MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

FMS改 零戦五二型 主にエンジンの作製

2021-02-13 23:24:00 | 軍需工廠

回想の続き・・・。


さて気を取り直してエンジンカウルです。
以前、9年前に購入した時にも思いました。
エンジンらしいディティールがありますがちょっと前に出過ぎじゃない!
複列式の前部なのだろうけど9気筒は多くありませんか?
栄二一型は14気筒だから7のはずですけど・・・。
これらは二二型だからって事で不問にできましたが今回は五二型・・・このままにはできません。どうせ今回は搭載機器も多いしバラスト積むくらいならエンジンに見立てた方がいいね♪


てなわけで元にあったエンジンを消去しました。


スケールに合わせた図面からイメージを作り出します。


図面と資料写真を見ながらバルサでシリンダーっぽい形を作りました。


シリンダーっぽいものに余っていた配線コードを接着。
空冷用のフィンのつもりですが少々太目?かなり太目か!
これをあと残り、できれば13個・・・最低でも前部の6個作る必要アリ・・・ちょっと面唐ュさい。


そだ!ウレタンで複製にすれば楽に大量生産できそう。
以前、雷電の搭乗員作りの苦労が役に立ちそう。
型枠に粘土を敷いてその上にシリンダーっぽいものを置きました。


まずは2液混合シリコンを投入し型作りです。


できあがった方に今度は2液混合のウレタンを流し込み待つこと15分・・・。


意外なほどうまくサクサクとシリンダーが仕上がります。
複列式14気筒分作りました。


前部7気筒だけにするか複列の14気筒にするか少々悩みました。
実機は結構奥まって発動機が見えるのでその点では7気筒で良い気がします。
ただ、せっかく14個作ったわけだしバラストとしてももう少し重量があってもいいかな!と思い複列にしていきます。
まず、ベース板に後方の7気筒を接着しました。


後方のシリンダーの間に底上げ用のバルサを接着し前方の7気筒を接着しました。
先のものより密となった感じで雰囲気はやはりこちらの方が良いかも!っと肯定的な意識に囚われます。


前方シリンダーに0.5mm厚カーボンを接着


中央に0.5mm厚カーボンを円筒形にして接着しました。
窒ミごでプッシュロッドをそれっぽく。


4mmパイプを丸くしプラグコード格納環を作っていきます。


とりあえず丸めました。


余分をカットし接合箇所にカットした3mmピアノ線を差し込み接着硬化させました。


プラグコードが出る穴をあけました。丸い面に穿孔する事の難しいこと・・・何度か指に穴をあけそうでした。


プラグコード格納環から各シリンダーへプラグコードを繋ぎました。


バルサでプロペラ調速器っぽいものを作って接着しました。


機首に仮合わせしてみました。
少々、前にある気がしますが元のよりだいぶ良かろうと自己満足に耽ります。


プロペラをつけると大きなスピナーであまり見えなくなります。
わかっていたよ!作る前から!
でも時折チラっと見えた時に自己満足に包まれる・・・それで充分。


とりあえず一旦外して塗装。シルバーを塗装しスミ入れを行いました。
画像では何か変な色合いになってますね。


さて、お次はエンジンカウル。それまでは大した作業は無いと思ってましたが気がついてしまうと色々と出てくるもんです。
リベットのつもりかャcャcとある突起、これを削るくらいかと思っていましたが・・・。
これはカウルの左側、本来なら画像にあるモールドはネジ穴の下方になければなりません。


これは以前は気がついてなかったなぁ。
まぁ二二型だからと許容していたとは思います。
とりあえず一生懸命モールドを彫ってみる・・・曲線のモールドは大変でキレイにならない・・・。


なんとか頑張ってここまでにはなりました。
元あったモールドはパテを盛って研磨し消去しました。
モールド追加の粗を隠すためリベットを追加で加工しました。
果たして粗を消しているのか増長させているのか微妙な感じ。


んで、リベットやモールドを注視していると7.7mm機銃の射出口のサイズと位置がまた若干おかしいと気づいてしまう。
気づいてしまったら仕方がない。五二型だからできそうな事はできるだけやっておきます。


とりあえず気になった個所にあまり違和感がないようにはできたかなと!

何かしら色々と違いがあるものだと感じました。




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