暇になっても忙しい

定年を迎え、会社との雇用契約も終了。以前よりもだいぶ自由になる時間が増えてしまった今、さて何をしようかと。

ミシェランの格付け

2008年06月18日 | 料理と料理教室
たまたま、フランス国内でミシェランの格付け調査の方法についての講演会を聞いた方とお話をする機会がありました。

ミシェラン自身、このような調査方法について外部に話すのは初めてとのことで会場は大いに盛り上がったということです。

リモージュ市の商工会議所が主催して市内のレストランオーナーを招いてミシェランのガイドブック掲載についての話だったので、ここでの話しはあくまでフランス国内に限定されるのかも知れません。

ここに書かれたチェックポイントは、それほど、驚くべきことではないかも知れませんが、参考になります。


フランスでは毎年10月までに調査を終え、翌年の2月に発行されますが、

ポイントは3つ。

1.素材の質、新鮮さ 
2.料理の品質と創造性
3.1,2についての継続性

1については、突然現われて、市場への買出しに同行し、その材料の選別方法や、仕込みの方法を見ることまでするそうです。

3についての確認方法は

一つ星クラスで、年に一回
二つ星クラスで、6回
三ツ星クラスで、12回 訪れて、ランクに相応しいレベルが維持されているか確認するとのことでした。

フランス全土で20名の調査員が、これをカバーするのです。

羨ましいより、むしろ調査員の方々に同情したくなりますね。 

仕事への熱意も、もちろんですが、彼らの胃袋とタフさにも驚かされます。 

フランス人は個人主義者!

2008年06月15日 | 毎日の生活
また、フランス語のレッスンです。

レッスンの場所に出かけるまでの時間や、地下鉄に乗っている間に、本日の話題の組み立てを考えなければなりません。

あまり、簡単に会話が終わってしまってもいけないし、かといって、あまり面倒な話になってもわからなくなるし。

この加減が難しい。今日は、フランス人と個人主義を取り上げることにしました。

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「フランス人は一般的に、個人主義者だと聞いているけど、先生自身、どんなときに
フランス人は個人主義者だなと思う?」「なるべく具体的な例を聞かせてください。」

「フランスでは、目の前に老人が来ても、席を譲ったりしないんだけど。そんな時かしら。」

「それは、最近の日本でも同じだし、個人主義と違うのでは。」「ほかの大勢と意見が合わなくても、私は私のような例はありませんか。」

「そういえば、昔、高校のとき、生物の先生が、他の試験と重なる日に、突然、試験をやると言い出したの。」
「私は、今日は、他の科目も試験があるので、他の日にすべきだと、手をあげて反対したの。」

「なるほど。そういうのは、日本の生徒はしないかもしれない。」「でも、それを撤回させるのは難しいんじゃない?」

「私もそう思ったから、先生を脅かしたのよ。」

「えー!」「何と言って?」

「試験の日を変えなければ、今すぐ、全員で授業をボイコットして、教室から出て行くと言ったの。」

「すごい!」

「それでも、先生は試験を進めようとするので、私は、席を立って、皆にも教室に出ようを声をかけたわ。」

「それで?」

「結局、誰も私に続かず、皆を誘ったけど、目を伏せられてしまって、私一人が授業をボイコットすることになったの。ひどいと思わない? 」
「あの時は、みじめだったわ。」

「その後はどうなったの?」

「結局、放課後も教室に残される罰を受けたわ。これでも、私は良い生徒だったから、この程度の罰で済んだみたいだけど。」

「うーん、民衆の蜂起にはいたらなかったわけだ。」「これは、確かにフランス的かも知れない。」「勇敢だったね、先生。」
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今日は、なかなか、良いレッスンでした。

