カゼのひき始めや気管支炎に用いる漢方薬です。
作用
【働き】
麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)という方剤です。発汗作用があり、
体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。また、体をあたため痛みを
やわらげます。
体の弱い人もしくは高齢の人の病気の初期症状に向く処方です。一般的には、
そのような人のカゼのひき始めで、倦怠感と悪寒が著しく、発熱やふしぶしの
痛み、痛頭などをとも . . . 本文を読む
体をあたため、貧血症状を改善する漢方薬です。
作用
【働き】
四物湯(シモツトウ)という方剤です。血液循環をよくして、体をあたためる
作用があります。また、皮膚を潤したり、ホルモンのバランスを整える効果も
期待できます。
どちらかというと女性向けで、冷え症で貧血気味、顔色が悪く、皮膚や唇が
かさつく人に向きます。具体的には、生理不順や生理痛、更年期障害、貧血
症状、冷え症、しもやけ、し . . . 本文を読む
胃腸の働きをよくして、元気をつける漢方薬です。
作用
【働き】
四君子湯(シクンシトウ)という方剤です。胃腸の働きをよくして、水分の停滞
を改善します。その作用から、胃もたれ、胃のチャポチャポ、お腹のゴロゴロ、
軟便や下痢などに用います。やせ型で顔色が悪く、疲れやすい人に向く処方です。
【組成】
漢方薬は、自然の草や木からとった「生薬」の組み合わせでできています。四君
子湯の構成生 . . . 本文を読む
◎少し寒気・・くしゃみ鼻水痰・・風熱感冒→温・鼻水・・小青龍湯
→温・下痢・・柴胡桂枝湯
◎寒気・・だるい+冷え+体痛み、熱、発汗・・陽虚→消化良い温まる食べ物
山芋・生姜・・麻黄ブシ細辛湯
◎少し熱・・微熱・・喉渇き・・陰虚→体力落ち、ナツメ葛等、栄養とる
六味地黄丸 . . . 本文を読む
痛みをやわらげる漢方薬です。
作用 甘草湯(カンゾウトウ)という方剤です。“甘草”という生薬1種類から
できています。痛みを緩和する働きがあるので、のどの痛み、激しい咳き込み、
胃痛などに適応します。
特徴 漢時代の「傷寒論」という古典書で紹介されている処方です。証(体質)
にはそれほどこだわらず、各種の痛みに広く用いることができます。
【注意する人】
アルドステロン症など、病気によ . . . 本文を読む
学びて時にこれを習う、亦(ま)た説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)あり、
遠方より来たる、亦た楽しからずや。
以前に読んだ本をあらためて読み返してみると、こんないいことが書いて
あったのかと再発見することがたびたびあって、とても嬉しい。
志を同じくする友だちが遠方からやって来るのもまた嬉しく、人生の楽しみ
の一つだ。
. . . 本文を読む
気功の多数の流派に惑わされる人も多いことでしょう。そんな時、どうすれば
良いのでしょうか?
色々な型を練習することは大切ですが、多くの流派を見たとき、そこに共通する
エッセンスを確認できるようになります。その★目的★によって使い方がちがっ
てくるわけです。
さらに実際の修練をつみ練功が進めば、「頂上に登るのにいろんな道があり、
一つの道を歩むときは裏の景色は見えないが、頂上にたどり着き、そこか . . . 本文を読む
一気に涼しい風が吹き,秋らしい澄んだ空がよく見られるようになりました。
また,お彼岸でお墓参りに行った方も多いのではないでしょうか。
年に2回だけの,昼と夜の長さが同じになる日。秋分の日です。
今日からどんどん,昼間が夜より短くなっていきます。
太陽のパワーが届く時間も短く。それに伴い,気温も下がって参ります。
さて,気温や湿度が一気に下がってきているここのところ,
いろいろな症状が出てきて . . . 本文を読む
* 陰陽偏盛(いんようへんせい):陰か陽がどちらか正常レベル以上に達する
ことによる病気である。『素問・陰陽応象大全』では「陰勝れば陽の病む、陽
勝れば陰の病む、陽勝れば熱、陰勝れば寒」と記している。②に紹介しました
陰勝則陽病(いんしょうそくようびょう)及び陽勝則陰病(ようしょうそく
いんびょう)もやはり陰陽偏盛のことである。
「陽勝れば熱、陽勝れば陰の病む」とは、陽が盛んになって、「陽邪」が . . . 本文を読む
◎菊花 辛甘苦/微寒 肝、肺 疏風清熱(外感風熱および温病初期の発熱、頭痛証)、
解毒、明目(肝経風熱あるいは肝火上亢による眼赤腫痛証、肝腎陰虚による眼が
かすむ証)
◎緑茶 苦微苦/微寒 心、肺、肝、腎、脾、胃 袪解暑(暑気を取り除く)、解熱
毒(熱毒をさます)、止痢(下痢を止める)、利水(体の中の余分の水分を排泄
させる)
◎紅棗 甘/温 脾、胃 補中益気(脾胃 . . . 本文を読む
感冒(カゼ)の弁証論治
テーマ:中医学で病気を治す
感冒の弁証論治
感冒という疾患に対しては、西洋医学ではウイルスによるものと考えますが、
中医学では、ウイルスだけとは考えません。
ウイルスはあっても、感冒になる人とならない人があるのは何故か、
天気、気温が急に変わるときに、風邪にかかり易いのは何故かを考えてみると
感冒という疾患は、自然の変化と体質に関連すると考えられます。
つまり、体 . . . 本文を読む
9/19 (玄関)(ドア・上物入れ・靴箱)・網戸・・・終了
北側外壁汚れ落とし・・・終了
(玄関)外窓・室外機・柵・玄関照明・・・終了
9/20 (廊下)照明・壁ふき・クロゼット・・・終了
北・南カーテンレース洗濯・・・終了
9/23(北S部屋)本棚・照明・押入・ 窓・・・終了
壁ふき・ベッド下・・・終了
★(北部屋)霧ヶ峰2機★
. . . 本文を読む
普通のかぜとは違い、急に高熱が出たり、合併症が心配なこともあるインフル
エンザ。寒くなってくるこの季節、インフルエンザの予防接種をされる方も多い
と思いますが、漢方でも秘策があるのをご存知でしょうか……? 【 INDEX 】
◎インフルエンザの予防に……「板藍根」
生薬では板藍根の根の部分を使用します。
2003年に北京や上海をはじめ、アジア一帯で猛威を振るったSARS (重症急性
呼吸器症 . . . 本文を読む
インフルエンザの初期に……「銀ぎょう散」
写真は金銀花。和名のスイカズラの方が有名でしょうか。中国ではよくお茶に
します。写真提供:(有)百華茶苑
そもそも漢方は病名によってお薬を出すわけでなく、そのひとの証(体質やその
ときの体調)によって治療をする医学ですが、インフルエンザの症状は、先ほど
もご紹介した風熱タイプのかぜ(感冒)に分けることが出来ます。
□ 高熱がある(悪寒より発熱がひど . . . 本文を読む