悪霊が狙うところも同じです。家族のなかでも、精神的にも肉体的にもいちばん弱っている人を狙い、マイナスを増幅してくるので、気をつけないといけません。


 したがって、弱い人がますます悪くなるのは、その人だけが悪いわけではなくて、本当は、ほかの人にも原因があるのです。


その原因の部分が、全部、弱い人に、磁石で引き付けられるように集まっていることがあります。


父親、母親、兄弟、子供などをめぐって、家族のなかにたくさんある、いろいろな問題が、いちばん弱い人のところにダーッと集中してくるのです。


特に注意してほしいのは「裁きの心」です。


自分自身に、欲求不満、あるいは、自己実現ができないことに対する不平不満などがあると、裁きの心が生まれてきます。


家庭のなかで裁きの心があると、家族の誰かを責めたくなってきます。


家庭のなかで、例えば、体が弱っていたり、能力が落ちていたり、家族に迷惑をかけていたりする人を、いじめるようになるのです。


そうすると、ますます、その人が悪くなります。そして、悪霊を呼び込むようになり、一家が悲惨な運命をたどることもあります。


したがって、家族の健康も常に祈ることが必要です。健康ということも、よい仕事をして、ユートピアをつくるための基礎なので、心して精進してください。


「健康の祈り」講義より


「日はまた昇る」

2011-04-12 00:55:08 | ご法話・心の指針


大川隆法著『不動心』第1章より

「日はまた昇る」という言葉は、言い古された言葉かもしれません。しかし、この言葉は人生の真実であり、日は確かにまた昇るのです。

 夕方、水平線に消え去った太陽は、十余時間の闇の期間を経て、確実にまた昇ってきます。太陽は人びとに、没しても必ずまた昇ることを約束してくれているのです。

 地上の全人類のうちで、「日はもう昇らない」と思っている人が一人でもいるでしょうか。すべての人が、「日はまた昇る」ということを信じて疑わないはずです。なぜでしょうか。

 それは、「きょうも、きのうも、おとといも、一年前も、日は昇った。また、十年前も、あるいは自分たちの先祖の時代にも、日は昇った。したがって、あしたも、あさっても昇るだろう」と思っているからです。

 人生においても同じであり、どのような苦難や困難のときでも、日はまた昇るのです。

 苦難や困難にある人に、ぜひ実践していただきたいことがあります。それは、自分の現在のあり方を、第三者の目で冷静に見てみるということです。

そして、「自分と同じような苦難や困難に陥った人が、かつていなかったかどうか」と考えてみるのです。


大川隆法著 『常勝思考』 より抜粋

2011-04-12 00:45:27 | ご法話・心の指針

大川隆法著『常勝思考』第四部より


みなさんの人生の途上において、挫折、失敗、苦難というものが出てくることがあるでしょう。しかし、大きな人生修行の目的というものを考えたときに、はたしてみなさんは、それを避けて通ればすむのでしょうか。

これを考えていただきたいのです。そうした苦難や困難を避けるために、この世に生まれてきたのでしょうか。この問いに答えなければいけないと思うわけです。

 人生の目的を考えてみたとき、実際はそうではないことがわかるでしょう。何百年か、あるいは何千年かに一度、この地上に肉体を持つ理由は、今世、この地上において、新たな環境で、さまざまな人びとに囲まれて、新たな魂修行をしようということなのです。

その魂修行のなかには、決して、よいことばかりがあるのではありません。それを当然の前提として、この地上に生まれ出てきているはずです。

 この世に生まれてきたということは、ものごとがスイスイとうまくいくということばかりが前提になっているわけではなく、いろいろな経験を積み、いろいろな紆余曲折を経ながら、人格が一段と大きくなり、底光りしてくることを目的としているのです。

そうした大きな人生の目的というものを中心に考えてみると、この世の苦難や困難といわれるものの正体は、実は違ったものに見えてくるはずです。

これが、常勝思考という考え方の立脚点なのです。