フランスの虫のサイズ

2008年06月14日 | 毎日の生活
フランス語のレッスンを受けながら、つい、話が脱線することが、あります。

やはり、今日も、日本に来て気がついたことが、話題になりました。

「日本の虫って、何であんなに大きいのかしら」

「どの虫のことでしょうか。」

「まず、セミの大きさには、本当に驚いたわ。フランスのセミは、せいぜい2-3cmしかないのに、日本のセミは怪物みたい。」

「フランスのセミは、きっと土の中で十分育たないうちに出てくるんじゃないかな」

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「あと、ゴキブリの大きさには、たまげるわ。家で、見かけると、叫び声を上げてしまうの。 私は、キャーキャー言ったり、叫んだりする女の人は好きじゃないので、ゴキブリを見たとき、叫び声を上げる私が嫌いなんだけど。フランスのゴキブリはせいぜい1cmくらい。」

「きっと、子供のゴキブリばかり見てたんじゃない?」

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国が違うと虫の大きさも違うのか。

フランス語のレッスン

2008年06月12日 | 毎日の生活
週一回、一時間ほど、フランス語の個人レッスンを受けています。

使える単語は限られているし、文法も無茶苦茶だし、そのなかで、話すことを考えなければならず、たいへんではありますが、毎回、フランス人の見方や考え方に新たな発見もあり、それが、励みになって、何とか続けています。

例えば、

フランス人から見て、日本人の気になるところは?という質問をしたら、

「もう、来日して3年になるから、何が気になっていたのかわからなくなったけど、」

と、前置きをしつつ、

「鼻をすするところね。 子供の頃から、私は、(フランス人は)、鼻水をすすると脳に鼻水が上り、頭が悪くなると教えられてきたので、最初、ひっきりなしに鼻をすする人がいると、気になって仕方が無かった」

「鼻をかむのは、全然構わないのよ。」

これを、聞いてからは、先生の前で、鼻をすすることができなくなりました。どうしてもしなければならなくなった場合は、先生にわからないように、静かに、音がたたないように、長い時間をかけて、しなければなりません。



カーナビ

2008年06月10日 | あなたがもし当事者だったら
最近、カーナビ付きの車を運転する機会がありました。

音声ガイドで、いろいろと話してくれるのは、大変助かりますが、カーナビはもっと楽しくならないといけませんね。

例えば、推奨ルートをはずれて運転をすると

「あたしの言うことが聞けないの?」と、叱られたり。

それでも、無視をしてそのままドライブを続けていると

「仕方がないねぇ、新しいルートを表示しますよ。」とか。

高速道路では、「そのまま道なりに10キロです。」と、言ったきり押し黙るのではなく。 走りながら

「これから渡るのが何とか川で、右に見えるのが何とか山です。」と観光案内を始めたり、

少し乱暴に運転すると。

「ご機嫌が悪いようですね。」 とか、こちらが黙って運転を続けていると

「まさか、居眠りしてないでしょうね!」とか、「当面お知らせすることもありません。 暇ですから歌でも歌いましょうか」或いは「クイズはいかがですか」、、なんて聞いてくれると嬉しい。

ドライバーの簡単な言葉は、聞き分けても欲しい。
「OK」、「いらない」、「うるさいから黙ってて」くらい、わかってもらえれば楽しい。

あと、声を選べる機能もあると面白い。

男、おばさん、大阪弁、京都弁など。

昔見たテレビの「ナイトライダー」のような会話ができるカーナビが欲しい。


秋葉原事件

2008年06月09日 | あなたがもし当事者だったら
ひどい事件でした。

何か、手を打たないといけない。

1.自殺を考えている人に「命の電話」があるように、人殺しをしたいとせっぱつまって考えている人たちが、相談できるような電話窓口を作る。

2.既に始めているかもしれませんが、「サイバーパトロール」で、怪しく、危険な書き込みを常時モニターし、マークする。

3.ナイフなどの購入には、住所などの確認、登録はもちろん、買うのに余計手間がかかるようにする。時間をかけて何度も店に足を運ばなければ買えないことにする。

4.掲示板を見るには、必ず、「のんびり行こうよ」的な、広告が挿入される。(公共広告機構あたり、いかがですか。)

