冬は、体の中の陽気を発散させずに、
いろんなものを蓄える季節。
それが、春にいい芽をだせる・・・と、パワーフードの時もお話しました。
はげしい運動をせずに、じっとして休むのも、冬の養生の一つです。
一日の時間帯にも四季があります。
夜中の3時から、朝の9時までは春。
朝の9時から、午後3時までは夏。
午後3時から、午後9時までは秋。
そして、午後9時から、夜中の3時までは冬です。 . . . 本文を読む
黄帝内経の中にかかれている一節です。
秋は容平(ようへい)といい。物の形が定まる時期。天地の気が引き締まって澄んで来る
ようにすべての物が収斂してくる。
「秋には早寝早起きを心がけるべき。あれもやっておけばよかった、これもやって
おけばよかったと、後悔をせず、心をゆったりと持つべき。無理をして夜更かししている
と寒さに当たって、肺をひやしてしまう。」
これを破ってむやみに気持ちを動揺させ . . . 本文を読む
中医学も、先人達から、身体の陽気を保養する事がとても大事だと伝わってきました。
陽気がなくなったら、生命もなくなります。なので、私達に対して、陽気を保つことは、
一生するべくことです。
陽気を保つための養生法が色々ありますが、一つは、お日様から、陽気を頂くことです。
「易経」にも、天と時に応じ、天の陽気を借りて、身体の陽気を養う、との記載がありました。
さらに、朝は両手の平にあります「労宮穴」 . . . 本文を読む
脾虚の人は2パタンいます。陰が強い人は「色白、痩せ型、ちょっと動くとすぐに息切れや汗
をかき、疲れやすい」といった外見的な特徴があるそうです。
陽が強い場合は体格はしっかりしていてひき締まっています。血色がよくて、口は大きめ
で、声が大きくてハッキリと話します。
陰陽どちらであっても「胃腸が弱い」「疲れやすい」「免疫力が弱い」ため、特にアレルギー
性疾患、胃下垂、腎臓下垂、子宮下垂、低血圧、慢 . . . 本文を読む
★くすみやすい顔の部位
①Tゾーン(額から鼻筋にかけてT字型のエリア)
②目のまわり
血行不良や内臓不調によるくすみが発生しやすい
③くすみは比較的頷全体にあらわれやすい症状
触るとうるおいが感じられない肌がかたいなどの感覚がある
★月経前は、ホルモンバランスがくずれるのでますます「くすみ」やすくなる!
くすみは「古い皮膚」と「古い血」が原因です
年齢を重ねるにつれて、女性を悩ま . . . 本文を読む
テーマ1:中医時間弁治(弁証・治療)法及び臨床応用(担当:金光亮教授)
①生命与時間
②中医時間弁治法の歴史・沿革
③概論
A 四時(四季)の陰陽五行属性と五臓配属
B 昼夜時段の陰陽属性と五臓配属
C 古代昼夜(昼・夜間)十二時辰の計時法
D 十二時辰の五行属性と臓腑配属
E 十二時辰と経脈配属
F 択時服薬法(薬を服用する時間帯を選ぶ方法)
④症例(13症例を取り上げられた)
ここで、「択 . . . 本文を読む
春は、デトックスの季節だ。
代謝の悪い冬にためこんだいろいろなものを、
しっかりと出してやらなければならない。
いつもの漢方医先生曰く、
「春は、薬を使ってでも(この場合は漢方薬だけど)しっかりと便秘を改善してやら
なければ ならない」そうだ。
体にたまった悪いものを出してやらないと、
新しくいいものが作られない。
そうしないと、春~夏の成長の時期に成長できずに、
秋の収穫の時期には何も得 . . . 本文を読む
肝陽(かんよう):主に肝のある機能活動の変化状況を指します。正常の場合は、肝陽と肝陰
は相対的な平衡を保っていますが、もし肝陰虚になれば、陽を制約できず、「肝陽上亢」になり、
