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Amrita Organics

薬膳・美容・掃除・畑つくり

気血津液と臓腑の話~胃の虚症・実症

2008-12-25 15:38:50 | 中医学
胃(実)寒証:寒邪犯胃により脘腹冷痛を主症とした証候、寒飲停胃でも言います。 【臨床表現】:胃脘冷痛、ひどいほうは痛勢が急ですが、軽い場合は鈍痛を覚え ます。寒に遇うと悪化、温めると減軽、口淡で不渇。場合によっては脘腹部に ごろごろした音がして、水っぽいものを嘔吐、舌苔は白滑、脈は弦か遅です。 【証因分析】:多く過食生冷か脘腹に涼を受け . . . 本文を読む

乾布摩擦

2008-12-17 15:47:07 | 西洋医学
 最近では乾布まさつの名前すら聞かなくなりましたが、日本の伝統ある健康法 です。  布やタオルなどで皮膚をこするというシンプルな健康法ですが、これが血液の 循環を促進し新陳代謝を高めてくれます。  血行の促進だけでなく、肌にツヤがでてきたり、皮膚が強化されて風邪への 抵抗力もつきます。  もちろん継続しないと効果はありませんので、長く続けれるかどうかが大切 です。 乾布まさつの順番 ①まず . . . 本文を読む

今すぐできる冷え対策

2008-12-17 15:36:43 | 西洋医学
 冷え対策には、まず体を温めることが大事。生活のなかで、できるだけ体を 温めるように実践しましょう! ■対策その1・お風呂■ ◆ぬるめのお湯にゆっくりつかる  40度くらいのぬるめのお湯にゆっくりつかります。のぼせてしまうときは、 下半身だけの半身浴に切り替えましょう。半身浴のときは、上半身が冷えない ように、肩に温めたタオルをかけておきましょう。冷え症には半身浴が効果 あり!体の芯が温 . . . 本文を読む

血行を良くする!

2008-12-17 15:27:05 | 西洋医学
◆血行をよくするためのポイント 血行をよくするためのポイントは、健康を維持するためのの考え方と同じです。 食生活上でのポイントをご紹介しますが、もちろん適度な運動・十分な睡眠、 禁煙なども必要です。 ■食べ過ぎは禁物 食べ過ぎ、飲み過ぎを重ねると、余分な脂肪分や糖分を体内に蓄積してしまい、 血行が悪くなるだけでなく、肥満のもとになります。 ■動物性脂肪を少なく 動物性脂肪、特に肉類の脂肪 . . . 本文を読む

体温を上げる!

2008-12-16 17:32:04 | 西洋医学
~基礎代謝を上げる方法~ 人間の代謝は7割は基礎代謝、2割が運動代謝、1割が食事を取ることによって活 性化する褐色脂肪細胞の代謝です。 ですから食事をキチンと取ること、適度に体を動かすこと、有酸素運動で脂肪を 燃焼させたり、無理のない程度の筋トレで筋力をアップさせることを無理のない 範囲で実践し、基礎代謝や安静時の代謝を高めることが一番効率よく痩せられる と思います。(基礎代謝を落とさないため . . . 本文を読む

肝気鬱結

2008-12-11 12:00:52 | 中医学
大分類:肝・胆病の弁証 ◆中分類:肝気鬱結(肝気鬱滞) →精神的ストレス。 ●抑鬱(うつ)。 ●怒りっぽい。 ●胸悶。 ●ため息。 ●胸脇部、乳房、少腹部脹痛。 ●月経不調。 ●月経痛。 ●咽喉部の梅核気*。 ●頸部の痩瘤。 ●腹部の綴痕。 *梅核気:咽喉に梅の実の核がつまったような、閉塞感を生じる。 肝気鬱結とは、精神的ストレスによる症状を指しています。女性に多く見られ ます。精神 . . . 本文を読む

胃下垂・・気陥

2008-12-10 16:26:27 | 中医学
中医学では、内臓一般の下垂症状を「気陥」という状態ととらえます。なぜ本来 の位置より臓器が下垂するのか、その本質を見極めて治療を行います。 「気」とは車でいえばガソリンのようなものです。人間のからだを動かしたり、 温めたり、栄養したり…と、気には様様な、そして大切な働きがあります。 この「気」の働きのなかに<固摂作用>といわれる働きがあります。 気の固摂作用とは、 ○気・血・津液の過剰な排泄を . . . 本文を読む

頻尿改善の腎強化法

2008-12-08 15:12:27 | 中医学
          中医学では、腎は尿を作るところ、という機能のほかに      いろんな働きを持っている重要な場所と位置づけています。            「腎」の働きは大きく分けて5つあります。       一、人の成長、発育、老化を司る       二、水を司る       三、納気を司る       四、生殖を司る       五、各臓器を潤養したり温めたりする    . . . 本文を読む

腎精を補うには?

2008-12-03 15:37:15 | 中医学
腎は「脊の十四椎の下に着く。腎には両枚有りて,形は豇豆(ささげ)の如し。相並 びて脊の両傍に曲がり附く。」(明代・張介賓『類経図翼』)とありますから, 解剖学的には,現代医学の腎臓と副腎をあわせたものを古代の中国人は腎と認識 していたのでしょう。 腎の一番重要な作用は精を蔵することです。この精は元々は父母の精が合体して できたものです。この精がなければ,人間として誕生することはでき . . . 本文を読む

耳鳴り

2008-12-02 11:18:54 | 中医学
1 生命エネルギーのおおもとが不足すると、慢性的に耳鳴りが起こる (腎陰虚) 50歳前後になれば、誰でも気力や体力がおとろえます。このような老化 現象は、生命エネルギーのおおもととなる腎の精が慢性的に不足して腎の働きが おとろえるために起こります。  からだがこのような状態にあるときにかぜをひいたり、精神情緒が不安定に なったり、発汗や出血あるいは下痢、持続的なストレスなどによる消耗が重な . . . 本文を読む

気血津液と臓腑の話・脾と胃の病証

2008-12-02 11:02:43 | 中医学
脾と胃の病証 脾胃は中焦に位置し、経脈で相互に絡属しているので、脾と胃は相表裏とされ ます。脾は水穀の運化を主り、精微を輸布して蔵営(営養物質を蔵す)します。 胃は受納を主り、水穀を腐熟するので、「水穀の海」と呼ばれます。脾気は昇、 胃気は降で、燥湿相済し、共同で飲食物の消化、吸収と輸布を完成させ、気血 生化の源となり、「後天の本」とも称されます。脾はまた主統血、主四肢、 主筋肉の機能を持ちます . . . 本文を読む

消化酵素

2008-12-01 13:05:43 | 西洋医学
ドクター新谷メールマガジン より抜粋 ■酵素が野生動物の生命力の源だった! 野生動物が食べている生食には、酵素や補酵素がたっぷり含まれ、消化以外の 働き(自然治癒力を高める役割)にエネルギーを回すことができます。 それに対して熱処理されたペットフードを主食にしている室内動物の90%は 5年以内に病気になると言われています。 「野生動物と室内動物の違い=食品中の酵素の含有量の違い」と捉えられます。 . . . 本文を読む