5.人の集まるところには金属探知機を設置する。


今回、犯人逮捕の様子を画面で見ることができましたが、警棒とピストルで犯人に向き合った巡査が、ご自分で「荻野と申します」と何度も言いながら、犯人を押さえつけながら携帯で、署と話していました。

警察官の人数の問題もあるでしょうが、二人一組で行動するというわけには、行かないのでしょうか。今回のような場合は、犯人を確保しつつ、本署に携帯で連絡する姿は何とも、心もとない印象でした。

汗をかいたりしませんか

2008年06月08日 | どうなっているのか
たまたま、使っている携帯の調子が悪く、修理に持っていくと、必ず聞かれるのが
水に落としたり、水をかけたりしませんか。 

で、あったり、

雨に濡れたりしませんでしたか。

ここまでは、まぁ、良いとしても、

最後には

汗をかいたりしませんか。

汗ぐらいかくよ。

それが、原因かもしれません。

そんなヤワなのか、日本の携帯は。

車内の座席移動

2008年06月08日 | 毎日の生活
地下鉄の座席に座っているときに、ふと気がつくと、いつのまにかそれまで一杯だった座席が、急に空いて、長いシートに隣り合わせた知らない方と二人だけになってしまうことがあります。

こんなとき、一瞬の遅滞無く、ドア近くの端に移れば良いのですが、タイミングを逸すると、

1.急に思いついたように、離れるのも、おかしいし、
2.かと言って、いつまでも二人くっついているのも変だし。

仕方なく、本や雑誌を読みふけっていて、まわりが空いたことなど気がついていないような振りをしていることが多いですかね。

どうすれば良いのか、悩ましいところです。

緊急車両の違反?

2008年06月08日 | どうなっているのか
パトカーが犯人の乗った車両を追跡するのに、緊急車両に許された速度オーバーを恐れて、スピードを落とし、その結果、犯人は無事に逃げおおせたという記事を最近読みました。 

警察内での昇進に際しても、このような違反記録があると不利にはたらくので、何台かで追跡するときも先頭を走らないそうです。

また、最近、パトカーが住民の通報により駐車違反切符が切られたとの記事もありました。

警察は、犯人を捕まえて、事件を解決することで評価されるべきで、安全運転をしていることで評価されるというのは、おかしくありませんか。

超スピードで逃げる、犯人の車を捕まえるには、それ以上のスピードが必要だし、そのための特別な運転技術も訓練を受けているはずです。 また、緊急であれば、どんなところに緊急車両を駐車させてもかまわないでしょう。何しろ「緊急事態」なのですから。 

提案としては 緊急車両に(もちろん、緊急時にはです)
1.速度制限を撤廃する。
2.駐車違反には問われない。
3.サイレン、スピーカーの音量を今の5倍にする。

どうですかね。

調査船

2008年06月08日 | どうなっているのか
日本の捕鯨調査船が、捕鯨に心情的に反対する団体に妨害を受け、そのことについて意見を求められたオーストラリアの捕鯨に反対する環境大臣が「調査(Research)といっているが、あんなものはウソで、捕鯨船そのものだ」と言っているのを見たことがあります。

国の象徴のカンガルーを食べている国の人が、何を言っているのか、と言うことは、当然としても、この大臣は何か基本的に考え違いをしているのではないか。

この船の横っ腹には大きく「RESEARCH」と書いてありますが、これは、「捕鯨調査」であって「調査捕鯨」ではありません。

公式な捕鯨が禁止され、長い間実践訓練のできない捕鯨船乗組員に、その技術を守り、腕を衰えさせないため、安全な操業のための、「捕鯨」のための「訓練船」と考えなければならないのです。  いつ、本格的に再開されても良いように、用意万端整えていると理解してもらえれば良いのです。

これは、ちがうのかな。

店主のランニング記録

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