頭痛・眩暈・易怒・耳鳴り・不眠などの症状が現れます。
肝陰(かんいん):主に肝の本臓にある陰液と肝に蔵される陰血のことを指します。正常の場合
は、肝陽と肝陰は相対的な平衡を保っていますが、もし肝気が強すぎると、肝陽が亢盛に . . . 本文を読む
将軍之官(しょうぐんのかん):肝のことです。出典は、『素問・霊蘭秘典論』(「肝者,
将軍之官,謀慮出焉」)です。肝は将軍のように、勇気があってたくましい臓であり、策略を
めぐらすから、故に謀慮がそこから出るというので、将軍之官と呼ばれています。これは、肝の
機能は高級神経の機能にも関連すると考えられます。
肝気(かんき):肝臓の精気で、肝の機能を指します。
罷極の本(ひきょくのもと):肝のこと . . . 本文を読む
【要点】
処方1:食べ物:黒くてヌメヌメした食べ物が効きます。
例)黒豆、黒ゴマ、イカ、タコ、ワカメ、山芋、ヒジキ
◎塩味が効きます。例)塩マメ、塩コンブ、梅干し
処方2:運動:足腰を鍛え、汗をかくことが重用です。
◎足腰のおとろえは腎のおとろえが原因です。運動や散歩で意識的に足腰を鍛え、汗を
かきましょう。
処方3:要注意季節:冬は暖房より厚着を心がけましょう。
からだの冷えは腎 . . . 本文を読む
【要約】
処方1:食べ物:白い食べ物が効きます。
例)大根、ジャガイモ、リンゴ、キャベツ、玉ねぎ、白ゴマ、ナシ
◎辛みが効きます。例えば唐辛子、ネギ、ニンニク
処方2:運動:新鮮な空気は肺の良薬です。
朝の新鮮な空気を胸いっぱい呼吸することは呼吸器を強化します。
マラソンや皮膚摩擦は、呼吸器や皮膚に適度な刺激を与えて、丈夫にします。
処方3:要注意季節:秋は呼吸器が傷みやす . . . 本文を読む
胃腸(脾)タイプの処方箋
【要約】
処方1:食べ物:黄色い食べ物が効く
かぼちゃ、サツマイモ、大豆、柿、バナナ、ミカン
◎甘みが効きます。例えば、はちみつ、オリゴ糖、黒糖
処方2:咀嚼:食べ方噛むことは胃腸の薬になる
胃腸病は,咀喘でかなり改善されます。ひとくち30回をめやす(玄米なら50回以上)
に噛みましょう。
処方3:こころ:取り越し苦労は胃腸を病む
取り越し苦労や怒りは胃 . . . 本文を読む
★心タイプの処方箋
【要約】
①食べ物:赤い食べ物が効く
ニンジン、イチゴ、小豆、イチジク、トマト、スイカ、シソ
◎その他、苦味が効きます:魚のはらわた、春菊、緑茶などです。
②生活習慣:軽い運動は血管を強化します。
散歩やストレッチなど負荷のごく軽い運動は心臓を丈夫にする手助けになります。
入浴は、ぬるめの湯に乳下までつかる。熱い湯は心臓に負担をかけます。
③要注意季節: . . . 本文を読む
★前後2つの臓器をチェックする
以前行った五臓チエックで導き出された内臓タイプ(点数がいちばん高かった臓器)を
中心に見てください。念のため図も再度載せておきます。
そのほか、比較的チェックが多い臓器も、影響を受けて弱っている可能性が大です。
合わせて参考にしてください。
忘れた方はもう一度チェックしてくださいね。
★肝タイプの処方箋
まず今日は肝タイプから始めましょう。肝は私も要注 . . . 本文を読む
★顔症状チェック
あてはまる症状は□欄にチェックを入れて、チェック数を数えてください。
□ ①髪が細くて弱い、あるいは若白髪が目立つ
□ ②脱毛が目立つ
□ ③顔が黒ずんでいる
□ ④耳の周りに湿疹ができやすい
□ ⑤目の下にクマがある
□ ⑥目に力がない
□ ⑦まぶたがむくみやすい
□ ⑧舌の周囲に歯型がつく
□ ⑨舌が赤<、舌苔が薄い
口 ⑩歯 . . . 本文を読む