大分類:脾・胃病の弁証
◆中分類:脾失健運(脾運衰弱)
◆小分類:脾陽虚(脾陽不振・脾陽虚弱・脾胃虚寒)
→暴飲暴食・冷たい食物の過食・過労・冷え。
脾気虚弱の症状+
●腕腹部隠痛(喜按、喜暖)。
●手足が冷たい。
●水様性の下痢(泄瀉)あるいは排尿困難。
●浮腫あるいは帯下(透明、多量、無臭)。
脾胃虚弱(脾気虚)がさらに進行し、胃腸および全身の冷えがあらわれたものを
いいます。すなわち . . . 本文を読む
大分類:血病の弁証
◆中分類:陰虚
●体がやせる。
●眩暈(めまい)。
●不眠。
●口や咽喉が乾燥。
●盗汗。
●五心煩熱。
●潮熱・微熱。
●頬骨の辺が赤くなる。
●尿の色が濃く、少尿。
●大便乾燥。
陰液不足によって生じる、全身あるいは臓腑に対する濡潤、滋養の機能失調
を表わす証候です。
中医理論では、"陰"は血液や体液、臓器などの物質を概括しています。陰虚
とは一般に血液・体液の減少や . . . 本文を読む
臓附とのかかわり方
まず、どうして「舌」を診るのか?それは、経絡によって臓附と結びついて
いて、舌の状態により病変を知ることが出来るからです。ここで臓腑との関係
をあらわしてみました。
○舌先・・・心・肺
○舌中・・・脾・胃
○舌根・・・腎
○舌辺・・・肝・胆
次に正常な状態と比べ、ほかの舌質の色と形の違いを観察しましょう。
【正常な舌】
・色は薄紅色で鮮明
・程よい大きさ
(口か . . . 本文を読む