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脾虚

2010-10-15 09:35:56 | 中医学
脾虚の人は2パタンいます。陰が強い人は「色白、痩せ型、ちょっと動くとすぐに息切れや汗
をかき、疲れやすい」といった外見的な特徴があるそうです。

陽が強い場合は体格はしっかりしていてひき締まっています。血色がよくて、口は大きめ
で、声が大きくてハッキリと話します。

陰陽どちらであっても「胃腸が弱い」「疲れやすい」「免疫力が弱い」ため、特にアレルギー
性疾患、胃下垂、腎臓下垂、子宮下垂、低血圧、慢性胃炎、慢性腸炎、便秘になりやすいと
いう特徴があります言われています。陰が強い場合は食欲がなく、陽が強い場合は食欲が旺盛です。

陰が強い場合は、性格的には、慎重で、思慮深いまじめなタイプで、 記憶力や洞察力に優れています。
ただ、慎重すぎて決断が遅すぎることも多々あります。また、体調が悪い時は、精神面に出やすく、
あらゆることが面倒くさくなり、落ち込みがちで、無口になります。陽が強い場合は正反対で、宴会幹事
タイプです。

陰性が強い脾虚の場合、栄養を吸収しにくいため、血液が不足し、貧血や肌荒れ、生理不順、かかと
のひび割れなどの症状があります。

東洋医学では、生活習慣病は、陰陽問わず、脾虚証・脾虚肝実証の状態で起きると考えています。
日本人は、脾虚になりやすいタイプの人が多いため、胃腸が弱い人や、生活習慣病の割合が多いと
考えられます。(東洋医学的には、脾虚の人は太った人よりも、生活習慣病のリスクが高いと考えます。)

このタイプの人は、腰痛や胃腸の不調など、なんとなく不調という時には、不足した気と血を補うため
に、漢方薬であれば婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)などを使用します。婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)
は女性が飲む漢方という印象が強いのですが、実際には、血が足りない脾虚の男性にも適していると
言われます。

また、胃腸が弱いことが多いため、胃腸を冷やさないように、冷たい食べ物を避けることが大切と
のこと。何よりも、お腹が減ってから食事をすることで、しっかりと胃腸が働くようにすることが大切だとか。

なんとなくの不調が進んで、不眠、動悸、不安感、イライラなどが始まっている場合には、
「帰脾湯(ひきとう)」などを用います。